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芸能ネタ 2019年11月25日 06時30分
片や料理芸人、片や世界選手権優勝! ラジオも人気のうしろシティ、最高の“B級”ライブDVDが発売
『キングオブコント2012』で彗星の如く現れ、世間に強烈なインパクトを残したうしろシティ(金子学、阿諏訪泰義)。その後も結果を残し続け、個人としても阿諏訪は2018年まで放送されていた『あのニュースで得する人損する人』(日本テレビ系)でサイゲン大介として活躍。金子もフィンランドで開催された「第1回ヘヴィメタル編み物世界選手権」に出場し、優勝も果たしている。 そして昨年、コンビとして10回目となる単独ライブ『人生に、エクスカリバーを。』を開催。東京、仙台、大阪、愛知、福岡、新潟と全国を回り、大成功を収めた。 今回、同ライブを収録したDVDが11月27日に発売されることを記念して、うしろシティの2人にインタビューを行った。単独ライブのことはもちろん、彼らが出演する人気ラジオ番組『うしろシティ星のギガボディ』(TBSラジオ)の話も聞いた。ーーまずはツアーを回っての思い出をお聞かせください。金子:今回から初めて仙台でやらせていただいたんですけど「仙台はなかなか入らない」って脅されていたんですよ。でも、蓋を開けたら満員でしたし、皆さん楽しみにして下さっていたみたいで、やって良かったなって思います。ベストネタとかではない新ネタライブなので、最初は「場所を増やすのもどうなん?」って思っていたんですけど、温かくてホッとしました。阿諏訪:全国を回り出して結構経つんですけど、お客さんの中でも「今年も来てくれた」って恒例になってくれている感じがして嬉しかったですね。ーー単独ライブをやる際に気にかけていることってありますか?金子:東京と大阪だけで単独ライブをやっていた頃って、角度のあるものというか、「こいつら何だ?」って思われたい気持ちが強かったんですけど、全国を回るとなると初めて来る人が多いから、分かりやすくポップなものを作ろうっていうのはあるかもしれないです。阿諏訪:(地方は)割とお笑いを観る文化がなかったりするし、「初めてお笑いライブに来ました」って方も多いので、親切にネタを作るっていうかね。金子:最初の頃は「ウケなくていい」って若手のエゴがありましたね。エゴとポップのバランスが8:2くらいから始まって、だんだん7:3になって、最近は5:5くらいでネタを作るようになっています。ーーデビュー当時から単独ライブをされていますが、お客さんの雰囲気は変わったと感じますか?金子:年配の方も来てくれるので、ますますエゴとポップさの兼ね合いを3:7とかにしていかないとなって思いますね。阿諏訪:ラジオ始めると男の子が増えたり、僕が料理やっていると主婦の方が増えたり、そういう方々にも「来年も来よう」って思ってもらえるようにしないとなって思います。ーーDVDに収録されている中で、好きなコントや見て欲しいコントはありますか?阿諏訪:僕は『ここは天国』ってネタですかね。大声で出せるネタなのでやっていて気持ちいいです。金子:全体的に漫画がモチーフになっているので、それこそ漫画を読む感じで観てほしいです。漫画原作の舞台というか2.5次元みたいなもんなんで(笑)。ーーうしろシティさんのネタは、コントによってボケが変わりますが、シーンによって役どころを決めているんですか?金子:作っている時は言いたいことを言いたいので、メインの役のつもりで書いているんですけど、実際演ってみたら「逆の方がいいか」ってことも多いので、そこは臨機応変に、得意そうな方にやってもらうのがいいのかなって思っています。阿諏訪:明確にボケてツッコんで……ってネタもあるんですけど、(うしろシティのコントは)正しいことを言っているやつがいないですからね。ツッコミっていう正しいやつがいなくて、2人とも変だよっていう(笑)。金子:(稽古中に)役柄を変えてみて、阿諏訪が目立つ役になると悔しいじゃないですか。だから俺も行くぞ(目立つ)みたいな。俺たちは喧嘩コントスタイルだからな(笑)。ーー話は変わりますが、レギュラーでやっているラジオ番組『星のギガボディ』は、前身番組『デブッタンテ』から数えると約5年続いています。