プロ野球
-
スポーツ 2022年11月08日 15時30分
阪神・岡田新監督に「矢野と同じことするな」と批判 DeNA・牧への発言が物議、プロ入り前の実績を嘲笑?
2021年のプロ入りからDeNAでプレーし、今季までに「272試合・.302・46本・158打点」といった通算成績を残しているプロ2年目・24歳の牧秀悟。8日に伝えられた阪神・岡田彰布新監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、岡田新監督は7日に応じた取材の中で、同日に仮契約を結んだ阪神ドラ1・森下翔太(中央大学)が大学時代の先輩・牧を目標に掲げたことに言及。その話の流れで「牧は大学の時ホームラン何本打ってたん? 5本? 大したことないやん」と、大学時代の牧の実績をやゆするようなコメントを笑い交じりに口にしたという。 牧は2017~2020年にかけ中央大学(東都大学野球)で戦い、通算で「81試合・.285・5本・50打点」をマークしている。一方、岡田新監督は早稲田大学(東京六大学野球)でプレーした1976~1979年にかけ「88試合・.379・20本・81打点」といった数字を残しており、打率、打点は現在でもリーグ記録となっている。 >>阪神トレード加入の渡邉、二塁奪取は絶望的か 岡田新監督は期待も致命的問題、新庄監督は愛想尽かした?<< 実績では牧に大差をつけている岡田新監督だが、ネット上には「岡田さん、明らかに牧のこと舐め腐ってるだろ」、「他球団選手の球歴を小馬鹿にするのは失礼極まりない」、「冗談のつもりかもしれないけど、こういうリスペクトに欠けるような発言は控えてほしい」、「先輩を大したことない呼ばわりされた後輩の森下も気を悪くするんじゃないか」といった批判が寄せられた。 牧への敬意を欠いていると問題視されている岡田新監督だが、一部からは「敵選手を過小評価って矢野と同じことするなよ」という呆れ声も上がっている。阪神は2019年から今季終了まで矢野燿大前監督が指揮を執っていたが、同監督は活躍を許した敵選手への辛口コメントがしばしば目立っている。 今季も4月17日・巨人戦で「6.2回1失点」と封じられた巨人・赤星優志に「めちゃくちゃいいコースに決まっているかというと、そんな感じには見えなかった」、7月12日・巨人戦で完封負けを喫した戸郷翔征に「完封されるような調子じゃないと思うけどね。こっちが打ち損じているというか、打ってないというだけ」と言い放ったことなどで物議を醸している。 赤星、戸郷は今季の阪神戦で赤星が「7登板・3勝0敗・防御率1.13」、戸郷が「5登板・2勝1敗・防御率1.36」とそれぞれ好成績を残している。この点についてはシーズン中から「矢野が変なこと言って相手を刺激したからだ」という指摘が一部から上がっていたが、岡田新監督は二の舞にならないよう慎重に発言する必要もありそうだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2022年11月08日 11時00分
巨人・原監督、守備難のウォーカーを中堅コンバート? ドラ1・浅野の今後にも影響か
「外野手」は飽和状態に…。侍ジャパンとの強化試合を終えた巨人・原辰徳監督が、秋季キャンプ地・宮崎に帰ってきた。その11月7日、目を細めて話していたのが、アダム・ウォーカーの“ホームラン”だった。 ウォーカーは強化試合で弾丸ライナーの3ランを左翼席に放っている。 「秋季キャンプにも参加した」ということは契約延長、来季の原構想にもしっかり入っているわけだ。 「(来年春季キャンプ初日の)2月1日に良いコンディションで(会おう)。11月のキャンプでやっていたところぐらいからスタートできるように」 原監督は強化試合後、ウォーカーに伝えた言葉を記者団に明かした。 >>巨人・原監督、岡本のレギュラー剝奪示唆?