プロ野球
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スポーツ 2022年11月01日 16時30分
ロッテ・田村のFA残留、来年への布石? 苦戦続く元正捕手の決断が物議、監督交代も追い風か
今季8月に国内FA権を取得し、今オフの動向が注目されていたロッテのプロ10年目・28歳の田村龍弘。1日、権利行使はせずチームに残留することを決めたと複数メディアが報じた。 報道によると、球団も投手陣からの信頼が厚い捕手として田村を高く評価。田村も今季終了後は一時他球団でのプレーを視野に入れていたというが、熟考の末に単年契約での残留を決断したという。 >>ロッテ・佐々木朗希を堀内元監督が酷評! 沢村賞選考後の苦言に批判相次ぐ「育成方針知らないのか」<< 田村は2013年のプロ入りからロッテでプレーし、今季までに「843試合・227・17本・220打点」といった通算成績をマーク。2018年には正捕手として自身初の全143試合出場を果たした。ただ、翌2019年から昨季までは100試合、92試合、70試合と3年連続で出場試合数が減少している。 今季は2021年10月に負った左わき腹肉離れの再発などを経て7月末に一軍に合流したが、翌8月初旬に新型コロナ感染により抹消されるとそのままシーズン終了。一軍出場数はキャリアワーストの2試合に終わった。 田村のFA残留を受け、ネット上には「出場機会求めて絶対出ていくと思ってた」といった驚きの声が上がったが、中には「単年残留は怪しいな、あわよくば来年出るつもりでは」、「今は買い手つかなそうだから、一旦単年で残ることにしたんだろうか」、「来季好成績を残して、自分の価値を上げてからFA宣言する算段なのでは」といった、単年残留の背景を推測するコメントも見られた。 「田村は正捕手として2016年にはベストナインを獲得した実績はあるものの、近年は年々出場機会を減らすなど苦戦が続いている捕手。現状では仮にFA権を行使しても好条件どころか、そもそもオファー自体があるかどうかも怪しいと言わざるを得ません。ファンの中には田村もこのことを自覚しており、来季好成績を上げてから権利を行使した方がいいと判断し単年残留を選んだのではと推測する意見も少なからずあります」(野球ライター) ロッテは松川虎生、佐藤都志也ら他捕手を重用していた井口資仁監督が10月2日に退任し、同月7日に吉井理人新監督が就任するなど新体制に移行。正捕手返り咲きを狙う田村にとっては追い風が吹いている状況ともいえるが、来季は自他ともに認める数字を残すことができるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月01日 11時00分
巨人、今オフ韓国球界から助っ人獲得? 西武・森と同時並行で調査進行中
国内フリーエージェント市場(以下=FA)が騒がしくなってきた。 日本シリーズが終了し、10月31日からFA有資格者の権利行使の申請期間が始まった。かねてから米球界挑戦の希望を強く持っていたソフトバンク・千賀滉大が「申請書類」を“受付初日”に提出。しかし、注目は「国内市場」だ。 “2人目の権利行使者”は誰になるのか…。目下、各球団が警戒を強めているのは、原巨人の出方だ。 埼玉西武・森友哉捕手の動きに、注視――。巨人も獲得を狙っているという。 「西武球団は慰留説得を続けてきましたが」(関係者) 一部報道によれば、日本シリーズ覇者のオリックスも熱視線を送っているそうだ。補強資金が豊富な巨人、オリックスの両球団が出て来るとなれば、マネーゲームとなるのは避けられない。 >>西武・森、FA行使報道に「先輩引き留めておいて…」ファン落胆 昨オフの更改後コメントに再注目、当時から移籍を想定?<< 前出の関係者によれば、“宣言残留”も認めるとのこと。つまり、巨人、オリックスの評価と提示条件を聞いた後、西武は“釣り上げ交渉”にも応じるというわけだ。 「巨人は育成に方向転換したと聞いていましたが。