テレビや舞台とは違った特殊な仕事で、コンビにとっても大きな役割だと思いますが、その辺りいかがですか?金子:1週間に1回、阿諏訪と2人で喋る時間があるってことだもんね。ラジオがないと、2人で膝突き合わせて喋る機会なんてないですから。学生とかサラリーマンって、日曜(休日)がポイントになってくるじゃないですか。僕らからすると、ラジオを収録している日が1週間のポイントみたいになっていますね。阿諏訪:家庭でいう家族サービスみたいな触れ合う時間というか(笑)。それで「1週間頑張りましょう」みたいな。ーー毎週2人ともトークを作って、本編かラジオクラウド(放送後の配信サービス)で必ず披露していますが、大変なのか、楽しんでいるのかどちらですか?阿諏訪:やっぱり楽しいですよね。自分たちのリスナーは、情熱だけは持っているので、片手間でできないっていうのもあります。上辺だけの話をしていると、バレるので、ちゃんとどこかへ行くとか、話題の場所に行って何かをするとか……そこで、ウソのない行動をするから、ちゃんと自分の身にもなっていますね。金子:夕方くらいに仕事終わって、後輩と飯だけ食って帰る。とかではなくて、だったらその時間を使っていろんなところへ行った方が、人にも会えるし、ネタ作りにも還元されるし、すごく身になっています。リスナーを喜ばせるためとか、使命感も一切ないです。あいつら(リスナー)も別に楽しんでないし、ただただ俺たちを困らせたいんだろうなって。もう喧嘩ですよ。喧嘩ラジオです(笑)。ーー(笑)。では、最後にDVDを購入したいと思っている方にメッセージをお願いします!阿諏訪:昔から親しみやすい設定が多かったんですけど、今回は漫画というまた別ジャンルの皆さんが親しみやすいものがモチーフになっていて、自信のあるDVDです。どんな方でも楽しんでいただけると思いますので、男子も女子も観てください!金子:最近ローカル番組とかグルメとか、「B級が逆にいい」ってされているじゃないですか。そう考えるとB級のDVDです。阿諏訪:いやいやいやそんなことないよ。金子:『このマンガがすごい!』(宝島社)で、下位にランクインしている漫画を知っていたらすごいじゃん。面白いのは、テレビとか、Netflixとかでいくらでも観られるんですよ。そんな中で、(『人生に、エクスカリバーを。』が)ひとつの珍味というか。阿諏訪:「こいつ詳しいな」みたいなね。金子:自分のブランディングのために観ておいたほうがいいと思います!(取材・文:浜瀬将樹)【DVD情報】うしろシティ単独ライブ「人生に、エクスカリバーを。」発売日:2019年11月27日(水)発売価格:¥3,800+税※DVD発売記念イベントを11/30(土)に開催!詳しくは下記参照http://contentsleague.jp/2233/うしろシティ公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UC-9MTRn-MfAMGnocgvvPMyg
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芸能ニュース 2019年11月08日 12時20分
【読者招待あり】スピワゴ小沢、持田香織、モンパチも! 大宮エリー「朗読会」に多彩なゲストが集まるワケとこだわりを語る
詩や脚本、エッセイの執筆など、「言葉」を扱う仕事を多く手掛けている大宮エリー。ライフワークとして新たに始めたのが、「朗読会」だ。自作の詩の朗読に、トークイベントと音楽とを掛け合わせた「虹のくじら」を、11月13日(水)、11月15日(金)、12月2日(月)、12月4日(水)の計4回、毎回異なるゲストを迎えて草月ホールにて開催する。 周囲の人間に「何で今、朗読?」「お客さんを集めるのが大変でしょ」と言われながらも、「朗読は絶対これからくるはずなんです」と語る大宮エリー。なぜ今、そこまで「朗読」に力を入れていきたいのだろうか。イベントにかける想いについて聞いた。文末に読者招待もあるのでお見逃しなく。──「音楽と朗読とおしゃべりの虹のくじら」、どういったイベントなんですか?大宮エリー(以下、エリー):私が書いた詩の朗読と、詩の内容に合った音楽のセッション、トークイベントが入り混じったイベントです。