ミステリー
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ミステリー 2014年02月18日 15時30分
宇宙人と銃撃戦を繰り広げた男たち「ホプキンスビルの宇宙人襲撃事件」
1955年8月21日、アメリカはケンタッキー州ホプキンスビルの片田舎、ケリーにて衝撃の事件が発生した。夜7時頃、ビリー・テイラーが水を汲むために外に出たところ、近くの谷にUFOらしき物体が降りていくのを目撃したのだ。 この時はまだ家族も彼の証言を信じていなかった。8時頃になって家の外で飼い犬が騒ぎ始めたため、ビリーと近所の住人のラッキー・サットンが裏口から出てみたところ、こちらへ向かってくる怪物を発見したという。 怪物の外見は身長1メートルほど、銀色に光る体に大きな眼と耳、鉤爪のある長い腕をしていた。驚いた2人はショットガンとライフルで怪物を撃ったところ怪物は姿を消した。しかしその後も窓の外に現れたため網戸越しに銃撃するなど、玄関の屋根の上や外の木の上などに現れる怪物を出てくる度に迎撃を繰り返した。浴びせた弾丸は合計で200発にも及んだが、当たったと思っても金属音がするばかりで効いているようには思えなかったという。 怪物の度重なる襲撃に耐えかねた一家は夜11時頃にホプキンスビル警察署に駆け込んだ。非常に怯えた彼らの様子を見て、合計10人の警官が現場に急行したが、怪物や事件の証拠は何も発見できなかった。しかし、警官が引き上げた午前2時頃には再び怪物が現れたという。 UFOを目撃したばかりでなく、更にその搭乗者と思しき宇宙人の襲撃を受けたという非常にショッキングな内容故に、長く注目を集めた事件であった。しかし、事実関係については被害者であるテイラーらの証言と近隣住民及び警官らの証言に食い違いがある。特に、近隣住民が威嚇射撃の銃声を聞いておらず銃弾の弾痕や薬莢などの証拠も発見できなかったことが挙げられる。ただ、本人たちが非常に怯えていたことは事実だったそうなので、恐らく飲酒等で酩酊状態になった所に鳥や獣を誤認したことが重なって、一種の集団ヒステリーのような状況に陥ったのではないかと考えられている。 もっとも、一般家庭を宇宙人が襲撃するという流れが非常に秀逸だったため、この事件をモデルにしたホラー作品や状況がよく似ている「宇宙人襲撃の模様をとらえたビデオ」などが作成されたりもしている。(山口敏太郎事務所)※写真は事件の様子を語るラッキー・サットン氏ら※参考サイトhttp://blogs.yahoo.co.jp/to7002/35573499.htmlhttp://giga.world.coocan.jp/ufo/history/hopkinsville.html
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ミステリー 2014年02月15日 17時59分
顔が岩のモンスター発見!? 北海道の『ザ・シング』の正体は
先日、山口敏太郎事務所宛に奇妙な動物を撮影した画像が贈られてきた。 撮影者は北海道在住のA氏で、2009年に友人と遊んだ帰り、木の下で奇妙な生物が寝そべっている所を目撃。動く様子がなく「昼寝しているようだった」ので近寄ってみると、その動物が今まで見たこともない『顔』をしている事に気がついたのだという。 幸い一眼レフカメラを持参していたので至近距離から撮影、かなり鮮明な写真を得ることが出来たのだが、ネットで検索したり『教えてGoo』等 のサイトで聞いてみても答えは得られず、正体不明のまま今日まで保管していたのだという。A氏はたまたまお台場の妖怪博物館を訪れた際に、この動物のことを思い出して係員に質問。詳細と鮮明な写真を山口敏太郎の元まで送ってくれたのである。 記事の写真を見てほしい。落ち葉の上に大きさ約30〜50センチ程度で体を丸めている動物が写っているが、全身は灰褐色の毛で覆われているものの、その顔は目元や額、耳は毛がなく「岩のようになっている(※本人談)」。まるで映画にもなったアメリカンコミックス『ファンタスティック・フォー』の『ザ・シング』を彷彿とさせる質感だ。そのため、彼は一緒にいた友人とともに「アルマジロじゃないか」と話していたそうだ。 あれから一度も同じような生物を見たことはないとA氏は語る。果たして、この『岩のような顔』の生物は一体南だったのか。 あくまで仮説であるが、山口敏太郎は疥癬などの皮膚病にかかったエゾタヌキ(夏毛)ないしは帰化したアライグマではないかと語る。