ミステリー
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ミステリー 2014年03月12日 15時30分
魔女狩り将軍マシュー・ホプキンスの謎(前編)
現代の日本において「魔女狩り」もしくは「魔女裁判」といえば、謂れ無き罪を被せられて理不尽な糾弾や裁きを受けるというイメージが定着している。それは根拠なきイメージではなく、魔女狩りや魔女裁判の資料や研究などからも理不尽なことは明らかで、当時のヨーロッパがモラル・パニックと呼ばれる攻撃的な道徳恐慌状態にあったのは間違いない。また、社会の恐慌状態に乗じて罪なき人々を魔女として陥れ、多くの犠牲者を生み出した人物も存在している。 特に多くの犠牲者を出したのは、自ら「魔女狩り将軍」と名乗り(Witchfinder Generalなので将軍と訳されるが、魔女狩り実施本部長のほうが実態に近い)、わずか1年半の間にイングランドで最も多くの魔女を処刑したマシュー・ホプキンスである。 ヨーロッパ大陸で魔女狩りの嵐が吹き荒れた15世紀から16世紀にかけて、イングランドではさほど盛り上がること無く、魔女を取り締まる法律も制定されたり廃止されたりしていた。しかも、魔女の取り調べに際しては身体を傷つける拷問が禁じられたため、法律ができても処刑される魔女はあまり多くなかった。ところが、フランスやドイツで魔女裁判が苛烈を極めた17世紀になって、魔女裁判の管轄を牧師が裁く教会裁判所から一般裁判所へ移し、刑事裁判とほぼ同様の手続きで審理を進めることとなった。 そして、その変更を最悪の形で利用したのが、この魔女狩り将軍マシュー・ホプキンスなのだ。 ホプキンスは王党派と議会派が内戦を繰り広げている17世紀のイングランドで、言葉巧みに地域の有力者へ取り入り、政府から「魔女狩り将軍」へ任じられたと信じさせた上で、周囲から孤立した老婆を魔女に仕立て上げ、処刑した挙句に魔女探索手数料をせしめていたのである。ホプキンスが魔女に仕立てて処刑した犠牲者の数は230〜300人に達し、それはイングランドで魔女狩りが始まった15世紀からホプキンスが活動を開始するまでの160年間に処刑された魔女の総数を上回ったばかりか、さらに魔女狩りが終わるまでの犠牲者総数の半数から6割にも達しているのだ。 しかし、それほどの大罪を犯しながら、ホプキンスは官憲に囚われることもなく、社会的な非難を浴び始めると、身の危険が迫る前にそそくさと姿を消した。ホプキンスはどこから来て、どこへ消えていったのだろうか?
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ミステリー 2014年03月11日 15時30分
あなたもUFOを撮影できる? 「UFO撮影許可証」は実在した!!
こちらの写真はUFO・宇宙人コンタクティー、撮影家として活躍しているUFO研究家の武良信行(むら のぶゆき)氏が所持している「UFO撮影許可証」なる代物である。 材料は市販の厚紙で、裏には輪ゴムがくくりつけてある。配色は「緑」「黄色」「赤」「青」の原色で真ん中には宇宙文字らしき謎の文字が書かれている。この文字には「UFOの撮影を許可する」という意味が含まれているという。 武良氏の話によると、彼が「許可証」を手に入れたのは今から20年前。武良氏のもとに宇宙のメッセージが舞い降り、宇宙の意志のまま彼自身の手で描いたものだという。 以来、武良氏はこの「UFO撮影許可証」を必ず持ち撮影に挑んでいると語る。 実際、武良氏は本ミステリー記事でもご紹介している通り数々のUFO写真を撮影しており、2013年末に放送された『ビートたけしの超常現象(秘)Xファイル』では本許可証を手に持ち、UFOのエンジン音を自分の声で再現し、ビートたけし氏の目の前でUFOを呼び出す模様が放送された。やはりこの許可証には何かUFOを呼び出すエネルギーが存在しているのだろうか。 ならば、この許可証さえあれば誰でもUFOが撮影できるのだろうか。記者が武良氏に訊ねたところ、武良氏は「UFOと出会うにはパワーが必要です。パワーが不足している方にはあまり効果はないと思われます」と語った。 どうやら、謎の宇宙文字には運転免許証のように「一定のパワーを持つ武良ラムゥ(武良氏の宇宙名)に撮影許可を与える」という意味合いのことも書かれているようで、パワーの少ない一般人には扱いが難しいとのことである。 作家・オカルト研究家の山口敏太郎氏は武良氏から「UFO撮影許可証」のコピー素材をいただき、山口敏太郎事務所のスタッフが召喚の実験試みたことがあるのだが、武良氏の言うとおりパワーが少なかったのかUFOと対面できることは無かった。 なお、武良氏が語るには「UFO撮影許可証」の使用方法はカメラの三脚や自分の額などUFOが見える箇所に輪ゴムでくくり付けるのが「正式スタイル」とのことである。 現在、お台場の「山口敏太郎の妖怪博物館」には武良氏からわけていただいた「UFO撮影許可証」のコピー素材を展示してある。「UFOを呼ぶエネルギー」を感じたい方は、是非お台場までお越しいただきたい。(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年03月08日 17時59分
新種の「スカイフィッシュ」? ミニサイズ「UFO」? 謎のぐるぐる物体「うずまき生物」現る!
