映画
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芸能ニュース 2020年09月16日 07時00分
孤児院で過ごした経験のあるサヘル・ローズ、児童養護施設を扱ったドキュメンタリーでナレーション
児童養護施設に暮らす子ども達の直面する問題にスポットを当てるドキュメンタリー映画『ぼくのこわれないコンパス』のトークイベントが14日、都内で行われ、本作の被写体となったトモヤと、本作のナレーションを務めるサヘル・ローズ、メガホンを取ったマット・ミラー監督が登壇した。 >>全ての画像を見る<< 本作は、12歳の時に実の母親とその夫がメモと1000円だけを残して数日外泊していることを学校の先生が知り、母親の帰宅まで児童相談所に保護されたトモヤがその後、児童養護施設に入所。そこで見つけた安心できる生活と、NPO『みらいの森』との出会いなど10代の自分に起こった出来事を、自分の言葉で告白する様子を記録していくドキュメンタリー映画。映画の完成に向け、到達しない場合は1円も受け取ることができない「All or Nothing 方式」を採用した500万円を目標とするクラウドファンディングで、今月13日から寄付も募っている。 サヘルは4歳から7歳までイランの孤児院で過ごした経験を持ち、本作について、「美しい映画だなというのが第一印象。光があって、聡明。皆さんが想像する映画とは違う。今までの児童養護施設を扱った作品とは違った作品」と絶賛。本作の被写体となったトモヤについても、「初めて会ったけど、すごく綺麗な目をしている。鏡ごしに自分を見ているみたい」と親近感を感じた様子。 「施設の子ども達は人の視線の中に自分が映ることを求めている。存在を確認できる相手を誰しもが求めている」と述べるサヘルは、「施設にいる場所があれば守られている部分があるけど、施設を出ると大変。孤立をする子ども達も多い。そんな子ども達に道を作っていく、それがわたしの仕事」と本作に参加した経緯を明かす。 トモヤも本作に被写体として協力したことについて、「18歳で施設を出てから、いろいろ大変な時期があって、養護施設にいた時も大変なことがあったんですけど、自分だけじゃなく、周りの人もそうなんだってことをいろんな人に知ってもらえたらという思いから参加しました」と説明。「少しでも養護施設の子ども達が心に余裕のある生活ができればいいな」と施設の改善を願っているといい、自身も「最終的には子ども達と関われる仕事に就きたい」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2020年09月13日 12時20分
逆に映画の仕事が増える? 今後は“脱テレビ”にシフトしそうな剛力彩芽
8月末に芸能事務所「オスカープロモーション」を退社・独立した女優の剛力彩芽が、3本のショートフィルムに主演することを、各メディアが報じた。 >>結婚は「意味がない」 剛力彩芽オスカー退社で、懸念される前澤氏の結婚観<< 報道をまとめると、剛力は日本発・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF×ASIA)2020」の日本人クリエーター発掘プロジェクトに企画段階から参加。 次世代を担う監督たちとタッグを組み、「男から逃げる女」「シングルマザー」「マスク依存症」などをテーマに3人の女性をドラマチックに演じ分けるという。 剛力はこれまでに同映画祭の上映会場を訪れていたほか、レッドカーペットイベントにも出席。世界各国から集まる作品に触発されてきたのだとか。 制作中のショートフィルムについて、「全く違った剛力彩芽をご覧いただけると思います。ぜひ皆さん期待して待っていてくださいね!」とアピールしているというのだ。 「現在、決まっている仕事はいずれもオスカー所属時にオファーを受けた、来春公開予定の映画『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』、12月に上演される自身がヒロインを演じる稲垣吾郎主演の舞台『No.9-不滅の旋律-』の再々演、そして、フジテレビ系のレギュラー番組『奇跡体験!