阪神
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スポーツ 2022年11月09日 15時35分
阪神・岡田新監督の爆弾発言に批判、「言いたいことは分かる」の声も?“引退試合”呼ばわりしたトライアウトの現状は
2日から高知・安芸で秋季キャンプをスタートさせ、8日に第2クールを終えた阪神。翌9日に伝えられた岡田彰布新監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、岡田新監督は8日に応じた取材の中で同日に行われたトライアウトについて報道陣から質問されたが、「知らん、全然知らん。誰もとれへんやん。誰が出てるのか知らんけど」と日程・参加選手などは把握してなかったと回答。その上で「引退試合みたいになってるんやろ」、「もう今はスカウトが、みんな見てるから力、分かってるから今さらな」と厳しい見解を示したという。 >>阪神・岡田新監督に「矢野と同じことするな」と批判 DeNA・牧への発言が物議、プロ入り前の実績を嘲笑?<< 今年のトライアウトは楽天本拠地・楽天生命パーク宮城で開催され、49選手が参加。各選手は実戦形式のシート打撃に臨み、投手は打者3人に対して投球、野手は3~4打席に立ち打撃を行った。報道ではプロ・アマのスカウト約100人が視察に訪れていたことも伝えられている。 そのトライアウトに対する岡田新監督のコメントを受け、ネット上には「言いたいことは分かるが言い方が悪すぎないか」、「現役続行の望みをかけた参加者に失礼過ぎる」、「獲得は考えてないって言うだけでよかっただろ、引退試合うんぬんは完全に余計」、「日程も知らんほど興味ないなら無理に喋らず黙っとけよ」といった批判が寄せられた。 参加選手への敬意を欠いていると非難されている岡田新監督だが、一部からは「口調はキツいが内容は間違ってない」という指摘も上がっている。トライアウトは昨年までの直近3年間で総勢132人が参加しているが、このうちNPB他球団との契約にこぎ着けた選手はわずか7人(育成含む)。9割以上の選手は移籍はかなわずNPBの舞台から去っている。こうした現状から、「引退試合みたいになってる」という岡田新監督の見解は正しい面もあると考えているファンも少なからずいるようだ。 8日の報道では、トライアウトを視察した巨人・桑田真澄ファーム総監督が「何人かいましたけどね。(球団に)持ち帰ってまたみんなで相談してって感じですね」と目についた選手が複数いたとコメントしたことも伝えられている。岡田新監督が厳しい見解を示す中、他球団移籍を勝ち取る選手は果たして何人現れるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月09日 11時30分
阪神・岡田新監督が秋季キャンプで苦悩! 新二遊間コンビ決まらず、WBC次第では見切り発車もあるか
岡田彰布監督がレギュラーを固定できるのは、来季中盤ではないだろうか。 11月8日、阪神・秋季キャンプ第2クール4日目。午前11時過ぎから始まった守備練習(シートノック)を見て、そんなことを感じた。岡田改革の一つに“二遊間の守備強化”があった。関西系メディアやローカルTV局に出演する際、「守備位置を固定する」と話していたが、具体的な選手名は挙げていない。 >>阪神トレード加入の渡邉、二塁奪取は絶望的か 岡田新監督は期待も致命的問題、新庄監督は愛想尽かした?<< 「フェニックスリーグに行っている選手もいるし…」 甲子園球場での秋季練習中、中堅以上の主力選手しか見ていないことを理由に挙げ、明言を避けてきた。 しかし、フェニックスリーグに参加していた若手が合流した秋季キャンプに入っても、岡田監督は沈黙を守ったままなのだ。 「秋季キャンプ前、ショートの新レギュラー候補に小幡竜平を推す声がありました。岡田監督の元にもフェニックスリーグでの活躍ぶりが報告されていました」(在阪記者) 第2クール4日目のシートノックを見ても、期待の大きさが窺えた。 ショートでノックを受けていたのは、小幡と木浪聖也の2人。小幡が先で、木浪が2番目だった。大学、社会人を経てプロ入りした木浪の方が出場試合数は圧倒的に上だが、先にノックを受ける方がレギュラー扱いされるものだ。 だが、キャンプ2日目(11月3日)のこと。岡田監督は木浪を指して、「けっこう強いな、肩。それはちょっと再発見やな。