ミステリー
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ミステリー 2022年05月21日 23時00分
「UFOの目撃情報を真剣に受け止めなければ、制空権を失う」アメリカの政治家らが警告
アメリカ議会は17日、およそ50年ぶりに「UFO現象に関する公聴会」を開催すると発表した。下院情報委員会のテロ対策、防諜、核拡散防止に関する公聴会の中で行われると伝えられている。 事実、アメリカの上院議員をはじめ政治家の多くは未確認飛行物体の脅威に対して積極的に取り組み、領空を失う前に目撃情報を記録するだけでなく、それ以上の対策を行うよう国防長官に要求しているという。 例えばテネシー州選出のティム・バーチェット下院議員は、国防総省が議会に対してUFO関連の情報を隠しているとして次のように語っている。 >>「タイムトラベルは可能であり、他の世界を訪問するのに役立つ可能性がある」 アメリカ国防省のUFOファイルに書かれた驚きの文言<< 「国防総省の体質的にこれらの情報は常に隠蔽されてきたので、私は国防総省がこれを正しく理解しているのか信用してない。我が国の空域を完全に制御できていないことは、公的な証拠から明らかだ。これは国家安全保障の問題であり、容認できるものではない」 また、マルコ・ルビオ上院議員もUAP関連の報告に対する政府の対応に満足していない議員の一人だという。上院議員の関係者によれば、「ルビオ議員は間違いなく不満を持っている。彼らは十分に早く動いていないし、情報も共有していない。行政は懸念に気づいている。必要なレベルには達していない」と語っている。 4カ月前、米国議会では国防総省に異常監視・解決局を設置するよう求める法案が可決された。この法案では「未確認航空現象(UAP)の技術的および運用上の特徴、起源、意図に関して可能な限り多くの知識を得るための情報収集および分析計画」が要求されている。 そしてアメリカ国防総省に新たに「UAPを調査するためにあらゆる資源、能力、資産、プロセスを追求する権限を有する」部署が設置されることとなった。なお、この部署は来月までには完全に稼働することになっている。 2020年の情報公開法の改正により、これまで米軍が抱えていた膨大なUFO情報が公開されてきているが、こういった政府側の動きはUFOへの姿勢の変化を表しているようで非常に興味深い。 イギリスのUFO研究家ニック・ポープ氏は、「私は、2022年がUFOにとって激震の年になる」として次のように語っていた。 「まず、UFOに関する議会公聴会が開かれると思います。そして米軍のUFOの写真やビデオ、関連文書がもっと公開されるようになると考えています。それらの情報は内部告発によってもたらされるものもありますが、多くは政府自身が積極的に、あるいは情報公開法に基づく要求に応じて公開することでしょう。最後に、民間航空会社のパイロット、軍の航空機乗務員、レーダーオペレーター、このテーマを直接知っている情報将校など、より能力の高い目撃者が名乗りを上げてくると思います」 実際、公聴会の開催や情報の公開など、ポープ氏が述べた通りの動きが出てきつつある。今年はもしかするとUFO関連でさらなる動きがあるかもしれない。期待していきたいところだ。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事'Take UFO sightings seriously or we'll lose control of airspace', warns US politician(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/world-news/take-ufo-sightings-more-seriously-26897197
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ミステリー 2022年05月15日 23時00分
現代の埋蔵金、富豪が隠した3億円の財宝「フォレスト・フェンの埋蔵金」