それに、補強ポイントはピッチャーだったはず」(前出・同) 巨人の森獲得説に首を傾げる声も聞かれた。 しかし、原辰徳監督は一部の関係者、OBに意味シンなことも語っていた。 「今年は(補強資金が)少しあるみたいなんで」OBの岡崎郁氏がMC役を務めるネット番組でもそんなニュアンスの発言もしていた。 今季のチーム打率2割4分2厘は、リーグワーストだ。しかし、チーム防御率3・69もワーストであり、エース・菅野智之の33歳となった年齢を考えれば、やはり、補強は投手優先とすべきだろう。 「投手補強は外国人選手をアテにしているのではないか。今季はポランコ、ウォーカーの優良外国人選手を見つけ、その新しい調査ルートから良い知らせが来ているのかもしれません」(前出・スポーツ紙記者) 韓国プロ野球(KBO)でもポストシーズンマッチが行われている。現地スポーツメディア「ワールドスポーツ」によれば、LGツインズとSSGランダースのシーズン終盤15回戦が行われた際、「4人の海外スカウトが来ていた」と報じていた。さらに、 「LGのケイシー・ケリー、SSGのウィルマー・フォントの視察が目的だろう。4人とはヤンキース1人、Dバックス2人、NPBの巨人所属者。NPBスカウトは強い関心を持った選手がいる時にだけ来る」 と、意味シンな文言も見られた。 ケリー、フォントの2人は、MLBではチャンスを掴めず、KBOでブレイクした米国投手だ。両右腕とも投手タイトルを争うチームのエース格である。 「韓国球界を経由し、巨人入りした米国投手を挙げると、サンチェス(21年退団)がいます。でも、2年間で13勝しか挙げていません。ケリー、フォントは変化球主体でタイプは異なりますが」(現地関係者) 西武・森とKBO投手が東京ドームでバッテリーを組むのだろうか。巨人の補強が気になる。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年10月31日 21時30分
ロッテ首脳陣、佐々木朗希ドラフト抽選に「頼むから来ないで」と懇願していた? 前コーチが暴露、指名直前の本音に驚きの声
プロ野球OBクラブの公式YouTubeチャンネルが30日に投稿した動画に、前ロッテ二軍チーフ投手コーチの川越英隆氏(元オリックス他)が登場。動画内での発言がネット上で話題となっている。 今回の動画で川越氏は一・二軍投手コーチを歴任したロッテコーチ時代(2012-2022)の振り返りや、プロ入りした2020年から3シーズン指導した佐々木朗希の育成方針などを話した。その中で、佐々木のロッテ入りが決まった2019年ドラフトでは、内心入団してほしくない気持ちもあったという裏話を明かした。 >>ロッテ・佐々木朗希を堀内元監督が酷評! 沢村賞選考後の苦言に批判相次ぐ「育成方針知らないのか」<< 佐々木は岩手・大船渡高校3年時に高校野球史上最速の163キロをマークしたことなどが評価され、2019年ドラフトではロッテ、日本ハム、楽天、西武の4球団が1位指名。その後の抽選で井口資仁監督(当時)が当たりクジを引き当てロッテが交渉権を獲得した。 井口監督は佐々木の当たりクジを引き当てた瞬間、右手を突き上げながら満面の笑みを浮かべるなど喜びをあらわにした。ただ、当時一軍投手コーチだった川越氏は、TV中継を見ながら「頼むから来ないでくれ」と外れクジを願っていたことを暴露。「もちろんいい投手なのですごく欲しいんですけど、違う意味ではすごく責任感があるじゃないですか」と、佐々木をきちんと育てられるのかという不安の方が大きかったという。 また、川越氏は佐々木の交渉権獲得を受け、同じく一軍投手コーチを務めていた吉井理人コーチ(現一軍監督)に連絡したことも明かす。川越氏が「ヨシさん、引きましたね」と投げかけたところ、吉井コーチも「えらいもん引いてもうたなあ!」、「(育成方針は)今から考えるわ!」と佐々木入団に驚いていた様子だったという。 