阪神
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スポーツ 2023年06月08日 11時45分
阪神・岡田監督の打線改造、楽天ブルペンの問題も影響? 中軸の佐藤には不安要素も
前夜とは打って変わっての快勝だ。岡田彰布監督も上機嫌だった。調べてみたら、「4点差」以上をつけての勝利は5月16日の中日戦以来19試合ぶりである。 6月7日、阪神は大幅な打線改造で楽天戦に臨んだ。「3番DH・前川右京、9番左翼・島田海吏」、梅野隆太郎を6番に据え、ノイジーを外した新打線が14安打11得点と爆発した。 “予兆”は「前夜の監督談話」以外にもあった。試合前、屋外のフリー打撃練習の順番が貼り出されるのだが、どの球団も「スタメン出場する選手」から先にケージに入る。前日まで後ろから数えた方が早かった前川の名前が「最初の優先者枠」にあったのだ。 「打ったなあ。見事的中したなあ。全部俺がやってんやけどな(笑)。前川の3番はオレが進言したけどな」 >>阪神・岡田監督、怒りの打線改造? 不振助っ人に苦言連発、試合前の疲労対策も効果薄か<< 近本光司、中野拓夢の「1・2番コンビ」が好調だ。4番・大山悠輔には一発の脅威がある。となれば、対戦投手は「3番バッター」と勝負しなければならない。前夜の岡田監督の言葉を借りれば、「見送ればボール・カウントになる球に手を出していた」ノイジーよりも上り調子の前川を使ったということだが、一歩間違えれば、大敗の可能性を秘めていた。 「9人中6人が左バッターですよ。阪神は控えの外野手陣に右バッターが少ないので」(球界関係者) 楽天の先発は、田中将大。右投手だ。しかし、クローザーの松井裕樹は左腕であり、中継ぎ投手陣に「左がいない」ことで“左偏重の打線”でもイケルと見たそうだ。 さらにまた、こんな情報も聞かれた。 「岡田監督は佐藤輝明の状態を心配していました。同日も三塁打2本と活躍していますが、打球が上がらず、ライナー性のヒットが続いていました。決して悪いことではないんですが、佐藤自身がホームランを欲しがり、バッティングがちょっと強引になっている、と」(前出・同) こうしたチーム状況を聞かされると、この「6月7日の楽天戦」が2023年の阪神にとって、分岐点となったのではないだろうか。 というのは、左の中継ぎ投手がいないことで“大胆な打線改造”ができたわけだが、僅差のゲーム展開、あるいはビハインド状態で試合終盤に突入した場合、左腕クローザー・松井との勝負は避けられない。 岡田監督は「松井を登板させない試合展開」をイメージし、試合序盤で勝負を決めるつもりでいた。しかし、実際は1点の最少リードのまま試合は進み、打者3巡目の5回に追加点を取って、ようやく岡田監督のイメージした「松井を投入させない」展開になった。 「前川が第1、2打席でヒットを放ちましたが、試合序盤の岡田監督はムッとしていました。でも、選手たちが岡田監督の意図を理解し、3巡目以降になんとかしてくれて」(同) 指揮官と選手が一つになった試合でもある。 蛇足になるが、田中の直球に往年のスピードはない。スプリットやスライダーで打ち損じを誘う投球術はさすがであり、阪神打線が序盤戦に苦しんだのはそのせいだ。制球力の高い田中と対戦し、阪神打線は「ボール球に手を出すな!」の岡田監督の言葉を実感したのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年06月07日 11時00分