今回紹介する写真は2013年春に行われた作家・オカルト研究家の山口敏太郎氏の新年会にて撮影されたものである。 中央には女優であり怪談師でもある牛抱せん夏が写っているのだが、向かって右側に青白い大きな球体が写り込んでいるのがおわかりになるだろうか。 しかも、この球体はよく見ると時計回りにうずを巻いているようである。これは一体なんなのだろうか? 実はこれに類似したものが数年前に別の人物の手によって撮影されている。2008年の本ミステリー記事でも話題になった、謎の未確認生物「うずまき生物」である。 うずまき生物は霊魂の塊(オーブ)とも三次元からやってきた謎の物体とも、回転しながら高速移動するスカイフィッシュのような生物とも囁かれているが、その正体はいまだもって不明。 また、この会場では今回の写真以外にも奇妙な写真が撮られている。2013年に本ミステリー記事でも紹介した「お酒を飲んで酔っ払った」と思われる赤い宇宙人の写真をはじめ、参加者のなかには幽霊のような謎の女性の姿を見た、という証言が伝わっているのだ。 果たしておめでたい新年会の会場に何が起こっていたというのか…。 山口敏太郎事務所はさっそく関西で活躍している風水師・霊能者のあーりん女史へ霊魂の可能性はないか、鑑定をお願いした。 「会場自身は東京特有の地場の悪さや霊気はありますが、このくらいの気配は東京なら標準の範囲かと思います。司会の女性が微量の霊気をしょっているくらいで、右下の丸いぐるぐる物体も特に霊気というか個人的な意思を持っている死霊とは思えません」 あーりん女史は「うずまき生物」の正体を「霊体の類ではない」としながらも、具体的な正体はわからないと語った。 果たしてうずまき生物の正体はなんなのだろうか…。会場で宇宙人の姿が撮られているところから「宇宙人の乗り物」という新たな説も出てきそうなこのこの不思議な物体。 みなさんもこのような「うずまき状の物体」を目撃、写真に収めた方は是非、山口敏太郎事務所までご一報頂きたい。(写真提供:渋谷泰志)(文:山口敏太郎事務所)<参照サイト>あーりん監修携帯サイトau公式 携帯コンテンツ「本格☆香港風水〜恋する護符」http://h-fusui.jp
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ミステリー 2014年03月05日 15時30分
消えたジェット機:ヴァリグ・ブラジル航空967便の消失「後編」
昭和54年1月30日、ブラジルのピカソとも称された日系人画家「マナブ間部」の絵画を搭載したヴァリグ・ブラジル航空967便が、太平洋上で消息を絶った。懸命の捜索にもかかわらず、機体はおろか漂流物さえ発見できなかった。967便からは救難信号なども全く発せられていないため、消失に至った過程は推測することも困難である。そのため、超自然現象から国家的な陰謀まで、当時から現在に至るまで様々な憶測が流布された。 しかし、いずれの仮説も決定的とは言えず、またジェット時代の遭難事件で残骸すら発見されなかった完全行方不明事例はなく、航空史上最大の謎として知られている。その967便消失について、新たな仮説が唱えられている。それは、空調装置の不具合もしくは扉などからの空気漏れによる酸素欠乏が、乗員の意識混濁あるいは酸欠死を招いたとの推定である。 先に書いた通り967便は大量の美術品を搭載しており、積み込み作業に手間取ったことから定刻より30分ほど遅れて離陸している。