アンビリバボー』。このうち、『アンビリバボー』に関してはフジとオスカーの関係があって成り立っていた仕事で、独立したからには降板させられることが濃厚」(芸能記者) 並のタレントならば、唯一のテレビ番組レギュラー降板は大ダメージだが、剛力の彼氏はファッション通販大手・ZOZOの創業者の前澤友作氏といわれている。 先日、前澤氏は株取引で44億円の損益を出したことを公表したばかりだが、まだまだ莫大な資産がある。 「剛力の芸能活動に投資するぐらい、前澤氏にとって“小銭”のようなもの。今後、前澤氏の資本で製作した舞台や映画への出演が増えそう。そうなったらテレビに出る必要はない」(同) 新しい形で活動するタレントになるかもしれない。
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芸能ニュース 2020年09月10日 18時50分
草なぎ剛の主演映画、“世界最長”の予告映像が絶賛「これだけで素晴らしい作品」「ただ者ではない」
俳優の草なぎ剛が10日、自身の公式ツイッターで、トランスジェンダー役として主演した映画「ミッドナイトスワン」の予告動画を紹介した。動画の長さは“世界最長”となる15分25秒に及び、短編映画のような充実した内容が評判を呼んでいる。 映画「ミッドナイトスワン」の公式ツイッターは10日午後2時、「公開日9月25日に語呂を合わせて#925秒(#15分25秒)の予告編が誕生しました」というコメントとともに、予告映像のURLを投稿した。 >>草なぎ剛主演の映画、「僕の中で間違いなく邦画No.1」竹内涼真が絶賛 意外な共演歴も<< 草なぎはこれを引用リツイートし、「僕も、まだ見てません」「世界最長って!世界に羽ばたけ!」とコメントした。このツイートは10日午後3時現在、1,800件を超えるリツイートと5,000件以上の「いいね」を記録している。 予告映像を見たツイッターユーザーからは「予告だけでこんなにも涙が止まらない映画は初めてです」「見るか悩んでいる人はこの予告を見てください」「もはやこれだけで素晴らしい短編作品」などと大きな反響が寄せられた。また、YouTubeのコメント欄には「気付けば12分も経ってて、え、もう12分?!え、もうあと3分しかないの?!ってなってた。そんぐらい引き込まれた」「すごい…やっぱりただ者ではない。草なぎさんの演技力」と称える声もあった。 映画の世界観を引き出す音楽に注目する人も。「バックに流れる渋谷慶一郎さんの音楽が素晴らしいです」「ピアノの旋律と映像の相乗効果で感情が揺さぶられる」「演技は当たり前として、音楽がホントに素敵」「音楽・世界観・役者さんが良すぎて久しぶりに予告見て、こんなにも見たくなった映画は久しぶり」などと評判だ。 「ミッドナイトスワン」は10日午後6時からTOHOシネマズ全国64館で先行上映する予定。公開日までにまだまだ反響は広がりそうだ。記事内の引用について草なぎ剛の公式ツイッターより https://twitter.com/ksngtysofficial映画「ミッドナイトスワン」公式ツイッターより https://twitter.com/M_Swan_Film0925※「草なぎ剛」の「なぎ」は、弓ヘンに旧字体の前の下に刀
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芸能ニュース 2020年09月05日 12時10分
未成年と飲酒で処分も主演映画の最高記録達成に期待がかかるKAT-TUN・亀梨
