映画
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芸能ニュース 2020年11月09日 23時00分
片桐はいり、巨匠の引退を引き留める? ツァイ監督が「商業映画の引退宣言」の真相を語る
アジアを代表する映画監督と日本の映画人を招いて行われるトークセッション『アジア交流ラウンジ』が6日、第33回東京国際映画祭の開催地の一つである東京・日比谷で行われ、女優の片桐はいりが登壇。台湾を代表する映画監督のツァイ・ミンリャンとオンラインでのトークセッションを行った。 >>全ての画像を見る<< モデレーターの市川尚三氏も参加して行われた本イベントに参加したツァイ監督は、第21回東京フィルメックスの特別招待作品として出品された新作『日子(英題:Days)』が公開予定だ。片桐はツァイ・ミンリャンの映画の大ファンであるといい、「ユーロスペースで、台湾映画の面白いのやっているよって言われて拝見したのが最初。『愛情萬歳』(1994年)からずっと見続けています」とコメント。 ツァイ監督が商業映画引退を宣言した『郊遊(ピクニック)』(2013年)で来日の際には、「それを引き留めよう」とイベントに駆けつけたこともあったといい、「(そういう経緯があったからこそ)今日『日子(英題:Days)』を見れた喜びといったら」と頰を緩ませる。 ツァイ監督は片桐が指摘した商業映画引退宣言の真相について、「『郊遊(ピクニック)』を撮り終えた後、いろんな思いがやってきて、観客がチケットを買って見る映画はもう撮りたくないって思ったんです」と振り返ると、「わたしは一作ごとにチケットを街頭で売っていたりしたんです。それは疲れる作業でもありました。商業映画は(ヒットのために)どうしても入れなきゃいけない要素なんてものも出てくる。それで疲れていたんでしょう」と自身の当時の思いを分析。 その上で、「映画を撮りたくないというのは、チケットを売りたくないということ。映画を撮らないと言ったわけではありません。別の方法で映画を撮るという手段は捨てていなかったんです。撮りたいようにしか映画を撮りたくないと思っただけ」と、商業路線ではない作品に力を入れようという意味での商業映画引退宣言だったと説明した。 来年は東京で舞台をやる予定もあるといい、「コロナ禍でどうなるかわからない。でもわたしは東京で舞台をきちんとやりたいと思っています。ぜひコロナが何とか収まってほしい」と話すツァイ監督。「コロナに限らず、映画を見る行為は多様化している。でも内容はどうか。映画館で見るのは単一(どれも似たもの)になっている。Netflixなどでの配信作品に関しても、単一なフィルムしか出て来ていないと感じています。映画館自体新しい形態になるべきだと思っています。もっと、例えば美術館形式のものがあってもいいんじゃないか。そこでアートフィルムをかけるとか」と今後の映画界への思いなども熱っぽく語っていた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2020年11月09日 17時45分
中川大志、『なつぞら』一久の経験が生きる? アニメ『ジョゼ虎』声優に挑戦、監督も「重みをわかってくれた」と太鼓判
第33回東京国際映画祭2020で11月7日、特別招待作品としてアニメ映画『ジョゼと虎と魚たち』が上映され、タムラコータロー監督と声優を務めた俳優の中川大志がトークセッションに登場した。 本作は、2003年に妻夫木聡・池脇千鶴主演で実写映画化もされた、芥川賞作家・田辺聖子氏の小説が原作のアニメーション映画。恒夫は若手人気実力派俳優の中川、ジョゼは活躍目覚ましい女優・清原果耶が演じる。 >>全ての画像を見る<< 今回が初めての東京国際映画祭への参加という中川。今回演じた恒夫について、「自分と同い年の設定で、等身大で素の自分のトーンに近い喋り方で、お芝居をさせていただきました」と話した上で、「清原さんが演じたジョゼって女の子がほんとにかわいいんですよね、魅力的で。どんどんどんどん引き込まれていったので、僕も自然と気持ちを乗せて演技することができました」と振り返った。 また、本作の中川が映像美に注目してほしいと語ったことを受けタムラ監督は、「色はほんとに気を使いました。どギツすぎずモノトーンにはしすぎないバランスを模索しまして、2人の感情をうまく表現できたらと思いました。2人の距離感がコロコロと変わっていくので、それを表現するために、キャラクターの絵であったり背景であったり音楽であったり色彩であったり、あらゆる手段を使って2人の距離感を表現しているので、前半と後半の違いを見ていただけたらな、と思います」と、見どころを明かした。 