人知れず山奥に眠る埋蔵金、というと徳川埋蔵金や武田の隠し金山など、様々な埋蔵金伝説が思い浮かぶ。だが、埋蔵金は日本だけではなく海外にも存在している。そして埋蔵金を埋めるのは何も昔の話だけではない。アメリカには現代の埋蔵金とも言える、富豪の埋蔵金がロッキー山脈に人知れず眠っているという話があった。 その埋蔵金は「フォレスト・フェンの埋蔵金」と言われており、時価3億円相当と考えられていた。元米国空軍のパイロットで、後に骨董商として名をはせたフォレスト・フェン氏は、1988年にがんと診断された後に自らの莫大な遺産を隠そうと考えた。そして80歳になった2010年、ロッキー山脈の「ある場所に金貨やダイヤなど3億円相当の財宝を箱に入れて隠し、見つけた者に譲り渡す」と宣言したのだ。 >>イングランドで発掘調査中のローマ人の墓 遺体の10%が首を落とされていた<< 財宝の隠し場所は彼の自著でほのめかされていたが、「宝探し」と銘打つだけあってヒントはかなりあいまい。しかも隠し場所は人けのある場所からかなり離れた場所であると考えられていた。一獲千金を求めてこの埋蔵金の捜索にチャレンジした人も少なくなく、中には事故に遭ったり遭難したりして亡くなってしまった人もいたようだ。 そんなフェンの埋蔵金が2020年6月についに発見されたという報告があった。発見者はジャック・ステューフという人物で、隠されていた財宝の写真をフェン氏に送って確認してもらったという。写真を見たフェン氏は「その箱はロッキー山脈の緑豊かな森林に覆われた植生と星の天蓋の下にあり、私が10年以上前に隠した場所から少しも移動していなかった。発見されて、うれしさと悲しさが中途半端に混じっている気持ちだ」と語っていた。なお、10年以上たってようやく発見され、気持ちに区切りがついたからなのだろうか。9月7日月曜日、フェン氏は自宅で90歳で亡くなっている。 だが、このフェン氏の埋蔵金騒動はこれだけでは終わらなかった。現在なんと訴訟問題に発展しているのである。フェン氏の遺族を訴えたのはジェイミー・マクラケン氏で、彼は「フェン氏の宝探しはレベルが低い」と主張。裁判が行われることになったのだ。 さらにこの訴訟に対して「宝は内務省が管理する連邦所有の土地に隠されており、正確な場所を公にすることは問題がある」という(少し無理のある内容で)連邦政府が介入する動議を提出したのである。 フェン氏の財宝は実際にはイエローストーン国立公園の敷地内に隠されており、これが法律に抵触する可能性が高いという意見が出た。事実、スチューフ氏が宝物を発見した際にフェン氏に連絡した際、フェン氏が発見した宝物を「与える」ことを示唆する、慎重な単語が使われていた。これは国立公園で発見された財産について、法律を回避するための巧妙な抜け道であり、この文言に関する指示書が財宝と一緒に箱に含まれていた可能性があるというのだ。 幸いなことに、マクラケン氏の裁判を担当した判事が政府側の申し立てを却下したため、裁判はマクラケン氏とスチューフ氏の間で行われることになりそうだ。この裁判における証人尋問で、本当にフェンの財宝が隠されていた場所が明らかになると考えられている。気になる裁判は6月に行われる予定だという。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中参考動画Forrest Fenn Treasure Finally Found In Rocky Mountains | TODAYhttps://www.youtube.com/watch?v=bsRM6Dh8PbU&feature=emb_title関連記事Legal Battle Leads to Revelation That Fenn Treasure Was Hidden in Yellowstone(Coast to Coast Am)よりhttps://www.coasttocoastam.com/article/legal-battle-leads-to-revelation-that-fenn-treasure-was-hidden-in-yellowstone/
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ミステリー 2022年05月14日 23時00分
トルコのギョベクリ・テペ遺跡は宇宙人が作った!?トルコの市長が衝撃発言
トルコに存在するギョベクリ・テペ(Gobekli Tepe)は、現存する最古の神殿が存在する遺跡とされている。 発見は今から約20年前で、約1万2000年前に建造されたと考えられている。遺跡は45〜65トンもの重さの巨石で構成され、複雑なシンボルが刻まれたモニュメントが複数存在している。 この遺跡からは当時の原始的な生活や信仰形態を想像することができると同時に、他の同時代の遺跡と比較してもはるかに洗練された造形と技術力から、多くの謎も抱えている。また、ギョベクリ・テペは完成から約1000年後、突如として人々に捨てられてしまったことも分かっている。 >>木星の小さな衛星エウロパに宇宙人が潜んでいる可能性か エウロパにて<< ここを築き上げた人々は何者だったのか、住んでいたはずの人々は一体どこへ行ってしまったのか。