アルコール
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その他 2023年06月26日 08時00分
アルハラで?「ビールの注ぎ方」を指導した上司の情けない結末
上司と部下の間でお酒を飲みに行くこともあるだろう。葉山陽介さん(仮名・26歳)もそんなシチュエーションがあったのだが、そこで思わぬ説教を食らったのだとか…。 「僕と上司、取引先の会社の人と数人で飲みに行く機会があったんですね。僕はビールの味が好きではないので、最初からハイボールを注文。周りの人たちは瓶ビールを飲んでいました。 その会は滞りなく終わったんですが、後で上司に“あれじゃダメだ”注意されました。“1杯目ぐらいはビールにしろ”と言われ、“俺はいいけど取引先の人たちにはビールを注げ”と説教を受けました。そして、“俺がビールの注ぎ方を教えてやる”と言われたんです」 >>上司から譲り受けた物を売却! 新品を購入した“トンでもない部下”<< そこから頻繁に上司に飲みに誘われるようになり、アルハラではないかとも思ったが、ビールの注ぎ方の指導を受けたそう。そして、事態は意外な展開を迎える。 「面倒臭いと思いながらも、上司から指導を受けました。まず“ビールがコップからなくならないうちに注げ”と言うことでした。注ぐ際は、ひと言声を掛けること。もちろん瓶は両手で持ち、ラベルは上に向けた方がキレイだと。瓶の口はコップにあてないようにする…など、たくさんの指導を受けました。 そして、僕はビールの注ぎ方を完璧にマスター。上司を飲ませるのも上手くなりました。でもある時、出勤してきた上司が足を引きずっているのを見ました。なんと、痛風になってしまったのです。それから以前のように、取引先の会社の人たちと飲みに行く機会があったんですが、上司は1杯目からハイボールを飲んでいました」 お酌をする機会も減ってはいるが、そういう状況もなくはない。実際に指導を受けた彼も、「教わったことは役に立っている」とのこと。上司は健康を害してしまったが、その行動は無駄ではなかったと言えるだろう。写真・an.difal
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その他 2023年06月25日 22時22分
アルコールいろいろ ~函館からの何かしら~ アプルトン編
今回ご紹介致しますのはラムでございます。そのラムは《APPLETONアプルトン》です。こちらはジャマイカのラムでございます。ジャマイカのラムと言えば《マイヤーズ》が有名ですが、こちらのアプルトンの方がジャマイカで一番古い蒸留所だったりします。お店的にはこれだけでお客様に結構勧め易かったりします。創業は1749年。創業者はイギリス人の《ジョン・アプルトン》氏。このお酒は創業者の名前がついた物です。この会社は、材料である《サトウキビ》の栽培から瓶詰までを自社で行っており、その品質の高さで世界中のコンペティションにおいて数々の受賞を頂いております。ちなみに仕込み水は敷地内の湧き水を使っており超軟水なので日本人にも受け入れやすい味となってます。一般的にラムは砂糖を添加している物も多く有りますが、こちらは砂糖の添加をしてないのでスッキリした飽きのこない味に仕上がってます。蒸留は銅製のポットスティルとコラムスティル(連続式蒸留器の1種)の二つの原酒を合わせた物になってます。調べた所、ポットスティルの原酒だけを用いた《ハーツコレクション》と言う物もありました。18年物と37年物が昨年販売されていて、ラム好き憧れの一品となっております。わたくしも機会が有れば飲んでみたいのですが、お値段が・・・さて、このお酒との最初の出会いはお客様に紹介されたと記憶しております。たしか1991年だったと思うのですが、当時のラムのラインナップは【マイヤーズ、バカルディ、ロンリコ、レモンハート、パッサーズ、ロンサカパ、ハバナクラブ、カリビアンクラブ、バルバンクール、クレマン、コルバジャマイカ、ラムスネイビー、ラムス8年、パンペロ・アニベルサニオ、トロワ・リヴィエール・・・etc】まぁまぁの品揃えでした。何故だかアプルトンは無くラム好きのお客様から「アプルトン頂戴!」と言われ、置いて無い事を伝えると、「美味しいラムだから置いた方が良いよ!」と。無いお酒を注文されると悔しい性格なので、速攻仕入れた事を覚えております。今では色々なラムが手に入るので意外にスルーされがちなラムかもしれませんが安定供給されていて、かつ美味しい物なので未だ飲んでいない方には是非お試しいただきたい一品で御座います。美味しいラムの基準になると思います。その実力は間違いなくあります。珍しけりゃ良いってもんでもないですからね!これからの季節ホットで飲むのも良いですよ。私のおすすめは《ホット バタード ラム カウ》です。何故かこれを飲むと恐ろしいだけの眠気が・・・wリラックス効果がえげつないカクテルなので不眠症の方にもオススメします。本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。監修Bar ADDICT
