プロ野球
-
スポーツ 2022年10月26日 15時30分
ソフトB・藤本監督、周東への発言に「無茶なこと言うな」厳しい声 打力不足と酷評も批判相次ぐ
プロ入りした2018年からソフトバンクでプレーし、今季までに「355試合・.247・10本・53打点」といった通算成績を残しているプロ5年目・26歳の周東佑京。25日に伝えられた藤本博史監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、藤本監督は秋季練習2日目のこの日応じた取材の中で、11月に日本ハム(5日)、巨人(6日)、オーストラリア代表(9、10日)と戦う侍ジャパンに選出されている石川柊太、甲斐拓也、周東の秋季キャンプ(11月3~18日)での扱いについて言及。石川、甲斐は参加免除とする一方、周東については「しなくちゃいけないでしょう。レギュラーじゃないんだから。11日で(侍ジャパンが)終わったら、1週間でもこさせますよ」、「打撃も終盤はずっと悪かった。悪い時期をできるだけ少なくしないといけない」と参加させることを苦言交じりに明かしたという。 今季の周東は三塁、外野の2ポジションで主にプレーし、「80試合・.267・5本・15打点」とキャリアハイの本塁打数をマーク。ただ、シーズン最終盤の9、10月は「23試合・.207・0本・3打点」と打率2割がやっとの深刻な不振に苦しんだ。 >>ソフトB・周東、放心状態でベンチ裏に失踪? カメラに映った異様な光景に「メンタル壊れてる」ミスの影響か、心配相次ぐ<< 藤本監督のコメントを受け、ネット上には打力アップは急務と同調する声が上がったが、中には「監督ちょっと厳しくない? 自分は今年の周東はよくやった方だと思うんだけど」、「病み上がりで自己最多ホームラン放ったのに態度が冷たすぎる」、「右肩故障やコロナに負けず頑張ったのに無茶なこと言うなよ、逆に休んでもいいだろ」といった否定的なコメントも見られた。 「周東は昨季8月末に右肩を痛め登録を抹消されると、翌9月10日に『右肩関節鏡視下関節唇形成術』を受けたこと、実戦復帰までは約半年を要する見込みであることを球団が発表。この影響で迎えた今季は開幕一軍には入れず、5月末にようやく一軍復帰。また、8月下旬~9月上旬にかけて新型コロナ感染による離脱もしいられました。ファンの中には苦境が相次ぐ中でも、自己最多本塁打をマークするなど奮闘を見せた点は評価してあげるべきではないかという意見も少なからず見られます。ただ、藤本監督としてはこの程度の成績で満足せず、来季はより奮起してレギュラーを確保してもらいたいという気持ちなのでは」(野球ライター) 2020年に50盗塁(盗塁王)、13試合連続盗塁(プロ野球)を記録するなど球界トップクラスの総力を持つこともあり、打撃力がつけばレギュラーは固いと以前からファンの期待は高い周東。藤本監督も25日の取材では「彼の足は魅力だし、1年間レギュラーで出てもらわないとチームは困る」とシーズンを通じてレギュラー起用したい選手という旨を口にしているが、ハッパをかけられた周東は今オフを“実りの秋”とすることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2022年10月26日 11時00分
オリックス・山本、左わき腹故障はやはり重傷? 左のエースも不発で万事休すか
0勝2敗1分け。今度は中嶋聡監督がやり返す番だ。 日本シリーズ第3戦は、打順変更が功を奏したのか、ここまでノーヒットだった山田哲人にホームランが出て、東京ヤクルトが快勝。オリックスバファローズが窮地に立たされてしまった。 「第3打席に出た3ランホーマーですが、オリックスバッテリーが見誤りました。初球の真っ直ぐを山田がヘンな見送り方をしたんです。タイミングが合っていませんでした。バッテリーは変化球を狙っていると思って、直球を続けて投げたら…」(プロ野球解説者) >>ヤクルト戦、中村へのファール判定に「納得いかない」と批判 敵打者にハメられたと怒るファンも、バント直後の接触が物議<< だが、第4戦に繋がるプラス材料もあった。 第2戦まで8打数5安打とヤクルト打線を牽引してきたリードオフマンの塩見泰隆をノーヒットに封じ込めた。 「オリックスはスコアラーチームが相当研究しています。試合後に集まって、チャート表や映像資料を見ながら、ヤクルト打線の攻略法を話し合っています」(関係者) 巻き返しを果たせるかどうか、そのポイントは山本由伸と、オリックスのリードオフマン・福田周平の復調次第だろう。 