967便のボーイング707は、貨物室内も地上と同じ空気圧となるように空調装置を備えていたが、その空調もしくは機体の扉に不具合があり、空中で操縦室の酸素が不足して乗員が失神、あるいは絶命した可能性がしてきされている。空調装置の不具合による乗員の失神が事故に至った事例としては、ヘリオス航空522便の墜落があり、けして起こりえない事故ではないのだ。 ヘリオス航空522便は乗員が失神した後も自動操縦で飛行し続け、最終的には燃料切れで墜落した。967便もまた自動操縦で太平洋を飛行し続け、はるか遠くの海上へ墜落したのであれば、銚子沖をいくら捜索しても残骸や漂流物は発見できないであろう。そして、967便とともに貴重な絵画作品も失われたが、画家のマナブ間部はその多くを再び描き直し、1986年に開かれたサンパウロでの回顧展へ出品したという。(了)
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ミステリー 2014年03月04日 15時30分
日本の災いを予言する怪物!? 現代に残された「半人半牛」のミイラ写真
右の写真はお台場の「山口敏太郎の妖怪博物館」に所蔵・展示してある「件(くだん)のミイラ」なる写真である。 「件(くだん)」は顔が人間、体が牛という半人半牛の怪物で、誕生すれば大凶事や大きな事件を人間の言葉で予言すると言われ古くから日本人に恐れられていた妖怪である。 古くには1836年の天保の大飢饉発生時に現れたという伝承が残っており、20世紀に入ってからも1930年に第二次世界大戦の予言を行ったという例が存在している。 このように「災いを呼ぶ」と呼ばれることの多い妖怪である一方、豊作を予言したり、疫病が流行るのを忠告したりと人間に好意的な妖怪としても知られている。現に江戸時代には件の絵が書かれた護符が「ご利益を呼ぶ」として町民間で流行したこともあったという。 さて、写真の件のミイラの写真であるが、これは大分県は別府温泉の「怪物館」から発行された絵葉書である。 「怪物館」は別府温泉に隣接されていたテーマパークで、件のほかに「河童」や「巨大鬼」のミイラや骸骨の実物が立ち並んでいたという。 もちろんこれらは人工的に作られた「見世物」の一種と言われており、これらのミイラは本物の妖怪では無かったとされている。 また、件は当時としては一般的知名度もあった妖怪のため、別府温泉に限らず全国の見世物小屋で同様のミイラが多数制作、公開されていたと伝えられている。 1930年代以降は件が人間世界に現れたという報告はないものの、近年目撃されている人面妖怪に人面犬がいる。人面犬は平成初期に大流行した現代妖怪の一種であるが、最近に入り多く目撃されており「山口敏太郎の妖怪博物館」の来場者から「人面犬を見た!」との目撃談が博物館スタッフに報告された。 人面犬自体は災いを呼ぶ、とはされていないものの近年の「ダイオウイカ騒動」や小学生「妖怪ウォッチ」のブームで世間の関心がUMAや妖怪に注がれているだけに、今後の「妖怪」目撃例はますます増えると予想される。件のように何かの危険を発している「サイン」かもしれない。 あなたも奇っ怪な動物、妖怪を目撃したら是非、山口敏太郎事務所、および妖怪博物館まで情報を寄せて欲しい。(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年03月01日 17時59分
福岡県で「人魚の骨」! 「謎の怪物」は海の異変を伝える使者なのか?