阪神・岡田監督、怒りの打線改造? 不振助っ人に苦言連発、試合前の疲労対策も効果薄か
試合後、岡田彰布監督が“豹変”した(6月6日)。敵地での東北楽天戦は「1対4」で敗れた。しかし、豹変の理由は敗戦のせいではなかった。 試合後、記者団の質問は、先発・村上頌樹の完投から始まった。調子は決して良くなかった。岡田監督は「完投させてんのに、何も悪うないやんか・」とかばった。しかし、初回の攻撃、一死三塁で打席に立ったノイジーが三振に倒れたシーンに触れた途端、フッと鼻で笑い、 「立っといたら、全部フォアボールやんか。そんなんお前、何十回目よ。おん?」 と、急に怒り出したのだ。 >>阪神戦の塁審、終盤に大誤審? リプレーには“決定的証拠”映る、柘植アウト判定に批判相次ぐ<< さらにこう続けた。 「コンディション? そんなん関係ないよ。そんなん関係ないやんか? そんなんコンディション良かったら、みんな勝てるんか? そんなん関係あらへん。周りがそう思てるだけで、試合は勝つと思てやってるわけやから、そんなもん…」 同日のノイジーは4打数ノーヒット。6月の打率を確認してみたが、0割5分だった。 岡田監督は「ボール球に手を出している。しっかり見極めれば、全て四球で出塁できたのに」という見解だ。 「ノイジーが日本のストライクゾーンに苦しんでいるとは、以前からこばしていました。ノイジー自身は否定していますが、外角のボール球に手を出したり、縦の変化球に苦しんでいる感も見受けられます」(スポーツ紙記者) オープン戦終盤、取材でグラウンドに下りてきた阪神OBに「日本のストライクゾーンに慣れていない」といったことも話していた。 「慣れる」には場数を踏むしかない。岡田監督は3番で使い続けてきたが、この日の様子からして、ガマンの限界のようだ。 もっとも、こんな意見も聞かれた。セ・リーグが交流戦を苦手とする理由にも繋がるのだが、同日はタイト・スケジュールだった。 前日5日の月曜日、雨天中止の影響で千葉ロッテ戦が組み込まれ、その試合が終わったのは、午後11時すぎ。選手が球場を出たのは「午前1時ごろ」(関係者)で、チームは午前10時伊丹空港発の飛行機で仙台入りしていたのだ。 「岡田監督の指示で、屋外での打撃練習はナシになりました。みんな移動でさらに疲れてしまったみたいで」(在阪記者) その“移動ロス”が「コンディション」なる言葉に置き換えられ、岡田監督は「そんなん関係ない!」と怒りながら否定し、「ノイジー個人の問題だ」と言ったわけだ。 「9回に代打で起用された森下翔太も、高めのボール球に手を出して空振り三振に倒れました」(プロ野球解説者) 移動過程が異なり、その違和感がマイナスとなって敗戦に繋がったのだろう。 指揮官の憤りからして、7日の第2ラウンドは「打線改造」となりそうだが、勝敗表を見てみると、2位DeNAも敗れて、ゲーム差は「5.5」のままだが、交流戦だけで見れば、阪神は3勝3敗1分の勝率5割で、DeNA、ヤクルト、中日が「上」にいる。勝負事は何が起きるか分からない。「このあたりで引き締めに掛からないとマズイ」と、岡田監督は思ったのだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年06月06日 15時30分
阪神・浜地の逆転被弾に「悪夢が蘇る」ソフトBファンからも悲鳴! 山口に屈した昨季最終戦は未だにトラウマ?
