岡田彰布
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スポーツ 2023年02月14日 19時30分
阪神・佐藤、打撃フォームに異変発生? 球界OBの指摘に心配の声、「岡田監督の指示のせい」と指摘も
野球解説者の金村義明氏(元近鉄他)が、13日放送の『金村義明のええかげんにせぇ~!』(MBSラジオ)に生出演。阪神のプロ3年目・23歳の佐藤輝明にまつわる発言が話題となっている。番組で金村氏は先週視察に行ってきたという阪神キャンプについて、複数選手の名を出しながら話した。その中で、佐藤の練習を見る中で感じたという問題点を指摘した。 >>阪神・佐藤、ファンのヤジにイライラ? 以前より目立つワケは…同僚はアルコールが悪影響と指摘<< 佐藤はプロ入りした2021年から昨季までに「269試合・.253・44本・148打点」といった数字を残している左の長距離砲。今春キャンプでも順当に一軍メンバー入りし、攻守で調整に励んでいる。 佐藤は9日のシート打撃で同僚・西純矢から“今季1号”の本塁打を放ったことが伝えられているが、金村氏は「シート打撃では低めのボール(を)ホームラン打ったけどね、なかなか見てて、フリー打撃でも打球が上がらないのよね」と、この一発以外は長打性の当たりをなかなか打てていなかったと口にした。 金村氏は続けて「アウトコースのボールのフォークなんかを、インサイド(の球)を空振りしてるような感じで。なんかドアスイングになってる」、「フリー打撃見ててもやっぱり(体の)開きちょっと早くて、左の軸足が折れるのも早い」と指摘。打球を引っ張りたいという意識が強すぎるのか、打撃フォームにところどころ乱れを感じたという。 金村氏の発言を受け、ネット上には「そんなにフォームガタガタでこの先大丈夫なのか」などと心配の声が寄せられた。また、中には「岡田監督の修正指示のせいでは」、「秋キャンプからの改造計画が上手くいってないってことか?」といった、岡田彰布監督が影響を及ぼしたのではという指摘も見られた。 「岡田監督は就任直後の昨年11月に行われた秋季キャンプ中、スタンス幅を狭く、グリップの位置も低くするようにと佐藤に指示。また、今春キャンプではミートポイントが後ろ過ぎて差し込まれているとして、ポイントを前にして打つように修正させたことも伝えられています。ファンの間ではこの岡田監督の指示が、金村氏が問題視した打撃フォームの乱れの一要因なのではという見方もあります」(野球ライター) 11、12日にそれぞれ行われた紅白戦では、計6打席に立つもノーヒットだった佐藤。3月31日の開幕戦・DeNA戦までに状態を仕上げることはできるのだろうか。 文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年02月13日 15時55分
阪神・岡田監督、結果残した井上を酷評し物議「打撃スタイル否定してる」 紅白戦でのダメ押し打を問題視したワケは
12日に行われた阪神の紅白戦。紅組の「7番・左翼」で先発したプロ4年目・21歳の井上広大に対する岡田彰布監督のコメントがネット上で物議を醸している。 井上はこの日2回表2死の第1打席は空振り三振、5回表2死の第2打席は右飛、7回表1死の第3打席は右飛とそれぞれ凡退。ただ、9回裏2死二塁の第4打席では白組4番手・岩田将貴が投じた変化球にうまくバットを合わせ、一、二塁間をゴロで破るタイムリーを放った。 「5-3」と2点リードの状況でダメ押し打を放った井上。だが、試合後に取材に応じた岡田監督は「外のボール、ちょこんと当てやがって。ああいう打ち方いらんって」、「俺は(前の打席の)右飛の方を評価するよ、はっきり言うて」と、フルスイングではなく軽打を見せたことに苦言を呈したという。 >>前阪神・藤浪、マウンド上で監督批判?「誰が責任とんねん」物議醸した“さらし投げ”の裏話、先輩が暴露<< 岡田監督の発言を受け、ネット上には「結果出したのに文句言われるのは気の毒すぎる」、「凡打なら分かるが、タイムリー打ったのにダメ出しはシンプルに可哀想」、「大振りして凡退するよりはよっぽどマシだと思うんだが」、「打点重視の打撃スタイルを否定してるみたいで複雑」と井上に同情するコメントが寄せられた。 