福田は第3戦を終えて、いまだノーヒットだ。1番・福田が出塁するのとそうでないのでは打線の勢いが違ってくる。 「ヤクルトの高津臣吾監督は打順を変えて山田を復調させました。中嶋監督も打線をいじっていますが、1・2番の出塁率を高めないことには…」(前出・プロ野球解説者) 試合後、中嶋監督は「まだやり返すチャンスはある。やるしかない」と言ったが、表情は厳しいまま。福田はペナントレースで100試合近く、「1番」を務めてきた。そのリードオフマンを代えるとなると、チームにマイナスの雰囲気も出るかもしれない。 マイナスの雰囲気と言えば、実は試合前からヘンな雰囲気は漂っていたのだ。 「山本の2回目の先発はないと見るべき」(在阪メディア) エース・山本は初戦で左脇腹を痛め、5回途中で緊急降板した。翌23日の試合前練習には参加したが、軽めの別メニューだけで“早退”している。ベンチに引き上げる途中、エールを送るスタンドのファンに手を振る余裕も見せていたが、第3戦では違った。 「トレーナーがずっと付き添っていて、体を動かす程度の練習しかしていません」(前出・同) 前出の関係者によれば、移動日となった24日はキャッチボールもしていないそうだ。第3戦前の練習中、痛めた左脇腹の痛み具合を確かめるように外野フェンスに向かって10球程度を投げた。 しかし、その後のストレッチ運動中、お腹のあたりをさすっていた。 「痛みを隠さない」ということは、やはり重傷ではないだろうか。 「第3戦で先発した宮城大弥ですが、敗戦投手にはなりましたが、失点は山田の3ランだけ。6回途中で交代させたのは、何かワケがあったのでは?」 前出のプロ野球解説者がそう予想する。 今シリーズは「引き分け」があったため、オリックスが巻き返した場合、第8戦に突入する。早めに降板させた宮城を8戦目の先発要員として、あるいは、第5戦以降でリリーフ待機させることも可能だ。打線のカギは福田、宮城はどこで使われるのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2022年10月25日 18時30分
DeNA・オースティン、早くも来季開幕絶望か 「何一つ同情できない」激怒するファンも、右ひじ再手術発表が物議
初来日した2020年からDeNAでプレーし、今季までに「210試合・.289・49本・133打点」といった通算成績を残している31歳の助っ人・オースティン。25日、右肘の手術を受けたことを球団が発表した。 球団公式サイトはこの日、オースティンが24日に母国アメリカで「右肘内側側副靭帯修復術」を受けたと発表。オースティンは同サイトで「複数のドクターと話をして打撃のみならず、走攻守すべてにおいてチームに貢献するためには再手術が必要だと判断いたしました。これからリハビリを改めて始めることになりますが、最短での復帰に向けて誠心誠意努力していきます」とコメントしている。 >>ヤクルト・高津監督、最終戦後コメントに「ふざけるな」阪神ファン激怒 CS敗退を決めつけ? DeNAへのエールに批判<< オースティンは今季右肘の張りを理由に開幕一軍から外れると、4月10日にアメリカに一時帰国し、同月13日に右肘のクリーニング手術を受けた。その後同月19日に再来日するとリハビリ、二軍戦出場を経て、8月2日に今季初の一軍昇格を果たしたが、「38試合・.156・1本・3打点」とほとんど結果を残せなかった。 オースティンの右肘再手術発表を受け、ネット上には心配・激励の声が寄せられたが、それ以上に「いい加減にしろよ、もはや休むのが仕事になってるじゃないか」、「来日1年目からここまで故障多すぎて何一つ同情できない」、「大型契約結んでおいてこれは酷い、給料泥棒にも程がある」といった批判が見られた。 「オースティンは初来日した2020~2021年にかけ2年連続で20本塁打をクリアしたチームの主砲。ただ、この間は脳震とう・むち打ち(2020年8月)、左ふくらはぎ肉離れ(2021年10月)と故障離脱が頻発しており、今季は右肘故障に一年を通じて苦しめられました。オースティンは打撃はもちろん守備・走塁でも一切手を抜かず全力でプレーすることで知られており、これも故障が相次ぐ一要因とされていますが、いつになったらまともに稼働するのかといら立っているファンも少なくないようです」(野球ライター) 2021年オフに3年総額8.5億円(推定)の複数年契約を結んでいるオースティン。契約1年目の今季はほぼチームに貢献できず、2年目の来季も手術の影響で開幕は絶望という見方があるが、復帰後にファンの信頼を取り戻すような活躍を見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について横浜DeNAベイスターズの公式サイトよりhttps://www.baystars.co.jp/
