岡田彰布
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スポーツ 2022年12月08日 19時30分
巨人・原監督、岡田監督に“既読無視”された? 浅野競合ドラフトの裏話明かし話題「水面下でやり合ってたとは」
巨人の大久保博元・一軍打撃チーフコーチが7日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、巨人・原辰徳監督が登場。今年のドラフトの裏で、阪神・岡田彰布監督との“攻防戦”があったことを明かし話題となっている。 今回の動画で原監督は「68勝72敗3分」でリーグ4位に終わった今季の反省点や、高校時代から旧知の間柄である岡田監督が今オフ阪神監督に復帰したことへの感想などを語った。その中で、原監督は10月20日のドラフト会議直前に、岡田監督にメールを送るも無視されたという話を明かした。 >>巨人・原監督、ドラ1抽選後インタビューに「いつまで喋るんだ」と批判 14年ぶりの当たりクジに大興奮?<< 今年のドラフトは9月末に高松商高・浅野翔吾を1位指名することを公言した巨人を含め、9球団が事前に1位指名を公表。DeNA、阪神、ロッテの3球団は公言していなかったが、原監督は「どうも新聞で見ると、阪神が浅野くん来る気配があるね」と、各報道から阪神が浅野指名を被せてくる可能性を察知したという。 そこで、原監督はドラフト当日の朝に「監督おめでとうございます。全力をお互い出し合いながら、ペナントレースでは雌雄を決しましょう。しかし、ドラフトでは戦いたくありませんね」と、それとなく探りを入れようと就任祝いも兼ねて岡田監督にメール。ただ、ドラフト本番前に返信は来なかったという。 迎えたドラフトでは阪神が浅野指名を被せ両球団は抽選で争うことになったが、原監督は抽選会場に向かう際に岡田監督とその日初めて顔を合わせたという。そこで岡田監督から「タツ、(浅野指名は)もう決まってたんや。なんて返信していいか分からんかった」と謝られたため、「そうですか、いや僕は電話番号が変わったのかなと思いました」と冗談交じりに返したという。 原監督の発言を受け、ネット上には「ドラフトの裏でそんなやりとりしてたのか」、「浅野を巡って水面下でやり合ってたとは凄い話だな」、「抽選前にえらい仲良さげだったのはこれが真相だったのか」といった驚きの声が寄せられた。 ドラフトでの両監督は浅野の抽選に臨む際、お互いにニコニコしながら肩を並べて抽選会場に入るなど和やかなムードを漂わせていた。この様子は当時のネット上でも「なんか楽しげだけど何を話してるんだ?」などと話題となっていたが、原監督が送ったメールについて話を交わしていたようだ。 抽選では巨人が浅野の当たりクジを引き、外れた阪神は中央大・森下翔太を1位指名している。ドラフトでの“伝統の一戦”は巨人、原監督に軍配が上がった形だが、来季はどのような戦いを繰り広げることになるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元コーチの公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
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スポーツ 2022年11月29日 11時00分
阪神・岡田新監督、守護神は日替わり? 来季序盤の戦略は岩崎・新助っ人がキーマンか
開幕戦の9回裏のマウンドに立っているのはケラーか、それとも…。 阪神・岡田彰布監督が来季の守護神を湯浅京己に任せることを初めて明言した。しかし、さすがは百戦錬磨の指揮官である。記者団が質問する前に来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(以下=WBC)のことを切り出し、「最初は、そら(抑えで)使えんと思うよ。1か月も違うボール(WBC球)でやって。はっきりと(勝ちパターンの)順番も決められへん」と、序盤戦の守護神は“日替わり”になることも示唆した。 >>阪神・岡田新監督、岩貞を先発に配置転換? ブルペンリーダーの代役はビハインド要員から抜擢か<< 「湯浅のWBCメンバー入りは、ほぼ間違いないでしょう。