ダニなどが媒介する疥癬のような皮膚病の中には毛が抜け落ちるだけでなく、皮膚が角質化してしまう症例も存在する。その証拠に、毛が生えそろっている体の部分はタヌキやアライグマの毛並みに酷似しているのだ。 海外でも、皮膚病にかかって毛が抜け落ち、異様な姿になった動物(またはその死体)が「UMAが現れた!」として写真や動画に収められることがよくある。この動物も、もしかすると「新たな未確認生物が北海道に現れた!?」と世間を騒がせていたかもしれないのだ。 このように、山口敏太郎の妖怪博物館では「あなたの遭遇した不思議生物」や「不可思議体験」の情報も広く受け付けている。もし、あなたの周りで奇妙なことが起こったら、気になることがあったなら、一度足を運んでみてはいかがだろうか。(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年02月11日 12時20分
グルメな宇宙人現る!? 「クッキーをくれた宇宙人事件」
先日、変わり種の宇宙人遭遇情報として『ストッキングをほしがった宇宙人』を紹介させていただいた。これはお台場の『山口敏太郎の妖怪博物館』に掲示してある様々な超常現象やUFO事件の概要等をまとめたパネルのUFOの項目に記載がある珍事件であり、その字面のインパクトの大きさから来館した方に「これは何ですか?」と困惑顔でよく訊かれるものでもある。 この宇宙人目撃談の横にはもう一つ、驚愕の項目が存在しているのだ。前回軽く紹介した、『クッキーをくれた宇宙人』である。 「ストッキングの次はクッキー」と異星の住民たちは何かと地球の文化に興味がるようである。 この事件は1961年4月にアメリカはウィスコンシン州にて、ジョー・シモントンという60歳の農夫が体験したものである。昼前、彼が自宅にいると、突然ガタガタと騒音がした。彼が庭に出てみると、そこには高さ3.6メートル、幅9メートルほどもある銀色の円盤が地面すれすれに浮遊していたのだという。やがて円盤のハッチが空くと、身長1.5メートルほどで黒髪に浅黒い肌、タートルネックに帽子という出で立ちの乗員が3人中にいるのが見えた。その内の一人がシモントン氏に水差しのようなものを差し出し、水がほしいという内容をジェスチャーで伝えてきたため、彼は水を汲んで渡してやった。円盤の中では乗員が料理をしており、水を持ってきたシモントン氏に調理していたと思しきクッキーを4枚手渡すと、円盤のハッチを閉じて南の空へ飛び去っていったという。 この事件には何よりもクッキーという物証が残っている点が特徴であり、実際に研究所によって成分分析がなされている。それによると原材料はトウモロコシと麦、塩分をほとんど含まないため、実際に食べてみたジョー氏の話では「ダンボールのような味」のマズイ食べ物であったという。 彼がなぜダンボールの味を知っていたのか(そもそも食べるか?)は、ひとまず置いておくとして、この事件については様々な方面より検証がなされている。UFO研究で有名なアレン・ハイネック博士は異国の人間に道を尋ねられた際に見た明晰夢によるものであると解釈しており、またフランスのUFO研究家ジャック・ヴァレ氏はクッキーに塩分が含まれていないことに着目、欧州で古来より語られている妖精との遭遇譚(妖精は塩を好まないため、妖精が人間に与える食物には味がない)に似ている体験であると著作の『Passport to Magonia』にて言及している。 そうなると、昔の人々が妖精だと思って接し、語り継いできた存在は実は宇宙人だったのだろうか? なお、余談ではあるがオカルト研究家・作家の山口敏太郎氏はこの『クッキーをくれた宇宙人事件』は大好きなネタのひとつとして数えてられており先日、惜しまれつつ閉鎖した「大須演芸場」で開催されたオカルトトークライブではゲストの大槻ケンヂ氏の前で事件の顛末を紹介し大きな笑いをとった。山口氏はいまでも時々、ライブなどで披露することが多いという。事件から50年が経過した今、このナンセンスな事件を改めて解明してもらいたいものである。 ※写真はクッキーを手にするジョー・シモントン氏。彼の表情がその「微妙」な味を物語っている。(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年02月08日 17時59分
日本でも目撃例が存在!? 巨大宇宙人『フラットウッズ・モンスター』の正体とは!?