-
-
スポーツ 2022年10月25日 17時50分
オリックス、日本シリーズ1敗1分けも光った山崎福也の投打にわたる活躍! 中嶋監督「良く投げて打ちました」
【SMBC日本シリーズ2022】東京ヤクルトスワローズ 対 オリックス・バファローズ東京・明治神宮野球場10月22日●オリックス(山本)3-5(小川)東京ヤクルト○10月23日△オリックス(山崎福也)3-3(サイスニード)東京ヤクルト△※延長12回引き分け※オリックスの1敗1分け。カッコ内は先発投手。4勝したチームが日本一となる。 日本シリーズが22日、神宮球場で開幕した。今年は昨年日本一で、今年もセ・リーグを制覇した東京ヤクルトスワローズと、昨年日本シリーズに2勝4敗で敗れたパ・リーグ覇者のオリックス・バファローズが、ともにクライマックスシリーズファイナルステージを勝ち抜いて、2年連続で同一カードによる日本シリーズとなった。 まず初戦。オリックスは、後半戦からクライマックスシリーズにかけて負けなしのエース山本由伸が先発。ヤクルトは小川泰弘が先発した。しかし、山本は5回、先頭で代打出場したキブレハンにファールを打たれると、右手を上げて捕手の若月健矢を呼び、ベンチから高山郁夫投手コーチとトレーナーもマウンドへ。山本はベンチに下がると、中嶋聡監督は比嘉幹貴に交代を告げた。山本は4回0/3を64球、被安打4(本塁打2含む)、奪三振4、4失点で降板。球団広報によると左脇腹をつったような感覚を訴えたという。結局、最終回にも平野佳寿が村上宗隆に被弾したため、3-5で初戦を落としている。 試合後、試合の途中からベンチに戻りチームを応援していた山本は「立ち上がりからピンチになって、点を取られて、オスナにも最後ホームラン打たれて、そこでちょっと気づいた部分があって。いい方向に修正はできてたんですけど、そこからちょっと違和感があったりして…という感じですね」と自身の投球について振り返った。 脇腹の状態は「分からないですけど、そんなめっちゃアレではないですけど、多少の違和感があったので、ちょっと早めに気づけただけ。それは良かったと思いますけど、こういった大事な1試合でこんなことになってしまうのは、最悪だなと思います」と肩を落としていた。翌日の練習にも姿を見せていたが、病院には行かず帰阪してから様子を見て、今後の登板を考えていく。勝ちが計算できるエースで勝てなかったのは痛い。 第2戦でオリックスは、明治大学時代に神宮を本拠地にして、エースとして活躍していた山崎福也を先発に送り出す。高校時代からバッティングにも定評のある山崎福は、今シーズン交流戦で代打出場するなど、打席が回ってくるセ・リーグの本拠地を狙っての登板だったことは明白だった。 山崎福はその期待に応えて、ヤクルトの先発サイスニードから、3回一死三塁の場面で「打ったのは落ち球系のボールだと思います。なんとか抜けてくれてよかったですし、先制のタイムリーになってくれてよかったです!」とライト前へ先制のタイムリーを放つ。投げては4回を無失点の好投。「大事なゲームではありますが、いつもと同じようにゲームに入っていけたと思います。ランナーを背負う場面も多かったんですが、要所要所をしっかりと抑えることができましたし、しっかりと自分らしいリズムで投げられたところはよかったと思います」と手ごたえを感じていたようだ。 試合は9回に阿部翔太が内山壮真に同点3ランを打たれてしまい引き分けに終わったが、ポジティブに考えれば「負けなかった」。25日からの第2戦を本拠地、京セラドーム大阪で仕切り直して、再び日本一になるべく神宮に戻って来ればいいこと。中嶋聡監督は「期待してというわけじゃないですけど、打席に立ったことがないメンバーばかりなんでね。その中では期待してますよ。ウチの野手より期待しているわけじゃないですからね。あんまり言ったらホントに…良く投げて打ちました」と山崎福を評価しており、神宮に戻ってくれば再登板の可能性は高い。ヤクルトバッテリーが警戒していたバッティングも期待できるだろう。 オリックス日本一のキーマンは山崎福也かもしれない。(どら増田)