成立から終末まで謎多きこの遺跡について、この遺跡がある市の市長が「遺跡を建造したのは宇宙人」という驚きの説を唱えて話題になっている。 この発言をしたのは遺跡が存在するウルファ市のZeynel Abidin Beyazgül市長。彼は国内メディアMilliyetのインタビューに対して、次のように答えたのだ。 「専門家にしろ一般の人にしろギョベクリ・テペを見た人は皆『ここに謎や秘密がある』と語ります。ギョベクリ・テペ遺跡に遺された彫像は、まるで人間ではない何か、どこか別のところから来ている宇宙人を連想させる姿になっています」 なかなか衝撃的な発言だが、Beyazgül氏は冗談で言っているのではなく、この説の根拠となる遺跡の要素をいくつも挙げて説明している。 具体的には、この彫刻が建てられた時代にはふさわしくない服装をした人々が描かれていると指摘。「当時の人々は毛皮を着ていたが、ここではV字型のモチーフが見られる」とし、「最初の人類が毛皮を着ていたとしたら、この人々は誰なのか」と疑問を投げかけている。 さらにBeyazgül氏はギョベクリ・テペの壁画の一部にハンドバッグが描かれていることを指摘し、「これらは現代のハンドバッグに酷似している」と発言。「もし、これらのハンドバッグが当時の人々によって作られたとしたらそれは間違いです。別の生き物がこのハンドバッグを作った可能性の方が高いでしょう」と述べた。他にも市長は複合施設の建設に使われた巨大な石が人間によって動かされたとの話に懐疑的で、宇宙から来た存在が人の代わりに運んだのではないか、と問いかけている。 ギョベクリ・テペ遺跡に地球外生命体が関与しているという説はオカルト好きにとっては目新しい説ではない。ただ、自治体の長がこの説を支持しているとなると少し勝手が違ってくる。ともあれ、Beyazgül氏の主張は、いつかこの遺跡から地球を揺るがすような遺物が発掘されない限り推測の域を出ないだろう。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Turkish Mayor Suggests Gobekli Tepe Was Created by Aliens(Coast to Coast AM)よりhttps://www.coasttocoastam.com/article/turkish-mayor-suggests-gobekli-tepe-was-created-by-aliens/
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ミステリー 2022年05月08日 23時00分
数百万人が亡くなった人からメッセージ受け取った? イギリスで行われた大規模調査の結果
亡くなった家族や恋人、友人の魂がそばにいてくれるのではないか…そう考える人は少なくないだろう。本当に親しい人の幽霊がそばにいたり、メッセージを送ってくれたりするのか。真偽は別として、死後の世界や霊魂の存在を信じている人はどれくらいいるのか、イギリスで興味深い調査が行われた。 この調査は、4月22日からSky MaxとストリーミングサービスNOWで配信される超自然犯罪スリラードラマ「The Rising」の開始を記念して実施されたもの。イギリスの成人2000人を対象に行われたもので、全体の39%が、他の人の体験談を聞いて、超常現象を信じていると答えた。 >>イギリス人女性シンガー、ヴィクトリア朝兵士の幽霊との結婚を発表!?<< 実際、「死後の世界を信じている」人のうち62%が「霊の存在を実感したことがある」と回答。幽霊を信じる人のうちほぼ半数(46%)が「亡くなった親族から個人的に連絡を受けたことがある」と考えており、また42%が「亡くなった人は今でもあの世からコンタクトを取ることができる」と考えていることが明らかになった。 さらにそのうちのほぼ3分の2(63%)が、「実際にもうこの世にいない誰かから信号やサインを受け取ったことがある」という体験を持っていたという。 また、全体の4分の1(25%)が「人生のある時点で、スピリチュアルなサインが正しい選択をするために役立ったと感じたことがある」ことも明らかになった。例えば就職やプロポーズ、病気やけがからの回復など、亡くなった大切な人に導かれていると感じたことがある人もいるとのこと。 そんなイギリスの人々が考える「死者からのサイン」の主なものは「部屋に気配を感じる(27%)」「ペットが奇妙な行動をする(23%)」「特定の香りをかいだが原因が分からない(22%)」「誰もいないのに誰かに触られた感じがする(21%)」「鳥や羽などのスピリチュアルなシンボルが見える(21%)」だったという。 