5日に行われ、「7-7」の引き分けとなった阪神対ロッテ戦。試合展開を大きく動かしたのが阪神3番手・浜地真澄の被弾だった。 同戦の浜地は「6-4」と阪神2点リードの7回表に登板したが、先頭・友杉篤輝にピッチャー強襲のヒットで出塁されると、続く中村奨吾には四球を与え無死一、二塁のピンチを招く。この後ポランコをショートフライに打ち取り1死を奪うも、後続の山口航輝に7球粘られた末、左翼席に3号3ランをたたき込まれた。 痛恨の逆転弾を被弾した浜地は左手のグラブを外しながらその場にしゃがみ込むと、立ち上がった後も両手を膝につくなどガッカリ。直後、岡田彰布監督は審判に投手交代を告げ、浜地は西純矢に代わって降板となった。 >>阪神戦の塁審、終盤に大誤審? リプレーには“決定的証拠”映る、柘植アウト判定に批判相次ぐ<< 2点リードが1点ビハインドになった山口の一発を受け、ネット上の阪神ファンからは落胆の声が相次いだ。一方、試合に無関係のソフトバンクファンからも「山口逆転3ランって…何か頭痛くなってきた」、「なんとなく見てた試合でトラウマ抉られるとは思わなかったぞ」、「去年優勝逃した悪夢が蘇るような光景だ」と悲鳴が上がった。 「ソフトバンクは勝てば優勝だった昨季10月2日のシーズン最終戦・ロッテ戦で、『2-0』と2点リードの6回裏に山口に逆転の16号3ランを被弾。この一発が響いて『3-5』で敗れ、オリックスに優勝をさらわれる結果となりました。今回の阪神対ロッテ戦は同日に試合がなかったこともあり、何気なく中継を観ていたソフトバンクファンも多かったようですが、山口の逆転3ランを見て昨季最終戦の記憶がフラッシュバックしたファンも少なくなかったようです」(野球ライター) 阪神はこの後8回裏に同点に追いつくも、そこからはお互い得点を奪えないまま延長12回引き分けに。試合後の報道では、岡田監督が「勝てなかったやろ。ゲーム展開的にはそりゃ勝ちゲーム、勝ちパターンやろ。そりゃ」と勝てたはずの試合だったと不満をにじませたことが伝えられている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年06月02日 19時30分
阪神戦の塁審、終盤に大誤審? リプレーには“決定的証拠”映る、柘植アウト判定に批判相次ぐ
1日に行われ、阪神が「2-4」で敗れた西武戦。一塁塁審を務めた山口義治審判の判定が物議を醸している。 問題となっているのは、「2-4」と阪神2点ビハインドの7回裏無死でのこと。柘植世那のゴロを捕りこぼした阪神三塁・佐藤輝明が、地面に落ちたボールを慌てて拾い直し一塁・大山悠輔へ送球。大山が体を伸ばして右方向にそれる送球を懸命に捕球するのとほぼ同時に、打者走者・柘植も一塁を駆け抜けたが、走路の延長線上付近でプレーを見ていた山口審判はアウトをコールした。 ところが、この後中継で流れたリプレー映像では、大山の右足は捕球時にベースから離れていたこと、大山の足が離れた直後に柘植が右足でベースを踏んだことがはっきりと映っていた。ただ、西武側は7回裏開始時点までにリクエスト権(1試合2回、判定通りなら1回ずつ権利が減る)を使い切っていたため、審判団にリプレー検証を求めることはできず判定はアウトのままとなった。 >>巨人戦の塁審、自信満々に誤審をコール?「動き大げさで恥ずかしい」秋広への態度にファン失笑、昨季も村上キレさせ物議<< 山口審判の判定を受け、ネット上には「どこ見てんだ!ベースに足ついてないぞ!」、「これは酷い、そこまで見えにくい角度でもなかっただろ」、「映像でもはっきり分かるレベルで何も擁護できない」、「リクエスト権ない中でこんな誤審されたらたまらんわ」といった批判が上がった。 「今回ひんしゅくを買った山口審判ですが、過去には現場の監督から公然と批判を受けたことがあります。同審判は一塁塁審を務めた2016年6月19日・ヤクルト対西武戦で、3回裏無死二塁で遊ゴロを放ったヤクルト・大引啓次、6回裏無死一、二塁で犠打を試みたヤクルト・中村悠平をそれぞれ一塁アウトと判定。ただ、ともにリプレーでも分かるほど、送球よりも先に一塁に到達していたため、真中満監督は両判定に猛抗議。