-
スポーツ 2022年10月25日 15時30分
ロッテ・佐々木朗希を堀内元監督が酷評! 沢村賞選考後の苦言に批判相次ぐ「育成方針知らないのか」
24日に行われ、オリックス・山本由伸が受賞選手に選ばれた沢村賞選考委員会。選考委員長を務めた野球解説者・堀内恒夫氏(元巨人監督)のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、堀内氏は選考終了後に行われた会見の中で、山本の他に活躍が目立った選手として4月10日・オリックス戦で完全試合を達成した佐々木朗希の名を挙げる。「圧倒的な力で完全やったんじゃないですか。あれだけの投手はなかなかいないと思います」と称賛したが、その一方で「日本のプロ野球を背負うピッチャーになってほしい気持ちを持ってますが、いかんせん、投げない。大丈夫かなというくらい、登板間隔が空いている」と登板数・イニングが少なすぎると苦言を呈したという。 今季の佐々木は「20登板・129回1/3・9勝4敗・防御率2.02」とキャリアハイの白星をマーク。ただ、登板間隔は全て中6日以上、中4・5日は一度もナシとかなり余裕を持ったローテ運用で、この影響もあり規定投球回数(143回)には届かなかった。 >>ロッテ・佐々木に詰め寄った審判、物議を醸したトラブルは過去にも 「なんやその態度は!」阪神監督を激怒させた不可解判定<< 堀内氏のコメントを受け、ネット上には同調の声が上がったが、それ以上に「堀内さん、佐々木は今季が実質ローテ1年目ってこと忘れてない?」、「やっと先発として一本立ちしてきたところなのにもっと投げろは要求高すぎる」、「首脳陣はあえて佐々木を投げさせてないんだが…まさかこの育成方針知らないのか?」といった否定的なコメントが見られた。 「佐々木はプロ入りした2020年から今季にかけ3シーズンを過ごしていますが、1年目は年間を通じて一軍に同行しながら体作りに終始し、一・二軍どちらも未登板で終了。2年目もシーズン登板数は11と控えめな数字にとどまり、迎えた3年目の今季にようやく一軍ローテ投手として本格運用され始めました。ロッテ首脳陣はまずは体作りに時間を割き、その後も登板数・イニング数は慎重に増やしていくという育成方針に沿って佐々木を育てている最中なのですが、堀内氏はこうした取り組みを知らないのかと呆れたファンも少なからずいたようです」(野球ライター) 10月18日に就任会見を行った吉井理人新監督は、佐々木の運用について「育成の計画として今年は1年間、一軍のマウンドで投げることが目標だった。来季はその一個上、中6日でしっかり25試合くらい1週間に1回、健康な体でマウンドに上がれることが目標」と語ったことが伝えられている。エースとしてフル稼働が求められる来季、佐々木は堀内氏をうならせるような数字を残すことができるのだろうか。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2022年10月25日 11時00分
ヤクルト・高津監督、山田のスタメン落ちを決断? CS以来の非情な采配は第3戦の結果次第か
高津臣吾監督が「鬼」になる。 日本シリーズ第3戦に備え、燕ナインが大阪入りした(10月24日)。一部投手は神宮外苑で練習するため、野手陣が先に乗り込む形となったが、注目は主砲・村上宗隆と主将・山田哲人だ。 >>ヤクルト戦、中村へのファール判定に「納得いかない」と批判 敵打者にハメられたと怒るファンも、バント直後の接触が物議<< 「今日(野手陣の予定)は何もないよ」 新大阪駅に到着すると、待ち構えていた関西系メディアに向かってチームスタッフがそう告げた。野手陣は休養、25日からの“京セラドーム大阪3連戦”に備えるようだ。 「村上のここまでの打撃成績は打率2割2分2厘、ホームラン1本。オリックス投手陣も警戒しているので、仕方ありません。でも、京セラでは今季、8試合で打率4割(25打数10安打)と好成績を残しています。前向きな気持ちになっています」(関係者) 日本シリーズここまでノーヒットの山田が心配だ。今季の京セラドーム大阪の成績を調べてみたら、31打数8安打(2割5分8厘)。トリプルスリー3度のスラッガーとしては物足りない数値だが、決して相性は悪いわけではない。 また、ピッチャーの対左右別データでは左投手との対戦成績が右投手を上回っている。