栗山英樹代表監督も奪三振率の高さに注目していました」(ベテラン記者) 今季、湯浅の奪三振率は10・40。乱暴な比較だが、「奪三振数」(=154個)のタイトルを獲った巨人・戸郷の「奪三振率」は8・07。狙って三振の奪える湯浅の“守護神抜てき”は当然だろう。気になるのは、その湯浅が使えない序盤戦の継投策だ。 チーム関係者の一人がこう言う。 「岩崎優、獲得濃厚な新外国人右腕のジェレミー・ビーズリー(前パイレーツ傘下3A)でしのぐのでは」 しかし、岡田監督は秋季練習中、「クローザーに求める資質」として、こんなことも話していた。「臆病なくらいがちょうど良いのよ。一球の怖さを知っていると言うか」 “一球のコントロールミス”で、試合をブチ壊す恐怖。その表裏一体の状況で投げているのが、クローザーだ。「臆病なくらいが」は老獪な岡田監督らしい言い回しだが、その慎重なピッチングを最終イニングのマウンドで実現できるリリーバーは岩崎だけではない。 開幕戦の臨時クローザーに抜てきされるのは、カイル・ケラーではないだろうか。 「シーズン後半、ようやく戦力になったと言うか…。開幕戦から2試合連続で救援に失敗し、その後、二軍落ち。チームも9連敗しました」(在阪記者) ケラーは34試合に投げ、3勝2敗3セーブ。契約延長を勝ち取った唯一のトラ外国人選手でもある。 一軍再昇格後のピッチングを評価しての残留だが、岡田監督と言えば、鉄壁の救援陣JFKを確立させたように、投手継投策で逃げ切る野球をやろうとしている。 「岡田監督自身も言っていますが、今の投手陣にJFKのような連投を強いることはできません。湯浅を3連投させる時があるかもしれませんが、4連投は無理。壊れてしまいます」(前出・チーム関係者) 湯浅が投げられない日に、打線が爆発して大差がついているのならともかく、僅差での最終イニングを託せるリリーバーも必要なのだ。 「一番恐れているのが、勝ちパターンで使うリリーバーの故障離脱なんです。湯浅に限らず、故障しない保証のあるピッチャーなんていないので」(前出・同) 岡田構想では開幕戦から交流戦の始まる5月下旬までは“テスト&修正”の期間になるという。そのテスト期間中、湯浅不在時の代理クローザーも見極めてくるはずだ。一球のミスで地獄を知ったケラーもキーマンになりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年11月16日 15時30分
阪神・岡田新監督、涌井への失礼発言に批判「来季コケにされるぞ」 通算154勝も評価せず? 実力は健在と指摘も
2日から高知・安芸で秋季キャンプを行っている阪神。16日に伝えられた岡田彰布新監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、第4クールが始まった15日に取材に応じた岡田新監督は、同日に中日へのトレード移籍が発表された楽天のプロ18年目・36歳の涌井秀章について質問を受ける。だが、「まあ、別に。何勝してるって、若いときに積み重ねてやからな」と、特に恐れるような存在ではないという旨をコメントしたという。 涌井はこれまで西武(2005-2013)、ロッテ(2014-2019)、楽天(2020-2022)でプレーし、今季までに「468登板・154勝143敗16ホールド37セーブ・防御率3.57」といった通算成績をマーク。今季は5月中旬に右手中指骨折を負った影響もあり「10登板・4勝3敗・防御率3.54」と振るわなかった。 >>阪神トレード加入の渡邉、二塁奪取は絶望的か 岡田新監督は期待も致命的問題、新庄監督は愛想尽かした?<< 岡田新監督のコメントを受け、ネット上には「岡田監督、150勝投手の涌井を舐めすぎでは」、「昔は凄かった、今はそれほどでもないみたいな言い草はどうなのか」、「若い時に白星稼いでるのは事実だが、30代なってからもそんなに低迷はしてないだろ」、「そんなこと言ってたら来季コケにされるぞ、涌井は3年前にも最多勝獲ってるんだぞ」といった批判が寄せられた。 「涌井はプロ1年目・19歳のシーズンだった2005年からいきなり一軍ローテに食い込むと、翌2006年からは5年連続で2ケタ勝利をクリア。