思っている以上に…」と、褒めていた。 それを伝え聞いた木浪は「試合に出たい(気持ち)が一番」と、素直に喜んでいた。 「秋季キャンプ前、木浪はセカンドにコンバートされる予定でした。岡田監督が『肩の強さ』に気づいて、以後、ショートに回されたんです。矢野(燿大)監督の時代、中野拓夢にショートのレギュラーを奪われてしまいましたが。木浪はセカンド、ショートのどちらでも構わないから試合に出たいと思っています」(関係者) ノックの順番では“控え”だが、主に二軍首脳陣が推す小幡を差し置いて、木浪がショートのレギュラーに返り咲く可能性もある。 また、21年盗塁王の中野だが、こちらもセカンド転向が伝えられている。現在は侍ジャパンのメンバーとしてチームを離れているが、5日の日本ハムとの強化試合では「二塁手」で出場した。「岡田監督が大事にしているのは“二遊間の呼吸”です」(前出・同) ショートの小幡は動かさないとして、「小幡・中野」「木浪・中野」「小幡・木浪」のどのコンビがベストなのかを見た後で、レギュラーを決定させるのではないだろうか。 「来年春のWBCに中野が招集されたら、二遊間コンビは決まらず、見切り発車となるかもしれません」(前出・在阪記者) シートノック中、岡田監督は三塁ライン付近に立ち、ジッと考え込んでいた。担当記者団とのフリートークでは外国人選手の獲得についても語っていたが、「2023年のチーム像」はイメージできていないようだった。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年11月08日 19時45分
ソフトB、新助っ人候補に致命的な問題アリ? 阪神時代に実績残すも「終盤は別人みたいだった」厳しい声も
10月28日に今季限りでの退団が阪神から発表された30歳の助っ人・ガンケル。11月8日、ソフトバンクが獲得に動いていると複数メディアが報じた。 報道によると、ソフトバンクは10月31日に海外FA権行使を申請したエース・千賀滉大のメジャー移籍が決定的で、今オフは既存戦力の底上げと共に外部からの先発補強も優先事項に位置付け。その中で、今季まで3年間NPB・阪神でプレーしたガンケルに狙いを定めたという。 ガンケルは来日1年目の2020年はリリーフ、翌2021年から今季までは先発として主にプレーし、3年間の通算で「64登板・16勝12敗11ホールド・防御率2.92」をマーク。今季は8月中旬に新型コロナに感染した影響などもあり自己最少の16登板にとどまったが、防御率は「2.73」と過去3年では最もいい数字だった。 >>ソフトB・甲斐の態度に「一気に嫌いになった」と批判 止まないバッシングに反抗? サヨナラ負け直後の“ガムクチャ”が物議<< ガンケルの獲得報道を受け、ネット上には「通算防御率見る限り十分戦力にはなれそう」と期待の声が上がったが、中には「実績はいい感じだけど、まともに稼働するかどうかが不安過ぎる」、「退団前に二軍で大炎上してたのがどうしても引っかかるな…」、「裏目に出る気しかしないな、今季終盤の投球は別人みたいだったし」と心配する声も少なからずあった。 「コロナ感染により8月中旬に登録抹消となったガンケルは約1か月の離脱を経て、9月14日の練習試合・ソフトバンク三軍戦で実戦復帰。ところが、この試合で『3回4失点』と打ち込まれた上、その後二軍戦でも『2登板・0勝1敗・防御率24.75』と炎上を喫し、結果一軍には戻れないままシーズン終了・退団となっています。阪神がガンケルを放出した理由は特に発表・報道されていませんが、ファンの中にはガンケルがコロナ抹消後に致命的な問題が発生したためにクビになったのではとして、ソフトバンクの獲得に否定的な見方を示す声が散見されます。コロナ復帰後のガンケルが別人のような投球になった理由について様々な要因が考えられますが、コロナ離脱中に投球フォームが狂ったというのはもちろん、来日1年目から度々痛めている腰が深刻な状態に陥っているという可能性もあるのでは」(野球ライター) ファンの間では物議を醸しているガンケル補強策。ソフトバンクは報道通りにこのままチームに迎え入れることになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月08日 15時30分
阪神・岡田新監督に「矢野と同じことするな」と批判 DeNA・牧への発言が物議、プロ入り前の実績を嘲笑?