「2019年ドラ2の井上は高校通算49本塁打をマークした実績を持つ右の大砲候補。プロ1年目の2020年から昨季まで一軍ではまだ本塁打ゼロですが、二軍では通算29本塁打を放っています。岡田監督もスケールの大きい打者に育ってほしい、小さくまとまってほしくはないといった思いで今回苦言を呈したのでしょう。ただ、井上は二軍打点王(50打点)に輝いた2021年に『チームを勝たせる打撃が大事。その結果が打点王につながった』と語るなどかねて打点を挙げることを重視しているため、その打撃スタイルを否定されていると不憫に思ったファンも少なからずいたようです」(野球ライター) 現在レギュラーが固まっていない右翼、左翼の座を狙っている井上だが、12日の紅白戦の結果は今後にどのような影響をもたらすのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年02月08日 11時45分
阪神・岡田監督、シート打撃の結果にご立腹? コーチ陣のメニューにもダメ出しか
「やらなきゃ良かった」--。シート打撃の練習を終えた時、阪神コーチ陣はそんな心境だったのではないだろうか。 2月7日、阪神がシート打撃練習を“強行”した。岡田彰布監督は捕手の後ろのケージ越しにそれを見守っていたが、開口一番に出たのは、 「この時期にやる必要性があるんか?」 のセリフ。取材エリアは少し離れた箇所にあったので、聞き取れなかった部分もあるが、岡田監督が怒っていたのは確かだ。 >>阪神・岡田監督、内野陣の凡ミス連発に激怒? 連係プレーの練習不足を露呈か<< 「細かな練習メニューの作成は各担当コーチに任せていました。岡田監督は方向性を伝え、各担当コーチはそれに向かって選手がレベルアップできるよう、日々の練習メニューを作っています」(チーム関係者) これまで、コーチ作成の練習メニューに「ダメ出し」をしたことはなかったという。 しかし、同日の岡田監督は違った。「練習メニューの作成」を一任した手前、シート打撃練習はやらせたが、岡田監督は2月11日の紅白戦まで「実戦形式の練習はやらない」と言ってきた。 「1月のスタッフ会議で、一部コーチから紅白戦前にシート打撃練習をやらせてほしいとの意見も出ていました。その時点では、キャンプ前半は基本的プレーの反復練習を優先させる岡田監督の意見に従いましたが」(前出・同) シート打撃は、投手と打者の「1対1」の勝負になる。 複数の関係者、スタッフなどの話を総合すると、打撃、投手双方の担当者から「やってみたい」の声が出たという。選手たちは投打ともに充実したオフを過ごし、仕上がりも早い。投手たちは「バッターの立った状態で投げたい」と思い、打者陣も「マシンではなく、実際にピッチャーの投げたボールを打ちたい」と希望したそうだ。 「投打ともに内容が良くなかったんです。ノイジー、ミエセスの両外国人選手がホームランをかっ飛ばしただけ。そう言っても過言ではありません」(現地記者) 「時期尚早」とする指揮官の考えが正しかったことが“証明”されたわけだ。 岡田監督はシート打撃終了後、投手担当の安藤優也コーチらに苦言を呈していた。しかし、こんな意見も聞かれた。 「今年の阪神キャンプは起伏がないと言うか、見ていて盛り上がる箇所が少ないんです。打撃練習で柵越えが連発すれば、スタンドで見ているファンも喜ぶし、雰囲気も盛り上がっていくじゃないですか。基礎、基本動作の反復練習が多く、守備練習にしても選手がドロだらけになるのではなく、グローブの動かし方などに時間を割いています」(プロ野球解説者) チーム再建、守備力アップのためのキャンプとは、“地味な練習”が続くものなのだろう。 「ネット裏のライバル球団のスコアラーですが、昨年よりも人数が増えました。倍になったとは言いませんが、選手、監督の両方で優勝経験のある岡田監督が復帰したことで、セ・リーグ各球団は警戒を強めています」(前出・関係者) “初の実戦”となる紅白戦の後、一、二軍の選手の入れ替えも行われるという。指揮官が練習メニューに“起伏”を加えて来るとすれば、その時だろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年02月06日 11時00分