「動けない三塁手はダメ」酷評に驚きの声、本人も現状に危機感か<< 「彼は努力家、原監督のお気に入りと言っても過言ではありません」(スポーツ紙記者) しかし、ウォーカーの残留確定が今オフの補強プランにも影響してきそうだ。 「今オフは外国人選手の補強に着手するのが一番最後になります。グレゴリー・ポランコなどほかの外国人選手と再契約するのかどうかの判断は、最後になると思います。初めての『現役ドラフト』も加わりますし、筒香嘉智など日本人メジャーリーガーたちが、本当に帰還するのかどうかも確認しなければなりませんし」(球界関係者) “海外組”では筒香、有原航平、澤村拓一がフリーエージェントとなり、NPB各球団も日本時間12日から彼らとの交渉が可能となる。 また、12月9日の「現役ドラフト」にしても“不透明な部分”が多い。 将来性があって、チーム事情で出場機会に恵まれない若手がリストアップされるのであれば、獲得を検討しなければならない。 「同時進行で、国内フリーエージェント市場にも着手しなければなりません。埼玉西武・森友哉の獲得を狙っている話が本当なら、その結果次第ではほかの補強プランも変わっています」(前出・同) 原監督は一部関係者に来季構想の一部を明かしていた。「センター、ウォーカー」――。ウォーカーの守備力、送球に難があることは説明するまでもないだろう。関係者たちが驚いて無言で聞き直すと、「センターも守れるように」と言い直したそうだが、この発言に重なってきたのが、外野手・長野久義の帰還。さらに、守備力の高い丸佳浩の「ライト・コンバート論」もある。 「ドラフト1位の浅野翔吾(高松商)、2位の萩尾匡也(慶應大)は2人とも外野手。萩尾は走攻守3拍子揃った逸材で、高校卒の浅野にしても、一軍を経験させながら育てていかないと」(プロ野球解説者) いつの間にか、外野手は飽和状態になってしまった。 ドラフト会議前のことだ。指名を待つ浅野は後輩たちに混じって守備練習もこなしていた。その時、本来の外野ではなく、サードでノックを受けていた。学校側はプロ側から「内野も守れますよね?」の質問があり、内野ノックを加えたと説明していたが…。 いち早く決まったウォーカーの残留と「センター・コンバート」の発言。オフの補強次第では、内外野の布陣が大きく変わってきそうだ。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2022年11月08日 10時50分
オリックス伏見寅威が残留も視野にFA権行使! 地元の日本ハム、東海大ルートの巨人など争奪戦へ
オリックス・バファローズは7日、伏見寅威捕手が国内フリーエージェント(FA)権を行使する申請書類を球団に提出したことを明らかにした。 伏見は今シーズン、捕手として76試合に出場。主に宮城大弥、山崎福也、田嶋大樹といったレフティーズ(左腕組)のパートナーを務めることが多く、出場の有無にかかわらず、ベンチでは声を張り上げ、ムードメーカーとしての役割も担って来ており、特に2年連続二桁勝利を収めた宮城からの信頼は厚い。 推定年俸から見れば、人的補償が発生しないCランクと思われるだけに、伏見の地元で来シーズンから新球場へ移転する北海道日本ハムファイターズや、東海大時代にはバッテリーを組んだ先輩の菅野智之、そして東海大の大先輩、原辰徳監督がいる読売ジャイアンツらが本格的な調査を進めると思われる。もちろん連覇、日本一を達成した功労者の1人として、オリックスも誠意ある対応をするはずで、争奪戦に発展するのは必至だ。 伏見は球団を通じて「この度、FA権を行使させていただくこととなりました。プロ入りから10年間育てていただき、お世話になったオリックス球団、バッテリーを組んできた投手たち、チームメイトにはもちろん愛着があるので、本当に悩みました」と苦悩の決断だったことを明らかにした上で、「限られた時間の中で、色々なタイミングが重なり、権利を行使することに決めました。今後については、球団の方とも話をさせていただきながら、自分のことを評価してくださるチームがあるのなら、そういった話も聞かせていただきたいと考えています」と宣言を行使した理由を説明。 オリックスではファンからも絶大な人気を誇っていた選手なだけに、衝撃も大きいが、「ここまで支えてくださった方々、そしてファンの皆様が、どんな状況でも温かく応援してくださったお陰で、この権利を取得することができたと思っています」とファンに対しては感謝の意を口にしている。 伏見は2012年にドラフト3位でオリックスに入団。打てる捕手として、シーズン中はもちろん、日本シリーズでもチャンス強さを発揮。FA資格を取得した今後の去就が注目されていた。(どら増田)
