原辰徳
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スポーツ 2023年07月13日 11時00分
巨人・原監督、堀田・船迫の昇格を電撃テスト? ドラ1・浅野にも異例の直接指導か
これは「後半戦に仕掛けていく」というメッセージだろうか。 巨人が7月12日の広島戦を落とした。スコアは「0対2」、完封負けは今季9度目だ。原辰徳監督は「0点じゃあ、なかなか。何とか主導権を握るゲームをしたいんだけど、できなかった」と、取材陣に返した。表情は渋かったが、淡々としていた。この日の敗戦を受け入れたといった印象だ。 しかし、試合前に通常とは異なるアクションを見せていた。 >>広島・新井監督、巨人投手の死球にブチギレ?「ベンチぶっ叩いてる」直後にも負傷者発生で大ピンチか<< 「堀田賢慎と船迫大雅が試合前の練習に参加しました」(スポーツ紙記者) 原監督は“昇格が近い選手”をいったん試合前の練習に参加させる。雰囲気や試合準備などの段取りを学ばせるためで、先ごろ昇格した浅野翔吾も、その道のりを歩んでいる。堀田、船迫も近く昇格か? そんな声が囁かれる中、原監督はこれまでの“一軍研修”とは異なる練習を指示した。 「打撃練習用のネットが運び込まれたんです。堀田、船迫は打撃投手役になって」(前出・同) 球場スタッフの段取りの早さから察すると、事前に指示を出していたのだろう。一軍選手たちもケージが運び出されるのと同時にホームベース周辺に集まり始めた。 シート打撃が始まった。シート打撃は実戦形式でのバッティング練習であり、投手も相手を抑えるつもりで投げる。 通常、試合前にシート打撃の練習は行わない。まして、「3時間後に試合会場となる球場で」だ。 「堀田は打者12人と対戦し、ヒット性の当たりは1本しか与えませんでした。最速は146キロが最高。彼の持ち味はスピードではなく、ボールの重量感。そのストレートで一軍バッターを押し込んでいたので『合格』だと思います」(ベテラン記者) 船迫もヒット性の当たりは2本、三振も4つ奪ってみせた。「ファーム降格の間、新たにカットボールを覚えた」(関係者)とのことで、それを有効に使っていた印象だ。 この異例の練習を見守っていた原監督は、終始無言。「2人の一軍昇格は近い」と見る取材陣も多かった。しかし、10日ほど前のこと。二軍のジャイアンツ球場でこの堀田を見た時、桑田真澄ファーム総監督が付きっ切りとなり、投球フォームの改造を行っていた。 「3か月くらいで(新フォームを)完成させるつもりで指導中」 そのように聞いていたのだが…。 シート打撃中の堀田を見る限り、新フォームに違和感はないようだ。左足を上げた時、少しだが、右肩を下げる。往年の桑田コーチに似てきた感じだ。 「レイズの先発投手、エルビン・ロドリゲスがDFAになりました。NPB球団から好条件を提示され、本人の強い希望でレイズ側が退団を認めた、と。NPBのどこの球団ですかね?」(米国人ライター) 堀田、船迫を一軍練習に合流させたということは、投手陣の強化が狙いなのだろう。さらなる外部補強もあり得ない話ではないが、このシート打撃で、原監督は浅野の直接指導も行っている。こちらもシーズン中では異例の光景とはなる。シート打撃、直接指導、米球界から飛び込んできたMLB投手の日本球界入り。後半戦、原監督が何かを仕掛けてくる。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年07月01日 11時00分
不振の巨人・中田翔、原監督は休ませる気ナシか 右足故障まだ完治せず? 年単位で再発の可能性も