川越氏の発言を受け、ネット上には「佐々木の入団を首脳陣が大歓迎してたわけじゃなかったのは意外」、「思わず外れを願うほど入団後を懸念してたのは知らなかった」、「育成相当難しいのは分かってたから、敬遠したくなる気持ちも出るのも無理はなかったのかな」、「県大会の騒動とかもあって、なんかちょっと腫れ物みたいな感じもあったしなあ」といった驚きの声が寄せられた。 「佐々木はドラフト前、素質はこの上なく評価されていた一方、2019年7月下旬の夏の甲子園・岩手県大会決勝を故障防止のために登板回避したことで、野球ファンのみならず世間一般でも物議を醸していた投手。また、県大会決勝を回避しながらも、翌8月に出場したU18W杯では右手中指のまめにより1イニングしか投げられなかったことから、ドラフトで獲る球団は綿密に育成計画を立てないと故障だらけで使いものにならない事態に陥るという見方も少なくありませんでした。元々故障体質が目立つ上、育成失敗なら球団・首脳陣が『球界の宝をつぶした』といった大バッシングに遭うことも確実だったため、当時の首脳陣の重圧は想像以上のものがあったと推察されます」(野球ライター) 入団後の佐々木はまずは体作りに時間を割き、その後も登板数・イニング数を慎重に増やしていくという育成方針の下、1年目の2020年はゼロ、2年目の2021年は11登板(3勝)、3年目の今季は20登板(9勝)と順調に登板数・勝ち星が増加。また、今季は4月10日・オリックス戦で完全試合(プロ野球史上16人目)、1試合19奪三振(プロ野球記録タイ)、13者連続奪三振(プロ野球新記録)を達成するなど球史に名を残す投球も見せた。このこともあり現在は「佐々木はロッテ入りで大正解だった」という評価になっているが、入団当初はこうした未来を想像することは到底できなかったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用についてプロ野球OBクラブの公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC4cUlSRV5qNcUTNUJc2vfdA
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スポーツ 2022年10月31日 19時30分
西武・森、FA行使報道に「先輩引き留めておいて…」ファン落胆 昨オフの更改後コメントに再注目、当時から移籍を想定?
2014年のプロ入りから西武でプレーし、今季までに「926試合・.289・102本・449打点」といった通算成績を残しているプロ9年目・27歳の森友哉。31日、今季8月に取得した国内FAの行使が決定的な見込みと複数メディアが報じた。 報道によると、森は30日までに球団側に権利行使の意思を伝えており、近日中にも正式発表されるとのこと。また、巨人、オリックスが既に獲得調査を進めていること、オリックスは4年総額16億円プラス出来高という大型オファーを用意していることも合わせて伝えられている。 森は今季「102試合・.251・8本・38打点」と今ひとつの数字に終わったが、過去には首位打者(2019/.329)、リーグMVP(2019)、ベストナイン(2018-2019,2021)といったタイトルを獲得している球界屈指の打てる捕手。FA権利行使可否については、10月9日のクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ・ソフトバンク戦後に「少し時間をおいて考えたい」と熟考する考えを示したことが伝えられていた。 >>西武・森の故障離脱に「罰金もんや」球界OBが苦言 道具に八つ当たりし2か月離脱、グラウンド外での失態にファンも激怒<< 森のFA行使報道を受け、ネット上には「残るにせよ出ていくにせよ、納得のいく決断をしてほしい」と理解を示す声が上がったが、中には「慰留受け入れてくれた岡田を裏切るのか」、「先輩引き留めておいて自分は出ていくっていうのはどうなの?」、「もし移籍するなら、去年岡田を説得したのは何だったのかって話にならないか」といった、先輩捕手でプロ9年目・33歳の岡田雅利を引き合いに出した批判も見られた。 