最後に中川は、「監督の指示が細かすぎて、『これ前のテイクと何が違うんだろうな』と思いながらも、本当に絶妙なお芝居をしました。でも、思い返したら自分も“気難しいアニメーション監督”の役をやったことがありまして、自分がアニメーション作品の一部となれたこと、この作品に参加できたことが本当に幸せです」と、自身が連続テレビ小説『なつぞら』(NHK)で演じたアニメーション監督と重ね合わせ、作品の完成を喜んだ。それを受けタムラ監督は「作品の重みをわかった上で中川君がこの作品に挑んでくれたのがすごく幸せなこと」と、携わったスタッフにも感謝の言葉を述べ、作品の出来に自信をのぞかせた。 本作は、12月25日から全国で上映開始予定。『ジョゼと虎と魚たち』配給:松竹/KADOKAWA12月25日(金)全国ロードショー(c)2020 Seiko Tanabe/ KADOKAWA / Josee Project第33回東京国際映画祭開催期間:2020年10月31日(土)〜11月9日(月)会場: 六本木ヒルズ、EX シアター六本木、東京ミッドタウン日比谷、日比谷ステップ広場ほかhttps://2020.tiff-jp.net/
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芸能ニュース 2020年11月09日 12時25分
『ガオレンジャー』集結でファン歓喜! 純烈リーダー酒井「この経験がなければ純烈は生まれていない」
純烈の酒井一圭が企画する「スーパー戦隊サプライズフェスティバル」が8日、第33回東京国際映画祭の会場の一つである東京・日比谷で開催され、酒井自身がガオブラック役で出演したスーパー戦隊シリーズの25作目「百獣戦隊ガオレンジャー」のトークショーを、ガオレッド役の金子昇、ガオイエロー役の堀江慶、ガオブルー役の柴木丈瑠を交えて行った。 >>全ての画像を見る<< 「ガオレンジャー」は、2001年2月18日から2002年2月10日までテレビ朝日系列で放送された東映制作の特撮テレビドラマ。百獣の王・ライオンを始めとする様々な動物をモチーフとしたヒーローが登場する。 酒井は登壇すると、純烈がこの「ガオレンジャー」の影響を強く受けたグループであることを紹介。「『ガオレンジャー』の経験がなければ、純烈は生まれていない」と断言し、「やり方が一緒なんです。純烈は、みんながみんなを応援しようよっていうグループを作ろうと思ったんです。だから、『ガオレンジャーだよこれ』って言っていたくらい。『ガオレンジャー2』ですよ」と、純烈と「ガオレンジャー」の関係を紹介。 放送当時は競馬で作った400万円もの借金があったといい、「ガオレンジャーでみんなと出会った時は、競馬で借金があって大変だったけど、僕だけでなく金子さんや堀江さんもそうだった。撮影中もなんとかしようって、そんな話をロケバスで一緒にしていて、“現実戦隊”みたいでした」とため息。 ガオレッドの金子も「まさか20年経って、いまだに『ガオレンジャー』としてお仕事をいただけるのは本当に幸せなこと」と感慨深げ。「来年20周年なので、何かやれればとも思っています。コロナもありますから、期待をせずにみなさん待っていてください」と述べ、「『ガオレンジャー』を東京国際映画祭で上映なんて、奇跡はあるんだなって」としみじみと述べる。 柴木は撮影当時18歳だったといい、「一番大変だったのは堀江くん。撮影中に芝居のことを熱く語ってくれるけど、言ってること面倒くさいし難しいし、何言っているんだろうって。金子くんはいい人でした。自分がまだ右も左も分からない中、(そういう楽しい仲間が身近にたくさんいて、)1人じゃなくてよかったなって思いました」と当時の撮影を振り返る。 イベントには、同作のプロデューサーだった日笠淳、横塚孝弘、声優の稲田徹も飛び入り。同作でハイネスデュークオルグ・シュテンの声を担当していた稲田は「ガオレンジャーは戦隊で初めてのレギュラー」だったといい、「ワンクールで退場ですごくがっかりしたのを覚えています。わたしは戦隊との相性は声優界一番いい」と戦隊シリーズには数多く出演したとのこと。酒井ともその後、仕事などで共演する機会が多かったといい、「酒井さんとは『ガオレンジャー』後に新宿のロフトプラスワンで地下にこもって、楽しいことをたくさん一緒にさせてもらったりしました。また、新宿の地下に帰ってきてほしい」と酒井に呼びかけていた。(取材・文:名鹿祥史)
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社会 2020年11月08日 10時00分
大ブーム『鬼滅の刃』も絶対に見ない? 流行を拒否する人の心理的特徴とは