右の写真は福岡県博多市冷泉町「竜宮寺」に秘蔵されている「人魚の骨」なる写真である。 こちらの「人魚の骨」は竜宮寺内にて展示されており上腕骨のような太い骨が3本、関節のような骨が3本の計6本が残されている。竜宮寺の話ではこの骨は安永年間(1772年〜1781年)に寺の境内から掘り起こされたものだという。 竜宮寺には多数の人魚伝説が残されており、当時の掛け軸には140メートル以上あると思われる人魚が、地元漁師の手によって捕獲されたという逸話も書かれており、人魚が埋葬されたという人魚塚もある。そのような背景もあり博多地区ではこの不思議な形をした骨は人魚の骨ではないかと言われているのだ。 果たしてこちらの骨は本当に人魚の骨なのだろうか…? とある説によると、かつて九州〜沖縄地方にはジュゴンが海を渡り生息していた時期があったという。 ジュゴンはひれで子を抱いて、立った形で海上に浮くという独特のポーズから西洋では人魚のモデルとされている。 現に同時期の沖縄では「ザン」と呼ばれる不気味な魚の怪物が捕獲された記録が残っているのだが、こちらの正体もジュゴンではないかと言われている。沖縄の民族学者の書いた『竹富島誌』によるとザンは日本最大の津波として知られている「八重山津波」を人間の声で予言した、と記載されている。予言の部分は誇張にしても、大津波の影響で沖縄に生息していたジュゴンが浜辺まで追いやられ人間の目に留まりやすくなっていたのは間違いがないだろう。それまで見たことのない謎の生物が陸に打ち上げられ、地元人が恐怖し「人魚の予言伝説」として伝わったということは十分に考えられる。 そのため博多の人魚伝説の正体も大津波の影響で沖縄に生息していたジュゴンが九州へ多数逃げ出し博多で捕獲され「海の怪物=人魚」とされたのではないかと思われる。 近年、日本海側で多数目撃されている「ダイオウイカ」。これまで我々が直接見たことのない不気味な生物が目撃・捕獲されるという点では今回の人魚伝説と非常に似ている部分があるかと思う。あくまでオカルト的な話ではあるが、やはり日本の海に何か異変が起こっているのではないだろうか…?(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年02月26日 15時30分
消えたジェット機:ヴァリグ・ブラジル航空967便の消失「中編」
成田空港から飛び立ったヴァリグ・ブラジル航空967便が、太平洋上で忽然と消息を絶った。967便は救難信号を発しておらず、また墜落後も電波を発し続けるフライトレコーダーやボイスレコーダーからの電波も検出されなかった。なんの手がかりも得られないまま月日は流れ、967便は行方不明のまま捜索は終結し、乗員6名は全て死亡したものと認められた。しかし、好天にもかかわらず大型ジェット機が救難信号すら発することなく墜落し、残骸も発見されないということが、本当に起こりえるのだろうか? 967便は、かねてより超常現象研究家が唱えていた「太平洋の三角地帯(ドラゴントライアングル)」で消息を絶ったことから、次元の裂け目に迷い込んだとか、あるいはUFOが宇宙へ連れ去ったなどと、ミステリアスな説が語られていたが、残念ながら根拠となるような情報は全く提供されていない。 また、967便にはブラジルのピカソとも称された日系人画家「マナブ間部」の絵画が搭載されており、ハイジャックあるいは保険金目当ての偽装遭難との見方もあった。だが、失われた作品が美術市場に現れなかったことなどから、現在では否定されている。また、ソ連(当時、現ロシア)の陰謀という説も唱えられた。極秘に搭載された軍事機密、あるいは新兵器を入手するため、ソ連軍が967便を領内へ強制着陸させた、あるいは洋上で撃墜し、残骸などを潜水艦で回収したというのだが、これも根拠は全くない。 美術品目的でも機密目的でも、乗員が協力しなければ救難信号を発せずに機体を乗っ取ることは困難だが、967便の乗員は6名とも身元がしっかりしており、私生活にも問題を抱えていなかった。中でもジルベルト=アラウージョ・ダ・シウバ機長は会社から名誉金賞(ブルベ・ド・オウロ)を授与され、親族にブラジル空軍の士官がいるなど、真面目な上に航空界とも深い縁を持つ人物で、軽々しく犯罪やスパイ活動に手を染めるようなことは考えられなかった。 では、967便はなぜ、忽然と姿を消したのであろうか?