8月29、30日の「国内映画ランキング」(興行通信社提供)が発表され、同28日から公開されているKAT-TUN・亀梨和也主演の「事故物件 恐い間取り」が、土日2日間で動員26万3000人、興収3億5800万円をあげ初登場1位を獲得。初日から3日間の累計では動員34万3000人、興収4億6500万円の好スタートを切った。 同作は、「事故物件住みます芸人」として、実際に9軒の事故物件に住んだ芸人・松原タニシの実体験を記したノンフィクション「事故物件怪談 恐い間取り」を映画化したもの。 >>活動自粛の山P、報道の未成年女性と会ったのは1度ではなかった? 対処の噂も、「赤西軍団」再結成か<< 亀梨はホラー映画初主演となり、「リング」や「スマホを落としただけなのに」で知られるホラー映画の巨匠・中田秀夫氏のメガホンで実写映画化。亀梨のほか、奈緒、瀬戸康史、江口のりこらが出演している。 「公開前、亀梨は番宣に奔走。そのかいあって数字が伸びたようだが、共演する江口がTBS系ドラマ『半沢直樹』の大臣役を好演しブレイク。そのことも、数字を伸ばした要因となったようだが10~20代を中心に集客している」(映画業界関係者) 亀梨といえば7月末に山下智久と、未成年と酒席をともにしたとして所属するジャニーズ事務所から厳重注意処分を受け反省文の提出を科された。 処分以来、初の公の場は8月19日の同作のPRイベントとなったが、亀梨は「先日の報道により多くの皆様にご迷惑、ご心配をおかけしてしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。その模様は各メディアで大々的に取り上げられていた。 「処分を受けて注目を集めたことが、映画の公開直前だったこともあって“追い風”になった。これまで亀梨の主演映画の最高興行収入は12年公開の『映画 妖怪人間ベム』で11.7億円。今作はコロナ禍で通常の半数しか客席チケットを販売していないにもかかわらず、公開初週の週末成績は『ベム』を上回る数字。このまま数字を落とさなければ亀梨の自己記録更新となりそうだ」(芸能記者) いずれにせよ、新ジャンルのホラー開拓は成功だったようだ。
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芸能ニュース 2020年09月01日 21時00分
草なぎ剛主演の映画、「僕の中で間違いなく邦画No.1」竹内涼真が絶賛 意外な共演歴も
俳優の竹内涼真が8月31日、自身のTwitterを更新し、草なぎ剛主演の映画『ミッドナイトスワン』を褒め称えた。 竹内は『ミッドナイトスワン』のポスター写真とともに、「こんな気持ちになったのは久々です自分でも上手く説明がつかない気持ちですがとにかく素敵な映画です」と絶賛。映画を観て、「俳優とはこうあるべきなのかなぁと考えさせられました」と感想を述べ、「僕の中で間違いなく邦画No.1です」と言い切っていた。 >>主演ドラマの高視聴率で一気に“格”が上がった竹内涼真の不安要素<< これを受け、ネット上では「涼真くんの気持ちが伝わってきた」「出演してなくてもお勧めしてくれて、ありがとう」と竹内に感謝をする声のほか、「草なぎさんのファンでもある私にとって涼真さんのコメントはすごく嬉しいです」「地上波で番宣されないけど、こうして広めてくれてありがとうございます」「いつか剛くんとの共演が来る日が見たいです」など、草なぎのファンからも感謝の声が届いていた。 「草なぎさんと竹内さんは、過去に『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の企画で、一緒に登山に挑戦しています。当時は今ほど名が知られていなかった竹内さんですが、草なぎさんと和気あいあいと登山を頑張っていて、当時のことを今でも覚えている草なぎさんのファンは多いです。また、共演ではありませんが、愛犬家としてファッション雑誌の特集に一緒に掲載されたこともあります。竹内さんにとって、草なぎさんは何かしら意識する存在だったのかもしれません」(芸能記者) そんな竹内が絶賛する草なぎの映画の評判は、いかがなものか。 「公開は9月25日からの予定ですが、オンラインで行われた試写会に参加した人からは『草なぎ剛の存在が圧巻すぎた。脇を固めるキャストたちも素晴らしい』『トランスジェンダーとしての生き辛さがリアルで胸が締め付けられる』『子どもの愛し方について考えさせられる』『運命を受け入れることの残酷さが辛かった』などの声が挙がっています。映画を観て、色々な思いを巡らせた人が多いようですね」(前出・同) 竹内を始め、多くの人が草なぎ主演の映画『ミッドナイトスワン』に期待を寄せているようだ。記事内の引用ツイートについて竹内涼真の公式Twitterより https://twitter.com/takeuchi_ryoma