最近ではもはや社会現象といえるほど大規模なブームとなっている『鬼滅の刃』。中には、まだ漫画や映画を見ていない人に対してバカにするような態度を取ったり、見ることをしつこく勧めるような情熱的なファンもいて、これらの行為には「キメハラ」と名が付けられ、話題を呼んでいる。「キメハラ」とされる内容の幅は広く、その他にも「『鬼滅の刃』が好きではない」と言えない雰囲気や、あらゆる商品のパッケージデザインに採用されていることに圧迫感を持つ人もいるようだ。 その一方でどれだけ流行して、勧められても「漫画も映画も絶対に見ない」という人もいる。『鬼滅の刃』だけに限らず、このように世間で何か特定のものが流行している時、「自分は受け付けない」という姿勢を貫く人が一定数存在する。 >>玉川氏『鬼滅の刃』に「ヒットすると見ない」、斎藤アナ「この映画で優しさを学んでほしい」発言で称賛の声<< もちろん、そのコンテンツに対する好みの問題が関係している場合もあるが、ここでいう「流行を拒否する人」とは、コンテンツそのものが嫌いというわけではなく、あくまでも「はやっているものが嫌い」というタイプをさす。こうした人の心理には、一体どのようなメカニズムが働いているのだろうか。 流行という現象のメカニズムを説明する代表的なものに、「イノベーター理論」というものがある。これは1962年にスタンフォード大学の社会学者エヴェリット・ロジャースによって提唱された理論で、流行の現象を構成している人々の、流行しているものに対する姿勢について5タイプに分類・定義されている。 まず、全体の2.5%とされる「イノベーター(革新者)」のグループは、その他大勢の人がまだ取り入れていないような目新しいものに関心を示すタイプで、流行を作るパイオニア的存在である。 「オピニオンリーダー」や「インフルエンサー」とも呼ばれる「アーリーアダプター(初期採用者)」は流行に敏感で、すすんで情報収集を行い、その情報を広める役割を持ち、全体の13.5%とされる。 全体の34%を占める「アーリーマジョリティ(前期追随者)」は目新しいものを取り入れることにやや慎重なタイプだが、このグループが取り入れると流行が一気に広まる。 アーリーマジョリティと同じ割合を占める「レイトマジョリティ(後期追随者)」は、目新しいものに対して懐疑的なタイプで、大多数が取り入れているところを確認してからやっと取り入れる、いわゆるはやり物好きのグループだ。 そして、最も流行に対して慎重または無関心なのが、「ラガード(遅滞者)」というグループである。全体の16%ほどとされるラガードは、世間の動向に対して関心が低く、社会生活に定着するレベルにならなければ取り入れないタイプだ。このグループが取り入れればその流行は世間に浸透したということができる。ただし、ラガードの中には、徹底して流行を拒絶する者もいるという。 流行がピークになるにつれ、取り入れる人たちが多くなり、その状況が、独自性の高いイノベーターが流行しているものに対する関心を低下させる。そして、独自性の強いイノベーターたちの新たなものへの関心によって、さらに新たな流行が作り出されるという循環のメカニズムがある。 イノベーター理論の分類に基づいて考えると、流行を拒否する人は「イノベーター」か「ラガード」に当てはまるだろう。 イノベータータイプの人なら、日頃から創造性や独創性にこそ価値があると感じ、大多数が同調しているものを敬遠する傾向があると考えられる。ラガードなら、商業戦術に食われたくない、あるいは同調圧力に屈したくないなど、負けず嫌いな心理的特徴を持っている人もいるだろう。いずれの場合にしても、同調性が低く主体性が高いタイプと言える。 こうした独自性や主体性の高さから流行を拒否してしまうタイプの人は、同調性が高いタイプの人から見ると、うらやましく思えたり、場合によっては「気難しい人」「目立ちたがり」「付き合いづらい」などと捉えられることもある。 しかし、それは相手に自分と同じ価値観を求めた時に生まれる捉え方であって、イノベーターやラガードにとっては、感覚的に生じる流行に対する嫌悪感を、どうすることもできないのだ。中には、「格好をつけたい」という理由で流行を拒否している場合もあるかもしれないが、多数派に流されないことに価値を置いているという時点ですでにイノベーターやラガードとしての要素があると言えるのではないだろうか。 いずれのタイプにせよ、多様な価値観を尊重し、それぞれの個性を受け入れたいものだ。文:心理カウンセラー 吉田明日香
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芸能ニュース 2020年11月03日 21時00分