「岡田は昨季6月に国内FA権を取得しソフトバンクなどが獲得調査に動いていましたが、同年11月末に権利を行使した上での残留を表明。その岡田について、森は翌月の契約更改後会見の中で『よそのチームには行かせないぞって。シーズン中から“行かんといて”“絶対行くな”って話していた』と、シーズン中から慰留に努めていたことを明かしたことが伝えられています。ファンの間では昨年岡田をチームに引き留めた身分で、今オフ自分は出て行こうとするのは矛盾していないかという指摘が散見されます」(野球ライター) 一部からは「岡田を必要な人材と引き留めたのは、自分が今年出る、正捕手が空くことを見据えたからでは」という声も上がっている森。西武は宣言残留を認める方針だというが、他球団へ移籍するのか、それとも岡田と同じ宣言残留を選ぶのかは今後も大きな注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月31日 17時45分
DeNA・入江、今永・大貫・国吉に続け! オーストラリア武者修行復活でさらなる飛躍に期待
ベイスターズが戦略的パートナーシップ契約を結んでいるオーストラリアン・ベースボールリーグの強豪チーム“キャンベラ・キャバルリー”に、ベイスターズの入江大生と宮國椋丞の両右腕が派遣されることが決定。コロナ禍で中止されていたオフの武者修行が復活した。 過去にはこの武者修行をきっかけに大きな飛躍を遂げた選手も多く、両投手にも同様の変わり身が期待される。 2018年には今永昇太が参加し、無敵のピッチングを披露。これをきっかけに今シーズンは開幕投手に指名され勝利すると、一年通じてエースとして圧巻の活躍を見せた。現在はマリーンズに所属している国吉佑樹は約3カ月間フルに参加し、異国で様々な国のチームメイトと“ベースボール”を体感し「楽しむ」ことを再確認。10年目のブレイクにつなげることに成功した。 翌年には大貫晋一が「体力をつけることと、ウイニングショットの精度を高める」との目標を掲げ、スタミナとカットボールを会得。20年シーズンはルーキーイヤーの6勝から大幅アップの二桁勝利をマークするなどの活躍を見せた。また中継ぎ右腕の平田真吾も参加。得意のスライダーと対になるツーシームを自分のモノとし、今ではカウントも稼げ、決め球にもなる重要なボールとなっている。 2年目のシーズンは中継ぎとしてブレイクした入江大生は「一年間一軍でシーズンを戦い長所短所が明確になりました。ウインターリーグではその弱点をできるだけ減らすことを考えて日々課題に取り組んでいきたいと思います」と武者修行で一皮剥けた先輩たちの後を追いつつ「来季はどのポジションで登板しているか分かりませんが、さらに上をめざし、もっと後ろのイニングでの登板ができるように頑張ります!」と、今シーズン抑えの切り札として君臨した山崎康晃の去就次第では、クローザーの座を狙うためにもブラッシュアップをめざすとした。 30日も横須賀の球団施設「DOCK」で同期、同級生の牧秀悟ら主力とライブBPで対決し、武者修行に向けて順調な調整を続けている。 派遣された先輩たちもオフの時期に実戦を積めることは貴重で、異国の地での生活は人の幅を広げるチャンスと口にするウインターリーグへの参加。11月上旬から年内までの約2カ月、両右腕はどうブラッシュアップを果たすのかに注目だ。 取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年10月31日 15時30分
ヤクルト戦で誤審?「三振の間違いだろ」と批判相次ぐ 青木ファール判定直後の映像が物議