2021年のプロ入りからDeNAでプレーし、今季までに「272試合・.302・46本・158打点」といった通算成績を残しているプロ2年目・24歳の牧秀悟。8日に伝えられた阪神・岡田彰布新監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、岡田新監督は7日に応じた取材の中で、同日に仮契約を結んだ阪神ドラ1・森下翔太(中央大学)が大学時代の先輩・牧を目標に掲げたことに言及。その話の流れで「牧は大学の時ホームラン何本打ってたん? 5本? 大したことないやん」と、大学時代の牧の実績をやゆするようなコメントを笑い交じりに口にしたという。 牧は2017~2020年にかけ中央大学(東都大学野球)で戦い、通算で「81試合・.285・5本・50打点」をマークしている。一方、岡田新監督は早稲田大学(東京六大学野球)でプレーした1976~1979年にかけ「88試合・.379・20本・81打点」といった数字を残しており、打率、打点は現在でもリーグ記録となっている。 >>阪神トレード加入の渡邉、二塁奪取は絶望的か 岡田新監督は期待も致命的問題、新庄監督は愛想尽かした?<< 実績では牧に大差をつけている岡田新監督だが、ネット上には「岡田さん、明らかに牧のこと舐め腐ってるだろ」、「他球団選手の球歴を小馬鹿にするのは失礼極まりない」、「冗談のつもりかもしれないけど、こういうリスペクトに欠けるような発言は控えてほしい」、「先輩を大したことない呼ばわりされた後輩の森下も気を悪くするんじゃないか」といった批判が寄せられた。 牧への敬意を欠いていると問題視されている岡田新監督だが、一部からは「敵選手を過小評価って矢野と同じことするなよ」という呆れ声も上がっている。阪神は2019年から今季終了まで矢野燿大前監督が指揮を執っていたが、同監督は活躍を許した敵選手への辛口コメントがしばしば目立っている。 今季も4月17日・巨人戦で「6.2回1失点」と封じられた巨人・赤星優志に「めちゃくちゃいいコースに決まっているかというと、そんな感じには見えなかった」、7月12日・巨人戦で完封負けを喫した戸郷翔征に「完封されるような調子じゃないと思うけどね。こっちが打ち損じているというか、打ってないというだけ」と言い放ったことなどで物議を醸している。 赤星、戸郷は今季の阪神戦で赤星が「7登板・3勝0敗・防御率1.13」、戸郷が「5登板・2勝1敗・防御率1.36」とそれぞれ好成績を残している。この点についてはシーズン中から「矢野が変なこと言って相手を刺激したからだ」という指摘が一部から上がっていたが、岡田新監督は二の舞にならないよう慎重に発言する必要もありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月07日 21時30分
阪神・岩貞のFA熟考、長引く理由は首脳陣への不満? ヤクルト・DeNAへの流出に現実味か
2014年のプロ入りから阪神でプレーし、今季までに「222登板・39勝42敗31ホールド・防御率3.67」といった通算成績を残しているプロ9年目・31歳の岩貞祐太。7日に伝えられたFA権にまつわるコメントがネット上で話題となっている。 報道によると、岩貞は二軍本拠地・鳴尾浜球場で調整した6日に応じた取材の中で、今季8月に取得した国内FA権の行使について「(期日までの)時間だけが変わってる感じで、(心境は)変わっていないです」とコメント。申請締め切り日の9日が目前に迫る中、行使するかどうかまだ悩んでいる旨を口にしたという。 岩貞は今季セットアッパーの一角として、「53登板・2勝1敗11ホールド・防御率2.57」と自己最多登板をマークするなどフル回転。FA行使については熟考する方針を示したことが10月中旬に伝えられており、同月末にはヤクルト、DeNAの2球団が獲得調査に動いていることも報じられている。 >>阪神トレード加入の渡邉、二塁奪取は絶望的か 岡田新監督は期待も致命的問題、新庄監督は愛想尽かした?<< 岩貞のコメントを受け、ネット上には「想像以上に悩んでるな、もうそろそろ1か月だぞ」などと驚きの声が上がった。また、中には「阪神でやりたいとは言ってるのにここまで長引いてる理由が気になる」、「何回か交渉はしてるらしいが、条件で揉めてる説は普通にあるな」、「年俸だけじゃなくて、起用法についても折り合いがついてないのでは?」と熟考の背景を推測するコメントも見られた。 「シーズン終了から現在まで熟考が続いている岩貞ですが、これまでに球団と複数回交渉の場を持ったことや、『タイガースに残ってやりたいという気持ちはあるということは変わらない。その上で、もう少し考えようと思います』と残留の意思はあると口にしたことが伝えられています。