前述の「The Rising」で主人公のNeve Kelly役を演じる女優のClara Rugaardは、今回の結果を受けて次のように語っている。 「この番組の制作を始めた当初は、自分がホログラムの『ゴースト』を演じるとは想像もしていませんでした。霊を演じることで、生と死について新しい視点を得ることができました。イギリス中の多くの人々が死後の世界も信じていることが分かり、本当に興味深かったです」山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Millions of Brits feel they are being 'guided through life' by a deceased loved onehttps://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/paranormal-activity-brits-guided-afterlife-26748360
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ミステリー 2022年05月07日 23時00分
木星の小さな衛星エウロパに宇宙人が潜んでいる可能性か エウロパにて
アメリカ航空宇宙局(NASA)は2015年5月26日に、木星の衛星エウロパをめざして打ち上げる無人探査機の開発に着手したと発表した。木星ではなく、なぜ衛星のエウロパなのか。実は、このエウロパには生命が生息している可能性があると考えられているのだ。 エウロパはハッブル望遠鏡や木星探査機ガリレオなどによる観測によって、表面に厚さ3キロの氷の層があることが判明している。近年の研究では、この厚い氷の下に、木星からの潮汐(ちょうせき)力で発生する熱によって巨大な海に似た環境が形成されていると考えられており、地球の深海にある海底火山や熱水噴出孔周辺と似た環境が整っているとみられている。つまり、生命の存在に必要な熱と化学物質が存在している可能性が高いため、何らかの有機生命体が存在している可能性もあるのだ。 >>人類はついに地球外の生命体を発見した!?国際宇宙ステーションで発見された新種の微生物<< だが最近の調査によって、科学者たちがエウロパの表面に存在する「数百マイルにわたって伸びる尾根」を研究した結果、グリーンランドと類似している事実を発見。なんとエウロパの氷の殻に「宇宙人」が住んでいる可能性があるとの、驚きの発表を行ったのだ。 問題の尾根は長さ約300メートルにも達する「劇的な溝」と表現され、幅約800メートルの谷によって隔てられている。 NASAのジェット推進研究所のグレゴー・スタインブルージュ博士は「人々は20年以上前から、この二重の尾根を研究してきました。しかし、地球上に存在するグリーンランドに近い環境を実際に見ることができたのは今回が初めてです。私たちはエウロパの氷の殻の物理学と力学を支配するプロセスを理解する方向に、より大きな一歩を踏み出しています」と述べている。 研究者らは「宇宙人」とセンセーショナルな単語を使っているが、もし現実に生命が存在するとしてもSF映画で見るような知的生命体ではなく、微生物や魚に似た生命体だろうと考えられている。しかし、もし本当にエウロパに生命が存在するならば、その生物は地表近くの浅い水のポケットで進化してきただろうと考えられるとのこと。 カリフォルニア州スタンフォード大学のダスティン・シュローダー教授は「もし、グリーンランドで見られるメカニズムがエウロパでも確認できたならば、エウロパに水があることを示唆しています。もし氷殻の中に水のポケットがあれば、生命が誕生する可能性もあります」と語る。 前述のNASAが計画するエウロパへの無人探査機は、順調にいけば2020年代に打ち上げられるという。近い将来、我々はついに同じ太陽系内で「遠い親戚」を発見する日が来るのかもしれない。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Nasa plan to beam Earth's location to outer space 'could spark alien invasion'(The Daily Star)よりhttps://thedebrief.org/odds-increasing-for-life-on-jupiters-moon-europa/
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ミステリー 2022年05月01日 23時00分