この期間は計69勝、最多勝2回(2007.2009)とリーグトップクラスの勝利数を稼いでいたため、岡田新監督の『若いときに積み重ねてやから』という評価も決して間違ってはいません。ただ、涌井は20代までの年平均勝利数が約9.8勝、30代以降の年平均勝利数が約6.6勝とペースこそ落ちたものの全く勝てていないわけではなく、2020年には自身4度目となる最多勝(11勝)に輝いてもいることから、今は脅威ではないという岡田新監督の口ぶりに首をかしげたファンも少なからずいたようです」(野球ライター) これまでの涌井と阪神の対戦成績は、涌井から見て「13登板・5勝4敗1ホールド・防御率3.28」。阪神側はそれほど涌井を苦手としているわけではないが、来季以降の対戦は果たしてどのような展開となるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月15日 11時00分
阪神・岡田新監督、岩貞を先発に配置転換? ブルペンリーダーの代役はビハインド要員から抜擢か
「岡田改革」の中で、一番強い影響力をもたらすのがこのコンバートだろう。 左のリリーバー、阪神・岩貞祐太を来季、先発に再転向させるという。 「前向きに考えると、本人には伝えてあったようです。岡田彰布監督が熟考し、先発再転向が決まりました」(在阪記者) >>阪神・岩貞は「絶対先発タイプ」 球界OBがリリーフ投球の問題点を指摘、配置転換の経緯から疑問も<< 大山悠輔を一塁、佐藤輝明を三塁で固定するビジョン。中野拓夢の二塁コンバートなど“チーム改革”が進められている。 今回の岩貞の先発再転向は“地味”に見えるかもしれないが、決してそうではないのだ。 「岩貞はチーム事情で先発からリリーフに配置換えとなりました。でも、ブルペンをまとめてきたのは岩貞なんです。ブルペンリーダーがいなくなるわけですから…」阪神情報に詳しいプロ野球解説者がそう言う。 先の「熟考して」の情報と異なるが、「予定通り」と話す関係者もいた。 岩貞は今季、国内フリーエージェント権を取得した。クライマックスシリーズの終了を待たずに「DeNAが興味を持っている」の一報も流れた。最終的に権利行使しないままでの残留が決まったが、 「慰留説得の交渉中に、先発か、リリーフかの起用法に関する話も出たんです。岩貞自身、先発でやりたいとの思いも強かったようです」(関係者) と、慰留条件の中に“先発再転向”が出ていたという。 「岡田監督が解説者時代に『岩貞と岩崎優は先発向き』と話していたのは本当です」(前出・在阪記者) しかし、監督就任後、「(中継ぎとしての調整法が)身体に染み付いているかも」と懸念していたそうだ。 「熟考した」とされるのは、先発再転向後の調整に不安があったからだろう。「岩貞が先発に回るとなれば、次のブルペンリーダーは誰になるのか? その目星がついたから、岡田監督も先発再転向を決められたんだと思います」(前出・同) 年齢的に考えれば、新リーダーは岩崎だろう。ただ、岡田構想では岩崎はクローザーではなく、セットアッパーで使うそうだ。「湯浅(京己)を育てていく」との声が多く聞かれたが、別の投手が出てくるかもしれない。 ブルペン入りした11月3日のことだ。「ええなあ」としきりに褒めていたのが、石井大智だった。 しばらく石井の投球に見入った後、メディアの前に出てきたが、「ホンマ、見たら分かるやろ?」と興奮気味に喋っていた。 石井は2年目の右腕、今季は18試合に登板したが、そのほとんどが負け試合だった。岡田監督の様子から、勝ちゲームでの要所で使ってくるだろう。 「岡田改革はチームを根底から変えようとしているのではなく、選手の適材適所を考え直そうとしているのかもしれません。重要な役どころを与えたら伸びるタイプもいれば、負担を減らしてやったら、見違えるように活躍する選手もいます」(前出・プロ野球解説者) 岩貞という“ブルペンリーダー”の抜けた穴は大きい。2023年のクローザーもまだ決まっていない。岡田監督の試行錯誤はもうしばらく続きそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年11月09日 15時35分