──なぜ今朗読イベントを行おうと思ったんですか?エリー:ライフワークとしてやっていきたいなあって思ってるんです。今って、技術が進歩したおかげで、いろんなものが見えるようになったじゃないですか。 私も最新技術を使ったイベントをしてみたいなあとも思ってるんやけど、その一方で、技術の進歩に脳がついていかなくなるんじゃないかって思ってるのね。そこに、正直危機感がある。──どんな危機感でしょうか。エリー:私は子ども時代に鍵っ子だったんやけど、親が留守がちな中、石坂浩二さんが読み聞かせてくれるカセットを聞いて育ったんです。何が今のクリエイティブの源かを考えると、このカセットやったんやないかなと思うんですよね。そういった体験が、見せる技術が進化するにつれてできなくなってるんやないかなと思って。 でも、本来人間の脳って、見えないものを見ようとする力があると思ってるんです。その想像力を使う手段として、朗読って大切なんじゃないかなあと。でね、実は5年前に1回、クリスマスに朗読会をやってるんです。──そのときの反応はいかがでしたか?エリー:700人規模のホールで2回やったんやけど、もうギリギリまでチケットが売れなくて、どうしようどうしようって思ってね、血便が出ました(笑)──朗読会って敷居が高そうな印象をもたれますが…。エリー:そんなことないんやけどね。結局、血便まで出した前回は最終的にちゃんとお客さんが入ったからよかったんやけど、今回も「やばいやばい」って焦ってるんです。でもね、志の輔師匠に、「とにかく続けることが大切。落語も最初は3人のお客さんしかいなかったんだから」って言われて。 でもね、今じゃ寄席が浸透して、何千円ものチケットが売り切れているわけじゃない。だから、朗読会も認知されるところまでまずは続けたいんです。──エリーさんが朗読会に興味を抱いたのはなぜですか。エリー:以前、谷川俊太郎さんの朗読会に行ったんです。そこで、話すプロではない谷川さんが読む谷川さんの詩に触れて、「うわあ、いいなあ」と思ったんですよ。朗読フェスに行くと、めっちゃ泣いている人がいるんです。活字を読むのと、音で耳から聴くのとでは、受け取り方が違うんや、言霊みたいなものがあるんやなと思いました。──今回の朗読会のこだわりはありますか?エリー:物語の朗読にしちゃうと離脱しちゃう人もいると思うんです。ずーっと集中して聴くのって大変やし。だから、今回は全編60秒以内の詩です。詩が物語になっていて、朗読後に歌が流れて。ドラマの終わりに主題歌が流れて、気持ちがぐわーっと盛り上がる感覚が味わえる。──持田香織さんやMONGOL800のキヨサクさんといったアーティストの中に一人、芸人のスピードワゴン・小沢一敬さんがゲストに含まれているのはなぜですか?エリー:小沢さんには「俺、全然美声じゃないですよ」って言われたりもしたんですけど(笑)上手に綺麗に読んでもらうことが目的ではないんです。小沢さんはね、今年初め頃、タモリ倶楽部に出たときの楽屋で話しかけられたんですよ。そのときに、3.11後に私がツイートした「諦めさせない」っていう言葉がめっちゃよかったって言ってきてくれたのが印象に残っていて。そういうことを考える人なんやなって思ったのが、今回につながりました。──芸人やアーティストといった幅広いゲストが特徴ですが、毎週水曜に生配信している「スナックエリー」も、多彩なゲストを招いて行われています。エリーさんの人脈の広さが窺えるのですが、どういったご縁でゲストが来られているのでしょうか?エリー:スナックエリーは、ゲスト必須ではないんですけどね。テレビ出演をきっかけに仲良くなった方や、友達の友達が紹介されてやってくるんです。今度ゲストに千鳥のノブさんが来るんですが、彼はまさに紹介ですね。親しくしている麒麟の川島くん経由で、今回初めてゲストに来ることになりました。──え、では初対面ですか?エリー:そうなんですよ。何を話したらええんやろう。どんな方なのかもよくわかってないんやけど…。──「ただ飲んで、話す」場なんですね。台本もなく。エリーさん:そう。飲みながらただただ話すだけ。仕事上がりにゲストが途中参加してくれることもある自由な場です。酔っぱらった姿を残しとくのもあれなんで、スナックエリーはアーカイブせず、LINEライブやインスタライブで配信しているんですよ。