本物の霊能者と偽物の霊能者の見分け方とは?30年間活躍してきたオーストラリアの霊能者が語る
オカルトやスピリチュアルの分野で切っても切り離せないのが、「スピ詐欺」の問題だ。何せ目には見えないものや、まだ科学で立証されていないものを相手にしているため、相談した相手が詐欺行為をしているのか、すぐに判断がしづらいという点がある。 これは日本だけではなく海外でも問題になる話だ。そこで海外では実際の超能力者に直接取材して「偽物の超能力者」を見分ける方法を聞き出していた。 >>オカルトは脳が作り出す? 架空のキャラクターと出会った人たち<< デイリー・スター紙がインタビューしたのはオーストラリアで超能力者として活動するRosemaree Shalhoubさん。彼女はEmbrace Australiaという霊感占いを提供する店の創業者であり、30年以上にわたってサイキック分野で働いてきたため、いわゆる「スピ詐欺」をしでかす人物たちについても詳しく語ることができるという。 「サイキックが100%正確であるかというと、だれも断定することができないので何とも言えません。しかし良い霊能者は、いつでもあなたの未来を変えることができると語ってくれるでしょう。一方で悪い霊能者は相談者が何度も自分の元に戻ってくることができるよう、自分を頼りにするように誘導してきます」とShalhoubさんは語る。 例えば霊能者に「あなたは何者かに呪われている」と言われた場合、彼女は「そう言われた時は、すぐにその霊能者のとこから立ち去るべきだ」と語る。 「呪いについては立証されていないので、この世界の誰もが故意に呪いや呪文を配置することはできないでしょう」とし、「呪いを解くため」として独自のヒーリングを受けるため、必ず自分の元に来るよう言われた際は特に要注意だと説明する。そもそも自分自身を癒やすことができるのは自分だけなので、「全て霊能者に委ねるように誘導する霊能者は怪しいとみていい」と彼女は述べている。 いわゆるスピリチュアル業界で30年以上働いた彼女は、本物の超能力者よりも偽物に多く会ってきたと語る。彼女によれば「本物の能力者にはエゴがなく、ソーシャルメディアに登場することもなく、ウェブサイトすら持っていない人がほとんどだ」と言う。 「彼ら(偽物の超能力者)は評判が先行して、口コミだけで忙しくしています。正当な霊能者は、自分がいかに優れているかを伝えたり、『有名な』霊能者として分類されることは決してありません。超能力者を自称する人は、結局エゴで動いているのです。良い霊能者は常に相談者の最善の利益を優先して行動します。彼らはあなたに何かを売りつけようとしたり、自分のところに必ず戻ってくるようにだまそうとしたりすることは決してありません」山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Psychic shares how to spot a fake – and divulges juicy secrets from the industry(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/real-life/psychic-shares-secrets-industry-how-26705257?int_source=nba
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ミステリー 2022年04月30日 23時00分
宇宙の謎の物質「ダークマター」検出のためにCERNの研究者たちが大型ハドロン衝突型加速器を始動へ
宇宙にはまだまだ知られていないことが多く存在している。このほどスイスの欧州原子核研究機構(CERN)が大型ハドロン衝突型加速器を利用し、宇宙に存在する暗黒物質(ダークマター)を探索すると発表して注目を集めている。 暗黒物質は全宇宙の約35%を占めると言われており、これがなければ宇宙の他の部分が意味をなさないとされる物質だ。かつて研究者たちが、宇宙がどのような構造になっているかを調べるために計算したところ、通常の物質の重力では銀河を形成できるほど強くないことが判明。そこで我々がまだ知らない、何か別のものが銀河を支えているに違いないという結論が導き出されたのである。 >>さらに気候変動が激しくなり、宇宙軍が実働!?ババ・ヴァンガによる2022年の予言<< 暗黒物質が何からできているかという問いに対する答えは、現状では「分からない」としか言いようがないという。暗黒物質は人間や星など目に見えるものすべてを構成している陽子、中性子、電子といった「通常の物質」とは異なると考えられているのだ。 