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ミステリー 2014年02月25日 15時30分
警官のうっかりがミステリーに発展!? 「ソコロのUFO着陸事件」
2月14日、アメリカのジョージア州バートウ郡ユーハーリーで17歳の少年が警察官に射殺されるという事件が発生した。少年は警察官に対し殺意があったわけではなく、武器などは所持していなかった。少年の手に握られていたのはゲーム機のコントローラーただひとつのみであった。そう、警察官はゲーム機のコントロー ラーを拳銃と勘違いし、少年を射殺してしまったのだ。 非常に痛ましい事件であるが、警察官の見間違いから世界的な事件になった例はオカルト界にも存在する。 今から50年前の1964年、アメリカのニューメキシコ州ソコロにて、UFOらしき物体が轟音とともに墜落。宇宙人が目撃されるという事件が起きた。これだけならばよくある(?)UFO目撃事件なのだが、目撃した人物がなんと現職の警察官であったため世界の注目を集めてしまったのだ。 ニューメキシコ州ソコロの警察官であるロニー・ザモラ氏は勤務中に町外れで轟音を聞き、青みがかったオレンジ色の炎が上がっているのを目撃。近隣にダイナマイトの貯蔵庫があったため、爆発か何か事件でも起きたのかと思い、現場に急行した。 しかし、不思議なことに、炎から煙は一切上がっていなかったという。やがて、彼は丘陵地帯にて150メートルほど前方に銀色に光る卵型の物体を目撃した。 卵型の物体は金属製で数本の足で地面に立っているように見えたという。側には白いつなぎ服を着た2人の小柄な人物がおり、近づいてくるザモラに気がつくと一瞬驚いたような様子だったという。 更にザモラが近づいていくと人影は消え、ドアが閉まるような音が聞こえた。そして、最初に彼が聞いたのと同じような轟音が鳴り響き、金属の物体が下から炎を吹き出しはじめた。慌てたザモラが現場を離れると、物体は地上4メートルほどに浮上した後に地面と平行に体を倒して南西の方角へと猛スピードで飛び去っていった。 ザモラの通報の後に現場に到着した警察の調査で、着陸地点に草が焦げた跡や着陸脚のものらしき四角いくぼみなどが発見された。 また、彼の目撃とほぼ同時刻に、青い光を見たという通報がソコロ警察署や近隣のテレビ局に数件寄せられていた。 炎をあげる飛行物体ということで、ザモラの目撃したものは熱気球だったのではないか、とする説が出た。 彼が目撃直後に書いたスケッチでは問題の物体の側面に赤いマークがあったのだが、そのデザインが当時気球を製造していた会社のマークに酷似していたこと、また着陸時と浮上時で形状が変わっていること、そしてザモラ本人の視力が弱かったことなどから不時着した熱気球とその搭乗員を誤認したのではないかと考えられたのだ。 実際、目撃者であるザモラ本人も「気球のようだった」と証言している。そして、2012年に入ってニューメキシコ州の学生により熱気球を使ったイタズラであったとの証言が出た。 しかし、事件当時は夕刻に近いとはいえまだ十分に明るい時間帯であった。ザモラも勤務中で、一度メガネを落としたりはしたものの、記憶は非常に正確で証言にも曖昧なところはなかった。そのため、気球に驚いて誤認したという可能性は非常に低いとされている。また当時の風向きや熱気球の構造上、現場のような痕跡を残すのは不可能であるなどの検証がなされており、結局50年経った今でもソコロ事件の詳細は不明のままとなっている。※写真はUFOの着陸後。不鮮明ながも大きな窪みが確認できる。 ※参考URLhttp://giga.world.coocan.jp/ufo/history/socorro.html (山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年02月22日 17時59分
ダイオウイカは「海の悪魔」だった!?