──最後に、今回の朗読会の見どころを教えてください。エリー:アーティストやったら音楽性以外の部分、芸人の小沢さんやったらネタでは扱わない部分みたいに、ゲストの新たな一面が見られるんやないかな。アーティストの方って、ふだんそんなに語る場ないですしね。めっちゃ密度の濃い時間を過ごしてもらえるはずです。朗読や詩に興味がないっていう各ゲストのファンにも、ぜひ来てほしい。 あと、がんばりすぎちゃって疲れている人とかにも。今年は自然災害も多かったから、2時間ゆったり過ごして、ほっこりあったかい気持ちになって帰ってもらいたいなあ。全4回で完結するイベントなので、1回だけじゃなくて、4回全部来てもらえたらめっちゃ嬉しいです。良かった人は友達に勧めてもらって、今度は一緒に来てもらって。そうやって広がっていってくれたらいいなあと思いますね。(インタビュー終わり) 取材後に配信されたスナックエリーで、ゲストのノブに「今度ノブさんも朗読してみようよ」と誘う大宮エリーの姿が見られた。イベント名の「虹のくじら」は、エリーさんの著作のタイトルでもある。「さまざまな人に、いろいろな言葉を持ち帰ってもらえる場にしたい」と込められた想いを語ってくれたが、その多様性はゲストにも通ずることなのだろう。 「大宮エリーの音楽と朗読とおしゃべりの虹のくじら」は、11月13日(水)、11月15日(金)、12月2日(月)、12月4日(水)の計4回。トークや音楽も交えたイベントだ。詩や朗読に縁遠い人も、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。このスペシャルな朗読会に、読者をご招待! 詳しくは以下より。https://npn.co.jp/present/detail/1364033/「大宮エリーの音楽と朗読とおしゃべりの虹のくじら」2019年11月13日(水)大宮エリー×原田郁子2019年11月15日(金)大宮エリー×コトリンゴ×小沢一敬(スピードワゴン)2019年12月2日(月)大宮エリー×持田香織×おおはた雄一2019年12月4日(水)大宮エリー×キヨサク(UKULELE GYPSY・MONGOL800)http://ellie-office.com/news/4517/文・写真:卯岡若菜
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芸能ネタ 2019年11月08日 09時20分
元AKB、アイドリングも出演! 謹慎復帰後のインパルス堤下、初プロデュース舞台上演 今後の活動予定は?
インパルスの堤下敦が初のプロデュースを手がける舞台『愛害〜12の本性〜』が11月8日から10日まで恵比寿エコー劇場で上演される。 突如遭遇したアクシデントで地下にある相席ラウンジに閉じ込められてしまった男女4組と店員たちの人間模様を描く本舞台。演出を渋谷悠が手がけ、堤下本人も堤下アツシ名義で出演するほか、後藤萌咲、倉田瑠夏、田中尚樹、真下玲奈、脇春、土井良祐、保土田充、長瀬貴博、小野弘喜、平館真生、大村仁望ら個性的なキャストが多数出演する。 堤下にとっては謹慎騒動復帰後の注目の作品でもあり、今後の活動の動向などにも注目が集まる。公演を前に堤下と演出の渋谷を直撃して話を聞いて来た。—— 堤下さんは今回の舞台でプロデューサーとして具体的にどんな分野で携わっているのでしょう?堤下:全部に関わっています。キャストをお願いするのも、演出に渋谷さんを選んだのも僕。会場も自分で選びました。渋谷:名前だけのプロデューサーではないです。このタイトルなんかも堤下さんが選んだもの。多方面で目を配ってくれました。—— 渋谷さんと堤下さんはどのような経緯で今回タッグを組むことになったのでしょう。堤下:前回出させてもらった短編映画『ルーツ』で監督をしてくださっていたのが渋谷さんなんです。今回、大村をキャスティングするにあたって、演出家をちゃんとつけたくて、僕の中で彼女と一番合わないであろう演出家、ちゃんと言い合えるであろう演出家、彼女より経験値のある演出家ということで渋谷さんを選んだんです。—— 今回の作品は演劇。お笑いではなく、演劇というフィールドを選んだのはなぜですか。