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芸能ニュース 2020年08月23日 07時00分
“熱い男”山﨑賢人も出演! 坂口拓、主演映画の撮影5分で骨折 77分ワンカットの壮絶殺陣シーンを語る
『キングダム』のラスボス・左慈役などで知られる俳優のTAK∴こと坂口拓が主演を務める映画『狂武蔵』が8月21日から全国公開される。同作は、9年前に撮影されたものの、日の目を見ずにいた坂口の主演作に、山﨑賢人の出演部分などを追撮して完成したアクション時代劇。宮本武蔵役の坂口が588人もの相手に挑むワンシーン、ワンカットが見もの。公開を前に坂口から本作の見所や撮影の裏話などを聞いてきた。 >>4部作の計画が…コロナの影響で撮影スケジュールが大幅に狂いそうな人気作品<< ーー本作では吉岡一門との対決ということで、宮本武蔵を演じています。武蔵を題材にしようと思った経緯を教えてください。坂口:一番分かりやすい、一番有名なのが武蔵っていうことで、武蔵をテーマにしようって思ったんです。あと武蔵って俺の中ですごく人間っぽい人というイメージがあるんです。戦う時に臆病な部分を見せたり、そういう人間っぽさのある魅力を考えても、やっぱり武蔵がいいなって。型にとらわれないところも、アクションの型にとらわれたくない自分と重なる部分があるなって。 ーー宮本武蔵はいろんな小説や映画、舞台の題材になっています。坂口さんは武蔵のイメージをどんなところから作り上げていったんですか。坂口:いろんな人が武蔵を書いている。それをだいたい読んだりして、例えば佐々木小次郎との戦いでは武蔵は遅刻してくる。あれは意図的にやっている。侍は堂々とやるものなのに、わざわざ遅刻していく。侍としては失格です。そうなるとどう考えても武士道や侍道では片付けられないものを武蔵に感じたりします。吉岡一門との戦いではどうせ寝れないんだったらずっと木の上にいて待っていようとか。正面から堂々と行かない武蔵の人間っぽさを見て、普通に強い人という感じではなかったんじゃないかって。そういう感じでイメージを膨らませていったんです。 ーー本作の77分に及ぶ、ワンシーン、ワンカットの殺陣のクライマックスシーンはすごくインパクトがあります。撮影中、こんなシーンが本当にやれると思って挑んでいましたか?撮影の裏話、エピソードがあれば教えてください。坂口:やれると思っていました。現場に入る前に、ずっと一人でいたんですけど、最後にうちのメンバーに、「一緒にトレーニングしてきたんだから悪いんだけど本当に殺しにきてくれ」って言ったんです。「嘘が入ってしまうと、絶対に『狂武蔵』にならない。本当に脳天突いてくれ、面もやってくれ、のどもいい、腕の骨が折れて逆に曲がっていても、俺が片腕で振る間は戦うんだぞ。脚が折れても目がつぶれても、俺が刀を振るっている間は戦うんだぞ、絶対にこい。もしこないなら俺から脳天を打つ」って鼓舞していたんです。そうしたら「スタート!」の合図とともにみんなめちゃくちゃかかってきて。俺は心の中で、「気持ちを上げるために言ったのに、何バカバカ本気できているんだ」って。それで指の骨がまず折れて、体力がゼロになった。やりきる自信はあったんですけど、そんなにバカバカくるとは思っていなかったので、開始5分で「あれ、やれないかも」って思ったのも事実です(笑) ーー啖呵を切った手前、坂口さんとしてももう後には引けない状態になったんですね。坂口:自分の中の計算ではやれるとは思っていたけど、まさかこんなに、5分で体力ゼロになるとは思わなかったんです。本当の合戦みたいでしたよ。今のこの令和の時代に合戦に出たことがあるのは俺しかいないでしょうね(笑)。だってこんなこともう誰もしないでしょうし。真剣じゃないけど、撮影用の剣だって十分死にますし、それでリアルに77分戦えって、イカれている俺くらいしかやろうとしないでしょう。合戦に出たことのある俺だからこそ、侍の気持ちも多分、誰よりも分かるようになったと思います。後半の20分は力で刀を持つのをやめて、握る力がなくなったところで、いなすだけで相手を切れるってことにも気づけた。