オリックスの先発は左腕・宮城大弥と発表されているので、1、2戦での出遅れを取り戻してくれるのではないだろうか。しかし、日本シリーズは短期決戦である。 「高津監督の考え次第でしょうね。山田のスタメン落ちもゼロではありません」(プロ野球解説者) これは、第2戦の試合終盤にネット裏で囁かれていたもの。複数のプロ野球解説者、取材陣が口にしていた。 シリーズ初戦の山田は4打数4三振、第2戦も5打数ノーヒットと、完全に出遅れてしまった。 「クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第3戦での高津監督を思い出してくださいよ。『あと一人』でゲームセット、シリーズ進出が決まるって時でも、腕組みをして、厳しい表情でグラウンドを見ていました」(前出・同) “勝負の鬼”だ。ゲームセットがコールされるまで腕組みを崩さなかった。 そのCSファイナルステージ第3戦だが、高津監督は山田をスタメンから外している。 「CS最後の対戦投手が阪神・青柳晃洋。青柳に対し、宮本丈の方が青柳との相性が良いと判断したんです。シーズン中も対青柳で山田を外した試合がいくつかありました」(スポーツ紙記者) 京セラドーム大阪での3試合は、DH制が採用される。オスナ、サンタナの外国人選手をDHに回し、対戦投手に応じて若手を守備に就かせるなどの起用法も予想されていた。DHに打撃力の高い選手が起用された場合、山田がスタメン落ちとなる可能性はさらに高まってくる。 「第3戦は左の宮城なので、右打ちの山田を使って来ると思います。その結果次第では…」 前出のプロ野球解説者がそう予想していた。 日本シリーズでの「1試合4三振」は、2018年第3戦の丸佳浩(当時広島)以来、7人目。山田の4三振だが、全て“空振り三振”というのが気になる。オリックスはセ・リーグ5球団も気づかなかった攻略法を見つけたのだろうか。第3戦は山田がキーマンになる。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2022年10月24日 20時45分
ソフトB・藤本監督、リチャードを叱咤激励も「チャンス与える価値ない」厳しい声 ファンも愛想尽かした? 5年目も覚醒ならず
プロ入りした2018年からソフトバンクでプレーし、今季までに「57試合・.173・10本・25打点」といった通算成績を残しているプロ5年目・23歳のリチャード。24日に伝えられた藤本博史監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、藤本監督は本拠地・福岡PayPayドームで秋季練習がスタートしたこの日取材に対応。その中でリチャードについて「本当に来年、ラスト勝負くらいの気持ちでやってくれないと。そんなに時間は待ってくれない。もう来年は24(歳)かな。ロマン砲、ロマン砲といっても、一軍であれだけ見逃し三振とかやってたらチャンスがなくなっていきますよ」と来季の奮起を強く求めたという。 >>ソフトB・甲斐の態度に「一気に嫌いになった」と批判 止まないバッシングに反抗? サヨナラ負け直後の“ガムクチャ”が物議<< リチャードは今季二軍では「93試合・.232・29本・84打点」で本塁打(3年連続3回目)打点王(2年ぶり2回目)の2冠を獲得。しかし、一軍では「23試合・.159・3本・5打点」とほとんど結果は残せなかった。 藤本監督のコメントを受け、ネット上にも奮起を願う声が上がったが、それ以上に「もうそんなチャンス与えるような価値ないだろ」、「何年も二軍でしか打てず、メンタルも改善されない打者をわざわざ使う意味あるか?」、「5年経っても体たらくが目立つような選手に期待するだけ無駄だろ」といった厳しいコメントが寄せられた。 「リチャードは二軍では今季までに『249試合・.227・53本・181打点』と長距離砲として実績を残す一方、一軍ではその打棒をほとんど発揮できていない選手。また、ここまでのプロ生活では未熟なメンタル面が問題視されることもしばしばあり、今季も審判のストライク判定に悪態をつき退場(6月)、成績不振へのいら立ちや落胆を態度に出し二軍降格(8月)といった出来事で多くのファンを呆れさせています。