【映画業界の怖い話】撮影中にスタッフが行方不明になった世界的名作
日本アカデミー賞ほか国内外の様々な映画賞に輝いた1980年代を代表する映画『戦場のメリークリスマス』(1983年5月公開)。デヴィッド・ボウイ、ビートたけし、坂本龍一ら俳優が本職でない個性派のキャストをブッキングし、ニュージーランドでロケを行うなど破格のスケールで撮影が行われた本作は坂本龍一作曲の主題歌と合わせて今でも世界に誇る邦画作品の一本に数えられている。 >>ビートたけし再婚で、軍団との関係、新作映画はどうなる?<< さて、本作は第二次世界大戦中のジャワ島が舞台で、ロケ先にはニュージーランドの孤島ラロトンガ島が選ばれた。密林での撮影が多く、撮影中の苦労は数知れなかったという。 そんな中、公開から半年近くが経過した1983年11月。朝日新聞ほか、様々なメディアの報道で『戦メリ』の撮影中、行方不明になったスタッフがいたことが明らかになった。 行方不明になったのは当時45歳の照明技師の男性。1982年8月9日にラロトンガ島に到着し、機材の点検や荷卸しなどを行っていたが、8月21日ごろに宿泊先のホテルから姿を消してしまったという。 行方不明になったのが海外ということもあり、製作スタッフは地元警察に届けを出し、さらに照明スタッフの家族も現地入りしたが、見つからなかったという(その後、家族は大島渚プロに安全保護義務を怠ったとして訴えを出している)。 かつての映画撮影現場は過酷で怪我人などが絶えず、時には死者まで出てしまうケースもあったが(近年でもネットフリックスのドラマ『キングダム』で美術スタッフが突然死亡する事故が発生し問題になったことがある)、日本映画の撮影中に行方不明者が出てしまうのは珍しいといえる。 『戦場のメリークリスマス』はその後、映画監督・大島渚を代表する作品となり、ビートたけしも本作の出演をきっかけに数々の映画やドラマに出演し、後に監督デビューする礎を築いた。 だが、このスタッフ行方不明事件は、当時のメディアで騒がれた以外は現代に至るまであまり触れられない過去のようだ。
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芸能ニュース 2020年11月02日 17時25分
橋本愛「自分や大切な人がいつ死ぬか分からない恐怖が常にある」コロナ前後の想い語る キム・ボラ監督と東京国際映画祭でトークセッション
11月1日、第33回東京国際映画祭2020の「アジア交流ラウンジ」にて、キム・ボラ監督と橋本愛のトークセッションが行われ、モデレーターを是枝裕和監督が務めた。 >>全ての画像を見る<< キム監督は、自身の監督映画『はちどり』が本国韓国だけでなく海外でも大反響を呼んだ、新鋭の女性監督。同作を自宅で鑑賞したという橋本が作品について質問し、キム監督が回答する形でトークセッションが進められた。 橋本は、同作について「ほんとに素晴らしい映画で、感動しました」とした上で、様々な“喪失”を経験しながらも成長する主人公・ウニと自身が多感だった頃を重ね合わせて「私もこの世界にすごく希望を持って生きていて、それが映画の最後の『世界は不思議で美しい』という言葉と自分の今の感覚が重なって、ふわーっと勝手に涙があふれてきました」と感想をキム監督に伝えた。 これを受けキム監督は、「心がこもった言葉でフィードバックをありがとうございます。人生もそのように繰り返し生まれて死んでいく、それがずっと繰り返されているのではないかという想いを込めました。橋本さんの言葉を聞いてそれを受け取っていただけたと思いました」と喜んだ。 橋本は、同作のチヂミを食べるシーンが印象的だったとのこと。チヂミをまるで飲むように次から次へと口に運ぶ様子にインパクトがあり、「まるではちどりがついばむようだ」と表現した。これを受けキム監督は、「実際には俳優さんはあんなふうには食べません。あんなふうに食べてほしいと演出しました。はちどりには食べるシーンが多く登場します。家族が食卓を囲むシーンでは、冷たい空気が流れながらもある種温かみがあるシーンになっています。食べることが人間の感情とどのようにつながっているのかを表現しました」と返答、細部までこだわり世界観を伝えていることを感じさせた。 最後に、トークセッションをオンラインで視聴している視聴者からの「コロナ禍の前と後でクリエイティブ面など変化があったのか」という質問に対して、「コロナ以前よりも、私たちは“人間のつながり”ということについて深く考えるようになったと思います。コロナは息で伝わっていく病気でもあります。