当時はリクエスト制度導入前で判定は覆りませんでしたが、試合後にも『間違いは誰にでもあるけど山口さんは明らかに多すぎる。正確なジャッジをしてほしい。あまりにもひどい』と名指しで批判したことが伝えられました」(野球ライター) 松井稼頭央監督ら西武ベンチはリクエスト権がないことに加え2点リードと優勢だったこともあってか、柘植アウト判定に対して特に抗議などは行っていない。一部からは「後先考えずに権利使い切ったのも悪い」という指摘も上がっているが、判定内容に納得できなかったファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月30日 11時30分
阪神・岡田監督、前川を“対アンダースロー要員”として抜擢? パ球団側はスコアラー増員で対抗か
岡田彰布監督は「指名打者」(以下=DH)をどう使う? 5月30日、セ・パ交流戦が始まる。好調・阪神の最初のカードは埼玉西武戦、ベルーナドームでビジターゲームとなるため、DH制となる。 「普段、9人制で投手も打席に立つセ・リーグが交流戦に苦手意識があるのは、DH制を上手く利用できないからです。守備が苦手な選手をDHに回すか、代打での打撃成績の高い選手を使うことが多いですが」(ベテラン記者) 岡田監督は違った。オリックスでの指揮官経験もあり、「DH制の活用法」は分かっている。一部在阪メディアの取材で、「6番DH・前川右京」を明言した。 >>阪神打線、岡田監督の一言で覚醒? 敵守護神をことごとく打ち崩せるワケは<< 前川は高卒2年目、初の一軍昇格である。 「一軍昇格は聞かされていたみたい。でも、即スタメンは取材陣を介して知りました」(在阪記者) 28日の二軍戦から戻ると、選手寮前で取材陣が待ち構えていた。岡田監督の「6番DH」プランを知ると、「本当ですか?」と聞き返してきたそうだ。 もともと、打撃力で期待されていた。守備は上手い方ではないが、現右翼手の「ミエセスよりは上手いんじゃないの?」というのが周囲の一致した意見だった。 「代打の渡邉諒をDHでスタメン起用すると思われました」(前出・同) 「DH・ミエセス、右翼・前川」のオーダーにしなかった理由は試合で見せてもらうしかない。しかし、「前川抜擢」は温めていたプランでもあった。 岡田監督が鳴尾浜球場での二軍戦を初めて視察したのは、5月12日--。そう報じられているが、厳密には違ったのだ。確かに直接視察したのは同日だが、 「日中、監督室で二軍戦やパ・リーグの試合を映像でチェックしています。だから、ファーム選手に関する報告書が上がって来ると、ただ読み流すのではなく、自分なりにTVチェックした意見などを返していました」(関係者) とのことだ。 12日の鳴尾浜は視察と言うより、「確認」の意味合いが近く、この時点から前川を昇格させるタイミングを見計らっていたそうだ。 「交流戦ではやはり、『DH・ミエセス』で臨む試合もありそう。広い球場での試合になれば、肩の強い外野手を守備に就けないと…」(前出・同) 岡田監督は映像チェックを日課としてきたからか、交流戦に自信を窺わせた。29日の移動日、新大阪駅で歩きながらの質疑ではあったが、「交流戦は勝率5割で?」の質問を真っ向から否定し、 「いや、5割はあかん。前に比べたら、パもそんな強くないよ。そう差はない。セも強いで」 と「貯金17」からの上積みを狙っていた。 「西武の先発は、アンダースローの與座海人です。左バッターはアンダースローに有利とされており、それで前川の抜擢となったようです」(前出・在阪記者) パ・リーグ側は「話題のチーム」である阪神を叩くことで勢いに乗ろうとしている。阪神戦のスコアラーを増員したとの情報も聞かれた。交流戦を勝ち越せば、トラは完全な独走態勢となるが、パのスコアラーたちのワナに嵌まれば、セ・リーグは混戦となる。 交流戦の主役も岡田阪神か? (スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年05月28日 11時00分
阪神・ノイジー、勝利呼び込む“ラッキーボーイ”に? 開幕前の不安要素も完全払拭か