-
-
スポーツ 2022年11月07日 21時30分
阪神・岩貞のFA熟考、長引く理由は首脳陣への不満? ヤクルト・DeNAへの流出に現実味か
2014年のプロ入りから阪神でプレーし、今季までに「222登板・39勝42敗31ホールド・防御率3.67」といった通算成績を残しているプロ9年目・31歳の岩貞祐太。7日に伝えられたFA権にまつわるコメントがネット上で話題となっている。 報道によると、岩貞は二軍本拠地・鳴尾浜球場で調整した6日に応じた取材の中で、今季8月に取得した国内FA権の行使について「(期日までの)時間だけが変わってる感じで、(心境は)変わっていないです」とコメント。申請締め切り日の9日が目前に迫る中、行使するかどうかまだ悩んでいる旨を口にしたという。 岩貞は今季セットアッパーの一角として、「53登板・2勝1敗11ホールド・防御率2.57」と自己最多登板をマークするなどフル回転。FA行使については熟考する方針を示したことが10月中旬に伝えられており、同月末にはヤクルト、DeNAの2球団が獲得調査に動いていることも報じられている。 >>阪神トレード加入の渡邉、二塁奪取は絶望的か 岡田新監督は期待も致命的問題、新庄監督は愛想尽かした?<< 岩貞のコメントを受け、ネット上には「想像以上に悩んでるな、もうそろそろ1か月だぞ」などと驚きの声が上がった。また、中には「阪神でやりたいとは言ってるのにここまで長引いてる理由が気になる」、「何回か交渉はしてるらしいが、条件で揉めてる説は普通にあるな」、「年俸だけじゃなくて、起用法についても折り合いがついてないのでは?」と熟考の背景を推測するコメントも見られた。 「シーズン終了から現在まで熟考が続いている岩貞ですが、これまでに球団と複数回交渉の場を持ったことや、『タイガースに残ってやりたいという気持ちはあるということは変わらない。その上で、もう少し考えようと思います』と残留の意思はあると口にしたことが伝えられています。それでも結論を出せていないということは、岩貞には交渉にあたり重要視している何らかの条件があり、その条件について落としどころを見いだせていないという可能性もあるのでは。岩貞は昨オフの契約更改後会見をはじめこれまでに度々先発希望を訴えていますが、2020年ごろからほぼリリーフ起用となっているため、年俸はもちろんこうした起用法についても球団と慎重に話し合っていることも考えられます」(野球ライター) 阪神・嶌村聡球団本部長は10月末に応じた取材の中で「こちらとしては全力でいきたい。やはり、残ってもらいたい」と、岩貞のことは全力で慰留する構えを見せたことが伝えられている。年俸増、複数年契約など相応の条件を提示しているものとみられるが、果たして岩貞はどのような結論を下すのだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2022年11月07日 19時30分
オリックス・伏見、FA宣言の理由は球団への失望? 新天地候補は日本ハム・DeNAか、主戦捕手の決断が物議