大変でしたけど、これで学んだことも多かったです。 ーー本作には山﨑賢人さんも出演しています。山﨑さんに対してはどんな印象を持っていますか。坂口:熱い男です。77分のこのシーンを蘇らせるとなった時も、「少しでも手伝えることがあれば」っていうことで、華を添えてくれたんです。賢人が出るような映画じゃないことは百も承知ですけど、その熱い思いでやってくれたことに対してすごくうれしい気持ちです。感謝しています。 ーー坂口さんのアクションのスタイルはどこから来ているんですか。坂口:ジャパンアクションクラブというところに最初入ったんですけど、入って半年で自分が求めるアクションはもっとリアルなものがいいなって思って、そこをやめて。アクションの基本の型は習っていたんで、あとは自分で自分の思うスタイルを進化させていこうって。それがスタートです。 ーーアクションを極めていく中で、影響されたものはありましたか。坂口:格闘技をよく見ていました。生々しい、これぞ格闘技というものから、プロレスまでいろいろなものを見て、アクションももっといろんな形があっていいんじゃないかなって。作品的には黒澤明監督の『七人の侍』とか、若山富三郎さんの『子連れ狼』とかも見ていました。リアルでかっこいいなって。 ーー昔の時代劇からすると、今の日本で作られる時代劇はずいぶんスタイルも変わってきました。それについてはどうお考えですか。坂口:それはそれでいいんじゃないかなって思っています。いろんなスタイルやジャンルがあったほうが面白いんだし。自分に対する捉え方も、リアリズムの侍ものを追求している人という捉え方をしてもらって全然いいと思っているんです。今の時代劇のスタイルが変わったからといって、それに喝を入れようなんて気持ちはないです。 ーー今後役者としてはどのような活動をしていきたいと思っているのですか。坂口:今後は侍映画の文化を残したいので、自分は命をかけてそれに取り組んでいきたいと思っています。 ーー最近YouTubeチャンネル「狂武蔵たくちゃんねる」を開設してアクションのノウハウなどを解説していらっしゃるのも、そういう流れからなのでしょうか。 坂口:リアリズムのアクション道をもっと知って、好きになっていって。そういう思いでやっているんです。今登録者数が22万人以上。登録者は僕にとって宝物のような存在です。今年50万、来年100万というように、どんどん増えていけばいいなと思っています。アクションは世界の共通語。言葉の壁を乗り越えられるものなので、最後は世界を舞台に登録者数1000万人とか、そういう形になっていけばいいなと思っています。(取材・文:名鹿祥史)『狂武蔵』■出演 : TAK∴(坂口拓) 山﨑賢人 斎藤洋介 樋浦勉■監督 : 下村勇二■原案協力 : 園子温2020年/91分/16:9/5.1ch■企画・制作 : WiiBER U’DEN FLAME WORKS 株式会社アーティット■配給 : アルバトロス・フィルム©2020 CRAZY SAMURAI MUSASHI Film Partners8月21日(金) 新宿武蔵野館にてレイトショーほか全国公開
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芸能ニュース 2020年08月22日 12時10分
サツキは児童虐待?「となりのトトロ」2年ぶりの地上波放送で、疑問の声噴出
宮崎駿による人気アニメ作品『となりのトトロ』が、8月14日に『金曜ロードSHOW!』(日本テレビ系)で放送された。2年ぶり17回目の放送となった今回も、世帯視聴率は16.5%(ビデオリサーチ調べ・関東地区平均)を記録し、根強い人気を見せた。 同時にネット上を騒がせたのは、「愛のない正論」とも言えるツッコミだ。もちろん、本作には「メイがわがまますぎる」といったツッコミがかねてより存在しているが、最近の時流を反映した「2020年版」とも言える内容も見られた。 >>宇賀なつみ「トトロがいるとか…」ジブリ否定に批判 「想像力に欠けてる」の声も<< 一つが父親の職業についてだ。サツキとメイのお父さんは32歳で、大学で考古学の非常勤講師をしている。