縦じまの新たな背番号7がチームを力強く牽引している。 5月中旬よりセ・リーグ首位につけて以降、順調に貯金を増やしている阪神。躍進の立役者の一人となっているのが新外国人のシェルドン・ノイジーだ。 3月31日の開幕戦からスタメン出場を果たすと、現在まで主に3番に座り中軸を担っている。ここまで打率は2割8分前後、本塁打も4本と、かつての助っ人外国人のような強烈なインパクトこそ見られないものの、キッチリと自身の役割を果たし続けている。 今季の阪神は、近本光司、中野拓夢の1・2番コンビが高い出塁率を誇り、さらに4番の大山悠輔は相変わらずの勝負強さを発揮。また、チーム最多本塁打を記録している5番の佐藤輝明も調子を上げて来ており、ノイジーの「繋ぎ」のバッティングがタイガース打線に厚みを加えている。 開幕前、キャンプ後半では腰の違和感で、チームとは別メニューとなったことも報じられたものの、ここまで欠場はわずか1試合のみ。レギュラー固定で戦う今季の阪神にとって、もはや欠くことの出来ないプレーヤーだ。 外野守備も堅実な動きを見せており、来日時に囁かれていたフィールディングの不安も吹っ飛ばした。5月18日、バンテリンドームでの中日戦では8回の守備時、2死1・2塁の場面でレフト線への打球を処理した際、サードへ送球し1塁ランナーを捕殺。このプレーは2塁ランナーが本塁生還直前だったことで、得点を防ぐ形となり、ノイジーの好判断が光った。 さらに、ラッキーボーイ的な存在にもなっている。5月24日、神宮球場で行われたヤクルト戦、4対5とビハインドのまま迎えた9回2死、ランナー無しからノイジーの打席では、ライトライナーかと思われた打球を外野手が捕球できず後逸。これが3塁打となり、この安打をきっかけに、佐藤の逆転タイムリーが生まれ、終盤で引っくり返すこととなり、劇的な勝利を呼び込んだ。 5月13日の甲子園球場でのDeNA戦では、来日から初となる「決勝」犠飛を含む3打点を放っており、シーズンが進むにつれ、ノイジーの存在感は膨らみ続けるばかりだ。また、新戦力として申し分のない成績を残していることはもちろんだが、攻守において数字以上の貢献を果たしてきているノイジー。ここからシーズン中盤、交流戦も始まるなど自身にとって未知の戦いを迎えるが、動じることなく、助っ人としての頼もしさを見せてくれるに違いない。(佐藤文孝)
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スポーツ 2023年05月26日 18時55分
ヤクルト・高津監督の中野敬遠「意味無かった」球界OBが苦言 延長失点の元凶と問題視、後続勝負が有利と判断?
25日に行われ、ヤクルトが「4-7」で敗れた阪神戦。ヤクルト・高津臣吾監督に対するラジオ解説・江本孟紀氏のコメントが話題となっている。 >>ヤクルト・青木に先輩が激怒「誰に口きいとんやオラァ!」 宮本氏がベンチ裏の大騒動を暴露、4年後の謝罪エピソードも明かす<< 同戦のヤクルトは9回裏終了時点で「3-3」と互角の勝負を展開していたが、延長10回表に4番手・星知弥が2死一、二塁のピンチを招くと、後を受けた5番手・木澤尚文が2死満塁から大山悠輔に押し出し四球を与え勝ち越しを許す。さらに、直後には佐藤輝明に走者一掃のタイムリーツーベースを許しこの回4失点。その裏に村上宗隆が8号ソロを放つも反撃及ばず敗れた。 江本氏は延長10回の木澤の押し出し四球直後、「これ途中で言いたかった」と前置きした上で、「中野(拓夢)を敬遠しましたよね。あれがあんまり意味なかったんじゃないか」と指摘。高津監督はこの回、2死二塁で打席に入った2番・中野拓夢を申告敬遠で歩かせているが、この采配が失点を招いたのではという見解を示した。 江本氏は続けて「あの中野のところで勝負しとかないと、やっぱりこういうことになってくる。これは結果論じゃなくてね」、「どっちにしろ1点取られたらダメな場面で、(3番)ノイジーと勝負になるわけですからね。そこは持っていき方がどうかなというね」とコメント。つなぎ役の中野を避け、主軸のノイジーと勝負した判断を疑問視した。 江本氏のコメントに、ネット上では「確かになんでわざわざ塁埋めたのかは疑問」、「2番敬遠で3番勝負って考えてみればおかしいよな」、「バット振れてる中野にビビったのでは」、「ノイジーの方が相手しやすいって舐めてた可能性もあるだろ」と同調の声が寄せられた。 