阪神・岡田監督、内野陣の凡ミス連発に激怒? 連係プレーの練習不足を露呈か
「こんなんなら、別に隠す必要なかったよ!」 阪神・岡田彰布監督から出たのは、いきなりのダメ出しだった。 >>阪神・岡田監督、故障の前川を構想外に? 実戦後ろ倒しにも反対意見噴出か<< 春季キャンプ第2クール2日目(2月5日)、報道陣、ファンも完全シャットアウトされた「非公開の練習」が初めて行われた。午前11時半を過ぎた頃から、チームスタッフが宜野座ドームの入り口のシャッターを閉めていく。 「投手、内野手のサインプレーが行われる予定。岡田監督になって『サイン』の種類が増えたせいもありますが、こうした細かいプレーを習得させるため、実戦形式の練習メニューの開始を遅らせるスケジュールになったんです」(関西メディア) しかし、その非公開練習の結末は説明するまでもないだろう。開口一番に岡田監督から出たのは、冒頭の「隠す必要なかった」の言葉。しかも、そのドーム内には同日、表敬訪問で沖縄入りした杉山健博オーナーもいたのだ。 凡ミス続きのブザマなところを見せてしまったとなれば、怒るのも当然だろう。 キャンプ訪問者と言えば、前日4日、前任の矢野燿大氏がCS放送の解説を兼ねて現地入りしている。 「赤星憲広氏も臨時コーチで現地入りしており、走塁の指導をしていました」(前出・同) 赤星氏は中野拓夢への指導に多く時間を割いていた。その中野を巡る両氏の言動が興味深い。 中野は2021年に盗塁王のタイトルも獲得したように「高い走塁能力」を秘めている。チーム関係者によれば、「赤星氏は二塁盗塁の際のスタートダッシュを切る足が『右』ではなく、『左』だった。頭が上下する悪癖を直した」とのこと。 基本動作ができていなかったという意味だ。それでもタイトルを獲ったのだから、基本動作を習得すればさらなる飛躍も期待できる。だが、矢野前監督はスタンドからこんなコメントを出していた。 「(中野は)大学、社会人でも盗塁してなかったみたいで。背中を押していけば成長するんだな、と」 気持ちを前向きにさせたのが前政権だとすれば、現・岡田政権は基本プレーを重視し、技術アップをめざしている。 矢野前監督は失敗しても「挑戦」しての結果なら、何も言わなかった。むしろ、前向きな姿勢を褒めていた。前述の完全シャットアウトで行われたサインプレーだが、岡田監督はこうも怒っていた。 「今日初めてやると言うから“えー?”と思うたわ。そらうまいこと行けへんよな。明日、天気悪かったら、ずっとやれと言うたんよ」 できるようになるまで許さない“頑固さ”だ。 関西で活動するプロ野球解説者がこう続ける。 「阪神がサインプレーの練習をやった? 近年の阪神キャンプではこの手の練習はキャンプ終盤に行われていましたが」 牽制、バントシフトなどの連係プレー…。守備の基本ができていないことが露呈した。キャンプはまだ始まったばかりなので、やり直す時間はタップリとある。凡ミスを嫌う岡田監督は、妥協は許さない。阪神ナインは現政権の厳しさを知らされたのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年02月01日 11時00分
阪神・岡田監督、故障の前川を構想外に? 実戦後ろ倒しにも反対意見噴出か
1月31日は、トラにとって“鬼門”なのか? 阪神・岡田彰布監督がキャンプ地・沖縄へ出発する前の伊丹空港で厳しい言葉を連発させた。 「キャンプでは選手の力量を見極める、と。顔は笑っていましたが、発する言葉は厳しかったですよ」(在阪メディア) >>阪神・佐藤、ファンのヤジにイライラ? 以前より目立つワケは…同僚はアルコールが悪影響と指摘<< 阪神の支配下登録選手数は「68人」。岡田監督はその68人を指して、 「1年間で一軍戦力は40人くらい。いや、35、36人くらいやな、本当に使える選手は」 と言い放った。 その「35、36人」を見極めるキャンプになるという。 「年が明けてから、岡田監督は在阪メディアに引っ張りダコでした。タイガースのことを聞かれ、『キャンプが始まってから』とノンビリ構えている感じだったので…」(前出・同) 極めつけは“脱落者”のこと。