2014年にはいり日本海側の沿岸でダイオウイカの発見が相次いでいる。 1月には富山県、2月には新潟県と毎月のようにダイオウイカが水揚げされており全国的なニュースとなっている。 2月からはダイオウイカをはじめとする深海魚たちの形をあしらった靴下やオリジナルグッズが多数発売されており、まさに日本全国「ダイオウイカブーム」とも言うべき現象となっている。 現在、ダイオウイカが水揚げされる原因として考えられているは日本海の水温低下などのほか、さまざまな要因があるとのことだが、一部では「地震の前兆か?」とも「天変地異の前触れか?」などのオカルト的な見地からも研究が進んでいる。ダイオウイカの研究はこれから春にかけてさらに進んでいくと思われる。 右の写真はオカルト研究家・作家の山口敏太郎氏が都内の某博物館内で撮影した「ダイオウイカ」の写真である。 身長は5メートルほどであり、間近で見るとかなり迫力があるがダイオウイカとしては普通のサイズであるという。 ダイオウイカは古来よりUMA、または伝説の怪獣として認知されており、聖書には「リヴァイアサン」(海の悪魔)として描かれているほか、ギリシャでは「クラーケン」として舟を沈ませる巨大生物として記録が残っている(「リヴァイアサン」の正体=巨大イカは最近の研究によって進められている新説である)。 ダイオウイカがこのような「海の悪魔」「人に被害をもたらす怪獣」として描かれた背景には今回の事件のように生きている姿が目撃されたわけではなく死体のみが浜辺に水揚げされていた背景にある。 実際、クラーケンはイカやタコとしての姿の他に過去にはクラゲやザリガニ、海蛇といった姿も描かれている。 ダイオウイカが生きている姿はなかなか写真やビデオに撮影されず、生きている姿が撮影されたのは21世紀になってからのことであり、生態についてはまだまだわからないことは数多い。 そのためか、ダイオウイカは怪しい写真も数多く、先日インターネットで拡散された40メートル強のダイオウイカ写真はフェイクであったと東京スポーツ紙で紹介され山口敏太郎氏も「出オチのオカルト写真」とコメントした。 山口敏太郎事務所はダイオウイカのロマンを残しつつ、今後もこのブームを静かに見守りつづける予定である。(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年02月19日 15時30分
消えたジェット機:ヴァリグ・ブラジル航空967便の消失「前編」
昭和54年1月30日午後8時23分(日本時間)、成田空港を1機のボーイング707が飛び立った。週に1回、成田とブラジルのサンパウロを結ぶヴァリグ・ブラジル航空967便で、アメリカのロサンゼルスで途中給油し、ペルーのリマを経由する貨物便だった。967便は貨物の積載に手間取ったため、定刻より約2時間遅れでの出発となったが、それは極めて特殊かつ高価な荷物を搭載したことも関係がある。 その特別な貨物とは、ブラジルのピカソとも称された日系人画家「マナブ間部」の絵画であった。日本における個展を終えてブラジルへ戻る作品は153点もあり、時価総額124万ドル(当時のレートで約2億5千万円)、梱包を含めた重量は約1.2トンに達していたのだから、搭載に時間がかかるのも当然といえば当然だった。そして、離陸から約30分後に銚子沖の位置通報点で発した通信を最後に、967便は消息を絶った。 だが、連絡が途絶した直後は、成田の管制官も運行会社も危機感を抱いていなかった。なぜなら、当時はまだ航空無線のトラブルがあり、また国際線では飛行中に周波数を変更することもあったため、通信の途絶もしばしばあった。そして、大型ジェット機の運用寿命は20年以上あり、問題の967便機(1966年製造、シリアル19235)も老朽機と言えなかった。乗務員の操縦技術にも問題はなく、特にジルベルト=アラウージョ・ダ・シウバ機長は飛行時間が2万3千時間に達する大ベテランで、1973年の空中出火事故では燃える機体を不時着に導き、奇跡の生還を果たした腕利きだったのだ。 当日は銚子沖の天候が良かったこともあり(21時では雲量0、風も弱かった)、単なる無線の不調か、連絡の行き違いだろうと、当初は楽観視していたと伝えられる。しかし、到着予定時刻を過ぎても967便はロサンゼルスに現れず、燃料が尽きる時間を過ぎてもなお、どこの空港からも967便の情報は得られなかった。遭難が確実視され、海上保安庁と自衛隊による大規模な始まったが、数日たってもなお967便の残骸はおろか、漂流物すら発見されなかった。 太平洋のただ中で、967便は忽然と姿を消したのである。(続く)写真:イメージ
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