「中野敬遠、ノイジー勝負を選択した高津監督の采配ですが、中野は延長10回開始時点で『4打数2安打』とマルチヒットをマーク。一方、ノイジーは『4打数無安打』と沈黙していました。加えて、中野敬遠後に起用する木澤は右打者の内角をえぐるシュートが武器ということも考慮して、好調の左打者・中野よりは不調の右打者・ノイジーの方が抑えられる可能性が高いと判断したのでは」(野球ライター) 高津監督の采配が裏目に出た形のヤクルトは、1分けを挟んで今季2度目の7連敗。一方の阪神は今季2度目の5連勝で首位の座をがっちりキープしている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月26日 11時00分
阪神打線、岡田監督の一言で覚醒? 敵守護神をことごとく打ち崩せるワケは
神宮球場で行われたヤクルト12回戦(5月25日)は、岡田阪神が延長戦を制して、5連勝。2位DeNAが敗れたため、交流戦前の「首位キープ」も確定した。 「連夜、最終回の攻撃で2アウトから得点しています。打線の粘りと言うか、諦めない雰囲気が感じられます」(プロ野球解説者) 試合後の岡田彰布監督も饒舌だった。 >>ヤクルト・高津監督に「絶対キレてる」 ベンチでの表情が話題、並木の致命的ミスに試合後も怒り収まらず?<< 打撃好調な大山悠輔、佐藤輝明に関する質問が出ると、「チャンスで(打順が)回ってくるからな。そらまあ、1、2番があんだけ出塁率が良いから、そらもう当然あれや、たまにノイジーでな止まる時もあるけど、アイツで繋がったらそらな、打点なるわな、そら」 と、一気にまくし立てた。 確かに、1番・近本光司、2番・中野拓夢の出塁率も高い。3番・ノイジーを含めた打線の繋がりについてまでしゃべり出すところが、“岡田監督らしさ”でもあるのだが…。 改めて調べてみたが、今季の阪神の延長戦は4試合目。3勝1分けだ。「延長戦に強い」ということはリリーフ陣が強固なのだが、それだけではないようだ。※ ※ 4月1日 DeNA・山崎康晃 (1点)4月4日 広島・栗林良吏 (1点)4月18日 広島・栗林良吏 (2点)5月3日 中日・マルティネス (2点)5月24日 ヤクルト・田口麗斗 (2点)※ ※ 阪神は「守護神キラー」でもある。DeNA、広島、中日、ヤクルトの4球団のクローザーに「負け」を付けており、4月18日・栗林、5月3日・マルティネス、同24日・田口がマウンドに上がった時点では「1点ビハインド」の状態だった。また、2022年セーブ王のマルティネスは、今季2点しか取られていない(25日時点)。その2点を取ったのはトラ打線であり、いかに勝負強いかが分かる。 「岡田監督は見逃し三振を嫌います。空振りしての三振なら、『力不足』ということで納得しますが」(在阪メディア) 1か月ほど前だった。バンテリンドームでの3連戦を終えた4月23日、その中日3連戦で合計4点しか取れなかった打線の不甲斐なさについて聞かれ、 「打てるヤツがおらんのよ」 と、ボヤいていた。 1か月でこんなに変わるものだろうか。 「例えば、1番の近本はスロースターターで、春先はいつも打撃成績がイマイチでした。他選手も同様です」(前出・同) 岡田監督がガマン強く起用したのも大きい。だが、こんな話も聞かれた。 「スライダーを得意球とする投手と対戦したら、普通はスライダー以外のボールを狙うよう指示を出します。でも、岡田監督はその得意球を狙えと言う時があるんです。好投手ならなおさらで、『失投なんか来ない』と考え、得意球を打つことに活路を見出さなければと考えます」(阪神OB) 対戦チームのクローザーに打ち勝っているのは、そんな“逆転の発想”によるものなのかもしれない。 5月26日から甲子園に帰って、宿敵巨人との3連戦を迎える。巨人・大勢に打ち勝てば、セ5球団のクローザーに「負け」を付けたことになる。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年05月25日 15時30分
ヤクルト・高津監督に「絶対キレてる」 ベンチでの表情が話題、並木の致命的ミスに試合後も怒り収まらず?