私たちが息をしている、この息が他の人にも影響を与えるということを、まさに体を通じて実感している状況に置かれていると思います。また、共通の問題意識というのを共に考える状況に直面していると思うんです。クリエーターとしては、この“つながる”という重要な部分を、今まで見過ごしてきたと改めて考えさせられました。私の行動、息一つ一つが人々に影響を与え得るということを忘れさせないようにするきっかけになったのだと思います」と語った。 橋本は同じ質問に、「生きている感覚としてはビックリするくらい変わりません。毎日どこかで人は死んでいて、自分で自分を殺している人もいれば殺されている人もいて、それと同時に生まれていて、自分や自分の大切な人がいつ死ぬか分からないという恐怖を常に感じながら生きていて、この恐怖が世界的に顕在化されているように見えるというだけで。だから私の中では変わらなくて、だからパフォーマーとしてお芝居する上では何も変わらなくて。ただ唯一、観客として映画を見に行く意識は変わったなと思います。映画館がなくなってしまうという危機感、これまでの関係者の努力によって与えられた機会だったんだと身にしみて分かりました。ほんとに映画館に行かなければという気持ちでいっぱいです」と答えた。 2時間に及ぶトークセッションはあっという間に終了となり、静かに耳を傾けていた是枝監督からは「ずっと聞いていたい」と感想を口に。「今日の2人は大正解だった」と、自身がオファーした2人の化学反応を喜んだ。第33 回東京国際映画祭開催期間:2020 年 10 月 31 日(土)~11 月 9 日(月)会場: 六本木ヒルズ、EX シアター六本木、東京ミッドタウン日比谷、日比谷ステップ広場ほかhttps://2020.tiff-jp.net/
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芸能ネタ 2020年11月01日 21時00分
木村拓哉に“映画界追放”発言の園子温氏、新しい地図とは雪解けも…<共演NG?【犬猿の仲】の有名人>
20日発売の『女性自身』(光文社)では、年明け放送のSPドラマ『教場2(仮題)』(フジテレビ系)で撮影を終えた主演・木村拓哉の姿をキャッチ。記事によると、続編となる今回の撮影に当たって木村側が、キャスティングに関して「共演したことがない人」という条件を提示してきたという。木村は劇中で“鬼教官”を演じていることから、生徒との一線を保つことから顔なじみのキャストを回避するための策のようだ。 >>芦田愛菜、子役との共演を断絶?敵視する本田望結との不仲説は人気はく奪の警戒心からか<共演NG?【犬猿の仲】の有名人><< 木村というと、言わずと知れた国民的アイドルグループ・SMAPのメンバーとして91年9月発売のシングル『Can't Stop!! -LOVING-』でデビュー。中でも木村は俳優として頭角を現し、数々のテレビドラマ、映画、CMなどに出演。名俳優としての地位と“日本一モテる男”の称号を手にし、一時代を築き上げたスーパーアイドルだ。 そんな木村に、暴言を放った人物が存在する。 2014年9月放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)に映画監督の園子温氏が出演。「『キムタクを追放しろ』みたいなことを言ったことになってるんですよ」とボヤき、一連の発言について謝罪したのだ。 事の発端は2012年1月、在京スポーツ紙7紙の映画担当記者で構成する東京映画記者会が制定する「ブルーリボン賞」の合同取材記事を掲載した『東京スポーツ』。1面で「キムタク映画界から追放しろ!」との見出しで煽り、園監督が木村を痛烈に批判したと見立てたのだ。 実際、インタビューに応じた園監督は2010年に木村が主演した公開映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』について、同じように宇宙戦艦が出てくるハリウッド映画『スター・トレック』を引き合いに出した。その際、「『スター・トレック』は無名の俳優をたくさん揃えていた。ハリウッドは企画で勝負するプライドがあるが、日本の映画はプライドがなさすぎ。キムタクとか使う(こと)自体が本当に良くない」と一刀両断。続けて、「日本にはすごい役者がいるのに、毎回キムタクとかだったら役者もやる気がなくなる」と言い放っている。この発言には当然のことながら批判の声が集まった。 それから2年が経ち、同番組に出演した園監督だが、今度は態度を改めた。 「散々、木村に恐縮していた園監督でしたが、中居正広から『木村が怒るかもしれないけど、俺もイライラしてきますよ』と突っ込まれると、『プロデューサーがキャスティングの時に、持ってくる(キャストの)名前がいつも同じ。