これはオカルト研究家・作家の山口敏太郎がラジオパーソナリティのバズーカ山寺氏(声優の山寺宏一氏)から聞いた話である。 山口敏太郎氏が聞いた話によると山寺氏の奥さんは以前、都内某所で空を飛ぶ宇宙人の姿を見たことがあるという。山寺氏曰く奥さんがビルの窓から見た宇宙人の姿は、まさに異形の怪物でまるで右の写真のような姿をしていたという。 右の写真は1952年、ウェストヴァージニア州ブラクストン郡フラットウッズの山中で目撃された『フラットウッズ・モンスター』のイラストである。 1952年、5人の少年たちが同山中で赤く光る物体が落下していくのを目撃した。その内の一人メイ少年が母親のキャスリーンと州兵隊員のジーン青年に知らせ、全員で着陸地点へ行ってみた。すると丘の頂上には3メートル程の物体が火の玉のように輝いており、周囲には刺激臭がする霧が立ち込めていた。 その時、シューと言う音を立てながら異形の生物が現れた。身の丈は3メートル超、赤い顔にスペード型の頭、目は 青みがかったオレンジ色に輝き、鋭い爪のある指をしていた。また、腰にひだのある緑の服を纏っていたという。日本で『3メートルの宇宙人』の名でも知られるエイリアン『フラットウッズ・モンスター』が出現した瞬間であった。 全員はパニックになって逃げ出したが、悪臭のする霧を吸ったためとみられる鼻の痛みやのどの腫れに長い間悩まされたという。後に通報を受けた保安官たちが森に入ったが、既にエイリアンは姿を消していたという。 そのインパクトある造形と特徴で広く知られるようになったフラットウッズ・モンスターだが、今回、ご紹介している一番有名な絵は新聞記者が話を面白くするために誇張して描いたもので、実際はもっと地味な『四角と丸を組み合わせたような物体に光る目玉のようなものがついている』どちらかというとロボットのような印象を与えるものだったという。 現在ではこの事件は、隕石の落下と丘から見える航空障害灯、森にすむメンフクロウを誤認した事と集団ヒステリーによるものと考えられている。 しかし、山寺氏の奥さんをはじめ日本でもフラットウッズ・モンスターの目撃例がある点を考えると、決して見間違いや想像だけの存在であったとは考えづらいのだ。(なお、山寺氏の奥さんは宇宙人などに詳しくなくフラッドウッズモンスターに似た容姿であったのはスタッフや山寺氏の指摘で気がついたという) 現在は宇宙人と言えばリトルグレイタイプ一択となってしまっている節がある。またいずれ、フラットウッズ・モンスターのような自己主張の強い宇宙人が地球に来訪してほしいものである。(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年02月04日 15時30分
宇宙にも変態がいた!? ストッキングをほしがった宇宙人
お台場の『山口敏太郎の妖怪博物館』には様々な超常現象やUFO事件の概要たなどをまとめたパネルがあるのだが、そのUFOの欄に一風変わった項目がある。 『ストッキングをほしがった宇宙人』 すぐ近くにある『クッキーをくれた宇宙人』と並び、その字面のインパクトの大きさから来館した方に「これは何ですか?」と困惑顔でよく訊かれるものでもある。一見冗談のようだが、こんな宇宙人との遭遇体験をした人物が実在しているのだ。 1954年11月1日の早朝、イタリアの田舎町チェンニーナで、ローザ・ロッティ・ネイ・ダイネリ夫人が教会の墓地へ行く途中、林の中に高さ2メートルもの紡錘形の物体を発見した。近づいてみると、表面はなめし革のようにつるつるしており、丸い窓が二つと小さなドアが付いていることが分かった。中に小さな座席が背中合わせに設置されているのが見えたため、夫人が近寄ろうとすると、不意に物体の後ろから身長1メートル程度の小人が2人出現した。頭にヘルメットのようなものを被り、小さなボタンの付いた灰色の上着にマントという出で立ちの2人は、にこやかに彼女に近づくと身振り手振りで中国語に似た言語で話しかけてきたという。 そして、一人の小人が彼女の持っていたストッキングの片方とカーネーションの花束を奪い、紡錘形の物体の中へ投げ始めた。パニックになった彼女は現場から逃走、憲兵隊に助けを求めた。憲兵隊が現場に急行したが、小人たちの姿は既に消えていたとされている。 にわかには信じがたい事件ではあるが、近隣の林から飛び去る葉巻型の物体を見たという目撃証言や、小人に話しかけられる彼女の姿を見たという証言などが複数存在するため、話のインパクトに反して実は非常に信憑性の高い遭遇事件だとUFO研究家の中では評価の高い事件なのである。(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年02月01日 17時59分