23~25日の対広島3連戦で負け越し、広島と0.5ゲーム差の4位に転落した巨人。チームと共に状態が心配されているのがプロ16年目・34歳の中田翔だ。 中田は日本ハム時代の2021年8月、同僚への暴力行為により出場停止処分を受けていた中、巨人へ無償トレード移籍。同年は不祥事・移籍に対するバッシングも影響してか「34試合・.154・3本・7打点」と振るわなかったが、翌2022年は「109試合・.269・24本・68打点」と主軸として期待通りの数字を残した。 今季も27日試合前時点では「51試合・274・9本・20打点」と、シーズン成績では上々の数字を残している中田。ただ、交流戦では「17試合・.246・2本・4打点」とバットがかなり湿っていた上、交流戦明け最初のカードだった前述の広島戦では3戦で1本しかヒットを打てていない。 >>巨人・中田が先輩相手に激怒「殺してみいオラァ!」 新たないざこざも時間の問題? 物議を醸した日本ハム時代の大騒動<< 中田は5月4日・ヤクルト戦で右太もも裏肉離れを発症し一時(5月5~24日)戦線離脱をしいられているが、前後の成績を見比べると離脱前は「.301・7本・15打点」なのに対し、復帰後は「.239・2本・5打点」。はっきりと明暗が分かれていることから、ファンの間では右足故障がまだ尾を引いているのではという見方も少なくない。 「中田が登録を抹消された当時の報道によると、医師の判断では万全の状態に戻るまで6~7週間かかると伝えられていました。ただ、中田は抹消間もない5月9日に早くもベースランニングなどを行うと、同月24日の三軍戦で実戦復帰。翌25日には一軍再昇格。離脱期間が当初予想の半分ほどで済んだことに安堵する声が多かったのですが、その後の打撃成績を考えると、公にしていないだけで足の状態はまだ万全ではないのでは」(野球ライター) 中田は日本テレビ系のCS放送『日テレジータス』の公式YouTubeチャンネル「徳光和夫の人生ジャイアンツ」で6月26日に配信された動画に登場し、自身の状態について「良くはないですね」、「打てない時は投手に一球でも放らせるとか、そういうことを徹底してできれば」と語っている。右足故障の影響の有無については触れなかったが、あまり大きなことを言えるような状態ではないという自覚はあるようだ。 中田が仮に右足故障を引きずっているとすると、二軍再調整の時間を与えることで状態が持ち直す可能性はある。オールスター(7月19~20日)ごろまでじっくり調整させ、球宴明けの後半戦から一軍復帰させる方法などが現実的だろう。 ただ、チームは23日・広島戦で坂本勇人が右太もも肉離れを発症し翌24日に登録抹消。これを受けた原辰徳監督は26日に応じた取材の中で「勇人がああいう状態になったから、丸(佳浩)、中田なんかが若い連中を引っ張っていってくれないと」と、坂本の穴埋め役を担えと中田らに厳命したことが伝えられている。現状では再調整どころか、不振を押しての一軍起用が続く見込みだ。 「中田が負った太もも肉離れは、再発リスクが高いとされる厄介な故障の一つ。他球団では日本ハム・五十幡亮汰が2021年2月に左太もも裏肉離れを発症し一軍キャンプを離脱するとその後も2度再発。さらに、今季5月6日には2年ぶりの再発が判明し翌7日に登録抹消となっています。中田も無理を押して出場を続けた場合、五十幡のようにシーズンをまたいで故障再発に苦しめられる可能性も決してゼロとはいえません」(野球ライター) 巨人は現在4番・岡本和真が「68試合・.317・18本・45打点」と絶好調。相手投手に岡本との勝負を避けさせないためにも、後を打つ中田の役割は重要だが、一軍戦の中で調子を持ち直すことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について『日テレジータス』公式YouTubeチャンネル「徳光和夫の人生ジャイアンツ」よりhttps://www.youtube.com/@user-uh9cs2yq8n
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スポーツ 2023年06月29日 18時30分
巨人・原監督、中山に愛想尽かした?「懲罰では」併殺直後の交代が物議、坂本の代役争いにも影響か