精神面が未熟なことも一軍で結果を残せない一要因ともされていますが、プロ入りから5年たってもまだこのような状況の選手にもう上がり目はないと愛想を尽かしているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 一部からはプロ1年目・25歳の野村勇(今季97試合・.239・10本・25打点)、プロ1年目・22歳の正木智也(35試合・.254・3本・5打点)といった他の若手の方が伸びしろがあるという意見も上がっているリチャード。それでも藤本監督は今季二軍・ウエスタン新記録の29本塁打を量産したリチャードへの望みは消さず、今オフはプエルトリコで行われるウィンターリーグ(11月4日~12月23日)にも派遣する予定だが、リチャードはファンの評価を覆すような成長を遂げることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2022年10月24日 19時30分
ヤクルト戦、中村へのファール判定に「納得いかない」と批判 敵打者にハメられたと怒るファンも、バント直後の接触が物議
23日に行われ、両チーム「3-3」で引き分けた日本シリーズ第2戦・ヤクルト対オリックス戦。「6番・捕手」で先発したヤクルトのプロ14年目・32歳の中村悠平の守備を巡る判定がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「3-3」と両チーム同点で迎えた延長11回表無死一塁でのこと。打席のオリックス・安達了一が初球に試みたバントが、左斜め前方に力なく上がるファールフライに。中村は瞬時にマスクを外しながら落下地点に走ったが、この際に一塁に向かおうとした安達と打席内で接触。バランスを崩し転倒したこともあり捕球はできなかった。 ただ、一連のプレーを見ていた球審は守備、走塁妨害のどちらもとらずファールを宣告。これを見たヤクルト・高津臣吾監督はベンチを出て審判団に確認を求めるも、判定が覆ることはなく、試合は無死一塁のまま再開された。 >>ヤクルト・高津監督、最終戦後コメントに「ふざけるな」阪神ファン激怒 CS敗退を決めつけ? DeNAへのエールに批判<< 野球規則では打球を巡る打者走者、捕手の接触について、「捕手が打球を処理しようとしているときに、捕手と一塁へ向かう打者走者とが接触した場合は、守備妨害も走塁妨害もなかったものとみなされて、何も宣告されない」と定められている。審判団はこの規則に基づきファール判定を下したようで、ネット上にも「ルール的には妥当な判定」と納得する声が上がった。 ただ、ファンの反応は納得ばかりではなく、中には「今のがお咎め無しでファールになったのは納得いかない」、「今一つ腑に落ちないな、安達は意図的に肩ぶつけにいってなかったか?」、「リプレーで見たら、安達がわざと中村に当たりにいってるようにも見えたんだが」といった判定への批判も見られた。 「今回の場面は安達が打球の行方を最初、動かずに見ていたため、中村は安達の右側に動きながら打球を追おうとしました。ところが、安達は中村が真横に来た瞬間に一塁へ走り出そうとして中村と接触。肩をぶつけられた中村はバランスを崩し前のめりに転倒しました。ファンの間では安達が一塁に向かおうとしてたまたま当たったのではなく、中村の守備を邪魔しようと故意に接触したのではないかとして、審判団は安達の守備妨害をとるべきだったと不満を述べる意見も少なからず見られます」(野球ライター) 試合再開直後、安達が送りバントを決め1死二塁となったものの、後続が倒れ無得点で終わった11回表。結果的に試合展開には影響しなかったが、仮に得点につながっていれば今以上に物議を醸していただろう。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2022年10月24日 18時30分
DeNA、来季リリーバー再編成の可能性? 移籍2年目・森原にも期待大
現在横須賀市にある球団施設「DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA」で秋季練習に取り組んでいるベイスターズ。若手メンバーは宮崎で行われている「フェニックス・リーグ」で腕を磨いているため、主にクライマックスシリーズを戦い抜いた主力メンバーを中心に、だいたい3勤1休ペースで汗を流している。 その中にはシーズン途中に楽天ゴールデンイーグルスから交換トレードで加入した、森原康平も精力的にトレーニングに励んでいた。23日には実戦的なライブバッティングピッチャーとしてマウンドに上がり、牧秀悟、楠本泰史、神里和毅の主力と対戦。