2013年のプロ入りからオリックスでプレーし、今季までに「418試合・.238・16本・98打点」といった通算成績を残しているプロ10年目・32歳の伏見寅威。7日に報じられたFA行使報道がネット上で物議を醸している。 報道によると球団は同日、伏見が今年6月に取得した国内FA権を行使する申請書類を球団に提出したと発表。伏見が球団を通じて「限られた時間の中で、色々なタイミングが重なり、権利を行使することに決めました。今後については、球団の方とも話をさせていただきながら、自分のことを評価してくださるチームがあるのなら、そういった話も聞かせていただきたいと考えています」とコメントしたことも併せて伝えられている。 伏見は今季チームの主戦捕手として「76試合・.229・3本・21打点」といった数字をマーク。10月22~30日にかけ行われた日本シリーズ・ヤクルト戦では4試合でスタメンマスクを任され、「4勝2敗1分」で26年ぶりの日本一をつかんだチームに大きく貢献した。 >>オリックス・山本が捕手の“金的”に爆笑! お立ち台で思い出し笑い、インスタライブで真相を明かす<< 伏見のFA行使報道を受け、ネット上には「日本一チームの第一捕手なのに権利行使は意外」などと驚く声が上がった。また、中には「併用じゃなく固定起用でもっと試合出たいって思ったのか?」、「大金用意して森を獲ろうとしてる球団に失望した可能性もあり得る」、「若月ともども控えに落とされる前に移籍したいって感じなんだろうか」と、決断の背景を推測するコメントも見られた。 「伏見はプロ6年目の2018年ごろから一軍に定着していますが、当時から現在まで同僚捕手・若月健矢の控え、もしくは若月との併用起用が続いており、出場試合数が100試合を超えたシーズンは今季までゼロ。加えて、オリックスは今オフ4年総額15億円規模のオファーを用意して西武の正捕手・森友哉のFA獲得を狙っており、仮に獲得成功なら伏見、若月はそろって控え捕手転落が濃厚です。ただでさえ多くない出場機会が激減する前に、今季取得したFA権を活かし自身を重用してくれる球団を探そうと決断したとしても不思議ではないのでは。伏見は現時点で既に日本ハムが本格調査に乗り出していることが伝えられており、主戦捕手がFA宣言済みの西武(森)、DeNA(嶺井博希)も今後の展開次第では争奪戦に参戦してくる可能性は考えられます」(野球ライター) 伏見は今季年俸が4500万円(推定)で、金銭・人的補償が不要なCランク(元球団の年俸上位11位以下)のFA選手になるとみられている。オリックス側も年俸増・複数年契約を用意し慰留に努めているというが、伏見は果たしてどのような結論を下すのだろうか。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2022年11月07日 18時30分
DeNA・宮國「今年は仕事していない」 移籍3年目の来季に懸ける想い
「来季も契約していただけるということで、すごい感謝しています」ジャイアンツから戦力外通告を受け、ベイスターズの育成からはい上がった宮国椋丞が2日、契約更改交渉に臨んだ際の言葉だ。 今季は17試合で勝ち負けはつかなかったが、防御率8.71と決して満足のいく数字ではなかったが、球団からは「ポジションに関係なく仕事してくれた」と評価されたと明かした。しかし「自分自身として結果もそうですし、納得していない部分がある。ビハインドで投げる展開が多かったんですけど、抑えたりで流れを止められるところもあったので、そういった部分は反省しています」と冷静に振り返った。 契約更改の翌日の3日からは自ら球団に志願する形で、入江大生とともにオーストラリアへ武者修行に向かった。きっかけについて「チームに貢献するどころか足引っ張っていたところがあったんで、実戦を増やして感覚を覚えさせるチャンスだなと思ったんで志願させていただきました」と明かし、目標はズバリ「全体的なレベルアップ」とした。中でも「真っすぐのキレもスピードもコントロールも意識していきたいと思います」とピッチャーの基本であるストレートのブラッシュアップを図るとした。 20歳の2013年、ジャイアンツで開幕投手も務め、昨年ベイスターズでもスターナイトで古巣・ジャイアンツ相手に痛快勝利を挙げた実績もあるが「チームが求めてくれるポジションで、全力を尽くしてやっていくだけなんで。それ以上はないです」とポジションへのこだわりは皆無。 今シーズンは「全然と言っていいぐらい仕事していない」とくちびるをかんだ右腕。あえて選んだ異国での修行を糧に「最低限、今年より1試合でも多い登板数を目標にやっていきたいと思います。リーグ優勝、日本一を目標に皆やっているので、そのひとつのピースになれるように頑張っていきたいと思います」と前を向いたイケメンは、12年目のシーズンでのキャリアハイを狙う。取材・文・写真/ 萩原孝弘