堤下:もともと僕は演劇もずっとやって来たんです。何年もやっています。ファンの人も僕が一人で舞台に出る状況には慣れていると思います。自分の可能性を広げる活動として演劇にも取り組んで来たんです。自分の活動が広がれば演劇でも配信でも、どんな表現でもいいと思っているので。つまり僕はお笑い芸人でもあるし、配信の堤下でもあるし役者の堤下でもある。そういうことです。どんなパイでも良いと思ってやっていますから。それで今回は演劇なんです。—— 今回の舞台では普段堤下さんが見せる“お笑いの堤下”とはまた違った世界を見せてもらえるということですね。例えばそこで見せる笑いの質なんかも違ったものがあるということですね。堤下:変な話ですけど、演劇の笑いは役者の方がうまいんです。僕らお笑い芸人なので、お笑いの舞台に役者さんが上がって来て役者さんを面白くすることはできるけど、役者さんの芝居とかで三枚目として自分たちがキャスティングされて出て行くと、役者さんの方が明らかに面白いって実感するんです。僕らは笑いを作り上げる作業が得意、役者さんは作り上げられたものを演じて笑いを取るのがうまい。そう考えて今回、お笑い芸人はキャスティングしなかった。堤下の舞台なのに、このキャスト、このビジュアル、どうなっているのっていう見る側の違和感をぶっ壊すところが今回の僕の楽しみです。そこが一番の見所じゃないかって。渋谷:見る人もお笑いの人がプロデュースしているから、きっと笑える作品になっているに違いないと先入観が働くと思うんですけど、まずそことどう遊ぶかって戦略も立てたんです。タイトルやビジュアルを見ると、ちょっとそういう路線とは違うだろうなっていうのは予感させています。どっちかというとシリアス寄りだろうって思って来てもらって、思ったよりも笑いがあったというのが落としどころではないかと。—— マドンナ的存在として後藤萌咲(元AKB48)、倉田瑠夏(元アイドリング!!!)がいます。彼女らにはどんな期待を持っているんでしょう。堤下:瑠夏ちゃんは芝居の経験も豊富。上手で勘の良い方ですけど、後藤萌咲ちゃんはある種未経験者。そういうほぼ未経験者なキャストが何人かいるということで周囲が頑張らないといけないって状況が生まれたらいいなと思っています。渋谷:本気でやっている、本気で動いている間に次が見える。本気でやらなきゃいけない外堀のようなものを堤下さんは作ってくれたと思います。同じ船に乗っかったからこの先どうなるかも、これをやりながら見えてきそうです。キャスト、設定一つとってもどうなるか分からない。これを作ることでもう少し自分のことが分かるようになるかもしれないと期待しています。—— お笑い芸人堤下さんとしては今後どう活動されていくんでしょう。堤下:そもそもお笑い芸人が演劇プロデュースしたりして、そういうことがめちゃくちゃ面白いなって思っているんです。周囲にもそう感じてもらえるようになっていきたいです。あいつ、面白いことしているなって思われる人間になりたいということです。なんだよ、お笑いやれよっていう人もいるかもしれないですけどね。渋谷:お笑い芸人はお笑いをとか、もうそんな時代じゃないということなんです。枠をどう壊せるかが芸人の面白さになって来ている時代だということです。この人が次何やるのかっていうのが面白いと思えることだと僕は思っています。堤下:僕が次、船の船長とかをやっていたら面白いでしょう。お笑いをやりつつ、こういう活動をしても全然良いと思うんです。ぜひ僕の今後の活動に注目してみてください。『愛害〜12の本性〜』■プロデューサー:堤下アツシ■作:大村仁望 ■演出:渋谷悠■出演(50音順):後藤萌咲、倉田瑠夏、田中尚樹、真下玲奈、脇春、土井良祐、保土田充、長瀬貴博、小野弘喜、平舘真生、大村仁望、堤下アツシ【公演スケジュール】11月08日 (金)〜11月10日 (日)の全5公演<チケットのご予約・お問合せ>チケットよしもと予約問合せダイヤル 0570-550-100(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2019年11月03日 08時00分
「墓場まで持っていく話も」著書がヒットの平畠啓史、サッカー愛が強すぎて“芸人だったんですか”と驚かれる?