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その他 2023年06月23日 22時05分
アルコールいろいろ ~函館からの何かしら~ BUSKER編
今回はアイリッシュウイスキーをご紹介します。《BUSKER/バスカー》です。2016年に創業されたばかりの新しい蒸留所である《ロイヤルオーク蒸留所》からリリースされてます。2020年から販売されているこのブランドですが、あっと言う間に安くて美味いお酒の地位を作り上げました。現在4種類がリリースされてます。*シングルモルト・シングルポットスティル・グレーン・ブレンデッドの4種ウイスキーの高騰により手軽に気軽に美味しく楽しめるお酒が少なくなった今、ここのお酒は非常に有難く思います。若い蒸留所だからなのかマーケットを見透かすようにポイントを押さえたマーケティング、軽く華やかな味わい、スタイリッシュでインパクトのあるボトルデザイン、初心者でも安心して買える値段、これら全てが整っております。何より凄いのはマスターブレンダーです。ここのマスターブレンダーは《ジョン・ラムゼイ》氏です。エドリントン社の元マスターブレンダーでウイスキー殿堂入りを果たしたあのブレンディングの名手ジョン・ラムゼイ氏です。・・・って知らないですよねw全くの素人さんにはご自分で少し調べて頂くとして、チョイチョイ飲んでいる方には《フェイマスグラウス》のブレンダーだと言っておきます。久しぶりじゃないかな?いきなり現れて名声を搔っ攫っていったお酒は。スター要素が有ると言うか、ある意味救世主的な存在と言うか。。。もちろんこのBUSKERはBAR業界にとっても衝撃的でした。飲み放題とかやってるお店ならこれを使うとお客様も満足するんじゃないかと思います。まぁモルトは普通の値段(3000円台)ですがブレンデッドだと半分位の値段なのでこれは使えます。宅飲みするにも都合が良いと思います。ライトでフルーティーな味わいなので飲み過ぎには気を付けないといけませんが、ストーレートでもロックでもハイボールでもオールマイティーに対応できる良いお酒です。あたらしく良いお酒が出て来ると本当に嬉しく思いますし、アイルランドの底力を見た気もします。皆様も是非お試し頂けたらと思います。本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。監修Bar ADDICT
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その他 2023年06月21日 22時05分
アルコールいろいろ ~函館からの何かしら~ M&H編
今回ご紹介いたしますのは《THE M&H》です。新しいモルトウイスキーです。Milk&Honeyの略で、そのままミルクと蜂蜜です。これでピンと来た人は鋭すぎると思います。旧約聖書に記載された乳と蜜の流れる肥沃な大地(約束の地)を意味するイスラエルそのものを象徴する言葉となります。そう!実はこのウイスキーの原産国は《イスラエル》なのです。プレスリリースから引用しますと■THE M&H蒸留所について2012年にイスラエル初となるウイスキー/スピリッツ蒸留所として、ウイスキー業界で数々の新規蒸留所へのコンサルティングで成功に導いた故ジム・スワン博士をアドバイザーに迎える形でテルアビブ市に設立されました。蒸留開始は2014年となります。年間300日以上が晴天という地中海性気候がもたらす暑さと海沿いという開放的な環境がTHE M&Hのウイスキーを急速に、しかし優雅に熟成させます。全ての生産プロセスについて妥協の無い最高品質を目指しつつ、STRやイスラエル産赤ワインといった特徴のある樽の選定や死海での熟成の試みなど、日々新しい挑戦を続けております。社名のTHE M&Hは「Milk & Honey」を意味し、旧約聖書に記載された乳と蜜の流れる肥沃な大地(約束の地)を意味するイスラエルそのものを象徴する言葉となります。とのことです。故ジム・スワン博士が絡んでいる事で、ほぼほぼ間違いないと思います。