我々が知る物体は既知の宇宙のわずか5%しか占めていないと言われており、25%は暗黒物質、残りは「ダークエネルギー」によって構成されていると考えられている。暗黒物質は「自然界の5番目の力」とも言われ、光や通常のセンサーで感知できるエネルギーは全く発しない。しかし計算上は確かに存在している…そんな物質が暗黒物質なのだ。 暗黒物質に関する研究者の一人、ティム・テイト氏は「大型ハドロン衝突型加速器は、暗黒物質の生成、または、通常の物質との相互作用を媒介する粒子の生成のいずれかによって予測される潜在的な信号の広い配列をカバーすることによって、弱く相互作用する巨大粒子の形で暗黒物質の探索において本当に新しい領域を開拓していくことでしょう」と今回の試みについて語っている。 果たして、理論上は存在する謎の物質の検出は本当に可能なのか。今後の研究が気になるところだ。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事What is dark matter? As CERN boffins fire up Large Hadron Collider to hunt for it(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/world-news/what-dark-matter-cern-boffins-26774063
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ミステリー 2022年04月24日 23時00分
映画監督が大英博物館に「トリノの聖骸布を複製できれば100万ドル」と挑戦状をたたき付ける!?
カトリック教会では、イエス・キリストの受難に関わるものやキリストや聖母マリア、諸聖人の遺品などは聖遺物と見なされ、昔から崇敬の対象となっていた。 有名なものでは、キリストの遺体を包んだ姿が布に写し取られたとされる「聖骸布」だろう。聖骸布は現在イタリア・トリノの聖ヨハネ大聖堂に保管されており、縦4.41メートル、横1.13メートルの亜麻布だ。布の上にうっすらと身長180センチ程度の男性の全身像がネガで転写されており、キリストが磔刑(たっけい)時に受けた傷と同じ箇所に血痕も残されているという。 >>キリストの遺体が浮かび上がったトリノの聖骸布は修道院のテーブルクロスだった!?<< 昔から聖骸布については研究が行われており、1988年に行われた放射性炭素年代測定では13世紀から14世紀に作られたものである可能性が高いという結果が出てきている。しかし、当時の技術を使用してどのように聖骸布を作成したのか、その方法は不明のままだった。逆に聖骸布の全身像に特有の濃淡があること、筆のタッチなどが残されていないことなど、複数の点から「やはり本物なのではないか」という説も出てきていた。 そこで、ある映画監督が「もしトリノの聖骸布を複製することができたならば、大英博物館に100万ドルの報酬を提供してもよい」と提案して話題になっている。 この大胆な提案は、聖骸布が本物である可能性を何十年にもわたって唱えてきたデイヴィッド・ロルフ監督によるもの。彼は聖骸布にまつわる最新のドキュメンタリー作品『Who Can He Be?』で、1988年に大英博物館の専門家が行った画期的な放射性炭素分析に狙いを定め、分析結果には根本的な欠陥があると主張した。 その上で、もしこの聖骸布が「中世の詐欺師」の手によるものなら、大英博物館の専門家は2022年に同じことをやってのけるに違いないとして「私は彼らに同じようなもの(聖骸布)を作るよう呼びかけます。もしできたら100万ドルの寄付を送ります」とロルフ監督と映画のプロデューサーはガーディアン紙のインタビューで宣言したのだ。 映画のウェブサイトにはこの「挑戦」の詳細が記されており、「再現されなければならない特徴」の包括的なリストも掲載。「0.2マイクロメートルの色の浸透深さ」と「布の両面の画像がほぼ同じ色の濃さを示すこと」などが挙げられている。 また、新たに複製された聖骸布のキリスト像は「少なくとも1年間は偽の覆布に残っていなければならない」上に、「既知の中世の技術と物質しか使用できない」点も条件としている。もし大英博物館が聖骸布の再現というこの挑戦を受けた場合、「中立的な委員会」が複製された聖骸布を審査し、それが正確な複製であるかどうかを判断することになるのだそう。 あまりに驚きの「挑戦」であるため、自身の最新ドキュメンタリー作品の認知度を上げるための巧妙な宣伝ではないかという意見も出たようだが、ロルフ監督と映画のプロデューサーは真剣に主張している。 