もうちょっと考え方を変えた方がいいっていう話を言っただけ』とタジタジの様子で釈明。また、当の木村は“追放発言”について『なんとなく聞いたことあります』と濁し、大人の対応でその場を和ませていました。そして、園監督は『今度一緒に映画をやりましょう』と手のひらを返したかのような態度に一変。木村とは握手で和解するという流れで番組は締めくくられました」(芸能ライター) ところが2016年12月、同グループは解散に至り、メンバー全員での映画出演は事実上困難となった。すると、園監督は“独立組”こと「新しい地図」の主演映画『クソ野郎と美しき世界』(2018年4月公開)でメガホンをとったのだ。本作は4つの短編オムニバス構成で、稲垣吾郎が出演した「episode.1」を手掛けた。 “追放宣言”で木村に詫びを入れながらも、手を取り合ったのは木村と仲違いした“独立組”。ホントのところ、和解どころか木村ははらわたが煮えくり返っているかもしれない。
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芸能ニュース 2020年11月01日 16時00分
自分で運転してはいけない契約のタレントも 伊藤健太郎ひき逃げで浮かび上がった問題点
俳優の伊藤健太郎容疑者が、乗用車にバイクで衝突したものの、現場から立ち去った道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕された事件は芸能界に衝撃を与えた。 伊藤容疑者の出演する映画『とんかつDJアゲ太郎』は、30日の公開を予定通り行うと発表されたが、その宣伝で出演予定だったテレビ番組『アウト×デラックス』(フジテレビ系)は、別途緊急収録されたものを、夜にオンエア。さらに、来月11日発売予定の伊藤容疑者の表紙への起用を予定していた『小説野性時代』(KADOKAWA)も、差し替えとなった。 >>交際中の山本舞香は二人の新居を探していた? ひき逃げ疑いの伊藤健太郎容疑者、新作映画の行方は<< そして事件を受け、10月29日放送の『情報ライブ:ミヤネ屋』(読売テレビ制作・日本テレビ系)にコメンテーターとして出演したデーブ・スペクター氏が「自分で運転しない選択肢もあったのでは。自分で運転したい人だったのか」と話し、話題となっている。 芸能人の中には専属の運転手を雇い、自らは車の運転をしない者も少なくない。車は持っているが、免許はないという人もいるほどだ。さらに、車の運転を明確に禁止しているケースもある。 EXILEや三代目J Soul Brothersなどを抱えるLDH JAPANでは、所属タレントに車やバイクを含めた、自ら運転する乗り物の運転を禁止している。事故を起こし、相手を傷つけるようなことはあってはいけないのはもちろんのこと、ダンスなどの体を使ったパフォーマンスをするため、リスクを最大限減らそうとしているのだろう。 また、NHKの「歌のお姉さん」「歌のお兄さん」も、車の運転は禁止されている。さわやかなイメージが売りのため、交通事故を起こすようなことは絶対あってはならないだろう。こちらもEXILEグループに同じく、体を使う仕事のため、スキーなどの激しいスポーツも禁止されている。 やはり、芸能人の事故は、各方面に大きな迷惑を掛けてしまうため、デーブ氏の提言通り、「そもそも運転しない」選択も必要なのかもしれない。
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芸能ニュース 2020年11月01日 12時00分
『鬼滅』の映画ヒットの裏でバトルが勃発しそうな2人の女性芸能人
10月16日に公開されたアニメ映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」の興行収入が、25日までで107億5400万円に達したことを同26日、配給元の東宝とアニプレックスが発表した。 初日から10日間での100億円突破は史上最速。これまでの100億円超えの最速は、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」(01年、最終興行収入308億円)の25日間で、2位は「ハリー・ポッターと賢者の石」(01年)と「君の名は。」(16年)の28日。 その勢いを受け、同作の主題歌である歌手のLiSAの最新シングル「炎(ほむら)」が、週間売り上げ4.2万枚で、11月2日付のオリコン・シングルランキング(集計期間10月19日~25日)で、2週連続1位を獲得し、累積売り上げ枚数11万枚となった。 