実際このボトルを紹介された時、一瞬どうしようかなぁ・・・と思ったのですが、説明書きを読んでいくと博士の名が!これが決定打になりましたw今回4種類とジンが出たのですが、当店では《クラシック》《シェリー》《ピーテッド》の3種類を入荷してみました。お客様の評価も上々で、珍しいお酒を飲みたい方にはオススメです。今後どのような展開を見せてくれるのか非常に楽しみな蒸留所です。正規代理店も付いてますのでその点も安心です。■THE M&H日本正規代理店株式会社サイズ(サイズ酒販)について。弊社は2008年に設立(創業2003年)した主にパソコン周辺機器の自社ブランド製品および各国のメーカーブランド製品を取り扱うメーカー兼商社となります。長年の貿易・卸売・代理店業務のノウハウと、社内でウイスキーに長じたメンバーの強い動機付けを結び付ける形で新たに「サイズ酒販」の看板を掲げ、まだ日本に上陸していない蒸留所のウイスキー/スピリッツ類や日本未入荷のスモールバッチ製品などの取扱いを行うことでウイスキー/スピリッツファンに貢献したいと考えております。となってます。面白い業種が参入してまいりましたw本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。監修Bar ADDICT
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その他 2023年06月19日 22時00分
アルコールいろいろ ~函館からの何かしら~ 蝦夷編
世界を賑わせている日本のウイスキーですが、来年には100か所を超えると言う話も。。。微妙wこの乗っかり具合はヤバい匂いしかしないんだよねぇ・・・販売方法とか他の蒸留所と樽の廻し合いするとかネゴシアンを造るとかしていかないと10年後にはまた一桁になりそうな感じがねぇ。。。何とか業界としてしっかりとやって行って欲しい所です。さて、今回紹介しますのは《蝦夷》です。蝦夷って言う位なので北海道のウイスキーです。このウイスキーを造っているのは【札幌酒精工業株式会社】と言う所です。北海道民にはお馴染みの《サッポロソフト》と言う焼酎を販売している所です。現在主力商品として《喜多里/きたさと》という本格焼酎(乙類)を《厚沢部町/あっさぶちょう》で製造・販売しておりまして種類も豊富で好評を得ています。ここの会社は他にもワインやジン等も造っている、創業90年(昭和8年10月27日)を迎える老舗焼酎メーカーでございます。ニッカより2年程前ですね。焼酎とウイスキーは違うだろ!との声が聞こえて来そうですが、実はこの会社ウイスキーも造っております。その名も《サッポロウイスキー》です。その中でも今回ご紹介しますが数量限定で発売されている《蝦夷》でございます。ホームページにはこうあります。「北海道で生まれ、じっくりと樽熟成されたグレーンとスコッチモルトが出会い、グレーンのウッディな風味とスコッチモルトの柔らかいスモーキーな風味が混じり合い、バランスのとれた個性的な味わいに仕上げました。」最近で言う所の《ワールドウイスキー》って奴です。関係者を小一時間問い詰めましたがモルトの蒸留所名は出て来ませんでしたwスペイサイドだそうです。問題はそこではなくグレーンの方です。グレーンウイスキーは、こちらで造られたもので31年以上の熟成をしている物でございます。えー、忖度なしに語らせて頂くと、ブレンデッドにせずロングビンテージのグレーンウイスキーとして売った方が面白いんじゃないかと思いました。多種多様なウイスキーが販売されている今、下手にこねくり回すより個性をそのまま押し出した方が世間には届くような気がします。俺にプロデューサーやらせてくれないかなwここの会社ってば必要な設備を全部持ってるのに使ってないんですよ。。。・・・もったいない。出来たら委託製造して頂きたいです。フィジカルが強いのに使わないのは業界にとっても非常に勿体ないですので。どこかで見かけたら一度試してみても良いかも。安いですwww本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。監修Bar ADDICT
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その他 2023年06月17日 22時05分
アルコールいろいろ~函館からの何かしら~ 宮城峡アロマティックイースト編