正体はサイか、恐竜か。謎の生物『エメラ・ントゥカ』
サバンナから緑豊かな密林まで、広大な自然が広がるアフリカ大陸には非常に多くの未確認生物が存在する。現地の人々の間で伝説の動物のように語り伝えられている未確認生物の中には、その身体的特徴が既に絶滅してしまった生物に酷似しているものも多いのだ。今回紹介する『エメラ・ントゥカ』という若干呼びづらい名前の未確認生物もそのひとつである。 エメラ・ントゥカは今後のリクアラ沼沢地近辺で目撃され、非常に大きな体で四足歩行し、鼻先にサイのような一本角とワニのような太く長い尾を備えているという。水辺を好む半水生で植物食だが気性が非常に荒く、角の一突きでゾウをも殺してしまうと言われており、エメラ・ントゥカは現地の言葉で『ゾウを殺すもの』の意味がある。比較的広範囲で目撃されているようで、『チペクウェ(悪神獣の意)』や『アセカ・モケ』『ンガンバ・ナマエ』等、周辺地域に住んでいる多数の部族に恐れられ、部族ごとに別々の名前で呼ばれている。 20世紀初頭、アフリカに駐留していたイギリス人等が得た情報をまとめると、既に白亜紀に絶滅した角竜セントロサウルスに酷似していると考えられているが、セントロサウルスは勿論、角竜類は北米大陸でしか化石が発見されていない。そのため、離れた地域から迷い込んだ大型のサイを誤認した可能性もあるとされている。 しかし、真偽は不明であるがこちらの写真のような画像が出てきているのも事実。アフリカのジャングルの奥には未だ我々が知らない大型生物が生息しているのだろうか?(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年01月28日 15時30分
江戸時代に現れたUFO!? 「うつろ舟」には神様が乗っていた!?
『虚舟(うつろぶね)』。それは、日本の沿岸にたびたび何者かを乗せて漂着してくる、謎の船である。形は球形ないしはレンズ型、ひさしがついていて円盤型UFOに酷似した造形のものもある。 有名なものは江戸時代に発行された『兎園小説』に掲載されているもので、現在の茨城県大洗町の海岸に漂着。中には箱を携えた美しい異国の女性が板が言葉が通じず、中にあった文字も意味不明のものだったので人々に恐れられて再度海に流されてしまったという。 以上が『虚舟』にまつわる話の概要で同様の内容を記した絵が日本各地に現存しているが、なんと山口敏太郎事務所はこの虚舟とは『また違った構図』の絵を手に入れた! 写真の絵が山口敏太郎所有の『虚舟』の絵である。波間にお椀型の黒い虚舟が描かれており、その上に天女のような一人の女性が立っている。手前には小さいながらも漁師のような格好をした男女の姿が描かれている。およそ一般的な『虚舟』の絵とはかなり雰囲気が違うが、この絵は何なのだろうか? 実はこの絵は蚕影神社(こかげじんじゃ)の縁起物の絵なのだ。軸装して飾るものなのでかなり長く、また絵の上部には『蠶影山大神』の字が併記されている。蚕影神社はその名の通り、『かいこ』養蚕にまつわる神社である。此の絵に書かれた女性は黄金姫といい、元は天竺(インド)のお姫様であったが継母に疎まれ、虐待を受けたために彼女を哀れんだ父親に寄って虚舟に折れられて海に流され、日本にたどり着いた。彼女は衰弱しており亡くなってしまったが、養蚕や生糸の製法を伝えたために神様として崇められるようになったのだ。 山口敏太郎所有のこの絵は、明治期に制作されたものと考えられている。文明開化の後、日本は主な輸出品として生糸の大量生産を行っていた。そのため、製糸業の人々がご利益を願って買い求めたものだと見られている。 なお、こちらの虚舟の絵は、軸装の後にお台場にある山口敏太郎の『妖怪博物館』に展示される予定である。(山口敏太郎事務所)11月20日 お台場に『山口敏太郎の妖怪博物館』オープンhttp://blog.goo.ne.jp/youkaiou/e/69153e968e5d84c018ccdb00b969d463
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ミステリー 2014年01月25日 17時59分
「オオカミ少女・アマラとカマラ」は嘘だった!?