お笑いタレントの平畠啓史が自身2冊目となる著書『今日も、Jリーグ日和。-ひらちゃん流マニアックなサッカーの楽しみ方-』(ヨシモトブックス)を出版した。平畠は芸能界きってのサッカー通。昨年出版した『Jリーグ54クラブ巡礼 -ひらちゃん流Jリーグの楽しみ方-』(同)が2万7千部を売り上げるなど、Jリーグファンにもそのサッカー好きを認知されており、本書の内容も気になるところ。本人を直撃して本の内容やサッカーについて話を聞いて来た。—— 『Jリーグ54クラブ巡礼 -ひらちゃん流Jリーグの楽しみ方-』についで2冊目の著書となりますが、今回はどんな内容になっているんでしょう。平畠:前回はクラブごとに構成していましたけど、今回はそういう枠はなくて、主審の方のお話とか、クラブとは関係ない部分もいろいろ書いたりしています。全部面白い内容になっています。いろんな方に読んでもらいたいです。—— 前作も含めてですが、実際のJリーガーの方から反響をもらったりすることはあるのでしょうか?平畠:前の本は結構読んでいただいたりしました。チームによってはクラブハウスに置いてもらったりしたので、選手の方から「読みましたよ」って。あと、取り上げた選手の方からは「取り上げてもらってありがとうございます」って言っていただいたりというのもありました。芸人仲間だとワッキーからは大絶賛してもらえました。「愛読書だ」って(笑)—— サッカーについて書くに当たって何か参考にされた書籍はあるのでしょうか?平畠:ないですね。僕のは暴露本みたいな内容のものではないので(笑)もちろん墓場まで持っていかないといけないサッカーの話はいっぱい持っていますけどね。それはちゃんと墓場に持っていきます。借金まみれになってもうどうなってもええわってなったら、サッカー界とは最後じゃって言って書くかもしれないですけど(笑)—— そもそもサッカーについて書こうと思ったきっかけは?平畠:「サッカーダイジェスト」の前の編集長が知り合いで「書いてみる?」って言われたのが最初です。その前に別のインターネットの媒体でコラムを書いたりもしていたんです。今回の本もそのコラムをまとめたものです。ちなみに、サッカーについて書くことは自分の中ではそんなに特別なことじゃないです。サッカーを見れば何かしらの感情が毎回湧くわけです。それを口に出して言うか書くかの違いだけの話だと思っているので。—— 本書をどういう方に読んでもらいたいですか?平畠:サッカーを好きな方なら「わかる、わかる」という部分と、「そこ見ているんだひらちゃん」みたいな感じの内容になっているんです。サッカーを知らない人でもなんとなしに分かる内容なんじゃないかなと思っています。幅広い人に読んでもらいたいです。—— 前作は2万7千部。今回の目標ありますか?平畠:本出す前は若干そういう部数とかも意識したりして書くわけですけど、書き出したら結構大変で、そういうのはもうええわって。ええのができたらええわっていう感じでやっているんです。売れる売れないは結果論。そこはあんまり考えて書くことはないです。—— サッカー観戦ですけど、毎週通われていると聞きました。平畠:スケジュールが空いていれば行きますね。応援しているチームとかは特にないんですけど、サッカーがとにかく好きなんで。どのカードでもいいという感じで見に行きます。—— 仕事でいえば、お笑いとサッカー、今はどちらの仕事が多いんですか?平畠:ほぼほぼサッカーですね(笑)ちなみにサッカーの仕事をする時はお笑いの仕事のこととかは考えないです。自分の中でサッカーの仕事をさせてもらう時に、芸人やとか、漫才やっていたとか、その延長ということでは一切ないので。サッカー場でも、芸人というよりただサッカーを好きなおっさんとして見られることが多いです。「吉本なんですか?」「芸人なんですか?」って言われることもあるくらいなんです。—— 次回作の構想はもうできているのですか?平畠:本でなくても、自分編集長の雑誌でもいいのかもしれないし、めっちゃアホな考えなんですけど、サポーターの人の写真撮ってカレンダー作りたいなとか考えたりもしているんです。いろんな人がいてはるから面白いんじゃないかって。あと、J1だけでなく、J2とかJ3を取り上げるようなものも考えています。—— 他のスポーツに対してサッカーのここが好きというのはあるんですか?平畠:うまくいかないところじゃないですか。手の方が掴んだりもできるし、いろんなことができるけど、サッカーはボールを足で蹴る。一番難しいといいますか、しかも手を使ってはいけないという、そのうまくいかなさ加減、まどろっこしさがあるからこそ、ゴールした時のあの開放感が生まれるんだと思うんです。そこが魅力じゃないでしょうか。—— サッカーに関する仕事をする上でやりがいのようなものはありますか?平畠:サッカーを見るだけじゃなくて、本まで書かしてもらって、これほど幸せなことはないですね。今回の本も難しい戦術本とかじゃない。ピッチ上の小難しい話ではなく、土曜日曜の楽しい雰囲気を感じてもらえる内容です。僕の本を読んで、サッカーや、サッカー場の空気、匂いを感じてもらえれば嬉しいです。(取材・文:名鹿祥史)
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アイドル 2019年10月05日 08時00分
SKE大場美奈、イケメン俳優・小越勇輝は「羨ましいくらいカワイイ顔」 主演舞台、メンバーにはあまり来てほしくない?