ラプソードなどの測定機器もセッティングされ、三浦大輔監督を筆頭にコーチもじっくりと見守る中、ストレートはもちろん変化球も交え、しっかりと腕を振っていた。 期間ギリギリの7月28日にトレードで移籍後、疲弊気味もリリーフ陣を助ける役割を期待されベイスターズにやってきたが、8月21日には新型コロナに感染。一軍での初登板は東京ドームでの9月19日のジャイアンツ戦までズレ込んでしまったが、2点のビハインドの8回、相手は1番から始まる嫌な打順に対し、2奪三振を含むパーフェクトリリーフデビュー。横浜初見参の21日には1点ビハインドの2死満塁のしびれる場面で、ジャイアンツのアダム・ウォーカーを気迫のフォークボールで三振に切って取り、地元ファンの喝采を浴びた。その後23、24日の神宮でのスワローズ戦は雨天の緊急気味と大差のビハインドケースで失点してしまったが、横浜での2回の登板機会は無失点リリーフで今シーズンを締めた。 長年ブルペンを支えてきた三上朋也は構想外となり、どんな場面でも腕を振ってきた平田真吾も20日に手術を受けた。さらに抑えの切り札・山崎康晃の去就も不透明とブルペン陣の再編成も視野に入る来季のベイスターズ。2019年には64試合登板で防御率1.97と活躍し、通算183試合登板の実績十分の右腕は来年で7年目。今年1月に受けた右肘のクリーニング手術の影響も、来シーズンは皆無となろう。経験と闘志を前面に出すピッチングスタイルの森原の存在が、横浜のブルペン陣を支えてくれそうだ。写真・取材・文 / 萩原孝弘
-
-
スポーツ 2022年10月24日 15時30分
日本ハム・新庄監督、ロッテ戦視察は近藤FA補償への備え? 不気味な言動が憶測を呼ぶ、強肩と目を付けられた選手は
23日に行われ、ロッテが「3-0」で勝利したフェニックスリーグ・阪神戦。試合結果以上に話題となったのが日本ハム・新庄剛志監督の視察だった。 日本ハムはこの日午後0時30分からフェニックス・楽天戦を戦ったが、新庄監督は木田優夫二軍監督が率いる自チームではなく、同時刻に開催された無関係のロッテ対阪神戦を視察。報道によると、試合開始前に取材に応じた新庄監督は視察の理由の一つとして「トレードに向けて選手をチェックしたい」と口にしたという。 日本ハムは18日に渡邉諒、高濱祐仁を阪神に放出し、代わりに齋藤友貴哉、江越大賀が加入する交換トレードを成立させている。ただ、新庄監督はこの1件で満足せず、他にもトレード補強の可能性はないか模索しているようだ。 >>阪神トレード加入の渡邉、二塁奪取は絶望的か 岡田新監督は期待も致命的問題、新庄監督は愛想尽かした?<< 新庄監督のコメントを受け、ネット上には「数日前にトレードしたばかりなのに貪欲だな」と驚きの声が上がったが、中には「実は近藤FA流出後も睨んでたりして…」、「補償関係の事情もあるかも、ロッテも近藤調査してるらしいし」、「ロッテ移籍した場合に備えて、人的誰にするか直接見極めにきたのか?」といった、日本ハム・近藤健介の去就も背景にあるのではという推測のコメントも見られた。 近藤はプロ入りした2012年から今季まで日本ハムでプレーし、通算で「1014試合・.307・52本・446打点・1016安打」をマークしているチームの絶対的主力。ただ、10月18日に今季7月に取得した海外FA権を行使する見込みであること、オリックス、ソフトバンク、ロッテの3球団が獲得調査に動いていることが報じられている。 「FA選手は元球団の年俸上位1~3位ならAランク、4~10位ならBランク、11位以下ならCランクに位置付けられ、A、Bランク選手の獲得には人的、もしくは金銭での補償が必要となります。近藤は年俸2億5500万円(推定)でAランクとみられているため、日本ハムは仮に近藤がFA流出した場合、移籍先球団に人的補償選手を求めることが可能。その選手の品定めも今回の視察の目的なのではと推測しているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 試合終了後にも取材に応じ「目立ったのはロッテ山本君。いい肩してました」と、ロッテのプロ2年目・20歳の山本大斗の守備を評価したという新庄監督。不気味な言動は今後も注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ
中日・ブライトの自虐発言に「メンタルも鍛えるべき」厳しい声も 立浪監督のレギュラー獲り期待は過剰か、本人は“二軍レベル”と自覚?