28日に行われ、巨人が「0-6」で敗れた広島戦。「2番・遊撃」で先発したプロ3年目・21歳の中山礼都の途中交代がネット上で物議を醸している。 中山はこの日両チーム無得点で迎えた1回裏1死の第1打席で左飛、「0-3」と3点ビハインドの3回裏1死一塁の打席で中飛に倒れると、「0-6」と6点ビハインドの6回裏無死一塁の打席では初球を打つも二ゴロで併殺打に。クリーンナップへのつなぎ役である2番打者としての役割を果たせないでいた。 すると、チームを率いる原辰徳監督は7回表、中山を途中交代させ北村拓己が遊撃についた。試合はこの後、イニングが始まる前に降雨のため中断となり、約30分後に降雨コールドで終了したが、試合後の報道では原監督が中山交代の理由についてコメントしたとは特に伝えられていない。 >>巨人・原監督が激怒「俺をおちょくってんのか!」 巨人入りの話を蹴って騒動に? 川上氏が古巣復帰前の裏話を明かす<< 中山の途中交代を受け、ネット上には「ん?中山ここで交代なの?」、「どこか怪我したような場面は特になかったが…」、「もしかして初球打って併殺の懲罰では」、「短期間で同じミスやるのはダメってことか?」、「2試合大事なところでやらかしてるから印象悪かったのか」といった驚きの声が寄せられた。 「中山は前カード・25日の広島戦でも、1点ビハインドの9回表無死一塁の場面で二ゴロ併殺打を喫しチャンスをつぶしてしまっています。原監督はどちらの試合でも、中山の打撃に期待し送らせずに打たせたのでしょうが、同じミスを繰り返した姿を問題視し直後の交代に至ったのではという見方もあるようです。野球ではリードの終盤に守備固めを送り逃げ切り体制を盤石にする采配は一般的ですが、劣勢の中で攻守ともに同等以下の選手を送ることは珍しいといえます」(野球ライター) 巨人は遊撃レギュラーを務めていた坂本勇人が、23日・広島戦中に右太もも裏肉離れを負い翌24日に登録抹消。同日から28日までの3試合は中山(2試合)、門脇誠(1試合)の2名が遊撃起用されている。打撃成績は中山が「38試合・.253・0本・3打点」、門脇が「53試合・.173・1本・8打点」と中山に分があるが、28日の試合を機に遊撃争いは門脇が優勢になっていく可能性も決してゼロではなさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年06月26日 15時30分
巨人・原監督に「欲出し過ぎ」と批判 広島戦最終回、無死一塁で中山にバントさせなかったワケは
25日に行われ、巨人が「2-3」で敗れた広島戦。原辰徳監督が見せた采配が物議を醸している。 問題となっているのは、「2-3」と巨人1点ビハインドの9回表でのこと。この回攻撃の巨人は、先頭・大城卓三が右安を放ち出塁。一走に増田大輝が代走起用された後、打席には中山礼都が入った。 点差、中山の打力(試合前時点で打率.263)を考えると送りバントがセオリーといえる状況だったが、原監督はバントさせずに打たせるという強攻策を選択。しかし、中山はカウント「2-2」からの8球目をスイングするも、打球は二塁手・菊池涼介の真正面に飛ぶ併殺打と最悪の結果に。2死走者なしとなった巨人は、後続・重信慎之介が一ゴロに倒れ敗戦となった。 >>巨人、外国人投手の緊急ダブル獲得? 原監督が隠す「投手陣の本当の状態」<< 原監督の強攻策に「無理な采配のせいでチャンスが台無し」、「無策で最悪のゲッツー、首脳陣は何を考えてるのか」、「そんなに後続の打者が信用ならなかったのか?」、「延長不安なのは分かるがさすがに欲出し過ぎだろ」といった批判がネット上には寄せられた。 「仮に中山がバントを決めていた場合は1死二塁で9番・重信、1番・オコエ瑠偉と打順が回りますが、重信(.259)、オコエ(.245)はどちらも打率が中山以下。一方、中山はこの日第1打席でヒットを放った上、9回表までの3打席で計19球を相手投手に投げさせるなど粘りも光っていました。そのため、原監督はこの日の中山の状態ならば、強攻策で無死一、三塁を狙いにいく価値はあると判断した可能性はあるでしょう。また、この日は守護神・大勢が休養のためベンチ外となっていましたので、勝ち越し点を奪い9回裏で試合を終わらせなければ勝ち筋は薄いという考えもあったのでは」(野球ライター) 試合後の報道によると、9回表の強攻策については「中山は感覚が非常にいいしね。いい当たりでしたけどね。一番感じよく振ってましたね」とコメントしたという原監督。ファンの間では物議を醸しているが、本人は自身の選択を後悔していないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年06月21日 11時00分