SKE48の大場美奈と俳優の小越勇輝が出演する舞台『ハケンアニメ!』が、10月12日〜16日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで、10月31日〜11月14日に東京・紀伊國屋ホールにて上演される。 辻村深月の同名小説を舞台化した本作。大場は、原作にはない舞台オリジナルキャラクター・新人制作進行スタッフの川島加菜美を演じる。2年半ぶりの舞台出演となる小越は、天才アニメ監督・王子千晴役だ。川島が働くアニメ制作会社にやってきた王子が、次回作のアニメ「運命戦線リデルライト」の指揮を取ることに。しかし、その傍若無人ぶりに川島や原画アニメーター・澤田和己(山内圭哉)は辟易する。そんな中、作品完成を揺るがす大事件が起こってしまう……。今回は、同舞台に出演する小越と大場にインタビュー。舞台のことをたっぷり聞いた。ーー脚本を読んだ時の感想を教えてください。小越:これまでアニメを観たり、声を当てる機会があったりはしたんですけど、アニメが出来るまでの一部始終を詳しく知らなかったので、その過程を見られるのは面白かったです。物語に出てくる強烈なキャラクターを個性の強い役者の方が演じると聞いたので、「これはどんなふうになるのんだろう?」ってワクワクしました。大場:アニメを気軽に観ている側だったので、絵を描いて色付けをして動きをつけて出来上がっていく段階で、「こんなに多くの人が関わっているんだ」って驚きました。あまりアニメのことが詳しくない人に「アニメ業界の裏側です」ってアピールしても、「ちょっと難しいかも……」って思われるかもしれないんですけど、私が新人役で質問する場面がたくさんあるので、とても見やすいんじゃないかなって思っています。ーー小越さんが演じる王子はどんな人物ですか?小越:すごく芯があってしっかりしたものを持っているので、それを曲げずに突き進んでいるのはすごいなって思います。それゆえに周囲を惑わせてしまうんですけど、でも、その根本には作品を作ることが人一倍あって、間違ったことは言ってないよねって思わせられる人なので、説得力を感じさせられるように演じないといけないと思っています。ーー若い頃から「天才監督」と呼ばれ、彼は彼なりの苦労がありそうですね。小越:プレッシャーを感じているのを表に出さないんですけど、どこかで感じているはずなんですよ。手がけたアニメが成功して「天才だ」って言われるけど、彼自身はそんなこと思っていなくて、裏では孤独で一生懸命ひとつの作品を作るために努力していると思うんです。きっと負けず嫌いで子供っぽい部分があるから、人に弱い部分を見せないようにしているんじゃないかなって思います。ーー大場さん演じる加菜美の魅力はどんなところにあると思いますか?大場:とにかくアニメが好きな女の子なので、アニメに関わっている現場にいることが幸せで仕方ないというか、だからこそ「いろいろと頑張ろう」と熱くなってしまうんですよね。技術があるわけではないけど、熱意で動くところだと思います。ーー普段の大場さんとは対照的ですか?大場:私も熱くなる時はあるんですけど、加菜美ほど有言実行したり、誰かの気持ちを動かしたりするところまでは、行っていないんじゃないかと思っています。ーー共演者も山内さんら個性的な役者さんが揃いましたね。小越:本を読んで想像がつくというか、「絶対面白くなるじゃん」ってニヤニヤしながら読んじゃう感じはありましたね。大場:舞台を観に行かせて頂いた時に、その作品に出演されている方はいらっしゃったんですけど、みなさん共演が初めてです。あのステージに立っている方々とやるんだって考えると、すごいなって思います。ーーお二人の共演も初だとお聞きしました。お互いにどんな印象を持たれていましたか?小越:特別「こういう人だろうな」って想像はしていなかったですけど、でも、今日取材を一緒にさせていただく中で、当たり前のことかもしれませんが、かなり考えているし、僕とは違う目線で物事を見ている印象がありました。あと、人見知りって共通点があったので、これからいかに距離を縮められるのかっていう課題があります(笑)。大場:女性から見てもうらやましいくらいカワイイお顔をなされているので、イメージ的に「かわいい喋り方をされるのかな?」って単純に思っていたんですけど、すごくしっかりとお話をしてらっしゃるのを見て、「男の子だ!」って思いました(笑)。ーー小越さんは2年半ぶりの舞台になるそうですね。舞台の面白さってどこにあると思いますか?小越:生物(なまもの)というか。反応がその場で来るっていうのはもちろんなんですけど、同じお芝居をしても、その日によってお客さんの反応が変わるのが面白いですね。ドラマや映画だと、カット割りがあって決まった画を観ていますけど、舞台は引いて見る人がいれば、一人をずっと見る人もいたり、好きに観ていただける面白さがあって、だからこそ僕らは気を抜けないし、緊張感も高まるんだと思います。