1920年、インドにて奇妙な二人の子供が発見された。狼の群れの中に変わった個体がいるとして、群れを追い払いに行った現地の人々が狼達を追い詰め捕獲した。これに同行していたイギリス人のシング牧師が変わった個体の狼は人間の子供である事に気付き、教会の孤児院で引き取ることに決めた。この子供たちが後に『狼に育てられた子』として広く知られる野生児アマラとカマラの姉妹だった。 彼女達を知るものは村にはおらず、恐らく産まれてすぐに狼の群れに遭遇、どうしてかそのまま狼達に育てられ、今まで行動してきたものと推測された。その証拠に彼女たちは自分の足で立つことができず、筋も強ばって四つん這いでの行動しか出来なかった。また、言葉も発することができず唸るような声や吠え声、遠吠えをする有り様で当初は意志疎通すら困難だったという。また、狼達と過ごしていたせいか彼女らの身体的特徴も変化しており、暗闇で目が赤く光る、爪や顎の筋肉が異常に発達している、常人より犬歯が伸びている、食物は専ら生肉を好んだなどの記録が残っている。 彼女らはシング牧師の庇護のもと、次第に人間社会に馴染み人間らしさを取り戻しつつあったが、数年後に病死してしまったという。 現代でも適切な保護・教育を受けられず育った子供の事例として取り上げられる『アマラとカマラ』だが、この話の信頼性については大きな疑問符がつけられる。まず、彼女たちの保護された状況に齟齬が見られること、彼女たちの身体的特徴のうち一部はシング牧師や彼の近縁者からしか報告されていないこと。また人間が狼達と共生するには生物学的な壁があるため不可能とする説もある。例えば狼は日に50キロもの距離を群れで走って移動する。これに野生動物に比べ遥かに身体能力に劣る人間の乳児ないしは幼児が同行できるとは考えられない、などだ。 更に彼女たちを納めたスチール写真に『年代や月日、場所が違う筈なのに背景や彼女たちの背格好が酷似している』ものが複数存在している事も判明している。 この事から、現在では彼女たちは先天性の身体・精神的障害を患い棄てられた孤児であり、野生児の背景は教会への援助を得るためにシング牧師らが誇張したものがそのまま伝わってしまったと考えられている。(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年01月21日 15時30分
「ビートたけしの超常現象スペシャル2013」番組で撮影されたUFOの正体が判明!?