阪神・岡田新監督の爆弾発言に批判、「言いたいことは分かる」の声も?“引退試合”呼ばわりしたトライアウトの現状は
2日から高知・安芸で秋季キャンプをスタートさせ、8日に第2クールを終えた阪神。翌9日に伝えられた岡田彰布新監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、岡田新監督は8日に応じた取材の中で同日に行われたトライアウトについて報道陣から質問されたが、「知らん、全然知らん。誰もとれへんやん。誰が出てるのか知らんけど」と日程・参加選手などは把握してなかったと回答。その上で「引退試合みたいになってるんやろ」、「もう今はスカウトが、みんな見てるから力、分かってるから今さらな」と厳しい見解を示したという。 >>阪神・岡田新監督に「矢野と同じことするな」と批判 DeNA・牧への発言が物議、プロ入り前の実績を嘲笑?<< 今年のトライアウトは楽天本拠地・楽天生命パーク宮城で開催され、49選手が参加。各選手は実戦形式のシート打撃に臨み、投手は打者3人に対して投球、野手は3~4打席に立ち打撃を行った。報道ではプロ・アマのスカウト約100人が視察に訪れていたことも伝えられている。 そのトライアウトに対する岡田新監督のコメントを受け、ネット上には「言いたいことは分かるが言い方が悪すぎないか」、「現役続行の望みをかけた参加者に失礼過ぎる」、「獲得は考えてないって言うだけでよかっただろ、引退試合うんぬんは完全に余計」、「日程も知らんほど興味ないなら無理に喋らず黙っとけよ」といった批判が寄せられた。 参加選手への敬意を欠いていると非難されている岡田新監督だが、一部からは「口調はキツいが内容は間違ってない」という指摘も上がっている。トライアウトは昨年までの直近3年間で総勢132人が参加しているが、このうちNPB他球団との契約にこぎ着けた選手はわずか7人(育成含む)。9割以上の選手は移籍はかなわずNPBの舞台から去っている。こうした現状から、「引退試合みたいになってる」という岡田新監督の見解は正しい面もあると考えているファンも少なからずいるようだ。 8日の報道では、トライアウトを視察した巨人・桑田真澄ファーム総監督が「何人かいましたけどね。(球団に)持ち帰ってまたみんなで相談してって感じですね」と目についた選手が複数いたとコメントしたことも伝えられている。岡田新監督が厳しい見解を示す中、他球団移籍を勝ち取る選手は果たして何人現れるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月09日 11時30分
阪神・岡田新監督が秋季キャンプで苦悩! 新二遊間コンビ決まらず、WBC次第では見切り発車もあるか
岡田彰布監督がレギュラーを固定できるのは、来季中盤ではないだろうか。 11月8日、阪神・秋季キャンプ第2クール4日目。午前11時過ぎから始まった守備練習(シートノック)を見て、そんなことを感じた。岡田改革の一つに“二遊間の守備強化”があった。関西系メディアやローカルTV局に出演する際、「守備位置を固定する」と話していたが、具体的な選手名は挙げていない。 >>阪神トレード加入の渡邉、二塁奪取は絶望的か 岡田新監督は期待も致命的問題、新庄監督は愛想尽かした?<< 「フェニックスリーグに行っている選手もいるし…」 甲子園球場での秋季練習中、中堅以上の主力選手しか見ていないことを理由に挙げ、明言を避けてきた。 しかし、フェニックスリーグに参加していた若手が合流した秋季キャンプに入っても、岡田監督は沈黙を守ったままなのだ。 「秋季キャンプ前、ショートの新レギュラー候補に小幡竜平を推す声がありました。岡田監督の元にもフェニックスリーグでの活躍ぶりが報告されていました」(在阪記者) 第2クール4日目のシートノックを見ても、期待の大きさが窺えた。 ショートでノックを受けていたのは、小幡と木浪聖也の2人。小幡が先で、木浪が2番目だった。大学、社会人を経てプロ入りした木浪の方が出場試合数は圧倒的に上だが、先にノックを受ける方がレギュラー扱いされるものだ。 だが、キャンプ2日目(11月3日)のこと。岡田監督は木浪を指して、「けっこう強いな、肩。