-
スポーツ 2022年11月07日 17時30分
ロッテのキャプテン中村奨吾らFA行使せず!「このチームで優勝をしたいという想いが強い」
千葉ロッテマリーンズは、中村奨吾内野手、田村龍弘捕手がFAを宣言せずに残留をすることになったと発表した。 来シーズンから指揮を取る吉井理人新監督にとっては吉報となったが、「ものすごく嬉しいです。2人とも頼りにしています。年齢的にもまだまだパフォーマンスが上がる時期。より高いところをめざして一緒にやっていけたらと思っています。共に頑張りましょう」とかなり嬉しかった様子。 ここまで千葉ロッテでキャプテンを務めている中村は「FAを行使せずに残留をすることを決めました。松本(尚樹)球団本部長の熱い想いを聞かせていただき、残る決意が固まりました。マリーンズに縁があって入団させていただき今年で8シーズンが終わりました。まだ優勝できていないので、このチームで優勝をしたいという想いが強いですし、今はその想いがより強くなりました。吉井監督にも残留をする旨をお伝えした時、『ヨッシャー、頼むぞ!』と凄く喜んでいただき、嬉しかったです。チームの勝利に貢献できるよう頑張ります」と優勝へのアツイ想いを語るとともに、吉井監督の反応が嬉しかったようだ。 田村は「マリーンズ残留を決めました。ここまで10年もお世話になっている球団ですし、吉井監督に球場でお会いした時に『田村の権利だから田村が決めればいい。ただ、ワシとしては残って欲しいなあ』と言っていただいたこと、チームメート、特に投手陣に残って欲しいと言われたことが素直に一番嬉しく残留することを決めました。個人的には今年一年、成績を残せなかったのは事実。皆様の期待に応えられませんでした。来年、しっかりと期待に応えて、田村はまだいけるという姿を見せたいです。また、今年は悔しい一年となりファームでの生活が長い中で、今年まで二軍監督を務められた鳥越(裕介)さんに『初心に戻って頑張ろう』と、いつも声をかけていただいていました。今年一年、ファームで過ごしてきた悔しさを来年に全てぶつけて、結果を求められながらチームの核となれるように頑張ります」と吉井監督から強い慰留があったことを明かしている。 千葉ロッテは、井口資仁前監督の退任により、吉井監督が就任。下克上を除けば最も優勝から遠ざかっているチームなだけに、新体制のもと完全な形での優勝をめざしたい。(どら増田)
-
スポーツ 2022年11月07日 11時05分
侍ジャパン・栗山監督、WBC本番の正捕手が決まらない? 甲斐・森がそれぞれ抱える課題は
正捕手は、どっちだ? 新生・侍ジャパンが「連勝スタート」を切った。強化試合初戦の対日本ハム、第2戦の対巨人ともに逆転勝ち。投打で粘り強さを見せたわけだが、“捕手問題”も露呈してしまった。 第1戦のスタメンマスクは森友哉(埼玉西武)、第2戦は甲斐拓也(福岡ソフトバンク)。その起用法に、栗山英樹代表監督の“配慮”が感じられた。 >>ソフトB・甲斐の態度に「一気に嫌いになった」と批判 止まないバッシングに反抗? サヨナラ負け直後の“ガムクチャ”が物議<< 「森は打撃力でも期待のできるキャッチャーです。前代表監督時代に招集されなくなったのは、感情的なもつれによるもの。シーズンの疲れが抜けず、森側が『体調が万全ではない』と伝えたら、『なら、もう呼ばない』と…。