巨人、助っ人リリーフを緊急獲得? 若手左腕抜てきの裏で交渉進行中か
6月23日に再開されるペナントレースのオープニング・ピッチャーは「今季初登板」で、外国人投手も緊急獲得? 原辰徳監督が仕掛けてきた。 同20日、東京ドームで一軍メンバーが練習を行った。その投手陣の輪の中にいたのが、17日のファーム戦で好投した左腕・井上温大(19年ドラフト4位、前橋商)だった。練習後、井上が取材に応じた限りでは、この日の一軍合流は17日の試合後に伝えられていたという。 「打たれたら、すぐに二軍(落ち)になってしまうので、そうならないよう…」 謙虚に語っていたが、関係者の話を総合すると、23日から始まる広島3連戦の初戦マウンドの大役も任されているようなのだ。 >>巨人・鈴木、死球打者への牽制球にファン激怒「許せない」 ロッテ戦終盤の一場面が物議、敵ベンチに問題アリと指摘も<< 「ファーム戦で先発した17日、二軍首脳陣は5回途中で降板させています。80球以上投げさせないと決めていたからです。80球以下なら、中5日が次回登板のメド。逆算すると、23日になります」(球界関係者) 15日の埼玉西武戦の始まる前だった(東京ドーム)。試合前練習に井上が加わっていたのだ。それを見た時点で「一軍合流は近い」と分かったが、 「原監督や阿波野秀幸投手チーフコーチにピッチングを見てもらう目的もありました。15日、井上は東京ドームのブルペンで投げています。原監督はご満悦でした」(前出・同) とのこと。「23日先発」は断言できないが、原監督は井上のブルペン投球を見て、「広島3連戦で使う」と決めたのではないだろうか。 ペナントレース再開後の先発ローテーションについて、こんな意見も聞かれた。 「広島3連戦は金、土、日曜。次の対戦カードは東北遠征で火、水曜日の2試合。木曜日が移動日となり、次の金曜日(6月30日)から現在首位の阪神と3連戦です。つまり、23日からの広島3連戦で投げてくる先発投手3人は、阪神戦でも投げなければなりません」(プロ野球解説者) その重要な先発投手の一人として、井上が選ばれたわけだ。 さらに阪神3連戦の次、7月7日金曜日からの3連戦は交流戦覇者のDeNAが相手だ。 「ナショナルズで昨季、51試合に登板したリリーフのアンドレス・マチャド投手を巨人が獲得するとの情報も駆け巡っています。マチャドは6月7日に事実上の戦力外となり、目下、傘下のマイナーでプレーしています。シンカー、チェンジアップ、スライダーが持ち球だと紹介されていますが、150キロ台半ばの重い直球が有名です」(米国人ライター) 「マチャド獲得」の情報源は、彼が巨人の公式インスタグラムをフォローし始めたこと。これは近年来日した外国人選手によく見られる傾向で、さらに追跡すると、マチャドはメンデスやグリフィンのインスタもフォローしていた。救援陣全体の防御率4.16はリーグワースト。補強ポイントとしては間違っていないが、昨季51試合に登板したタフネス・リリーバーが6月にクビになったのだから、何かあったのではないだろうか。 井上に期待する声は多いが、彼が「最後のプラス材料」となりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年06月20日 20時30分
巨人、“魔の8回”克服法は菅野中継ぎ起用? 原監督に由伸氏が大胆提案、「ローテ回らなくなる」の声も