ヤクルトが「4-5」で敗れ日本一を逃した30日の日本シリーズ第7戦・オリックス戦。途中出場したプロ13年目・40歳の青木宣親のスイングを巡る判定がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「0-5」とヤクルト5点ビハインドの7回裏2死二塁でのこと。代打として打席に入った青木は、オリックス2番手・宇田川優希がカウント「1-2」から投じた5球目の内角フォークをスイング。捕手・伏見寅威の要求と異なる逆球で、バットは空を切ったように見えたが、球審はファールを宣告した。 この直後、中継ではバックスクリーン、三塁ベンチ側と2つの視点からのリプレー映像が流される。ただ、映像が不鮮明なこともあり青木のバットがボールに当たったのか、スイングによりボールの軌道が変わったのかは、はっきりと映らなかった。 >>ヤクルト・青木に先輩が激怒「誰に口きいとんやオラァ!」 宮本氏がベンチ裏の大騒動を暴露、4年後の謝罪エピソードも明かす<< このファール判定を受け、ネット上には「今の本当にファールか? 空振り三振の間違いだろ」、「今の青木のスイングはバットに当たってなくないか」、「リプレー見る限りでは空振りしてるようにしか見えなかった」、「オリ側は特に抗議とかしてないけど今一つ納得いかないな」といった批判が寄せられた。 誤審を疑う声が集まる青木へのファール判定だが、一部からは「わずかにかすってたのでは、振り逃げも狙ってないし」といった指摘も上がっている。この場面では青木がスイングしたフォークを伏見が後逸したため、仮に三振なら振り逃げを狙い一塁に走るのがセオリー。ただ、青木はスイングの勢いで回転しながら伏見の後逸を見ていたにもかかわらず全く走るそぶりを見せなかったため、映像では分からないレベルでバットがかすっていたのではという指摘も散見される。 青木はこの後6球目のフォークに手を出しかけバットを止めるも、バットは回っていると見なされ空振り三振に。直前のファール判定は結果的には試合に影響しなかったが、モヤモヤを抱いたファンも少なからずいたようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月31日 11時00分
オリックス、今オフ大型補強? 26年ぶり日本一も主砲・吉田がメジャー流出危機
日本シリーズ第7戦のゲームセット後、オリックス・中嶋聡監督が選手たちの待つマウンドにゆっくりと歩を進めた。「ヨッシャー!」 その雄叫びは取材エリアまで聞こえてきた。 中嶋監督は感情を表に出すタイプではない。選手に対しては自身から話し掛けて行く「気配りの人」。しかし、メディアの前ではあまり多くを語ろうとしない。そんな実直な指揮官が込み上げて来る感情を爆発させたのだ。 >>オリックス戦の審判に「西野のこと舐めすぎ」と批判、勝利につながったと称賛も?接触プレー巡る判定に賛否<< 試合開始の約2時間前、中嶋監督を悩ませる“ヤクルト情報”が交錯していた。 「マクガフが試合出場メンバーから外れた」――。 燕の守護神・マクガフは前日(第6戦)にバント処理を誤り、一塁に悪送球してしまった。第5戦に続く送球ミスであり、精神的ショックも心配されていた。 第6戦終了後、高津臣吾監督は「彼への信頼は変わらないです」と言い切った。その様子からして、第7戦もマクガフを使うと思われていたが…。 「僅差になった時、誰が9回に投げて来るんだ?」 オリックス打線はマクガフに打ち勝っている。取り越し苦労なのだが、些細な情報でも気になるのも短期決戦の特徴だ。 「中嶋監督は6回にリリーフの宇田川優希を投入した直後から、センターバックスクリーンのスコアボードと手帳を何度か見直し、考えていました。今シリーズは不調とは言え、山田哲人、村上宗隆の打順を気にしていたんだと思います」(関係者) 相手の出方を探る。そんな心理戦が繰り広げられていた。 しかし、心理面が影響し、マイナスの方向に出てしまったのはヤクルトの方だった。 5回表、ヤクルトの守備が乱れた。 先頭打者が出塁し、次打者は先発ピッチャーの宮城大弥。定石通り、送りバントのサインが出されたが、バットに当てられた打球は勢いがあった。送りバントとしては落第点だが、ピッチャーのサイスニードと三塁手・村上の間を抜けて行き、内安打になる。 無死一・二塁、次打者の太田椋にも送りバントのサインが出された。