大学の先生と言えば聞こえはいいが、正規職ではないため収入は決して良くないだろう。そのため、副業として中国語の翻訳をしている。そうした立場に、「こんな不安定な仕事で病気がちな奥さんと、子供2人養えるわけがない」「母の療養じゃなくて、収入が低いから田舎に引っ込んで来たんだろ」「大学の仕事がある時は、メイを隣のおばあちゃんに預けるって都合良すぎ」といったツッコミが見られた。これは、現代のフレーズで言えば、「高学歴ワーキングプア」的な問題に属する話かもしれない。 お父さんへのツッコミは容赦ない。作中では、入院中の母親に代わって、12歳のサツキが家事を行い、メイの母親代わりにもなっている。これにも「小学生に家事押し付けてどうすんの」「これって児童虐待だよね」といった声が聞かれた。こうした声は、女性解放を目指すフェミニズム的視点からのツッコミと言える。同じような視点では、海外では、父親がサツキとお風呂に入っていることを問題と考える声も一部であるという。 もちろん、「トトロ」は昭和30年代前半の日本が舞台だ。そのため、「昔の子供は家の手伝いくらい普通にしてたよ」「あくまでアニメ作品として楽しめないのかね。心が狭すぎる」といった批判も生じている。こうした賛否両論を呼び起こしてしまうのも、それだけ知名度と人気が高い証拠なのかもしれない。
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芸能ニュース 2020年08月16日 12時20分
ハリウッドデビュー作は無期限延期状態 小栗旬の密かな野望とは
俳優の小栗旬が、生活拠点を移していた米・ロサンゼルスから緊急帰国していたことが、先月末に一部で報じられた。 記事によると、小栗が一家で移住していたカリフォルニア州は、新型コロナウイルスの感染者数が全米で最多であり、4月に第3子が誕生したばかりの小栗は帰国を決断。 >>妻や義弟とロスに移住した小栗旬、コロナ禍で長年の夢を断念せざるを得ない?<< また、小栗ハリウッドデビュー作「ゴジラVSコング」の公開は、コロナの影響で事実上の無期限延期状態なのだとか。 小栗は所属事務所の役員でもあるため、後輩たちが同じ道を進めるように自ら先頭に立ってハリウッドで実績作りに励みたいとも考え、妻で女優の山田優も賛成していたというのだが…。 「コロナで公開延期になるのはこの状況では仕方ないことだが、このままハリウッド挑戦を目指しても小栗にとって本当に厳しい状況になるのは、コロナ収束後。映画界は大打撃を受け、製作費も厳しい状態。リーマン・ショック後と同じ状況になりそうで、小栗のようなハリウッド作品の経験があまりないアメリカ人以外の俳優を製作サイドはあまり使いたがらない。というのも、アメリカ人の俳優に仕事を回すのが最優先だからそうなるのも仕方ない」(映画業界関係者) 小栗といえば、現在の所属事務所社長が自分の後継者が小栗であることを明言。今後、社長就任に向けた動きもありそうだが、そうなるとクリエーターへの再挑戦もありそうだというのだ。 「小栗の事務所社長はもともと製作畑。プロデューサーとしてヒット作も生み出している。小栗といえば、10年に初監督作品として『シュアリー・サムデイ』を手掛けたが結果は大コケ。あの作品のリベンジをひそかに誓っているようで、コロナ収束後には着手するのでは」(芸能記者) 前作では、いずれも小栗と親交のある小出恵介、勝地涼、鈴木亮平、ムロツヨシ、綾野剛ら豪華キャストが集結。企画が立ち上がれば、再び豪華キャストが集結しそうだ。
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芸能ネタ 2020年08月13日 21時00分
【封印になった映画伝説】映画がきっかけで犯罪が横行?「ジゴマブーム」とは