野球解説者・上原浩治氏(元巨人他)が19日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、野球解説者・高橋由伸氏(元巨人監督)が登場。動画内での発言が話題となっている。 今回の動画で高橋氏は収録日(5月24日)時点でのセ・リーグ順位と、自身が開幕前に予想した順位がどれだけ合っているのか上原氏とチェック。その後、ここからのセ・リーグについて予想や展望を話した。 注目が集まったのは、収録日時点では右肘痛、コンディション不良によりまだ離脱中だった菅野智之の起用法についての発言。菅野は6月11日・ソフトバンク戦から先発として一軍復帰しているが、高橋氏は「(順当に)先発に入れるのか、それこそ8回行けとかね」とリリーフ起用もアリではと提案。上原氏は「言う!? 智之に」と驚いたように聞き返したが、高橋氏は「ダメなの言ったら? アリじゃないの? ここまでチームに迷惑かけてるんだから」となおも持論を続けた。 >>オリックス・杉本、巨人投手にブチギレ? 死球直後にバット投げ捨て、他球団からも被害相次ぎファン怒り<< 今季の巨人は“魔の8回”という呼び名がつくほど試合終盤の失点が続いており、5月下旬時点でもセットアッパーは固まっていない状況。高橋氏は「8回がなかなか収まりが悪いってなった時にはそういうのもアリなのかな」と、これ以上現状が長引くなら菅野を先発から回すことも選択肢の一つと主張した。 また、高橋氏は現役時代に先発・中継ぎ・抑え全てを経験している上原氏に「実際すぐにできるものなの?できない?(先発から)中継ぎ、抑えに」と質問。上原氏は「先発から行く分にはできると思うけどね。調整の仕方が難しいだけで、それをつかめば全然できると思う」と、シーズン途中であっても調整方法に慣れれば転向は可能と語った。 高橋氏の発言を受け、ネット上には「エース格の菅野をブルペンに回すのは大胆すぎる」などと驚きの声が上がった。一方、中には「1か月経った今はもうやる必要ないな」、「8回は中川(皓太)とかビーディとかが出てきてるしなあ」、「菅野配置転換したら今度はローテが回らなくなる」といった指摘も見られた。 「これといった投手の不在が続いていた巨人の8回ですが、6月に入ってからは中川やビーディといったリリーフの定着もあり、19日終了時点で8回が無失点だった試合は16試合中12試合と徐々に安定感が出てきています。一方、先発ローテーションは菅野、戸郷翔征、グリフィン、横川凱、山崎伊織、メンデスと6枠は埋まっているものの人員に余裕があるわけではない上、菅野、戸郷以外は一年通してローテでフル稼働した経験がありません。そのため、ここからよほどセットアッパー陣が不安定にならない限りは、菅野をリリーフに回す意義はあまりないのではという見方は少なくないようです」(野球ライター) 復帰後の菅野は6月11日・ソフトバンク戦で5イニング、同月18日・楽天戦で6イニングと徐々にイニング数を伸ばしていた。ただ、楽天戦中に右足に打球を受けた影響からか、20日に登録を抹消されている。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@KojiUehara-Zatsudan
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スポーツ 2023年06月16日 11時00分
巨人・原監督、交流戦後のトレードを画策? ドラ1・浅野の一軍初昇格も検討か
「1点差」で逃げ切るか、それとも、追加点を狙うのか…。指揮官と先発投手の考え方にズレが出た。そこを狙われた。 6月15日、延長10回に巨人・梶谷隆幸が前進守備の外野手の間を抜く二塁打を放ち、サヨナラ勝ちを決めた。 「9回、守護神・大勢が危険球退場となりました。緊急登板となった中川皓太の力投が打線に火を点けたのだと思います」(球界関係者) 中川の力投を評価する声も多く聞かれた。その意見を否定するつもりはない。しかし、「7回」に試合の流れは変わっていた。 >>オリックス・杉本、巨人投手にブチギレ? 死球直後にバット投げ捨て、他球団からも被害相次ぎファン怒り<< 「西武の先発は與座海人。昨年の交流戦で7回先頭打者にヒットを打たれるまで、パーフェクトに抑えられているので、巨人は與座に苦手意識を持っていました」(前出・同) その影響だろう。巨人は3回の攻撃を迎える前、ベンチ前で円陣を組んでいる。この時点でのスコアは「0対2」で西武リード、早めに仕掛けたわけだ。 