前日30日、ライトの定位置争いに加わるはずだった2年目の前川右京の左上肢コンディショニング不良が判明した。 前川の話を出して、「誰か代わりに一軍昇格させるのか?」の質問に、「自分が遅れるだけや。自己管理やんか。(ライトは)決まってない。そこに挑戦できんかったということやわな」と、バッサリ。さらに、「(ライトの定位置争いは)ライバルが1人減った。そんな気持ちでええんちゃう?」とまで言い切った。 「沖縄県宜野座入りしてからも『厳しさ』を見せていました。31日夜、宿舎ホテルで恒例の全体ミーティングが開かれたんですが、内野の連携プレーや、外野からの中継プレーにも時間を掛けていくと伝えていました」(現地メディア) キャンプイン前夜のミーティングと言えば、昨年は矢野燿大前監督の「辞める発言」が出て、大きな衝撃が走った。 今年のミーティングでは「守備難を解消する」といった明確なビジョンが語られ、そのための具体的な練習プランも説明された。その点では選手もやり易いと感じたかもしれないが、岡田監督は「秋の練習を覚えているか? オフの間に磨き上げてきたか?」と選手に問いただす場面もあったという。 関西エリアで活動するプロ野球解説者がこう続ける。 「今年は実戦に入るのが遅いスケジュールが組まれました。それまでの間、連携プレー、サインプレーがヘタクソな選手は容赦なく二軍落ちとなります。2月11日まで紅白戦を遅らせたことに、チーム内から反対意見も出たとも聞いていますが」 一部から、投手陣の調整遅延を懸念する声も出たそうだ。実戦形式での登板ができなければ、その分、投手の調整が遅れるとし、「シート打撃などの練習日もキャンプ序盤に設けて」の提案もあった。 その時、岡田監督もちょっと考えたそうだが、キャンプ最初の10日間は練習漬けにする方針を貫いたそうだ。 「サインプレーの確認もするので、練習非公開となる日も出てきそう」(前出・同) 岡田改革の一部はベールに包まれる。若手の成長に期待するとも言っていたが、練習でミスを連発した選手は「即二軍落ち」となりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年01月26日 15時35分
阪神・岡田監督、島田らの一軍入りを早々に固めたワケ 控え3枠内定がチームにもたらす影響は
2月1〜27日の日程で春季キャンプを予定している阪神。そのキャンプを目前に控えた26日に伝えられた岡田彰布監督の起用方針が話題となっている。 報道によると、岡田監督は25日に応じた取材の中で「一軍の戦力として今、確定して必要なんは島田、熊谷、植田やろ。今これが一番堅い」、「代走から守備につけるとか、守備固めいけるとかな。そういうスペシャルの方がオレは戦力として見極めやすい」とコメント。プロ6年目・26歳の島田海吏、6年目・27歳の熊谷敬宥、9年目・26歳の植田海の3名をスーパーサブとして開幕一軍入りさせる方針を口にしたという。 >>阪神・佐藤、ファンのヤジにイライラ? 以前より目立つワケは…同僚はアルコールが悪影響と指摘<< 岡田監督が挙げた3名は島田が昨季「123試合(うち途中出場55試合)・.264・0本・17打点」、熊谷が「63試合(同56試合)・.156・0本・3打点」、植田が「57試合(同56試合)・.250・0本・1打点」といった成績をそれぞれマーク。島田は外野、熊谷・植田は内・外野の守備固めや代走としてチームに貢献している。 岡田監督の起用方針を受け、ネット上には「もう一軍入り決めてるのか、まだ開幕(3月31日)まで2か月あるのに」、「早々の控え宣告は本人らのモチベに関わりそうだけど大丈夫なのか?」、「とりあえず3枠埋めることで、他選手の競争意識を過熱させたいんだろうか」といった驚きの声が寄せられた。 「今季のプロ野球は一軍登録人数が31名、ベンチ入り人数が26名という形で行われる予定ですが、阪神は岡田監督の言葉通りに島田らが一軍入りすれば一軍枠28名、ベンチ枠23名となります。枠が狭くなる分、他選手、特に控え要員の競争は激しくなることが濃厚ですが、岡田監督はこうした競争で戦力が底上げされる展開を狙っているのでは。また、スーパーサブ枠として計算している島田らの一軍入りを早々に口にすることで、彼らが調整・アピールに入れ込み過ぎないようにした可能性もありそうです」(野球ライター) 球界では監督が開幕投手やレギュラーを早々に公言するケースは多々あるが、控えにスピード当確を出すケースは珍しい。岡田監督の起用方針は果たしてどのような効果をもたらすのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年01月24日 11時00分