打球の失速具合、転がって行く方向、太田のバントは“野球の教科書”に載せたいくらいだった。しかし、村上が打球処理をためらってしまう。 「内安打を許した直後だったので、冷静な判断ができなかったんです」(プロ野球解説者) その後、サイスニードが踏ん張って2アウトまで漕ぎ着けたが、オリックスの5番・杉本裕太郎の打球が左中間へ。中堅・塩見泰隆が追い付いたように見えたが、グラブには入らなかった。 守備に就いている時間が長くなり、「注意力が散漫になった」との声もあれば、「慎重になりすぎて失敗した」との指摘も聞かれた。 些細な心理的な変化がプレーを変えてしまうようだ。 オリックスの26年ぶりの日本一が決定したのと同時に飛び込んできたのが、主砲・吉田正尚のメジャーリーグ挑戦志望や、エース・山本由伸の「2023年オフのポスティングシステムによる米球界移籍」のウワサ。投打の中軸選手の喪失に備えてか、今オフの国内FA市場にも“強い関心”を持っているという。 「日本シリーズで手付かずになっていた戦力補強の話を詰めなければなりません」(前出・関係者) 心理戦を制した中嶋監督の2023年シーズンはもう始まっている。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年10月29日 17時30分
ヤクルト・村上、今オフMLB挑戦の可能性も?「タイミングが来たら考えたい」若き三冠王の今後は
今季、日本選手最多となるシーズン56本塁打を記録したヤクルトの村上宗隆。令和初の三冠王も達成し、4番としてチームを連覇にも導くなど、強烈なインパクトを放つシーズンとなった。 22歳のスラッガーが成し遂げた偉業には日本国内のみならず、海を越えて野球の母国であるアメリカ国内からも称賛の声が届くことに。シーズン中より、米メディアは「ムラゴッド」との異名で呼ぶこともあり、幾度となくそのハイパフォーマンスを伝えている。 そして当然のように、村上の将来的なメジャー移籍について言及する報道も聞こえてきている。日本代表として東京五輪金メダル獲得に貢献したことや、今シーズンの記録的な活躍もあり、村上のMLB移籍を期待するメディアやファンの声は一気に熱を帯びることとなった。 村上自身は、これまでテレビ番組のインタビューなどでメジャーへの想いを問われた際には、言葉を濁すなど明確な意思を示していないものの、「挑戦できるタイミングが来たら考えたい」とも答えている。 今なお、成長途上にある村上が、若くしてメジャー挑戦が実現となると、まさに限りなく夢が広がるシチュエーションと言えるだろう。 現在、MLBには25歳未満の選手の移籍や契約金を制限する通称「25歳ルール」が存在する。海外FA資格を持たない村上が仮に、メジャー挑戦を望んだ場合このルールが適用されることもあり、現段階での移籍の可能性は少ないという見方が強い。移籍先の球団とはマイナー契約を結ぶこととなり、ヤクルトへの譲渡金もごく僅かとなることで、選手、現所属球団にとっては不利益な点が多いからだ。 しかし、大谷翔平が23歳で海を渡った様に、選手が移籍を強く志願した場合には交渉は可能となる。ヤクルトの高津臣吾監督も「外(MLB)に目を向けるのは当然のこと」と語っており、自身も現役時にMLBでのプレー経験もあるだけに、選手の挑戦を後押しする姿勢を覗かせている。 シーズン中、村上次第では今オフにも、MLB全球団を巻き込んでの大争奪戦が繰り広げられる可能性があるとも伝えられたことからも、すでにその名は知れ渡っていることは明らか。極めて近い将来、日本球界が生んだ怪物が、米大陸を舞台にその打棒が振るう日は訪れるのだろうか。(佐藤文孝)
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スポーツ 2022年10月29日 11時00分
阪神・糸原、岡田新監督に干される? 渡邉獲得も不信感の表れか、“守備力優先”の起用方針には合致せず