2死から坂本勇人に一発が出たものの、1点止まり。試合は「投手戦の様相」を濃くして行った。 試合が動いたのは「7回」。というか、原辰徳監督が動いたら、西武・松井稼頭央監督が見誤ってしまったのだ。 「2死から7番・金子侑司が二塁打を放ち、原監督は8番・古賀悠斗のところで『申告敬遠』を告げました」(スポーツ紙記者) 打順は9番・與座。DH制のパ・リーグでは、得点好機にピッチャーに打順が回るなんてことはない。松井監督の選択は「與座の続投」、そのまま打席に立たせ、3アウトチェンジとなったのだ。 追加点を挙げることができなかったため、スコアは1点差のまま。原監督の申告敬遠は「與座に代打を出してください」という意味だ。松井監督はその“挑発”に乗らず、1点差のまま逃げ切ることを選択した。 「與座は自身に代打が送られると思ったみたい。まあ、打席に立った時点で『完投しろ』の檄は伝わっていましたが」(前出・関係者) 続投となった直後の7回裏、大城卓三のバットから同点打が生まれ、9回の攻防、そして延長戦へ進んで行った。 「與座の気持ちが一回切れたというか、7回からボールのキレがなくなりました」(前出・同) 指揮官のキャリアの差だ。 ネット裏にいたライバル球団のスタッフがこう続ける。 「巨人で一番ノセてはいけない人をノセてしまいました。原監督ですよ。原監督は積極的に仕掛けていくタイプ。交流戦の優勝はともかく、『阪神をDeNAが追いかける図式』が、巨人を含めた三つ巴の接戦に変わるかもしれません」 4番・岡本和真が好調だからか、巨人戦を見るセ・ライバルチームのスコアラーたちの人数も増えたような気もする。 具体的な動きを掴んだわけではないが、交流戦終了後、「駆け込みトレードが何件か成立する」と話す関係者もいた。もし本当なら、仕掛けていくタイプの原監督がこの流れを静観するとは思えない。 「ドライチの浅野翔吾を勉強で一軍に呼ぶとの情報も聞かれました」(前出・関係者) 巨人に注目が集まりつつある。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年06月15日 11時00分
巨人・原監督、連夜のスクイズは春季キャンプの成果? 中継ぎ復調も采配に好影響か
巨人の先制点は「スクイズ」だった(6月14日)。2回裏一死満塁、バッターは先発投手の戸郷翔征、原辰徳監督はスコアボードに「1」が刻まれた後、ニンマリと笑みを浮かべた。 「巨人らしくない作戦」だと思った。 理由は簡単だ。巨人は、ホームランのチームでもある。同試合終了時点でのチーム総本塁打数「72」は12球団トップ、そんな一発攻勢のチームが試合序盤の2イニング目に「小技のスクイズ」を選択したのだ。 「ピッチャーに適時打を期待することはないと思います。でも、今までの巨人なら、併殺打を恐れ、『三振して来い、次打者の1番・坂本勇人で勝負』と指示していたかもしれません」(球界関係者) >>オリックス・杉本、巨人投手にブチギレ? 死球直後にバット投げ捨て、他球団からも被害相次ぎファン怒り<< 戸郷が転がした打球を処理したのは、西武先発のエンス。スンナリ決まったところから、西武バッテリーが無警戒だったことが分かる。 「何でだろうね、ビックリしたね」 試合後、原監督は意味シンな笑みを浮かべたが、スクイズを選択した真意は教えてくれなかった。 「13日の同カードでも、大城卓三にスクイズを決めさせ、追加点を挙げていました。大城は5番バッターですし、西武バッテリーの頭には『スクイズ』はありませんでした」(スポーツ紙記者) 2戦連続でスクイズの小技が勝敗の明暗を分けた。 「巨人には長打力のあるバッターがたくさんいます。一度、火が点くと大爆発する可能性も秘めていますが、一方で淡白なイメージもあり、いくら打っても相手チームは脅威を感じないそうです」(前出・同) もっとも、原監督は主力バッターにも「送りバント」のサインを出す指揮官でもある。しかし、攻撃が「淡白なイメージ」があるせいだろう。相手チームは「バント? やるならどうぞ」で簡単に決めさせてきた。 ホームランの可能性を秘めたバッターとの勝負がなくなるからだ。