2週連続1位は、女性ソロアーティストでは、2011年1月10日付と1月17日付で記録した、植村花菜の「トイレの神様」以来、9年10か月ぶりとなった。 「ここまで興行収入が伸びている要因は、作品の内容やクオリティー以外にもある。まずはPG12指定で子どもだけで劇場に足を運ぶことができず、親も一緒に行くので客単価がアップ。そして、各劇場の上演回数が多いので、待たずに自分の好きな時間に見られるのでリピーターも増える」(映画業界関係者) 芸能人や著名人も続々と同作を絶賛しているが、発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)によると、主人公の竃門炭治郎役の声優を務める花江夏樹の大ファンが女優の広瀬アリスと、元SMAPで俳優の木村拓哉の長女でモデルのCocomiなのだとか。 >>広瀬アリス、アナザースカイのゲストに緊張!「ずっと会いたかった人」はあの人気声優? ファンから期待の声<< 広瀬は花江のツイッターの投稿に「いいね」を連打しまくったことを花江にその事実を指摘されると、照れまくりの絶叫ツイート。 Cocomiは花江の誕生日に自身のインスタグラムにお祝いのメッセージを投稿。今年7月には雑誌の企画で対談が実現し、ガチガチに緊張してしまったというのだ。 「今後、2人はさらに“花江ラブ”をアピールしそうだが、花江はすでに既婚者。今のところ、対談したCocomiが“距離”は近いが、広瀬の巻き返しが注目される」(芸能記者) 2人ともそれぞれの親族を巻き込めば、バトルはさらに盛り上がりそうだ。
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芸能ニュース 2020年10月31日 12時20分
三浦春馬さんのお別れ会、ようやく開催時期が発表された理由
7月18日に亡くなった俳優の三浦春馬さんの所属事務所「アミューズ」は10月28日、年内に実施予定だった「お別れの会」を、来年に延期することを公式サイトで発表した。 サイトでは、「ご案内しておりました三浦春馬『お別れの会』に関しまして、年内の実施に向けて調整を進めて参りましたが、検討を重ねた結果、開催を来年に延期させていただく運びとなりました」と告知。 続けて、これまで、新型コロナウイルスの感染状況や、会場の問題など、様々な事情を考慮しつつ、あらゆる可能性を模索してきたことを説明。 そのうえで、「お別れの会」の開催時期について、「あらゆる状況を総合的に勘案し、アーティスト・三浦春馬が取り組んだ作品とその想いを皆様にお届けしたのち、2021年の7月を目安に実施させていただく予定です」とした。 >>ファンが「お別れの会」を待ちわびる中…死後も複雑な家族関係での問題が浮上した三浦春馬さん<< 10月29日には、三浦さんが生前撮影を行い、まだ世に出ていない最後の作品である、12月11日公開の映画「天外者(てんがらもん)」の予告編がお披露目された。 同作で三浦さんは日本の未来を切り開いた五代友厚を演じ、「私は夢のある未来が欲しいだけだ!」とのメッセージから始まる情熱にあふれた作品に仕上がっているが、これで三浦さんが取り組んだ作品がすべてファンに届けられることになった。 「三浦さんが亡くなった直後、所属事務所はお別れ会を開催することには触れていたものの、そこから間があいてしまったため、いつになったら開催するのかファンや関係者も不信感を抱くようになっていた。テレビで紹介された三浦さんと親交のある人物のところにもファンから電話で問い合わせが行くような状態。事務所にも問い合わせが殺到したようで、さすがに、このあたりで日程を決めなければならなくなってしまったようだ」(芸能記者) 開催が決まって天国の三浦さんも喜んでいるはずだ。
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『ドラえもん』キムタク起用で思い出される黒歴史 無かったことにされている大リニューアルは
2020年01月19日 20時00分
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芸能ニュース
今年各映画賞が抱え込むことになったあの人の交通費問題
2020年01月19日 12時30分
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芸能ニュース
福田雄一監督作品が“黒歴史”だった? 今を時めく女優たち総出演の伝説の映画とは
2020年01月18日 20時00分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分