それでも結論を出せていないということは、岩貞には交渉にあたり重要視している何らかの条件があり、その条件について落としどころを見いだせていないという可能性もあるのでは。岩貞は昨オフの契約更改後会見をはじめこれまでに度々先発希望を訴えていますが、2020年ごろからほぼリリーフ起用となっているため、年俸はもちろんこうした起用法についても球団と慎重に話し合っていることも考えられます」(野球ライター) 阪神・嶌村聡球団本部長は10月末に応じた取材の中で「こちらとしては全力でいきたい。やはり、残ってもらいたい」と、岩貞のことは全力で慰留する構えを見せたことが伝えられている。年俸増、複数年契約など相応の条件を提示しているものとみられるが、果たして岩貞はどのような結論を下すのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月04日 15時30分
ソフトB、助っ人テスト生に致命的問題? 藤本監督は高評価も厳しい声相次ぐ「今からでも考え直せ」
3日から宮崎で秋季キャンプをスタートさせたソフトバンク。同日に伝えられた藤本博史監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、藤本監督は同日に応じた取材の中で、今秋キャンプにテスト生として参加している助っ人野手・ホーキンスについて「僕はいいと思いますよ。タイミングの取り方とか日本向きだなと思う」、「初日を見る限りでは打撃は使えそうじゃないかな」とコメント。この日行ったフリー打撃で場外弾も放った打棒を高く評価したという。 ホーキンスは今季米独立リーグでプレーし、「127試合・.298・48本・125打点」で本塁打王、打点王、シーズンMVPを獲得した強打の外野手。今秋キャンプにはソフトバンク球団スカウトの推薦もあり、3~9日の期間でテスト生として参加。球団は8、9日に予定されるシート打撃の結果などを元に合否を判断するという。 >>ソフトB・甲斐の態度に「一気に嫌いになった」と批判 止まないバッシングに反抗? サヨナラ負け直後の“ガムクチャ”が物議<< 藤本監督のコメントを受け、ネット上には好アピール継続・テスト合格を期待する声が上がったが、中には「実績はなかなかだけど、それ以上に阪神も狙ってたって要素が不安」、「蓋を開けたらロハス程度しか打てなかったって展開も全然あり得るぞ」、「監督には今からでも考え直せと言いたい、阪神が調査してた助っ人の獲得は危険すぎる」といった、阪神の動向踏まえた反対意見も多かった。 「現在ソフトバンク秋季キャンプに参加中のホーキンスですが、10月中旬には阪神も来季助っ人候補として獲得調査を行っていることが伝えられています。複数球団が獲得を狙っているというのは一見よく聞こえますが、近年の阪神は今オフそろって戦力外となったマルテ(2019-2022/通算40本塁打)、ロハス(2021-2022/同17本)、ロドリゲス(2022/同2本)など不発に終わった助っ人野手が頻発。ファンの中には助っ人の人選に苦労している阪神が着目した助っ人を引き入れて大丈夫なのかと心配する意見も少なからず上がっています。ソフトバンクは長らく中軸を張ってきたグラシアル(2018-/同59本)の退団が濃厚と伝えられていますので、今回の藤本監督のコメントも含めると、代役としてのホーキンス獲得は濃厚と思われますが…」(野球ライター) 藤本監督は好感触を抱いた一方、ファンの間では賛否が分かれているホーキンス。「日本で自分の力を試したい」と意気込んでいるという助っ人のテストは果たしてどのような結果となるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月04日 11時20分
阪神・岡田新監督、高卒3年目・井上を主力に抜擢? 秋季キャンプで見せる進化に手応えか
「岡田版再生工場」と言っていいのでは? 秋季キャンプの一日は長い。全体練習が始まるのは、午前9時過ぎ。午後4時頃には終了する。しかし、早出特打ちをする中堅・若手もいれば、居残り練習を志願する選手もいて、「球場を出たのは午後8時過ぎ」なんて日もある。 春季キャンプの一日も長いが、そちらはペナントレースを見据えた“調整の意味合い”が強い。 「ここでアピールしなければ」「来年こそ…」“リミッター解除”とまでは言わないが、秋季キャンプでは無理をしてくる選手も多い。 >>阪神トレード加入の渡邉、二塁奪取は絶望的か 岡田新監督は期待も致命的問題、新庄監督は愛想尽かした?<< トラの秋季キャンプについて、チーム関係者の一人がこう言う。 「岡田彰布監督も、この秋季キャンプ中に各選手の特徴を把握したいとしています。