漫画『鬼滅の刃』のヒットで大正時代が今、若い世代から注目されているという。大正時代の文化を知る上で外せないのが「ジゴマ」と呼ばれた映画を発端にした社会現象である。 「ジゴマ」とはフランスの作家・レオン・サジイが書いた小説で、フランス・パリを舞台に変装した「怪盗ジゴマ」は殺人や強盗などの犯罪を繰り返すというピカレスクヒーローの先駆けとなった作品である。 >>【訳アリ映画伝説】死体が次々と大写しに!一部でしか公開されなかった衝撃の映画とは<< フランスでは1909年に大ヒットを飛ばし、1911年に映画化。日本でも上映されることになり、1912(大正元)年に公開されることになった。 当時、「悪人が主人公」という映画は日本では大変珍しく、またたく間に評判となり、映画館は『ジゴマ』目当ての客であふれかえった。 『ジゴマ』は結果、日本で最初の大ヒット洋画作品となったのだが、大ヒットを記録してからというもの、東京中でジゴマをまねた犯罪行為が流行してしまったのだ。 特に小学生の間では、見慣れていたチャンバラ映画のヒーローとは全く違う、ピストルを使い悪事の限りを尽くす「ジゴマ」は圧倒的人気を博し、各地で「ジゴマごっこ」が展開された。 また、「ジゴマ」は子供だけではなく大人にもブームが訪れ、少し太って色が黒い男性のことを「まるでジゴマのような…」と形容するなど、今でいう「流行語大賞」ともいうべき存在になっていたのだ。 また、当時は著作権があいまいなこともあってか、日本で許可なく作られた「和製ジゴマ」も多数登場。『日本ジゴマ』や『大悪魔』『新ジゴマ』『バトラ』など、多くの日本製「ジゴマ映画」が作られた。 だが、粗製乱造の件もあり、警視庁は『ジゴマ』の上映禁止および、「ジゴマ」という単語を映画のタイトルに入れないように決めた。その結果、日本での「ジゴマ」ブームは去り、ジゴマをまねた犯罪はなくなった。 なお、日本の映画の検閲制度はこの「ジゴマブーム」の時に確立したと言われ、直接的ではないものの映画倫理機構(映倫)設立につながったとされる。
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芸能ニュース 2020年08月11日 18時00分
【訳アリ映画伝説】映画『ノストラダムスの大予言』封印事件
2020年7月21日、ルポライターの五島勉(ごとうべん)氏が6月16日に誤嚥性肺炎で死去したことが報じられた。 五島氏と言えば、16世紀に実在した医師・占星術師のノストラダムスが「地球は1999年7月に滅亡する」という仮説を立てた『ノストラダムスの大予言』を広めた人物とされ、同名の単行本は1973年(昭和48年)に五島氏の訳で出版されるや否や重版を重ね、最終的には200万部を超える大ヒットとなった。 >>【訳アリ映画伝説】死体が次々と大写しに!一部でしか公開されなかった衝撃の映画とは<< さて、『ノストラダムスの大予言』であるが、五島氏による書籍から1年後の1974年(昭和49年)には、東宝の製作で実写映画が公開されている。 書籍と同時に映画もヒット。1974年の邦画部門の興行収入第2位という記録を打ち立てた。しかし一方、本作はその年の公開以来、再上映およびソフト化がされない「幻の作品」となっている。 原因は、映画の中で描かれた被爆者の表現であった。 1974年12月19日の読売新聞によると、本映画のクライマックスの1999年、地球の大気汚染が進み、死の灰が地球全体に降り注ぎ人類は滅亡するというシーンが描かれる。このシーンについて、被爆者団体の協議会から該当箇所をカットするよう要請されたのだ。 問題となったのは、ニューギニアを探検していたうちの一人が人間の肉を食べる原住民を発見するカット、およびラストに登場して来る放射能の影響で形が変わってしまった新しい人類の演出が「原爆被害者に対する偏見を生むのではないか」とされ、問題視されたのだ。 抗議を受けた東宝は、公開から4か月の1974年12月で該当シーンのカットを約束。その後、何度かテレビ放映されたが、本編のLD、ビデオ、DVDといったソフト化は未だ以って実現しておらず、封印状態になっている。 映画『ノストラダムスの大予言』は前述の通り、高い興行成績を挙げた大作であり、丹波哲郎、司葉子、志村喬といった昭和の大スターも出演した、日本映画史上において重要な一本であるため、公開から45年が経過した今も、「一度いいから観てみたい」と語る映画マニアは絶えないという。
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