今回紹介致しますのは北海道が世界に誇るニッカウヰスキーの限定もの《 宮城峡 アロマティックイースト》です。何だか強そうな名前ですが、2021年より始まりました《NIKKA DISCOVERYシリーズ》と命名されているものでございます。このNIKKA DISCOVERYシリーズとは、2024年に創業90周年を迎えるニッカウヰスキーが保有する多様な原酒や、原料・発酵などの製造工程によるウイスキーのつくり分けの歴史が生み出す奥深さに焦点を当て、ウイスキーの《多様性》や《奥深さ》、《意外性》を「発見する」シリーズとして展開されてます。さて、第二弾となる2022年の限定品では「醗酵工程で、酵母がつくり出すさまざまな香り」に着目し、それぞれシングルモルトの魅力はそのままに、意外な個性を付与された物になってます。ニッカが約90年の歴史を通じて集めつづけてきた「酵母コレクション」と、守り抜き進化させ続けてきた《醗酵の技》、《ブレンド技術》から生まれた限定品となってます。余市、宮城峡ロゴを堂々と配しつつ、個性的な香りが楽しめる限定品であることを表現したパッケージデザインでニッカの自信が伺えます。2024年の創業90周年に向け、ニッカ ディスカバリー シリーズ と銘打ち、今までなかった驚きに満ちた商品を、2021年から始まり、2022年、2023年と毎年リリースされ、2024年に記念すべき一本を販売します。各種国内10,000本の販売(海外向けにも10,000本)、参考小売価格は22,000円(税込)となっております。これだけ出せば、欲しい人の手にはまぁまぁの確率で渡るのではないかとw転売屋がしゃしゃり出てこなければですが・・・ニッカのホームページにはこの様に有ります。ご紹介しましょう。『シングルモルト宮城峡 アロマティックイースト』宮城峡モルトの特徴であるエレガントな華やかさを活かしつつ、熟したアプリコットのような香りがほのかに重なるシングルモルトウイスキーです。濃厚な果実の甘さがモルトのコクと調和し、柔らかなモルトと程よいピートで、バランスの取れた樽の香りが心地よく続きます。アルコール分47%を採用しました。との事です。飲んだ感じだと、もうちょっと度数高くても良かった気がします。酒屋さん経由のメーカー情報だと、香り豊かな物を狙って仕込んだのは良いけれど、個性が有り過ぎて通常の物には使えないと判断された物の様で、何だかんだ20年以上のモルトだそうです。個人的感想ですが、安い物ではないですし、香りを全面に押し出している物なので、宅飲み用ではなくバーに行った時に飲むのが正解な気がします。残念ながら今回は余市の方は入手出来ませんでしたが何処か他のバーに置いてあったら試したいと思います。あなたも是非お試しください。本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。監修Bar ADDICT
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その他 2023年06月15日 22時00分
アルコールいろいろ~函館からの何かしら~ハバナクラブ15年編
ハバナクラブは3年5年7年が正規輸入されておりましたが、15年物は中々入手する事が出来ませんでした。今はインターネットがすっかり定着したので何とでもなりますが、昔は本当に大変でした。私がこのお酒と出会ったのが1991年と記憶しています。まだ世間的にはバブルは弾けていなかったはず。当時私は中野区の野方で雇われマスターをやっていたのですが、色々な酒屋さんに仕入れをしに行ってました。その中の一軒が池袋の外れにあったのですが、そこにハバナクラブ15年はありました。現行型のボトルデザインとは全く違い、肩の無いトール瓶でした。ブラックメタリックのラベルだったような・・・たしか三菱商事が引っ張って来ていたはずです。違ったらごめんなさいw当時の若者はバーボンが主流で、もっと大人はブランデー(主にヘネシー)女性はカクテル(ピーチツリーフィズとかカルアミルクとか)を楽しんでいました。サブカル系がキンキンに冷やしたスピリッツを流し込んでいた感じです。今現在人気も値段も上昇中のウイスキーは誰も飲まず、出たとしてもシーバスかオールドパー、モルトならグレンリヴェットかマッカランてな感じで今からは全く想像できない状況でした。私は今となっては幸いにもその当時にスコッチウイスキーに興味を持ち、当時でも入手し辛かったモルトをバンバン仕入れ、ここぞとばかりに勉強していましたので、オーナーに「スコッチばっかり仕入れてね???」とか突っ込まれたものですwwwそんな勉強の中で当然他のお酒にも興味を持つ訳ですが、興味のベースがスコッチなので熟成感が気になる訳ですw熟成に関してジンやウォッカは論外なので当然ラムとテキーラに目が向きます。