それはちょっと再発見やな。思っている以上に…」と、褒めていた。 それを伝え聞いた木浪は「試合に出たい(気持ち)が一番」と、素直に喜んでいた。 「秋季キャンプ前、木浪はセカンドにコンバートされる予定でした。岡田監督が『肩の強さ』に気づいて、以後、ショートに回されたんです。矢野(燿大)監督の時代、中野拓夢にショートのレギュラーを奪われてしまいましたが。木浪はセカンド、ショートのどちらでも構わないから試合に出たいと思っています」(関係者) ノックの順番では“控え”だが、主に二軍首脳陣が推す小幡を差し置いて、木浪がショートのレギュラーに返り咲く可能性もある。 また、21年盗塁王の中野だが、こちらもセカンド転向が伝えられている。現在は侍ジャパンのメンバーとしてチームを離れているが、5日の日本ハムとの強化試合では「二塁手」で出場した。「岡田監督が大事にしているのは“二遊間の呼吸”です」(前出・同) ショートの小幡は動かさないとして、「小幡・中野」「木浪・中野」「小幡・木浪」のどのコンビがベストなのかを見た後で、レギュラーを決定させるのではないだろうか。 「来年春のWBCに中野が招集されたら、二遊間コンビは決まらず、見切り発車となるかもしれません」(前出・在阪記者) シートノック中、岡田監督は三塁ライン付近に立ち、ジッと考え込んでいた。担当記者団とのフリートークでは外国人選手の獲得についても語っていたが、「2023年のチーム像」はイメージできていないようだった。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年11月08日 15時30分
阪神・岡田新監督に「矢野と同じことするな」と批判 DeNA・牧への発言が物議、プロ入り前の実績を嘲笑?
2021年のプロ入りからDeNAでプレーし、今季までに「272試合・.302・46本・158打点」といった通算成績を残しているプロ2年目・24歳の牧秀悟。8日に伝えられた阪神・岡田彰布新監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、岡田新監督は7日に応じた取材の中で、同日に仮契約を結んだ阪神ドラ1・森下翔太(中央大学)が大学時代の先輩・牧を目標に掲げたことに言及。その話の流れで「牧は大学の時ホームラン何本打ってたん? 5本? 大したことないやん」と、大学時代の牧の実績をやゆするようなコメントを笑い交じりに口にしたという。 牧は2017~2020年にかけ中央大学(東都大学野球)で戦い、通算で「81試合・.285・5本・50打点」をマークしている。一方、岡田新監督は早稲田大学(東京六大学野球)でプレーした1976~1979年にかけ「88試合・.379・20本・81打点」といった数字を残しており、打率、打点は現在でもリーグ記録となっている。 >>阪神トレード加入の渡邉、二塁奪取は絶望的か 岡田新監督は期待も致命的問題、新庄監督は愛想尽かした?<< 実績では牧に大差をつけている岡田新監督だが、ネット上には「岡田さん、明らかに牧のこと舐め腐ってるだろ」、「他球団選手の球歴を小馬鹿にするのは失礼極まりない」、「冗談のつもりかもしれないけど、こういうリスペクトに欠けるような発言は控えてほしい」、「先輩を大したことない呼ばわりされた後輩の森下も気を悪くするんじゃないか」といった批判が寄せられた。 牧への敬意を欠いていると問題視されている岡田新監督だが、一部からは「敵選手を過小評価って矢野と同じことするなよ」という呆れ声も上がっている。阪神は2019年から今季終了まで矢野燿大前監督が指揮を執っていたが、同監督は活躍を許した敵選手への辛口コメントがしばしば目立っている。 今季も4月17日・巨人戦で「6.2回1失点」と封じられた巨人・赤星優志に「めちゃくちゃいいコースに決まっているかというと、そんな感じには見えなかった」、7月12日・巨人戦で完封負けを喫した戸郷翔征に「完封されるような調子じゃないと思うけどね。こっちが打ち損じているというか、打ってないというだけ」と言い放ったことなどで物議を醸している。 赤星、戸郷は今季の阪神戦で赤星が「7登板・3勝0敗・防御率1.13」、戸郷が「5登板・2勝1敗・防御率1.36」とそれぞれ好成績を残している。この点についてはシーズン中から「矢野が変なこと言って相手を刺激したからだ」という指摘が一部から上がっていたが、岡田新監督は二の舞にならないよう慎重に発言する必要もありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月04日 11時20分