この挑戦を受けるかどうかについては6カ月の猶予期間が与えられているが、現在のところ大英博物館側はこの挑戦を受ける気はないようだ。広報担当者はガーディアン紙の質問に対し「トリノの聖骸布を管理している人たちに聞いてみてほしい」と答えるにとどまったようだ。果たして、聖骸布の再現をやり遂げる人は出てくるのだろうか。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Filmmaker Offers British Museum $1 Million If They Can Duplicate Shroud of Turin(coast to coast am)よりhttps://www.coasttocoastam.com/article/filmmaker-offers-british-museum-1-million-if-they-can-duplicate-shroud-of-turin/
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ミステリー 2022年04月23日 23時00分
エリア51のUFOからパックマンまで、Googleマップに隠された「イースターエッグ」
Google Mapsは目的地を検索し、移動にかかる時間を計算し、ストリートビューを用いて周囲の環境を確認することもできる。ストリートビューを使う際には、Google Mapsの右下隅に表示されるオレンジ色の人型アイコン「ペグマン(pegman)」を地図上に移動させる。だが、このペグマンにはちょっとした遊び心が加えられているという。それは特定の地域にペグマンを移動させると、いつもとは違う姿に変わるのだとか。これはGoogle Mapsに仕込まれた「イースターエッグ」として話題になった。 そんな変わったペグマンを見ることができるポイントを、イギリスのDaily Star紙が特集していたので、特に興味深い事例を3つほど紹介してみたい。 >>ロシア軍の侵攻を受けたウクライナに天使やUFOが飛来している!?現地から届く奇妙な報告<<1.ネス湖のネッシー スコットランドのネス湖にペグマンを移動させると、全身が緑色になりスコットランドの伝統的なタータンハットをかぶった姿になる。さらに、長いしっぽも生えて恐竜を思わせるシルエットになるのだ。 ちなみにネス湖には他にもイタズラが仕掛けられており、経路検索でネス湖沿岸のアーカート城からフォート・オーガスタスまでの道のりを検索すると、公共交通機関以外にも「ネッシーに乗れば22分」という表示が出るのだ。もちろん、乗り物のアイコンもちゃんとネッシーになるそうなので、気になる人は試してみてはいかがだろうか。2.女王様 イギリス・ロンドンのバッキンガム宮殿やウィンザー城、スコットランドのバルモラル城を検索すると、ペグマンが白い服に青いサッシュを着けた姿になる。そう、イギリスのエリザベス2世を模した姿になるのだ。 このペグマンの姿は昨年初めて発見され、何人かが海外の掲示板サイトRedditに書き込んだことで発覚、話題になった。なお、前述の通りウィンザー城やバルモラル城でも確認できるため、イギリス国内の有名なお城であれば他にも女王様が出現するのかもしれない。3.エリア51のUFO UFOに関わるうわさで悪名(?)高いアメリカの空軍基地ことエリア51では、ペグマンがなんとUFOに乗った状態で表示されるという。アイコンの状態では通常通り、オレンジ色の人型なのだが、ストリートビューを表示できる場所を探して地図上をドラッグさせると、UFOに乗った状態に変化するのだ。しかし残念ながらエリア51は米軍の基地があり、高度に機密化された場所に該当するため、ストリートビュー機能は使えない。その代わりと言ってはなんだが、ペグマンに「お遊び」を入れてみたということなのだろうか。 他にもハワイでは人魚の姿になるなど、様々な仕掛けがある模様。気になった人は試してみてはいかがだろうか。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事'Easter eggs' hidden on Google Maps - with everything from Area 51 UFOs to Pac-Man(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/google-maps-hidden-easter-eggs-26711143
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ミステリー 2022年04月17日 23時00分
恐竜を絶滅させた小惑星の証拠が恐竜の化石や琥珀から発見される