そんな中でのハバナクラブ15年との出会い。それはもう衝撃でした。今でこそもっと熟成年数が長いものだったり色々面白い事をやっている物だったりするものがチョイチョイありますが、当時はそんな物はありませんでした。出会いから30年経ちますが、私の中では今もこのお酒は別格となってます。製造国が《キューバ》と言う事もあり引っ張ってこれる量も少ないのでしょうが、出来たら皆様にも試して頂きたいと思います。猪木さんも愛した《ハバナクラブ15年》置いてある所は少ないと思いますが、何処かで見かけたら飲んでみて下さい。本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。偉大なるプロレスラーアントニオ猪木氏に献杯!監修Bar ADDICT
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その他 2023年06月11日 21時01分
アルコールいろいろ ~函館からの何かしら~ VAT69編
今回ご紹介致しますのは《VAT69》です。こちらブレンデッドスコッチウイスキーでございます。現行型も出ているのですが、俗に言う1000円ウイスキーなので触れないでおきます。正直不愉快なので。と言う訳で写真の物は特級時代の物。70年代後半位の物だと思います。現行型とは全くの別物でございます。名前が残っているだけ良いのかもしれませんけどね。。。ボトル棚に有れば中々目立つこのボトル。まぁこのボトルのこの数字、おっさんが聞いてくるわけですよw「これって、あれと関係あるの?」・・・有る訳ねぇだろ ボケw 誰もが思う事ですがwwwこちらの数字ですが、このお酒の成り立ちに由来する物であります。VAT69は、ウィリアム・サンダーソン&ソン社が1883年に発売した歴史のあるブレンデッドウイスキーです。キーモルトとしてロイヤルロッホナガーを使用しています。尚、現在はディアジオ社の原酒を使用しているようです。1882年にウィリアム=アンダーソンは自身でブレンドした100の樽を用意し、どれが美味しいか専門家を集めました。その中で69番目の樽(Cask=Vat)が最良だ!と判断されて「69番目の樽(バット)」のブランド名で販売を始めました。あれに関係ないのをお解り頂けたでしょうか?ちなみに約40種以上のモルトにグレーンをブレンドしたウイスキーです。色々調べた所、どうやらドラマにこのVAT69が登場していて、ドラマでこのお酒を知り飲んでみている方々がいらっしゃるようです。そのドラマとは、スティーブン・スピルバーグ監督と俳優トム・ハンクスの共同製作映画の「バンド・オブ・ブラザース」。第二次世界大戦の終盤が舞台になってるそうで、まだ観てないので未確認ですが、このお酒しか飲まない大尉が登場するようです。自分の好きなお酒がドラマに出て来るのってちょっと嬉しいですね!近々是非観てみたいと思います。本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。プロフィール監修Bar ADDICT
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その他 2023年06月09日 22時30分
アルコールいろいろ ~函館からの何かしら~ バルブレア編
最近ウイスキーブームとよく聞きますが、ブームだと困るんですよねぇ。。。一過性のものですと本来の場を荒らされた感が強くなるのでブームではなく文化に育てていきたいところです。にしてもウイスキーは数あるお酒の一ジャンルですからね。世の中には美味いお酒がまだまだ有るはずですし、これから新しく生まれて来る事でしょう。さて、前置きが長くなりましたが、今回紹介しますのは《BALBLAIR/バルブレア》です。まぁ結局ウイスキーの紹介なんですけどもwではざっくりと歴史を見てみましょう。古い蒸留所なので色々ありますwこの蒸留所の創業は1790年。ハイランドで2番目に古い蒸留所です。1872年に事業拡張の為現在の場所に移転。1911年から1947年に資金難により閉鎖されております。1941年に売りに出される。1948年地元の弁護士ロバート・カミングが買収、その後プルトニー蒸留所も入手。1955年にプルトニー蒸留所をハイラム・ウォーカー社に売却、その後1970年にバルブレア蒸留所も売却。1988年 ハイラム・ウォーカーはアライド・ライオンズに買収されアライド傘下のアライド・ヴィントナーズと合併、アライド・ディスティラーズ(Allied Distillers)となる。1994年 アライド・ライオンズはペドロ・ドメクと合併しアライド・ドメク(Allied Domecq)となる。