新任のコーチも何人かいますし、今まで解説者、OBとして外部から見てきた印象と、実際の姿を見比べ、色々と考えています」 岡田監督は関西系メディアで「二遊間の再構築」を優先事項に挙げていたが、秋季キャンプ初日の11月2日は違った。 「一番飛んでたんちゃう?」 午後の練習が再開された時、いわゆる監督付きとなった記者団と顔を合わせるなり、そう言って目を細めた。 昼食の時間帯、選手たちは順番に食事を取るのだが、後ろの方になった選手はケージに入り、フリーバッティングを行う。岡田監督は別室で食事を取りながらもその全てを見ていて、高卒3年目の外野手・井上広大(履正社)のパワーに驚いたと言う。 その口ぶりからして、一軍定着へ一歩近づいたのではないだろうか。そんな岡田発言に“2つの事前情報”が重なった。 「高校卒の選手が(スタメンに)一人もいないなんて、寂しすぎるんちゃう?」 2022年シーズン中盤、岡田監督は阪神戦中継の解説者を務めていた際のことだ。「3番・近本、4番・大山、5番佐藤」の生え抜きクリーンアップが編成され、それについて聞かれると、必ずそう答えていた。 ドラフト1位指名の選手がチームの中核を担っており、「若手が育っている」と捉えられていたのだが、岡田監督の着眼点は違った。高校卒選手が伸び悩んでいる現状を嘆いていた。だとすれば、19年ドラフト2位の井上の成長は「チーム改革の象徴」ともなりそうだが、こんな情報もあった。 「今年のドラフト1位は、森下翔太外野手(中央大)です。第一次政権で鳥谷敬を育てたように、森下を1年目からレギュラーで使うつもり」(前出・チーム関係者) これから獲得する新外国人選手との兼ね合いもある。また、岡田監督は16年新人王の高山俊が伸び悩んでいることも気に掛けていた。外野の新レギュラー候補は多い。 「岡田監督は、伸び悩んでいる若手、中堅にきっかけを与えてやれば大きく変わると見ています」(前出・同) その「きっかけ」というのは、至ってシンプルなもの。井上はほんの少し、ミートポイントを前にしただけだった。「ビックリしています」 井上が指揮官のお褒めの言葉を記者団から伝え聞いたのは、午後7時頃。居残りでバットを振っていたのだ。この長い一日が、伸び悩んでいた選手を再生させるのだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年11月02日 15時50分
阪神・岡田新監督、森への発言に「自軍にも失礼」と批判 FA獲得拒否理由が物議、調査不調の“八つ当たり”と憶測も
2日から高知・安芸で秋季キャンプをスタートさせた阪神。同日に伝えられた岡田彰布新監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、高知入りした1日に取材に応じた岡田新監督は、同日に西武のプロ9年目・27歳の森友哉がFA宣言したと報道陣から話題を振られる。だが、「全然考えてない。そんなん、いらんよ。せっかくチームが若くなってきたのに、年寄りいらんやろ」と、獲得は全く考えていないと口にしたという。 森はプロ入りした2014年のプロ入りから西武でプレーし、今季までに「926試合・.289・102本・449打点」といった通算成績を残しているチームの正捕手。巨人、オリックスが獲得に動いており、オリックスについては4年総額16億円プラス出来高という大型オファーを準備していることも伝えられるなど争奪戦の様相を呈している。 >>西武・森、FA行使報道に「先輩引き留めておいて…」ファン落胆 昨オフの更改後コメントに再注目、当時から移籍を想定?<< その森の獲得には否定的な見解を示した岡田新監督だが、ネット上には「まだ20代後半の森を年寄り扱いって馬鹿にしてるのか」、「獲らないなら獲らないでいいが、年寄り呼ばわりは絶対に余計な一言だろ」、「一軍捕手の梅野(隆太郎/31歳)、坂本(誠志郎/28歳)、長坂(拳弥/28歳)は皆森より年上なのに…自軍選手にも失礼だ」といった批判が寄せられた。 森への敬意を欠いていると非難される岡田新監督の発言だが、一部からは「獲得調査不発で逆ギレしてるんじゃ…」という憶測の声も上がっている。阪神は今季8月に水面下で森の獲得に動いていると報じられたが、その後は同様の報道は全く出ていない。ファンの中には水面下の調査が不調に終わったことも“年寄り発言”の背景にあるのではという意見もある。 1日の取材では「阪神だけやろ。レギュラーポジション取っている高校生いてないの。阪神だけやもんな。それはちょっと寂しいよな」と、高卒の主力野手が見当たらないことを問題視したという岡田新監督。外部補強よりも現有戦力の底上げが急務と考えているようだが、この判断は果たして吉と出るのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月29日 11時00分