阪神・岡田監督、青柳を開幕投手に使えない? WBCルールの影響で調整難航か
「呼ばない」と通達する必要もありそうだ。 1月23日、阪神が7月25日からの巨人、広島各3連戦で着用する“ウル虎イエローユニフォーム”を発表した。岡田彰布監督が「派手やな、着たら」と言ったそうだが、その“モデル”として登場したのは、大山悠輔内野手と「開幕投手候補」に再浮上した青柳晃洋投手。岡田阪神が好スタートを切れるかどうか、そのカギはエース・青柳が握っているが、キャンプ、オープン戦での調整が難しくなってきた。 >>阪神・佐藤、ファンのヤジにイライラ? 以前より目立つワケは…同僚はアルコールが悪影響と指摘<< その理由はワールド・ベースボール・クラシック(以下=WBC)にある。青柳は侍ジャパン30人から落選しているが…。 「青柳がポロッと言っちゃたんです。『入れ替え枠』に自分も入っている、と」(在阪メディア)WBCは一次ラウンド終了後の準々決勝ラウンド、米国ラウンド(準決勝、決勝)の計2回、ラウンドごとに2人ずつの選手入れ替えが可能となった。 「侍ジャパンの栗山英樹監督は投手の入れ替えを視野に入れています」(プロ野球解説者) 途中招集される可能性がある選手への通達はもちろんだが、所属球団にも了承を得ておかなければならない。阪神は「青柳の途中招集」を快諾しているが、こんな指摘も聞かれた。 「青柳はNPB公式球で自主トレをしています。WBCで使用されるボールは異なります。WBC準々決勝は3月15日から(日本は16日に試合)、ここで侍ジャパン合流となった場合、青柳はキャンプ終盤か、オープン戦途中でWBC球に変えて調整をやり直すことになります」(前出・同) アンダースローの青柳は投球のキレ、制球力で勝負する。WBC球はNPB公式球よりも縫い目がやや高く、白地の革部分の感触も異なるという。当然、変化球の軌道も変わってくる。 「青柳は開幕投手を務めたいと強く願っています。昨季はいったん選ばれたものの、新型コロナウイルスに感染してしまい、悔しい思いもしました」(球界関係者) 岡田監督も2年連続最多勝・青柳の置かれた立場を分かっているのだろう。開幕投手は「白紙」にしている。 「岡田監督は第一次政権やオリックス指揮官時代、キャンプイン前に開幕投手を決め、本人にも伝えることが多かったんです。その方が投手は調整しやすいと言って」(前出・同) 開幕投手の最有力候補は青柳だろう。しかし、WBCに途中招集された場合、他投手を選ばなければならない。セリーグのペナントレースは3月31日に始まる。「3月15日の準々決勝まで決められない」となった場合、青柳を含め、阪神の先発ローテーション投手は「初登板日」を逆算しての最終調整に入れなくなる。 WBCが始まったら、侍ジャパンの栗山監督は入れ替え枠にいる投手に「呼ぶ。呼ばない」を明確にしなければならないだろう。 「カッコイイと思ってもらえるようなプレーをして、このユニフォームがカッコいいんだっていう印象をつけたい」 “ウル虎イエローユニフォーム”の発表で、青柳が語っていた。自主トレは順調に進んでいるという。“入れ替え枠の弊害”で調子を落とさなければいいのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年01月10日 19時30分
阪神ドラ1・森下が故障、「むしろ好都合」と指摘も? 自主トレ別メニューも安堵の声集まるワケ