阪神・岡田新監督、高卒3年目・井上を主力に抜擢? 秋季キャンプで見せる進化に手応えか
「岡田版再生工場」と言っていいのでは? 秋季キャンプの一日は長い。全体練習が始まるのは、午前9時過ぎ。午後4時頃には終了する。しかし、早出特打ちをする中堅・若手もいれば、居残り練習を志願する選手もいて、「球場を出たのは午後8時過ぎ」なんて日もある。 春季キャンプの一日も長いが、そちらはペナントレースを見据えた“調整の意味合い”が強い。 「ここでアピールしなければ」「来年こそ…」“リミッター解除”とまでは言わないが、秋季キャンプでは無理をしてくる選手も多い。 >>阪神トレード加入の渡邉、二塁奪取は絶望的か 岡田新監督は期待も致命的問題、新庄監督は愛想尽かした?<< トラの秋季キャンプについて、チーム関係者の一人がこう言う。 「岡田彰布監督も、この秋季キャンプ中に各選手の特徴を把握したいとしています。新任のコーチも何人かいますし、今まで解説者、OBとして外部から見てきた印象と、実際の姿を見比べ、色々と考えています」 岡田監督は関西系メディアで「二遊間の再構築」を優先事項に挙げていたが、秋季キャンプ初日の11月2日は違った。 「一番飛んでたんちゃう?」 午後の練習が再開された時、いわゆる監督付きとなった記者団と顔を合わせるなり、そう言って目を細めた。 昼食の時間帯、選手たちは順番に食事を取るのだが、後ろの方になった選手はケージに入り、フリーバッティングを行う。岡田監督は別室で食事を取りながらもその全てを見ていて、高卒3年目の外野手・井上広大(履正社)のパワーに驚いたと言う。 その口ぶりからして、一軍定着へ一歩近づいたのではないだろうか。そんな岡田発言に“2つの事前情報”が重なった。 「高校卒の選手が(スタメンに)一人もいないなんて、寂しすぎるんちゃう?」 2022年シーズン中盤、岡田監督は阪神戦中継の解説者を務めていた際のことだ。「3番・近本、4番・大山、5番佐藤」の生え抜きクリーンアップが編成され、それについて聞かれると、必ずそう答えていた。 ドラフト1位指名の選手がチームの中核を担っており、「若手が育っている」と捉えられていたのだが、岡田監督の着眼点は違った。高校卒選手が伸び悩んでいる現状を嘆いていた。だとすれば、19年ドラフト2位の井上の成長は「チーム改革の象徴」ともなりそうだが、こんな情報もあった。 「今年のドラフト1位は、森下翔太外野手(中央大)です。第一次政権で鳥谷敬を育てたように、森下を1年目からレギュラーで使うつもり」(前出・チーム関係者) これから獲得する新外国人選手との兼ね合いもある。また、岡田監督は16年新人王の高山俊が伸び悩んでいることも気に掛けていた。外野の新レギュラー候補は多い。 「岡田監督は、伸び悩んでいる若手、中堅にきっかけを与えてやれば大きく変わると見ています」(前出・同) その「きっかけ」というのは、至ってシンプルなもの。井上はほんの少し、ミートポイントを前にしただけだった。「ビックリしています」 井上が指揮官のお褒めの言葉を記者団から伝え聞いたのは、午後7時頃。居残りでバットを振っていたのだ。この長い一日が、伸び悩んでいた選手を再生させるのだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年11月02日 15時50分
阪神・岡田新監督、森への発言に「自軍にも失礼」と批判 FA獲得拒否理由が物議、調査不調の“八つ当たり”と憶測も