1996年 バルブレアはインバー・ハウス・ディスティラーズ(Inver House Distillers)へ売却される。2001年 パシフィック・スピリッツ(Pacific Spirits)がインバー・ハウス社を買収。2006年 タイ・ビバレッジ(Thai Beverages plc)傘下のインターナショナル・ビバレッジ・ホールディングスがパシフィック・スピリッツを買収。現在もバルブレアはプルトニー、スペイバーン、ノックデューと共にタイ・ビバレッジの傘下にあります。一時期はバランタインのキーモルトとして有名で、入手し辛かったのですが、こんな歴史が有ったんですねぇ。。。余談ですが、2012年に公開されたケン・ローチ監督の《天使のわけまえ》の撮影場所としても使用されました。カンヌ国際映画祭で審査員賞を取ってます。この映画、何故か予告編だけAmazon primeで見れますw別にお金出しても良いので見れるようにして欲しいです。めっちゃ観たいですw味もしっかりしているしノンピートなので初心者にも安心して進められる一品です。意外に呑んでない方も多いのでこれを期に一度お試しください。本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。監修Bar ADDICT
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その他 2023年06月07日 21時01分
アルコールいろいろ~函館からの何かしら~ ベンネヴィス編
さて、今回ご紹介しますのは【BEN NEVIS/ベンネヴィス】です。創業は1825年。創業者はジョン・マクドナルド氏。別名《ロング・ジョン》です。身長193cm。前田日明さんよりデカいですw古参のウイスキー好きはピンとくるか知識として頭に入っているかしていると思いますが、ブレンデッドウイスキーのロングジョンその人です。現在は俗に言う1000円ウイスキーに成り下がってますが、歴史は中々の物でございます。最初は、もちろんベンネヴィスがキーモルトになっているウイスキーでした。現在は直接関係なくなってしまっているので、《トーモア》に変わっています。・・・が、最近トーモア蒸留所は《エリクサーディステーラーズ》と言うボトラーズに売却されたので、またキーモルトは変わっているかもしれません。ベンネヴィス蒸留所の話しに戻しますと、歴史の有る蒸留所なので色々な事が有ったようです。1825年に創業し、1856年ジョンの死に伴い息子のドナルド・マクドナルドに所有権が移りました。1878年に近郊に第2蒸留所(ネヴィス蒸留所)を造りましたが20世紀初頭に統合。1955年に所有者はジョセフ・ホブス氏に。この時に《パテントスティル/連続式蒸留釜》を導入した事により、同一蒸留所内でモルトとグレーンの製造が出来るようになりました。1958年に《トーモア蒸留所》を設立。1981年にウィットブレッド社がロングジョン(各蒸留所含む)を買収。ウィットブレッド社は元々ブリュワリーでしたが、現在では世界的ホテル経営でイギリスを代表する会社で、ビール製造はどうやらやってないようです。残念。1989年に《ニッカウヰスキー》がベンネヴィスを買収。*この時にロングジョンはアライドカンパニーに売却され、2022年にペルノリカール社へ売却される。ニッカウヰスキーが現在ではアサヒビールグループの機能傘下なのでベンネヴィスもこれに順じております。ベンネヴィスで造られたニューポットスピリッツの75%は日本に送られ樽に詰められ熟成されております。それらをブレンデッドウイスキーに使っています。ですのでジャパニーズウイスキーを名乗れなくなった銘柄には多分これらが使われているので知らないうちにこのお酒を口にしている人は多いでしょう。実際ベンネヴィス自体でもブレンデッドウイスキーを発売していたこともあります。そのまま《ベンネヴィス》表記の物や《デューオブベンネヴィス》の物がこれに当たりますが現在は発売されていません。昔は結構こんな感じのありましたね。トマーティンとか。味的には、昔は重厚な感じで好き嫌いが分かれる物でしたが、現在は少しだけ飲み易くなってます。モルト好きなら必ず飲んでおいて欲しい一品ですので是非試してみて下さい。本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように!楽しんで!監修Bar ADDICT
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