昨年のドラフト会議で阪神から1位指名を受け入団した22歳・森下翔太。9日からスタートした球団の新人合同自主トレでいきなり別メニュー調整となり心配の声が集まっている。 報道によると、森下は昨年12月11日に球団が行った新人体力測定で垂直跳びをした際に右足を負傷。そこから約1か月の間に順調に回復してはいるが、大事を取るために本隊からは外れ、室内でキャッチボールやウォーキングなどを行ったという。 森下は中央大学時代に通算9本塁打を放ち、2022年には大学日本代表で4番を任された経験も持つ強打の外野手。岡田彰布監督は同年10月22日の指名挨拶時に「クリーンナップ、1つ空いてる」と主軸への抜擢を示唆し、球団も鳥谷敬氏(元阪神他/2004-2019)の退団以降は空き番となっていた背番号「1」を与えるなど期待を寄せている。 >>阪神・岡田監督、糸原は来季構想外?「守備考えるとしんどい」ラジオで明言、トレード放出説も浮上<< その森下の別メニュー調整を受け、ネット上には今後を心配する声が寄せられたが、その一方で「考え方によっては、この時期の別メニュー調整はむしろ好都合では」、「張り切りすぎて変に故障するよりは全然マシ」、「なんなら春季キャンプまでスロー調整でいいわ、過度な練習、期待を回避できるし」といった指摘も少なからず見られた。 「球界ではドラフト1位で指名された選手は未来の主力、あるいは即戦力として大きな注目を浴びるのが常ですが、期待に応えようとして調整のペースを乱し故障してしまうケースも少なからずあります。直近では2019年ドラ1の巨人・堀田賢慎が2020年1月の新人合同自主トレ中に右肘の炎症を負い、状態が回復しないまま同年4月にトミー・ジョン手術を受けたケースが記憶に新しいですが、本人は『web Sportiva』(集英社/2022年3月26日付)の記事内で『投げたい気持ちが先走り、ついオーバーペースになってしまって』と、練習に入れ込み過ぎていた節があったと語っています。ファンの間ではこうした事態に陥るリスクが減ったと、森下の別メニュー調整をポジティブに捉える意見も多くあります」(野球ライター) 右足故障、別メニュー調整については、森下本人も「全くマイナスな部分は持ってないんで、ポジティブにやっていきたい」と前向きに語っているという。2月1日のキャンプインまで約20日、期待の主軸候補は静かに調整を進めることになりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年12月28日 18時30分
阪神・岡田監督、糸原は来季構想外?「守備考えるとしんどい」ラジオで明言、トレード放出説も浮上
27日放送の『森たけしのスカタンラジオ』(MBSラジオ)に、阪神・岡田彰布監督が登場。阪神のプロ6年目・30歳の糸原健斗へ厳しい見解を示し物議を醸している。 番組に生出演した岡田監督は10月16日に監督就任が正式発表されるまでの経緯や、2008年以来15年ぶりに阪神を率いる来季の戦力構想などを話した。 >>巨人・原監督、岡田監督に“既読無視”された? 浅野競合ドラフトの裏話明かし話題「水面下でやり合ってたとは」<< 問題となっているのは、二遊間の構想について話す中での発言。岡田監督は二遊間に関し、守備を重視していること、遊撃レギュラー・中野拓夢を二塁にコンバートするなどの策を打っていることなどを説明。これを聞き番組MC・森たけしアナウンサーは、「二遊間というと、結構打ってた糸原さんあたりはどうなんですかね?」と糸原の起用方針について質問した。 ただ、岡田監督は「守備考えるとやっぱりしんどいと思いますよ」と一言口にすると、「平田(勝男二軍監督)がずっと二軍でやってて、小幡(竜平)を肩がいいしショートでいこう(と話している)」とすぐに別選手の話題に切り替えた。 糸原は2017年のプロ入りから阪神でプレーし、今季までに「672試合・.273・12本・190打点」といった通算成績をマークしている打力が持ち味の内野手。矢野燿大前監督時代(2019-2022)は主に二塁レギュラーとして重用された。 岡田監督の発言を受け、ネット上には「岡田監督、糸原の質問への回答短すぎるだろ」、「明らかに構想から外してる感じの答え方だったな」、「戦力としては計算に入れてないって雰囲気が伝わってくる」、「まだ年も明けてないのに使う気ないって言われるのはキツいな」といった驚きの声が寄せられた。 また、一部ファンの間では「構想外なら今後のトレード放出もあり得るのでは」という憶測も上がっている。