「走者を一つ先の塁に進めても構いませんよ。その後、失点につながっても、それは結果論。こちらにはダメージは残りませんので」。相手チームはそんな心境だったそうだ。 「同じバントでも、点に直結するスクイズに変更されたことで、今後、相手バッテリーが抱くイメージも変わってくるかもしれませんね」(前出・同) また、同日の試合を見たプロ野球解説者がこんなことも話していた。 「リリーフ陣に立て直しができたからですよ。今なら、1点差でも逃げ切れると原監督が考え始めたんです」 キャンプ中のアーリーワークが思い出される。早朝7時からガンガンにバットを振り回していたシーンは有名だが、アーリーワークには「バント練習」もあったのだ。10種類の試合場面が想定されていて、「どういう結果が欲しいのか、そのためにはどの方向に打球を転がせばいいのか」を考えさせながら、バント練習をノルマ化していたのだ。 このスクイズもアーリーワークの効果だとしたら…。取材する側も辛かったのだから、巨人ナインはキャンプ中の苦労が報われたと実感しているはずだ。連日のスクイズは「価値アリ」だ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年06月13日 11時00分
巨人、交流戦後にローテ再編? 楽天3連戦の先発を再開後初カードでも起用か
巨人・原辰徳監督がよく口にしていた言葉がある。「6月に馴染んでくるよ」--。「馴染む」は原監督独特の表現だが、要は今はガマン、「6月頃にはこれまでの低迷を巻き返せる状況になる」という意味だ。 チーム関係者がこう続ける。 「具体的には先発投手を指して『6月には』と言ってきました」 すでに発表されているが、6月13日の予告先発はメンデス。同日からの埼玉西武3連戦はメンデス、戸郷翔征、山崎伊織で乗り切り、次の東北楽天3連戦では横川凱、菅野智之が出てくるのだろう。 >>巨人・原監督、満塁で凡退の北村にブチギレ?「歯食いしばってる」指摘も 昇格後初スタメン起用も、ミス続出で愛想尽かしたか<< 「グリフィンも楽天3連戦で先発してくると思われます」(スポーツ紙記者) 先発ローテーションを構成する6人の顔ぶれが固まったようだ。原監督の言う通り、6月攻勢が始まれば、セ・リーグのペナントレースも盛り上がりそうだが、キーマンは阿波野秀幸投手チーフコーチではないだろうか。 「通常、6連戦の初戦は勝ちたいのでエースを登板させます。今の巨人なら戸郷なんでしょうが、阿波野コーチは戸郷を初戦ではなく、第2戦に使ってきます」(球界関係者) 「初戦=エース」の考え方はどの球団も同じ。「エースで確実に勝つ」の発想なのだろう。戸郷の登板間隔を変えて6連戦の初戦に持ってくるなどはせず、ローテーションの順番を変えようとしない。 もちろん、登板間隔を縮め、コンディション不良や故障を招くリスクも考えられる。しかし、どの球団も一度くらい登板間隔を変えて、「6連戦初戦の火曜日=エース」のローテーションに移していく。その発想が阿波野コーチにはないのだ。 但し、こんな意見も聞かれた。阿波野コーチは「ムリをさせない」起用法のようだが、セ・パ交流戦は18日に終了する。巨人は残り6試合全てが東京ドームなので、屋外球場での試合を残している一部球団のように「19日以降の予備日」も組まれていない。そのスケジュールを指して、 「ペナントレースが再開されるのは、23日の金曜日。巨人は交流戦終了後、4日間も確実に休養が取れます。その4日間を利用して、ローテーション(の順番)を組み替える予定のようです」(前出・同) との情報も交錯していた。 4日間も空くので、16日からの楽天3連戦で先発した3投手をそのまま23日から再開されるペナントレースの最初のカードにぶつけることもできる。 「交流戦は最下位と首位チームのゲーム差が『2.0』。大変な混戦状態になっています。同率首位の巨人が優勝したら、9年ぶりの快挙。でも、残り2カードを負け越せば最下位もあり得ます」(前出・スポーツ紙記者) 12日、二軍のジャイアンツ球場での練習光景だが、明るかった。「菅野が復帰戦で勝利したからだ」との声も多く聞かれたが、5回失点2。本調子ではない。 この良好な雰囲気を継続させることができれば、原監督の言う6月攻勢にも期待できるが、次回登板でコケたら…。阿波野コーチは菅野をどんな風に使っていくのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年06月10日 11時00分