2日から高知・安芸で秋季キャンプをスタートさせた阪神。同日に伝えられた岡田彰布新監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、高知入りした1日に取材に応じた岡田新監督は、同日に西武のプロ9年目・27歳の森友哉がFA宣言したと報道陣から話題を振られる。だが、「全然考えてない。そんなん、いらんよ。せっかくチームが若くなってきたのに、年寄りいらんやろ」と、獲得は全く考えていないと口にしたという。 森はプロ入りした2014年のプロ入りから西武でプレーし、今季までに「926試合・.289・102本・449打点」といった通算成績を残しているチームの正捕手。巨人、オリックスが獲得に動いており、オリックスについては4年総額16億円プラス出来高という大型オファーを準備していることも伝えられるなど争奪戦の様相を呈している。 >>西武・森、FA行使報道に「先輩引き留めておいて…」ファン落胆 昨オフの更改後コメントに再注目、当時から移籍を想定?<< その森の獲得には否定的な見解を示した岡田新監督だが、ネット上には「まだ20代後半の森を年寄り扱いって馬鹿にしてるのか」、「獲らないなら獲らないでいいが、年寄り呼ばわりは絶対に余計な一言だろ」、「一軍捕手の梅野(隆太郎/31歳)、坂本(誠志郎/28歳)、長坂(拳弥/28歳)は皆森より年上なのに…自軍選手にも失礼だ」といった批判が寄せられた。 森への敬意を欠いていると非難される岡田新監督の発言だが、一部からは「獲得調査不発で逆ギレしてるんじゃ…」という憶測の声も上がっている。阪神は今季8月に水面下で森の獲得に動いていると報じられたが、その後は同様の報道は全く出ていない。ファンの中には水面下の調査が不調に終わったことも“年寄り発言”の背景にあるのではという意見もある。 1日の取材では「阪神だけやろ。レギュラーポジション取っている高校生いてないの。阪神だけやもんな。それはちょっと寂しいよな」と、高卒の主力野手が見当たらないことを問題視したという岡田新監督。外部補強よりも現有戦力の底上げが急務と考えているようだが、この判断は果たして吉と出るのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月29日 11時00分
阪神・糸原、岡田新監督に干される? 渡邉獲得も不信感の表れか、“守備力優先”の起用方針には合致せず
10月24日に始まった本拠地・甲子園での秋季練習からチームに合流した阪神・岡田彰布新監督。就任後に掲げた起用方針はネット上でも大きな話題となった。 岡田新監督は同月16日の就任会見で選手のポジションを固定し守りを安定させる方針を掲げ、会見中には一塁・大山悠輔、三塁・佐藤輝明の固定を早々に明言。また、2日後の18日には「(シーズンの)80%以上の固定やで。そんな二遊間をぼんぼん代えられんよ」、「どういうコンビを組ますかは最終的には(来年)2月になると思うよ」と、二遊間についてもこれと決めた選手を固定起用する考えを明かしたことが伝えられた。 >>阪神助っ人に岡田元監督が酷評!「ボロクソ言われるのも当然」致命的弱点指摘にファン納得、獲得自体がミスと指摘も<< 打力より守備力を優先し、一度決めた選手は固定する方針を岡田監督が掲げたこともあり、迎えた秋季練習ではどの選手がアピールを成功させるかに注目が集まっている。ただ、参加選手の一人であるプロ6年目・29歳の糸原健斗については期待以上に「他の選手はともかく、糸原についてはほぼ確実にレギュラー外されるだろ」、「中野、渡邉の方が期待されてるようだし、このまま二軍で干されるんじゃないか」といった厳しい見方が上がっている。 糸原は2017年のプロ入りから阪神でプレーし、今季までに672試合に出場。守備については本職の二塁に加え三塁、遊撃も可能とユーティリティ性はあるものの、今季までに通算39失策を喫している。記録に残らないミスもしばしば目立っており、今季も5月20日・巨人戦延長10回表1死満塁で三ゴロを捕球した際、三塁ベースを踏まないまま本塁送球し併殺を逃したことなどでファンのひんしゅくを買った。 一方、打撃では今季までに「.273・12本・190打点・625安打」とシュアなバッティングでチームに貢献。また、打てなくても球数は稼ぐ粘り強さも買われ、これまでは主に二塁のレギュラー格として起用されてきた。ただ、岡田新監督は前述の通り打力より守備力を優先する方針を打ち出していることから、守備難を打撃で補ってきた糸原は方針に合わない選手として冷遇されるのではと気がかりに思ったファンも少なからずいるようだ。 