阪神・糸原、岡田新監督に干される? 渡邉獲得も不信感の表れか、“守備力優先”の起用方針には合致せず
10月24日に始まった本拠地・甲子園での秋季練習からチームに合流した阪神・岡田彰布新監督。就任後に掲げた起用方針はネット上でも大きな話題となった。 岡田新監督は同月16日の就任会見で選手のポジションを固定し守りを安定させる方針を掲げ、会見中には一塁・大山悠輔、三塁・佐藤輝明の固定を早々に明言。また、2日後の18日には「(シーズンの)80%以上の固定やで。そんな二遊間をぼんぼん代えられんよ」、「どういうコンビを組ますかは最終的には(来年)2月になると思うよ」と、二遊間についてもこれと決めた選手を固定起用する考えを明かしたことが伝えられた。 >>阪神助っ人に岡田元監督が酷評!「ボロクソ言われるのも当然」致命的弱点指摘にファン納得、獲得自体がミスと指摘も<< 打力より守備力を優先し、一度決めた選手は固定する方針を岡田監督が掲げたこともあり、迎えた秋季練習ではどの選手がアピールを成功させるかに注目が集まっている。ただ、参加選手の一人であるプロ6年目・29歳の糸原健斗については期待以上に「他の選手はともかく、糸原についてはほぼ確実にレギュラー外されるだろ」、「中野、渡邉の方が期待されてるようだし、このまま二軍で干されるんじゃないか」といった厳しい見方が上がっている。 糸原は2017年のプロ入りから阪神でプレーし、今季までに672試合に出場。守備については本職の二塁に加え三塁、遊撃も可能とユーティリティ性はあるものの、今季までに通算39失策を喫している。記録に残らないミスもしばしば目立っており、今季も5月20日・巨人戦延長10回表1死満塁で三ゴロを捕球した際、三塁ベースを踏まないまま本塁送球し併殺を逃したことなどでファンのひんしゅくを買った。 一方、打撃では今季までに「.273・12本・190打点・625安打」とシュアなバッティングでチームに貢献。また、打てなくても球数は稼ぐ粘り強さも買われ、これまでは主に二塁のレギュラー格として起用されてきた。ただ、岡田新監督は前述の通り打力より守備力を優先する方針を打ち出していることから、守備難を打撃で補ってきた糸原は方針に合わない選手として冷遇されるのではと気がかりに思ったファンも少なからずいるようだ。 「岡田新監督は今季まで遊撃手だった中野拓夢の二塁コンバートを10月18日に示唆したり、同日に日本ハムから二塁手・渡邉諒をトレードで獲得し『(日本ハムでは)ある程度レギュラーも張っていた。二塁とかの戦力として考えている』と大きな期待を寄せたりと、これまで二塁レギュラーだった糸原を明らかに信用していないような雰囲気を醸し出しています。そのため、糸原は今後どれだけアピールしても、評価はされないままレギュラーから陥落という展開は十分考えられます。また、『(シーズンの)80%以上の固定』という方針を考えると陥落後は一軍にも居れずに二軍幽閉とされたり、トレードの駒として他球団に放出されたりといった事態に陥る可能性も決してゼロではないのでは」(野球ライター) 体制変更で立場が苦しくなりそうな糸原だが、一部ファンの間からは活路を見いだすために外野に挑戦するのも一手ではという意見も上がっている。阪神は今季近本光司(132試合)、佐藤(115試合)、島田海吏(114試合)の3名が主に外野3枠を占めたが、佐藤の三塁転向で1枠空きが出ている状況だ。 外野は内野に比べ守備機会が少ないため、多少守備難でも目をつむって起用しやすいポジション。糸原はこれまでのプロ6年間で外野守備に就いた経験はないが、前述の通り一定の打力はあるため、今オフの間に基本的なプレーを習得できればチャンスはあるのではとにらんでいるファンもいるようだ。 「自分のやることは変わらないと思うし、チームに貢献できることだけをやるだけ」と、岡田新政権への貢献に意気込んでいるという糸原。来季レギュラーに食い込めるのか、どのポジションで立ち位置をつかむのかは今後も要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月24日 15時30分
日本ハム・新庄監督、ロッテ戦視察は近藤FA補償への備え? 不気味な言動が憶測を呼ぶ、強肩と目を付けられた選手は