24日に行われ、ヤクルトが「5-6」で敗れた阪神戦。高津臣吾監督が試合中に見せた表情が話題となっている。 注目が集まったのは、「5-4」とヤクルト1点リードで迎えた9回表2死でのこと。打席の阪神・ノイジーは、ヤクルト5番手・田口麗斗がカウント「1-2」から投じたストレートをスイング。打球は右翼方向に飛ぶライナー気味の当たりとなったが、右翼手・並木秀尊は照明が目に入ったようで、足元へ落ちてくる打球に反応できず後逸してしまった。 この間にノイジーが三塁まで進んだ直後、中継では並木が後逸した時の高津監督の様子を捉えたリプレー映像が流れる。一塁側の自軍ベンチ内で戦況を見守っていた高津監督は「あっ」というように口を動かした後、体に左方向に傾けつつ右翼方向をにらみつけるような表情を浮かべた。 試合はこの後2死一、三塁から佐藤輝明が2点タイムリーツーベースを放ち阪神が逆転。ヤクルト側は裏の攻撃で同点・サヨナラ勝ちできず敗戦という結果になった。 >>ヤクルト・青木に先輩が激怒「誰に口きいとんやオラァ!」 宮本氏がベンチ裏の大騒動を暴露、4年後の謝罪エピソードも明かす<< 高津監督の表情を受け、ネット上には「うわ、これ監督絶対キレてるぞ」、「打球自体は平凡だったし相当怒ってそう」、「何をしてるのかって雰囲気がにじみ出てる」、「捕れば試合終了だった分怒りも増してるだろ」といった驚きの声が寄せられた。 「現在プロ3年目・24歳の並木は代走・守備固め要員として、24日試合前時点でキャリアハイの29試合に出場。24日の試合も7回裏に代走で起用され、8回表から右翼に入っていました。スーパーサブとして信頼して起用している分、高津監督の失望も大きかったのでは」(野球ライター) 勝敗に関わる致命的ミスとなった並木の後逸だが、試合後の報道によると本人は「照明がかぶってしまった。何とか体に当ててでも前に落とそうと思ったんですけど…」と照明の影響で打球を見失ってしまったと反省。一方、高津監督は「何とかしてやろうという気持ち、顔に当ててでもという気持ちはなかった」と苦言を呈するなど試合後も怒りが収まらない様子だったという。 ヤクルトは24日の敗戦で3カード連続の勝ち越しナシが決定。首位・阪神とのゲーム差も今季最大の10に広がるなど、リーグ3連覇に早くも黄信号がともっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月22日 11時05分
巨人・原監督、中田の早期復帰を画策? 松井のローテ抜擢も成功、上位浮上に自信か
育成出身投手の「初登板初勝利」は史上2人目、セ・リーグ初の快挙である。 巨人の育成ドラフト1位・松井颯がプロ初勝利をマークした(5月21日)。5回被安打2、失点ゼロ。直球のキレ、スライダー、チェンジアップの精度の高さはファーム戦で証明されていたが、良い意味で「新人らしさ」を持った投手だと思った。自軍の攻撃中にそう思ったのだが、「楽しそうな表情」でグラウンドを見ていた。 試合序盤は東京ドームの晴れ舞台に上り詰めた喜びもあったと思うが、後続ピッチャーにマウンドを譲った後も、楽しそうに試合を見守っていた。 >>巨人・中田、秋広に「あんま調子乗るな」 LINEでの軽口にチクリ? 劇勝収めた広島戦後の裏話明かす<< 「経歴も異色です。大学はスポーツ推薦でしたが、専攻は物理学。埼玉の強豪校・花咲徳栄高では控え投手でしたが、国立大学の受験も勧められたほどです」(チーム関係者) 「楽しそうな表情」について聞いてみると、「この世代はそういうところもあると思います」と言う。 「コロナ禍の影響で、活動が制限された世代です。松井も大学1、2年生の頃はランニングや筋トレばかりで、対外試合もほとんどできなかったそうです」(前出・同) そんな松井が次回登板でも結果を出せば、チームの状況も変わってくる。 「先発ローテーションは、戸郷、山崎、横川、グリフィン、赤星、松井。救援も中川、三上、新加入の鈴木康平が安定しており、打線も含め、ようやくメンバーを固定できるようになりました。巨人が浮上してきそう」(プロ野球解説者) 試合後の原辰徳監督のコメントが興味深かった。 同日の松井の先発登板は早くから決めていたようだが、 「全体的に二回りというプランニング。良いイメージの中で、また次(の登板)を迎えてもらい…」 と言う。慎重な起用だったわけだが、ウラを返せば、松井でコケたら、次にテストさせる先発候補がいない“弾切れ状態”でもあったのだろう。 また、同日の試合前練習に中田翔も参加していた。中田がフリー打撃を行っている際、ケージ後方に張り付いていたのが原監督。中田も「もう大丈夫!」と言わんばかりのフルスイングで、スタンド・インは5連発を含む10本だった。 「原監督が頼りにしているのは、中田」(ベテラン記者) 試合後、「我々の戦い方ができれば、勝率も上がっていくと思いますよ」と、ちょっと強気な発言もしていた。指揮官にそう言われたのは中田の早期復帰を確信したからだろう。 「原監督は四球を出すのが大嫌いなんです。松井に合格点を与えたのは『四球1』に抑えたからです」(前出・同) 5月7日の同カードで直江大輔が2者連続四球を出したシーンが思い出される。自らマウンドまで行き、直江の後頭部を“ナデナデ”していた。 原監督の言う「我々の戦い方」とは先発投手が好投し、打線爆発、救援投手も四球を出さないことか? それができる若い選手も多いのだが、上昇ムードを継続させるのは指揮官の仕事だ。23日から始まる2位・DeNA。首位・阪神との6連戦で、「我々の戦い方」がホンモノかどうかが問われる。(スポーツライター・飯山満)