太古の地球を闊歩していた恐竜。恐竜たちが絶滅した原因の一つに、巨大な隕石の落下に伴う気候変動があると考えられている。恐竜の絶滅の要因になったと考えられているのは、現在のメキシコのユカタン半島に小惑星チクシュルブが墜落したというものだ。しかしこの小惑星がどのような種類の物体で、何でできているのか特定できておらず、研究者たちの議論の対象であり続けてきた。 そんな恐竜たちの絶滅に関係している小惑星衝突の痕跡が、様々な化石から発見されて話題になっている。先日話題になったのはアメリカのノースダコタ州で発見された琥珀(こはく)だ。 >>その下地は恐竜の時代に生まれた アメリカ南部に浮かび上がる「青い帯」<< 樹液が固まってできた琥珀には、昆虫やその他の小さな先史時代の生物などが閉じ込められていることがある。今回、科学者たちは琥珀の中から約6600万年前に恐竜を絶滅させた小惑星の小さな破片を発見したのだ。もしこの琥珀から発見された破片が本当に恐竜を絶滅させた、小惑星のものであることが決定的になれば、この破壊的な隕石衝突の性質について、これまでで最も強力な証拠が発見されたことになる。 また、2008年に同じくノースダコタ州タニス発掘地から発見された草食恐竜テスケロサウルスの化石を分析した所、「隕石衝突時に皮膚が引きはがされ、落下してきたがれきに埋もれて化石になった」ことも判明している。この化石は恐竜絶滅の原因の一つになった小惑星チクシュルブが衝突した「最初の数分から数時間後まで」を極めて詳細に記録している貴重な化石でもあると、考古学者らは述べている。 マンチェスター大学の古生物学者ロバート・デパルマ氏は、今回の発見について「白亜紀末に小惑星の衝突によって恐竜が死んだという史上初の物理的証拠を提供する可能性がある」と語っている。事実、肝心の小惑星衝突時に死んだと断定できる生物の化石はこれまで発見されてこなかったため、このテスケロサウルスの化石や琥珀は恐竜絶滅の引き金になった小惑星衝突について、これまでで最も強力な証拠が発見されたことになる。 前述のデパルマ氏は今回の発見が、絶滅の謎を解く鍵になると語っている。近いうちにBBCで、彼とNASAの著名な科学者とのインタビューを収録したドキュメンタリーが放送される予定とのこと。詳しい結果が気になるところだ。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連動画Scientists find fossil leg of Thescelosaurus that died on day of asteroid strike(YouTube)よりhttps://www.youtube.com/watch?v=0DDxaYrzJ0E関連記事Shards of dinosaur-killing asteroid found preserved in amber(unexplained-mysteries.com)よりhttps://www.unexplained-mysteries.com/news/356830/shards-of-dinosaur-killing-asteroid-found-preserved-in-amberScientists find fossil from THE DAY the dinosaurs died 66m years ago: Leg of Thescelosaurus was 'ripped off in aftermath' of huge asteroid strike that wiped out most species on Earth(Daily Mail)よりhttps://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-10694949/Fragment-Chicxulub-asteroid-unearthed-remains-dinosaur-killed-impact.htmlDid an asteroid wipe out dinosaurs? All proof so far as leg with skin discovered(The Daily star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/latest-news/asteroid-wipe-out-dinosaurs-proof-26656817?int_source=nba
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