岡田氏は、プロ野球が6月19日に無観客で開幕することが決まったことについて、「やっとというね、開幕ですけど。まあね、サッカーとかゴルフとか、スポーツ界で先陣を切るので、まあ無観客ですけどね、マスコミを通じて勇気を与えるようなゲームをしてほしいですよね」と話す。
関口が「中止が決まってから、体力も精神的にも落ちますよね」と声を掛けると、「まあ、落ちますよね。仕切り直しっていうか、3か月遅れてますからねえ。どこの球団もいいスタートを切りたいと思ってると思うんですけど、試合数も減ったし」と岡田氏は話す。
さらに、関口は「今、肝心なことはなんですか?」と質問をぶつける。岡田氏は「いや、まあこれね、開催できないスポーツもあるのでね。まあ、そういう意味でもね、良い形でスタートを切れるようにね、そうですね、体調管理と勇気を与えるような素晴らしいゲームをやってほしいですね」と話す。
すると、関口は「コロナが収束していない」という言葉が気に入らなかったのか、露骨に苛立ちを見せ、岡田氏に「もちろんそうなんですが、そうじゃなくて、だから、それを目指して今一番選手がやるべきことはなんですか?」と強い口調で問い掛ける。
岡田氏は苦笑いを浮かべながら、「あ、やるべきこと? いやもうコロナがさっき言ったように収束していないのでね、体調だと思いますよ。始まって誰かが移ったりね、感染したりすると、またこれ、その辺が元に戻ってしまうんで…」と話すと、関口は「それはダメですね、はいはい、わかりました」と打ち切った。
さらに、注目の高卒新人千葉ロッテマリーンズ・佐々木朗希が、シート打撃でマウンドに上がり160キロを2度記録する「怪物ぶり」を見せた話題でも、岡田氏が「これ、チャンスですね、今年から。遅れたことによって。投げると思いますよ」と話すと、関口は不服そうに「ええ、彼はそうですよ」と呟く。岡田氏は笑顔を浮かべていたが、その心中は穏やかではなかったかもしれない。
関口の岡田氏に対する対応に、視聴者からは「失礼だ」「いくら年齢が上と言っても、もう少し尊敬の念を持てないのか?」「自分の意図する質問を求めているのか?」「岡田さんは誘導尋問に引っ掛かる人間じゃない。人選を間違えている」など、批判の声が上がった。
先週の放送でも、元中日ドラゴンズ・山本昌氏に突っかかるような態度を取り物議を醸した関口。かつて温和な名司会者と言われた人物だが、年齢とともに随分と変わってしまったようだ。