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阪神・岡田新監督、森への発言に「自軍にも失礼」と批判 FA獲得拒否理由が物議、調査不調の“八つ当たり”と憶測も
2022年11月02日 15時50分
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スポーツ
阪神・糸原、岡田新監督に干される? 渡邉獲得も不信感の表れか、“守備力優先”の起用方針には合致せず
2022年10月29日 11時00分
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スポーツ
日本ハム・新庄監督、ロッテ戦視察は近藤FA補償への備え? 不気味な言動が憶測を呼ぶ、強肩と目を付けられた選手は
2022年10月24日 15時30分
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スポーツ
阪神トレード加入の渡邉、二塁奪取は絶望的か 岡田新監督は期待も致命的問題、新庄監督は愛想尽かした?
2022年10月23日 11時00分
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スポーツ
巨人・原監督、ドラ1抽選後インタビューに「いつまで喋るんだ」と批判 14年ぶりの当たりクジに大興奮?
2022年10月21日 13時05分
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阪神、ドラ1指名最後まで決まらず?「絶対即戦力って気持ちはない」岡田新監督は育成ドラフトを示唆か
2022年10月20日 11時05分
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阪神、ロッテ中村のFA獲得は消滅か?「調査結果微妙だったのか」落胆相次ぐ電撃トレードの背景は
2022年10月18日 20時45分
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阪神・岡田新監督、会見コメントに期待の声「あの頃から成長してる」 前政権の過ちを反省? 来季の継投構想が話題に
2022年10月17日 16時30分
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阪神・藤浪のメジャー志望、黒幕がいる? 交渉手腕には定評も、移籍可否は西の去就次第か
2022年10月17日 11時00分
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広島戦の審判、監督の猛抗議に逆ギレ?「お前が退場せえ!」ファンも怒り CS阪神戦・原口への不可解判定以前にも問題
2022年10月16日 11時00分
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阪神・藤浪、岡田政権では外される? 村上の一発に沈んだCS、解説で酷評連発
2022年10月14日 11時00分
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ヤクルト・村上、藤浪の速球は打てない? アマチュア相手に露呈した不安要素は
2022年10月13日 11時00分
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阪神・井上ヘッド、CS前コメント物議「巨人の二の舞になる」 4番・大山継続明言に批判相次ぐ
2022年10月12日 18時30分
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阪神、今岡氏入閣で中村のFA獲得実現?「また不安要素増えた」動向に怯えるロッテファン相次ぐ
2022年10月12日 15時45分
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
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2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
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2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
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2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
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2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
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2023年09月10日 17時00分