新体制では感情的な理由で選手をより好みするようなことはありません」(関係者) 侍ジャパンの初戦の先発は、ソフトバンク・石川柊太で、第2戦は西武・與座海人だった。気心の知れた者同士でスタートさせようと思えば、初戦マスクは甲斐で、2戦目に森を起用しても良かったわけだ。 “代表復帰”の森は初戦の第2打席で2ランを放った。 「森は国内フリーエージェント権(以下=FA)を行使しました。西武は行使した後も慰留説得を続けるつもりです。オリックス、巨人がラブコールを送っているようですが」(スポーツ紙記者) FAと言えば、甲斐の評価も気になる。甲斐はFAの有資格者ではない。今オフのFA市場にも直接の関係性はないが、ソフトバンクは甲斐を脅かすような“第2捕手”の獲得を狙っている。 パ・リーグに詳しいプロ野球解説者がこう続ける。 「今季、甲斐の打撃成績は1割8分0厘。130試合に出場しましたが、正捕手がこの打率では攻撃面での作戦も絞られてきます。海野隆司や渡邉陸も使ってみたんですが、イマイチで…」 ソフトバンクが「第2捕手」として、DeNAの嶺井博希に熱視線を送っているとの情報も飛び交っている。 甲斐の「超」がつく肩力とディフェンス能力は貴重だ。しかし、甲斐の「打てない」は侍ジャパンでも取り上げられていた。 「今回は招集を見送るべきとの意見も出ていたんです。最終的に『呼ぶ』と決めたのは、栗山監督ですが」(前出・関係者) 侍ジャパンの課題は、「打撃」。国際試合が行われる度に指摘されているのだが、外国人投手特有の“手元で動く直球”、ムービングボールに苦しめられてきた。 ディフェンス重視なら、甲斐。攻撃力も兼ねてなら、森を使うべきだ。WBC本番での布陣はまだ白紙だが、 「オーストラリアとの強化試合2戦(11月9、10日)が試金石になるでしょうね。甲斐が打てるかではなく、ディフェンス重視で行くのか、攻撃力優先なのかがハッキリするでしょう」(前出・同) との声も聞かれた。 試合前、三塁で昨年ゴールデングラブ賞を獲得した巨人・岡本和真が一塁の守備練習に加わっていた。二塁が本職の東京ヤクルト・山田哲人もファーストミットを持参したとの情報も聞かれた。 “複数ポジション制”は事前通告されていたはず。だが、併殺プレーでの送球のタイミングなど“ビミョ~なミス”も出ていたという。 森が存在感を見せれば、今後のFA交渉での提示額もつり上がっていく。甲斐も来季の正捕手の座を安泰とするためにも強化試合でアピールしなければならない。「世界一奪還」のカギはキャッチャーが握っている。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2022年11月07日 10時50分
オリックス約40万人集結の御堂筋パレード大盛況に中嶋監督「(京セラドームに)いっぱい来て欲しいですね」
パ・リーグを連覇して、日本シリーズではヤクルトを破り26年ぶりに日本一となったオリックス・バファローズが、大阪のメインストリート、御堂筋で優勝パレードを行った。オリックスが本拠地を大阪に移してからは初のパレードになるが、もう1つの本拠地である神戸市も今回の日本一を祝福しており、全国のオリックスファンが御堂筋に集結。御堂筋周辺にはパレードが見られない死角まで、オリックスのユニフォームを着用したファンで溢れ返っていた。 「優勝したらパレードができるように、秋には御堂筋を空けておく」というのは松井一郎大阪市長が知事時代から、京セラドーム大阪で始球式を行うたびに公約しており、本来なら昨年の優勝時に開催されるべき企画だったが、コロナ禍を考慮して京セラドームでバーチャルパレードをするに留めた。吉村洋文大阪府知事は「来年も優勝してもらって、今度は御堂筋でやりたい」と話していたが、これが日本一という最高の結果で実現した形だ。 大阪・御堂筋をライトアップする『大阪・光の饗宴2022』開宴式の企画として開催された今回の優勝パレードは、異例のナイター開催となったが、約40万人が集結。オリックスファンも全国各地からお祝いに駆けつけた。