毎年年末恒例で放送される人気オカルト番組「ビートたけしの超常現象スペシャル」が12月22日に放送され、今年も山口敏太郎が登場。某教授と熱い激論バトルを繰り広げたりとお茶の間の皆様にエンターテインメントとしてのオカルトを提供できたのではないかと思う。 さて、収録は11月30日に行われたのだが、収録中にとんでもないハプニングが起きた。なんとカメラが回っている最中にテレビ朝日上空に謎の発行物体が複数出現。出演者らの目の前で合体分裂を繰り返す模様の一部始終がカメラに収められた。番組に出演していた、たま出版の韮沢社長によれば、物体はときおり赤やオレンジに変色しながら飛行しており、恐らく飛行機の定期便の2〜3倍の高度で移動しているのではないかとのことであった。 この一連の様子が放送されると、ネットは謎の光点の正体について解明しようとする議論で溢れかえった。中でも多かったのは「複数の風船が絡まって飛んでいるのではないか」という意見であった。筆者は初めこそ不可解な飛び方をしているため実際にUFOが撮影された!?と考えてしまったが、協力者らの助力を得て画像を検証。撮影されたUFOの正体はやはり風船ではないかという結論に至った。 当日の天候は晴天で、物体の飛行していった方角や方向によれば日光を反射してより輝いて見える可能性が高いこと。また、テレビ朝日社屋の近くには結婚式場が複数あり、演出の一つでバルーンリリース(沢山の風船を空に放つ)を行っている所が存在している。晴天であれば映える演出なので、風向き次第によってはずっと遠くであげられた風船が漂ってきていた可能性もある。一部、物体にうまく光が当たっていなかったり、物体が消えるように見える箇所もあるが、これはカメラのピント調整の都合によるものだろうと思われる。 幽霊の正体見たり枯れ尾花、という言葉があるが、不思議なものも実際に検証してみると案外つまらない結果が出てしまう事も多々あることだ。だが、それでも世の中には説明の付かない現象や事象が存在している。検証を重ね、真偽を定めていく真摯な態度こそがオカルトには必要なのである。※写真は 2010年12月4日14時ごろ、神奈川・横浜アリーナ上空で撮影されたUFOフリートと思われる写真(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年01月18日 17時59分
チェーンメール「神の手の雲」は合成だった!?
読者の中には、こちらの写真を見たことがある人も多いのではないだろうか。7〜8年ぐらい前からネットのチェーンメールで出回り、現在でもTwitterやFacebookなどのSNS上で時々交換されている画像である。 重く垂れこめた雲の一部が人の手のような形になり、雲を割り広げて青空を見せている−−−この写真に添えられたテキストによれば「2006年の沖縄で台風が去った後に撮影されたもの」だという。なお、日にちを正確に記述しているものや、沖縄ではなく福島や長野に出現したものだとするものもある。 この写真は確認できる現時点で2003年には幸運のチェーンメールとしてネット上に出回っていたようだ。何でも「7人以上に転送すると宇宙のエネルギーで「7つの願いが叶い幸せになれる」、「幸せになって欲しい人7人に送るといい」、「7人に送ると3つ願いが叶う」等と若干内容に差異はあるものの、「怪しいチェーンメールじゃないので安心して」という怪しい一文を書き加えた状態でかなり広範囲に伝播していた。そして、何年かのブランクをおいてメールやSNS等と媒体を変えながら人々の話題に登ったりしている。 事実であれば確かに奇跡と言っても過言ではないものだが、果たして本当にこのような雲が出来るものなのだろうか? その答えは、残念ながら『自然の力では不可能』である。写真をよく見ると指の部分が立体的になっているが現実の気象条件でこのような形状にはなり得ないこと、また空の裂け目ができているのなら『光芒』を伴っていなければ不自然なことなどから、実際の空の画像を加工したフェイク写真であると考えられる。 更にこの画像は海外で作成されたもののようで、海外の都市伝説検証サイトにより「Goatse.cx(ゴートシー)」という海外の画像サイトに投稿された画像を元にして加工・編集されたものという結論が導き出されていた。この「Goatse.cx」というサイトは端的に言えばかなりお下劣な内容を含むショッキング画像のサイトであり、そこに投稿された「白人男性が自分で肛門を広げている」画像が元ネタとなっている。この画像は相当なインパクトがあったようで、前述のサイトには同じ写真をお菓子や砂のお白で再現したパロディ作品も山のように投稿されている。 神々しく見える奇跡の一瞬をとらえた写真にはとんでもないウラがあり、幸運のメールはただのチェーンメールでしかなかったのだ。(山口敏太郎事務所) <参考サイト>詳しく検証しているものPSJ渋谷研究所Xhttp://shibuken.seesaa.net/article/54314434.html#result気象・歳時・防災 コラムhttp://blogs.yahoo.co.jp/otenki_bosai/52180800.html
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