糸原は岡田監督も言うように守備面には難があるものの、通算打率は2割後半、出塁率は3割中盤(.353)と粘り強い打撃には定評があるため、トレードの駒として使われる展開も決してゼロではなさそうだ。 11月25日の契約更改後会見では、「若い選手にチャンスが多く与えられると思うので、少ないチャンスを生かせる準備をしたい」とポジション争いへの意気込みを口にしたと伝えられた糸原。今回の岡田監督のコメントを踏まえると、そもそもチャンスが与えられない可能性もあるが、来季の動向には注目が集まりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年12月14日 11時00分
阪神・岡田監督、高卒ルーキーを一軍に大抜てき? チーム変革の波はグラウンド外にも
岡田阪神に「波乱の春」の予感――。来年1月1日付で阪神タイガースのオーナーが交代する。現・阪急阪神ホールディングス社長の杉山健博氏の新オーナー就任が“内定”したそうだが、注目は杉山氏の経歴。阪急出身者が初めてタイガースのトップに就くのである。 「岡田彰布監督の指揮官復帰も阪急側が積極的でした。現体制(阪神電鉄)だけに任せておけないと思ったのでしょう」(プロ野球解説者) >>巨人・原監督、岡田監督に“既読無視”された? 浅野競合ドラフトの裏話明かし話題「水面下でやり合ってたとは」<< 阪急阪神ホールディングスが誕生したのは、2006年。すでに16年が経ち、2018年からは新入社員もホールディングスの一括採用となっており、「阪神、阪急の隔たりはない」 と言い切る声も多く聞かれた。 しかし、タイガースの今後について、旧阪急出身者は「もう、黙って見ていられない」の心境になったようだ。 「矢野燿大前監督がキャンプイン前夜に退任表明をし、大混乱となりました。胴上げのリハーサル、ホームランを打つと玩具のメダルを首に掛けたり…。それでも、優勝できたのなら口は出しませんでした」(球界関係者) 阪急出身者が球団トップになったからと言って、経営方針が変わるわけではない。だが、来年のペナントレース前半は“要注意”である。前出のプロ野球解説者がこう言う。 「岡田監督は大山悠輔の一塁、佐藤輝明の三塁固定、中野拓夢の二塁コンバートなど、次々とチーム改造を進めています。でも、彼らは来年3月のWBCメンバーに選ばれる可能性が高く、強化合宿の期間を含め、キャンプ、オープン戦の時期はチームを留守にします」 主軸選手の長い不在期間も指しての発言だろう。岡田監督は開幕ダッシュにはこだわらないとも話している。 阪急出身者が入ってきても、勝ち星につながらないとなれば、旧阪神側のスタッフとの間に“亀裂が生じる”なんてことにならないだろうか。 “スロースタート”を予感させる情報はほかにもある。 12月12日の「新入団選手 発表会見」でのことだ。岡田監督を囲むようにして、新人7選手の記念撮影が行われた後だった。岡田監督は井坪陽生(関東第一)、戸井零士(天理)の両高卒野手に、「鍛えた後の体付きをしとんな~」 と、話し掛けた。 普通に考えれば、井坪、戸井は二軍スタートであり、一年目は基礎体力の強化となる。しかし、岡田監督はオリックス指揮官時代の11年、高卒ルーキー・後藤駿太(現中日)を開幕スタメンに抜てきしている。当時とはチーム状況も異なるが、記者団が「井坪、戸井も一軍か?」と聞き直した。 新入団会見の和やかさ、リップサービスもあったと思うが、岡田監督は2月11、12日予定の全選手による紅白戦での起用を、「そらあるわな」と“約束”した。 「岡田監督は試合に出し続けることで若手を一人前にしてきました。若手を含め、大抜てきもありそう」(前出・球界関係者) その大抜てきが勝敗に直結しない時期もある。18年ぶりのV奪回は「阪急色ウンヌン」ではなく、旧阪神、阪急が本当に統合されたのかどうかに懸かっている。(スポーツライター・飯山満)
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
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2023年09月10日 17時00分