吉田正尚選手会長とともに先頭車に乗っていた中嶋聡監督は「ビックリしちゃった。ホントに凄く人が多くて嬉しかったですね」と大観衆に驚いたようだが、「ここに本拠地があるわけですから、これから先のことを考えて、いっぱい来て欲しいですね。いっぱいの人が来てくれたら、選手も張り合いが出るでしょうし、下手なプレーできませんし、そういうのもありますんで。いっぱい来て欲しい。その意味も踏まえて、今日のパレードは非常に嬉しかった」と来シーズンは京セラドームに多数の観客に駆けつけてもらいたいと語った。 エースの山本由伸は「たくさんの方が集まっていただいて、非常に嬉しかったです。こういったパレードをしていただいて感じました」と語ると、車からの景色は「最高でした」とひと言。パレード自体は「最初からずっと良かったです」という。また、「思った以上に集まっていただいて、こんな最高な思いをなかなかできないので、また来年できたらなと思います。ホントに最高だったと思う」と三連覇をした上で、再びパレードをしたい思いを口にしている。 パレードに参加した中嶋監督、本田仁海、太田椋、紅林弘太郎、宇田川優希らは、その足で秋季キャンプが行われる高知へバスで移動した。(どら増田)
-
-
スポーツ 2022年11月06日 11時00分
トレード放出の日本ハム・佐藤、新庄監督が見限った?「あれが決定打になったか」フェニックス戦の怠慢プレーに再注目
これまで西武(2019-2021)、日本ハム(2021-)でプレーし、今季までに「140試合・.180・3本・17打点」といった通算成績を残していたプロ4年目・25歳の佐藤龍世。2日に球団が発表した西武へのトレード移籍はネット上で大きな話題となった。 球団公式サイトはこの日佐藤と西武のプロ8年目・26歳の山田遥楓の交換トレードが成立したことを、「今は突然のことで驚いていますが、ライオンズにいってもチームに貢献できるよう精一杯頑張りたい」という佐藤のコメントとともに発表。これを受けネット上には激励の声が寄せられたが、中には「フェニックス中の怠慢プレーで完全に見切られたのでは」、「宮崎で新庄キレさせてたけど、もしかしてあれが決定打になったのか?」、「こないだチンタラ走ったせいでこうなったのか、そうだとしたら恐ろしいな…」といった推測の声も見られた。 >>阪神トレード加入の渡邉、二塁奪取は絶望的か 岡田新監督は期待も致命的問題、新庄監督は愛想尽かした?<< 佐藤は10月10~31日にかけ宮崎で行われたフェニックス・リーグに参加していたが、22日・中日戦でのプレーで新庄剛志監督を激怒させたことが伝えられている。「4-0」で日本ハムが勝利したが、試合後に取材に応じた新庄監督は2回1死三塁の場面でスクイズを空振りしたプロ3年目・21歳の上野響平に「なんとかボールに食らい付いてファウルでもいいから当てようという気持ちが足りない」と苦言。 さらに、佐藤についても4回裏1死の第2打席で右飛を打ち上げた際、一塁まで全力疾走を怠っていたと問題視し、「フライ打った後にバット持ってすぐにベンチに帰って行った。ああいうことしていたら、一生一軍には上がれないですよ」と酷評した。 新庄監督を怒らせた上野、佐藤の2名だが、上野は翌23日に来季の支配下選手契約を結ばないことを通達したと球団が発表。佐藤も今回のトレードでチームを去ることになったが、ファンの間では両名は怠慢プレーが決定打となりこのような処遇に至ったのではという見方も少なくないようだ。 「フェニックスで問題視された上野、佐藤ですが、上野はプロ3年間で『16試合・.069・0本・0打点』とサッパリ。佐藤も日本ハム加入後は『77試合・.169・1本・10打点』とほとんど結果を残せていません。元々数字が芳しくない上に怠慢プレーまで犯したことで、新庄監督ら首脳陣からもう上がり目はないと判断されたとしても不思議ではないでしょう。佐藤についてはたまたまタイミングよくトレード話が舞い込んだようですが、話がなければ上野と同様に戦力外通告を受けていた可能性も濃厚では」(野球ライター) 思わぬ形で古巣・西武復帰となった佐藤。日本ハムは今後同リーグでしのぎを削る敵球団ということになるが、新庄監督を見返すような活躍を見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ
巨人・石川にトレード説が急浮上? 元木ヘッドのインスタ発言が憶測を呼ぶ、「出すわけない」反対意見も
2022年02月21日 21時20分
-
スポーツ
巨人・元木ヘッドが田口に激怒?「投手は真剣に投げてるのに」打席での“ものまね”を問題視、重大リスク指摘に本人ガックリ
2022年02月21日 20時30分
-
スポーツ
DeNA・田中が本格復活を猛アピール! 経験豊富な左腕がもたらすブルペンでの好循環
2022年02月21日 18時30分
-
スポーツ
ヤクルト・丸山の事故に「ダブルベースを導入するべき」の声一塁手と激突し脳震とう発症、再検討の機運高まるか
2022年02月21日 15時30分
-
スポーツ
オリックス、今季もリーグ連覇は濃厚? メキシコ帰りの元ドラ1“テスト生”がグラウンド内外でもたらすメリットとは
2022年02月21日 11時25分
-
スポーツ
ヤクルト・高津監督「管理はしっかりとしなければ」 今季も独自の投手起用を継続? 成功のキーマンになり得る選手は
2022年02月20日 11時00分
-
スポーツ
巨人、平内の炎上は“暗黒時代”到来の前触れか 翁田の今後にも悪影響? 球団が抱える根深い問題とは
2022年02月19日 11時00分
-
スポーツ
巨人・原監督のコメントに「あからさまな嫌味だ」驚きの声 大城らの体たらくぶりに激怒? 正捕手争いはさらに混迷か
2022年02月18日 18時30分
-
スポーツ
DeNA・オースティンの前向き発言がファンから不評?「余計なこと考えるな」石井コーチも驚いた走塁意欲に潜む重大リスクとは
2022年02月18日 15時30分
-
スポーツ
巨人・原監督、元ドラ1・堀田の支配下復帰に苦悩? 好アピール続く一方で浮上する難題とは
2022年02月18日 11時00分
-
スポーツ
巨人、原監督期待の新助っ人は活躍できない? 球界OBが致命的な問題点を指摘、野手陣でカバー可能と反論も
2022年02月17日 20時30分
-
スポーツ
DeNA、石田&濱口が初対外試合に早くも登板! 投手陣を底上げする開幕投手経験左腕の存在感
2022年02月17日 17時30分
-
スポーツ
元西武・松坂氏「胃腸炎になった」ストレスでダウン、フィーバー時の裏話明かす DeNA小園・斎藤佑樹氏の1年目キャンプも気遣う
2022年02月17日 15時30分
-
スポーツ
中日・立浪監督、新庄監督の“お願い”快諾は根尾のため? 特別レッスンを施した清宮と共通する課題とは
2022年02月17日 11時00分
-
スポーツ
中日・根尾に「これではレギュラーは無理」厳しい声 失点招いた悪送球が物議、直前にも致命的なミスを犯した?
2022年02月16日 19時30分
-
スポーツ
ヤクルト・村上が「もうダメだ、終わりだ」と絶望? ベンチでコーチも大激怒、大ブレークの裏にあった挫折を明かし驚きの声
2022年02月16日 15時30分
-
スポーツ
巨人・原監督、“ポスト坂本”の扱い方に苦悩? 敵バッテリーも驚いた活躍の評価が難しいワケは
2022年02月16日 11時05分
-
スポーツ
巨人・平内の投球に「何しに出てきたんだ」怒りの声 解説は岸田に「考えて」と苦言、敗戦を招いた大炎上が物議
2022年02月15日 20時30分
-
スポーツ
日本ハム・新庄監督、香水を贈ったのは原監督だけじゃない? 2回もらって困惑した選手も、松坂氏は気に入って“買いだめ”
2022年02月15日 20時00分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分