10月24日に始まった本拠地・甲子園での秋季練習からチームに合流した阪神・岡田彰布新監督。就任後に掲げた起用方針はネット上でも大きな話題となった。 岡田新監督は同月16日の就任会見で選手のポジションを固定し守りを安定させる方針を掲げ、会見中には一塁・大山悠輔、三塁・佐藤輝明の固定を早々に明言。また、2日後の18日には「(シーズンの)80%以上の固定やで。そんな二遊間をぼんぼん代えられんよ」、「どういうコンビを組ますかは最終的には(来年)2月になると思うよ」と、二遊間についてもこれと決めた選手を固定起用する考えを明かしたことが伝えられた。 >>阪神助っ人に岡田元監督が酷評!「ボロクソ言われるのも当然」致命的弱点指摘にファン納得、獲得自体がミスと指摘も<< 打力より守備力を優先し、一度決めた選手は固定する方針を岡田監督が掲げたこともあり、迎えた秋季練習ではどの選手がアピールを成功させるかに注目が集まっている。ただ、参加選手の一人であるプロ6年目・29歳の糸原健斗については期待以上に「他の選手はともかく、糸原についてはほぼ確実にレギュラー外されるだろ」、「中野、渡邉の方が期待されてるようだし、このまま二軍で干されるんじゃないか」といった厳しい見方が上がっている。 糸原は2017年のプロ入りから阪神でプレーし、今季までに672試合に出場。守備については本職の二塁に加え三塁、遊撃も可能とユーティリティ性はあるものの、今季までに通算39失策を喫している。記録に残らないミスもしばしば目立っており、今季も5月20日・巨人戦延長10回表1死満塁で三ゴロを捕球した際、三塁ベースを踏まないまま本塁送球し併殺を逃したことなどでファンのひんしゅくを買った。 一方、打撃では今季までに「.273・12本・190打点・625安打」とシュアなバッティングでチームに貢献。また、打てなくても球数は稼ぐ粘り強さも買われ、これまでは主に二塁のレギュラー格として起用されてきた。ただ、岡田新監督は前述の通り打力より守備力を優先する方針を打ち出していることから、守備難を打撃で補ってきた糸原は方針に合わない選手として冷遇されるのではと気がかりに思ったファンも少なからずいるようだ。 「岡田新監督は今季まで遊撃手だった中野拓夢の二塁コンバートを10月18日に示唆したり、同日に日本ハムから二塁手・渡邉諒をトレードで獲得し『(日本ハムでは)ある程度レギュラーも張っていた。二塁とかの戦力として考えている』と大きな期待を寄せたりと、これまで二塁レギュラーだった糸原を明らかに信用していないような雰囲気を醸し出しています。そのため、糸原は今後どれだけアピールしても、評価はされないままレギュラーから陥落という展開は十分考えられます。また、『(シーズンの)80%以上の固定』という方針を考えると陥落後は一軍にも居れずに二軍幽閉とされたり、トレードの駒として他球団に放出されたりといった事態に陥る可能性も決してゼロではないのでは」(野球ライター) 体制変更で立場が苦しくなりそうな糸原だが、一部ファンの間からは活路を見いだすために外野に挑戦するのも一手ではという意見も上がっている。阪神は今季近本光司(132試合)、佐藤(115試合)、島田海吏(114試合)の3名が主に外野3枠を占めたが、佐藤の三塁転向で1枠空きが出ている状況だ。 外野は内野に比べ守備機会が少ないため、多少守備難でも目をつむって起用しやすいポジション。糸原はこれまでのプロ6年間で外野守備に就いた経験はないが、前述の通り一定の打力はあるため、今オフの間に基本的なプレーを習得できればチャンスはあるのではとにらんでいるファンもいるようだ。 「自分のやることは変わらないと思うし、チームに貢献できることだけをやるだけ」と、岡田新政権への貢献に意気込んでいるという糸原。来季レギュラーに食い込めるのか、どのポジションで立ち位置をつかむのかは今後も要注目だ。文 / 柴田雅人
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芸能ニュース 2022年10月28日 21時00分
千鳥『クセスゴ』方向転換で「打ち切りでいい」の声 ネタ番組ではなくなり不評?