2022年01月21日 19時30分
-
スポーツ
日本ハム・新庄監督と清宮の知られざる信頼関係? “大好物断ち”で挑む春季キャンプは二軍スタートも期待大か
2022年01月21日 11時15分
-
スポーツ
広島・佐々岡監督の構想で栗林が壊れる?「リスクが高すぎる」の声も、回またぎ解禁匂わせ物議 深刻なブルペン事情から擁護も
2022年01月20日 18時30分
-
スポーツ
DeNA・今永、再び絶対エースの座へ! 2022年に目指す“チームを勝たせる”ピッチャー像とは
2022年01月20日 17時30分
-
スポーツ
日本ハム・新庄監督、直筆のマル秘本を選手に配布? コーチ大量招集以外にもサプライズを準備中か
2022年01月20日 11時00分
-
スポーツ
巨人・秋広、目の前の先輩を煽り「メンタル強すぎる」驚きの声 球団広報への発言が話題、 過去には元木ヘッドを酷評したことも
2022年01月19日 19時30分
-
スポーツ
阪神・矢野監督が佐藤を説教「お前にとってもよくない」 物議を醸した怠慢プレーの裏側明かす、監督側の問題の指摘も
2022年01月18日 20時30分
-
スポーツ
巨人・坂本が岡本に「ちょっと見習ってほしい」 ヤクルト・村上が羨ましい? 元木ヘッドから課題改善の指導も
2022年01月18日 19時30分
-
スポーツ
水島新司さんの訃報にロッテ井口資仁監督らコメント「マンガの中に自分たちも登場させていただき、嬉しかった」
2022年01月18日 10時50分
-
スポーツ
中日・高橋に京田がクレーム?「周平さんが行かないので…」声かけ巡る暴露に驚きの声、性格面の影響指摘も
2022年01月17日 21時30分
-
スポーツ
阪神・藤浪の不振に「イップスがあるもんね」元横浜・高木氏の発言に反論相次ぐ 過去に本人が強く否定
2022年01月17日 20時45分
-
スポーツ
DeNA・藤田、楽天時代の門下生らと自主トレで汗! “人格者”のずば抜けた求心力がチームを高みへ導く
2022年01月17日 18時30分
-
スポーツ
巨人、ドラ1・大勢は菅野級の投手になる? 新人合同自主トレで見せた大器の片りんとは
2022年01月17日 11時25分
-
スポーツ
広島・鈴木、メジャーを目指したのは黒田氏きっかけ「これになればいける」 意外な“目標”与えられキャリア激変?
2022年01月16日 11時00分
-
スポーツ
中日、又吉に続き高橋もFA流出か 昨オフから前兆アリ? 無視できない問題は財政難以外にも
2022年01月14日 11時45分
-
スポーツ
巨人・坂本の湯浅・増田への苦言に「こんな姿勢だから伸び悩む」厳しい声相次ぐ 自覚を促す愛のムチだった?
2022年01月13日 19時30分
-
スポーツ
DeNAドラ1・小園「全員仲良い」 初の寮生活&新人合同自主トレは順調!
2022年01月13日 17時30分
-
スポーツ
阪神・藤浪、復活を模索中も今季は居場所ナシ? 矢野監督は鈴木・桐敷ら新人左腕の起用を優先か
2022年01月13日 11時00分
-
スポーツ
阪神・藤浪、菅野からの助言明かすも「今更過ぎないか」の声 指摘された問題点は8年前から変わっていない?
2022年01月12日 15時30分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分