「岡田新監督は今季まで遊撃手だった中野拓夢の二塁コンバートを10月18日に示唆したり、同日に日本ハムから二塁手・渡邉諒をトレードで獲得し『(日本ハムでは)ある程度レギュラーも張っていた。二塁とかの戦力として考えている』と大きな期待を寄せたりと、これまで二塁レギュラーだった糸原を明らかに信用していないような雰囲気を醸し出しています。そのため、糸原は今後どれだけアピールしても、評価はされないままレギュラーから陥落という展開は十分考えられます。また、『(シーズンの)80%以上の固定』という方針を考えると陥落後は一軍にも居れずに二軍幽閉とされたり、トレードの駒として他球団に放出されたりといった事態に陥る可能性も決してゼロではないのでは」(野球ライター) 体制変更で立場が苦しくなりそうな糸原だが、一部ファンの間からは活路を見いだすために外野に挑戦するのも一手ではという意見も上がっている。阪神は今季近本光司(132試合)、佐藤(115試合)、島田海吏(114試合)の3名が主に外野3枠を占めたが、佐藤の三塁転向で1枠空きが出ている状況だ。 外野は内野に比べ守備機会が少ないため、多少守備難でも目をつむって起用しやすいポジション。糸原はこれまでのプロ6年間で外野守備に就いた経験はないが、前述の通り一定の打力はあるため、今オフの間に基本的なプレーを習得できればチャンスはあるのではとにらんでいるファンもいるようだ。 「自分のやることは変わらないと思うし、チームに貢献できることだけをやるだけ」と、岡田新政権への貢献に意気込んでいるという糸原。来季レギュラーに食い込めるのか、どのポジションで立ち位置をつかむのかは今後も要注目だ。文 / 柴田雅人
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巨人投手の“棒球”に阪神助っ人が激怒? 槙原氏が告白、“バックスクリーン3連発”を招いた致命的な油断とは
2021年05月22日 11時00分
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阪神・岡田元監督が藤川氏に「お前もう先発失格!」 リリーフ転向の真相を明かし反響、とどめを刺したのは大豊?
2021年02月26日 19時30分
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オリックス・岡田元監督、金子の投球に驚き「キャッチャーの指足らんわ!」 規格外の技術に異例の指示も?
2021年02月18日 19時30分
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阪神首脳陣に「いらんことせん方がいい」 岡田元監督が苦言も、「1点でも多く取りに行くのは当然だろ」反発相次ぐ
2020年10月06日 17時00分
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スポーツ
元巨人・上原氏「負けはしたけど…」 惜敗の阪神・高橋を称賛、「エースになれる投手」岡田元監督は制球力を評価
2020年08月19日 15時45分
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スポーツ
張本勲氏よりも問題? 関口宏のゲストに対する失礼な発言
2020年08月10日 12時10分
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スポーツ
エモやん「福留は怒ってるんじゃ」 阪神・大山の“謎盗塁”に苦言、岡田元監督も「絶対にやってはいけない」と一喝しファン共感
2020年07月13日 18時30分
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スポーツ
関口宏、ゲストの岡田彰布元監督への態度が失礼? 意図した返答を得られず苛立ちか、批判集まる
2020年06月01日 12時00分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分