千鳥(大悟、ノブ)がMCを務める『千鳥のクセがスゴいネタGP』(フジテレビ系)が27日に放送。ある企画にツッコミの声が相次いだ。 公式HPによると、同番組は「千鳥がMCを務め、今輝く人気芸人たちが、普段披露しているネタとは一味違う“クセがスゴいネタ”を披露するバラエティー」というコンセプトだが、27日に放送されたのは特別編。「ド貧乏クセスゴ芸人救済スペシャル」というものだった。 >>フジ番組でまたパクリ疑惑?「観る気失せる」の声も 『クセスゴ』の新企画、4年前の番組に酷似<< 番組が“ド貧乏クセスゴ芸人”の暮らしに密着。そのリアルな実態に迫っていくという企画で、最後には、芸人がスタジオにやって来て「スタジオでネタ披露」or「千鳥ノブの自腹で1万円をもらう」のどちらかを選択するというもの。その企画通り、軽トラキャンピングカーに住む芸人を紹介したり、北海道に家族を置いて東京で活動をしている芸人が涙を流すシーンがあったりするなど、これまでの放送とは一線を画す内容だった。 先週も2時間SP内でグルメ企画が放送されたことも相まって、こちらについては、Twitterで「ネタ切れなのか番組の趣旨変わってるけど打ち切りでいいですよ」「こういう企画はいらないなぁ…もっとネタに集中して欲しい。」「野球終わるまで待ってたのに今日のクセスゴはなんか面白くない」と否定的な声が殺到。VTR自体にも「今週くっそつまらんな…普通にネタやってほしい」とのコメントがあった。 「今回はプロ野球の日本シリーズがあったため、時間が延長して放送される可能性がありました(現に遅れて放送)。そこに通常のネタ形式の番組をするのは得策ではない。総集編でも良いのですが、この日の日本シリーズは第5戦(先に4勝した方が優勝)。27日までもつれ込むか分からず、通常の時間に放送される可能性もあったんです。なので、『特別編』と題した企画を放送したのだと思います。また、先週のグルメ企画も2時間まるまるネタを流すと、老若男女が観るゴールデンのため、視聴者が離れてしまう可能性もある。そのための策だと思いますよ」(芸能ライター) 来週から通常通り、芸人たちの「クセスゴ」ネタが観られるとのこと。楽しみに放送を待ちたい。
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DeNA、4年目捕手・益子がブレークへ好スタート! 初の一軍キャンプメンバー入りに高まる期待
2022年02月03日 17時30分
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スポーツ
ヤクルト・石川、後輩投手陣に無言のプレッシャー? 異例のハイペース調整は高津監督のローテ構想にも影響大か
2022年02月03日 11時10分
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スポーツ
日本ハム・新庄監督の指示に堀が「気持ち悪い」発言で驚きの声 「メンタル強くなったな」長年の課題を完全に克服?
2022年02月02日 20時30分
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スポーツ
田中将大、ヤクルト村上に「あかんすよ」SNSのやり取りが話題、阪神サイン盗み騒動での“名言”か
2022年02月02日 15時30分
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スポーツ
阪神、矢野監督の退任表明に球団OBが沈黙? 藤浪晋太郎が「オトナの対応」もシーズンへの悪影響は不可避か
2022年02月02日 11時10分
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スポーツ
中日・根尾に「もうダメ」「話にならない」球界OBの辛らつな批判が物議、打率1割台の打撃をバッサリ
2022年02月01日 21時30分
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スポーツ
広島・鈴木「ムカついてました」カープへの感謝投稿に怒りコメントも?「もっと練習しろ!」ヤジ標的の過去に恨みか
2022年02月01日 19時50分
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スポーツ
阪神・矢野監督が退任表明した本当の理由は 井上ヘッドらには事前に相談? 後任探しは苦戦か
2022年02月01日 11時25分
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スポーツ
プロ野球キャンプイン!V2狙う中嶋オリックス、吉田正尚らCグループスタートも新人や若手をAグループに抜擢!
2022年02月01日 10時50分
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スポーツ
巨人・阿部コーチ、二軍選手の生意気発言に呆れ?「夢は大きくていいんだけど…」若手指導の気苦労明かし驚きの声
2022年01月31日 20時45分
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スポーツ
ソフトB・和田、「球界から怒られるかも…」千賀の五輪参加を説得、本人にとっては大正解だった?
2022年01月31日 19時45分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分