23日に行われ、ロッテが「3-0」で勝利したフェニックスリーグ・阪神戦。試合結果以上に話題となったのが日本ハム・新庄剛志監督の視察だった。 日本ハムはこの日午後0時30分からフェニックス・楽天戦を戦ったが、新庄監督は木田優夫二軍監督が率いる自チームではなく、同時刻に開催された無関係のロッテ対阪神戦を視察。報道によると、試合開始前に取材に応じた新庄監督は視察の理由の一つとして「トレードに向けて選手をチェックしたい」と口にしたという。 日本ハムは18日に渡邉諒、高濱祐仁を阪神に放出し、代わりに齋藤友貴哉、江越大賀が加入する交換トレードを成立させている。ただ、新庄監督はこの1件で満足せず、他にもトレード補強の可能性はないか模索しているようだ。 >>阪神トレード加入の渡邉、二塁奪取は絶望的か 岡田新監督は期待も致命的問題、新庄監督は愛想尽かした?<< 新庄監督のコメントを受け、ネット上には「数日前にトレードしたばかりなのに貪欲だな」と驚きの声が上がったが、中には「実は近藤FA流出後も睨んでたりして…」、「補償関係の事情もあるかも、ロッテも近藤調査してるらしいし」、「ロッテ移籍した場合に備えて、人的誰にするか直接見極めにきたのか?」といった、日本ハム・近藤健介の去就も背景にあるのではという推測のコメントも見られた。 近藤はプロ入りした2012年から今季まで日本ハムでプレーし、通算で「1014試合・.307・52本・446打点・1016安打」をマークしているチームの絶対的主力。ただ、10月18日に今季7月に取得した海外FA権を行使する見込みであること、オリックス、ソフトバンク、ロッテの3球団が獲得調査に動いていることが報じられている。 「FA選手は元球団の年俸上位1~3位ならAランク、4~10位ならBランク、11位以下ならCランクに位置付けられ、A、Bランク選手の獲得には人的、もしくは金銭での補償が必要となります。近藤は年俸2億5500万円(推定)でAランクとみられているため、日本ハムは仮に近藤がFA流出した場合、移籍先球団に人的補償選手を求めることが可能。その選手の品定めも今回の視察の目的なのではと推測しているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 試合終了後にも取材に応じ「目立ったのはロッテ山本君。いい肩してました」と、ロッテのプロ2年目・20歳の山本大斗の守備を評価したという新庄監督。不気味な言動は今後も注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
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阪神、新庄日本ハムに黒星も「やっぱり強い」の声? 他球団スコアラーは気を吐いた“キーマン”たちを警戒か
2022年02月09日 11時00分
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スポーツ
阪神・糸井に「何歳や思ってんねん」 金村氏がハイペース調整に苦言、本人の過去発言から反発も
2022年02月08日 15時30分
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スポーツ
阪神・矢野監督、佐藤4番起用は新庄監督のため?「気い使ってるんやから」対決前日のコメントに憶測の声
2022年02月07日 20時30分
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スポーツ
阪神・藤浪に「試合では使えん」球界OBがカーブ投球を酷評し物議、三振奪うも露呈した致命的な問題とは
2022年02月07日 19時30分
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スポーツ
阪神・矢野監督だけじゃない、プロ野球監督の去就騒動 電撃休養から一転して復帰したケースも
2022年02月05日 17時30分
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スポーツ
阪神、矢野監督の退任表明に球団OBが沈黙? 藤浪晋太郎が「オトナの対応」もシーズンへの悪影響は不可避か
2022年02月02日 11時10分
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スポーツ
阪神・矢野監督が退任表明した本当の理由は 井上ヘッドらには事前に相談? 後任探しは苦戦か
2022年02月01日 11時25分
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スポーツ
元阪神・赤星氏、日本ハムの臨時コーチ受けたワケ TVで新庄監督が直オファー? 今後の阪神復帰にも影響か
2022年01月31日 15時30分
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スポーツ
阪神・藤浪、キャンプイン早々にリリーフ行き? “菅野カラー”で制球力改善もブルペン崩壊に巻き込まれるか
2022年01月27日 11時00分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分