巨人・菅野、復帰戦炎上ならキャリアの危機? 原監督は昨オフからシビアな姿勢「昔の名前では勝負できない」
5日終了時点でセ・リーグ4位(26勝27敗)に沈む巨人。開幕から苦しい戦いが続く中、ようやく復帰が迫ってきたのがプロ11年目・33歳の菅野智之だ。 今季の菅野は3月18日のオープン戦・日本ハム戦で右肘の張りを訴え1イニングで降板し開幕二軍スタートに。その後5月11日に、キャンプ中に首を寝違えた影響でコンディション不良が続いていたこと、翌週中(5月14~20日)に二軍で実戦復帰見込みであることが伝えられた。 実際の復帰戦は5月28日・ヤクルト戦と少しずれ込んだが、菅野は「3回無失点・被安打3・四死球0」とまずまずの投球を披露すると、復帰2戦目の6月4日・日本ハム戦でも「5.1回1失点・被安打3・四球1」と好投。各メディアでは翌5日にグリフィン、松井颯の先発2名が登録抹消になったことから、菅野は9~11日に予定されるソフトバンク戦の2戦目、もしくは3戦目が一軍復帰戦になる見込みと伝えられている。 復帰2戦目となった4日の報道では、阿波野秀幸投手チーフコーチがこの日の菅野について「だいぶ一軍のほうが見えてきたんじゃないかな」と好評価を与えたことが伝えられている。ただ、チームを率いる原辰徳監督は依然として厳しい視線を向けているようだ。 >>巨人・原監督、満塁で凡退の北村にブチギレ?「歯食いしばってる」指摘も 昇格後初スタメン起用も、ミス続出で愛想尽かしたか<< 「菅野はプロ入りした2013年から昨季まで通算117勝をマークし、沢村賞2回(2017-2018)をはじめ数々のタイトルも獲得しているチームのエース。それだけに、原監督は長引く離脱にかなりのフラストレーションをためているようで、各報道では5月11日に『逆に聞きたいよ!取材してきてよ。「何してんですか?」って』と報道陣に不満を吐露したこと、6月4日には復帰2戦目の投球について『順調でしょう。(時間は)相当あげているつもりですけど。有休はとっくに過ぎたんじゃない?』と皮肉を込めて評価したことなどが伝えられていました」(野球ライター) 原監督としては見込み通りに菅野が復帰し好投を見せるという流れが最高のシナリオだろうが、ソフトバンク相手に実現するかは極めて不透明といえる。菅野は昨季までにソフトバンクとシーズンで6試合、日本シリーズで2試合戦っているが、シーズンでは「3勝3敗・防御率1.84」、シリーズでは「0勝2敗・防御率5.11」とどちらも勝敗は五分以下。故障明けという点も加味すると、早期降板という結果になっても全くおかしくはないだろう。 また、場合によっては今季はおろか、野球人生の正念場に立たされる展開もあり得る。原監督は巨人の大久保博元・打撃コーチが昨年12月7日に投稿した動画に登場した際、菅野について「野球選手、アスリートというのは昔の名前では勝負できない。誰しもが力は落ちる。僕らでもデーブでもみんな、全盛期から力が落ちたからやめる、ユニフォームを脱ぐことになった。だからその部分は冷静に見る必要がある」と今季はシビアに実力を見極める旨を口にしている。復帰戦で背信投球ならスパッと見切られる可能性もゼロとはいえないだろう。 5日終了時点でチーム防御率がリーグ最下位(4.10)と投手陣が振るわない巨人。一軍復帰が迫る菅野は立て直しの柱になることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元コーチの公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@daveokubo
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