ーー大場さんは、今回出演するにあたってSKE48のメンバーから何かお声がけされましたか?大場:アニメが好きなメンバーから「観てみたい」って言われました。舞台に出たいメンバーもいるので「大阪に観に行く!」って子も……。でも、身近な人がいる時こそ一番緊張するので、本当はあんまり観に来てほしくないです(笑)。ーーちなみに、大場さんと言えば、写真集『本当の意味で大人になるということ』が話題ですが、メンバーや周囲の方の反応はいかがですか?大場:同じSKE48の須田亜香里ちゃんが「写真集大爆死」って話題になった後に出したので、それこそ私が大爆死しないように、いろんなところでたくさん宣伝してくれて、実際に渡した時も褒めてくれたので良かったって思います。記者の方にも、亜香里ちゃんのことを聞かれるので、「亜香里ちゃんあっての今回の私の結果なので感謝しています」とは言っているんですけど、だいたいのニュースに「須田亜香里大爆死」って書かれちゃうので、それに関して申し訳ないなって思っていました。でも、逆に「私の写真集も話題になったよ。ありがとう」って言ってくれたので、本当に優しいです。ーー最後に見所を教えて下さい。小越:アニメ制作の裏側が描かれているんですけど、他の仕事でも共通する部分がたくさんあると思います。ひとつのものを作るお仕事をする中で、悩んだり、壁にブチ当たったりするけど、「なぜ、やっていくのか?」っていう背中を押してくれる作品だと思うので、ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。大場:いろんな大人たちが、自分の仕事に熱い想いや愛情をぶつけ合いながらひとつの作品を作っていく物語で、目が離せません。この舞台を観た後にアニメを観ると、少し違った見え方ができるんじゃないかな? って思ってもらえるくらい裏側で頑張っている人たちの姿をみんなで熱く演じたいと思っています。ぜひ、観に来てほしいです。舞台『ハケンアニメ!』【公演日程】<大阪公演>COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール2019年10月12日(土)〜16日(水)<東京公演>紀伊國屋ホール2019年10月31日(木)〜11月14日(木)【チケット】いずれも7,500円(税込・全席指定)※未就学児入場不可(取材・文:浜瀬将樹)
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芸能ネタ 2019年09月22日 20時00分
フォロワー62万人突破! SNSで大ブレイクの“光ママ”、思春期のお子さんと子育て中のお母さん世代に響く「名言」満載のカレンダー発売
日本テレビ『スッキリ』『ウチのガヤがすみません!』(どちらも日本テレビ系)などにも出演し、SNSやメディアなどで話題の光ママが贈る、珠玉の名言を集めた『【日めくり】まいにち光ママ!』が9月18日にワニブックスより発売される。 熊本の滝尾ママさんバレーボールクラブ所属で、熊本弁がチャーミングな光ママ。お笑いコンビ、しゃかりき(光・おっくん)の光のインスタを乗っ取って、「頑張るお母さんシリーズ」をアップし、息子ヒロちゃんへの厳しい言葉や、優しい言葉、ちょっとしたおとぼけ発言が子育てママ層の共感や反響を呼び大ブレイク中。インスタフォロワーも現在は62万人を越える(2019 年 9 月 20日現在)というから驚きだ。そんな光ママの 珠玉の31 個のメッセージを収めた同著について、光ママとヒロちゃんを直撃して話を聞いて来た。—— 光ママの活動は何年目になるんですか?光ママ:しゃかりきさんとともに歩み始めて、10年目です。それをSNSでやりはじめたら評判を呼んでしまって……。SNSでやる以前からずっと親子の日常を舞台でもやり続けて来たんで、この3ヶ月くらいで一気に注目されるようになって驚いています。お母さん世代とその子供世代が特に興味を持ってくれて……。ヒロちゃん:3ヶ月前は本当に暇だったのに……(笑)いつのまにかこんな日めくりカレンダーまで出させてもらって。二人とも泣いて喜んでいます。これでもっと知名度が上がって活動の場が広がれば嬉しいです。—— TikTokでも話題だと聞いています。外国語の字幕をつけて海外の人にも見てもらうと海外でもブレイクするんじゃないですか?光ママ:実は海外の番組でもその国のお母さんたちを前にやったことがあるんですけど、向こうではあんまりウケなかったんです(笑)国によってはお母さんに子供がでかい態度を取るみたいな描写が御法度のようで。ヒロちゃん:期待していったのに、むちゃくちゃすべってしまったんです。光ママ:まずは国内で光ママの動画を見てくれる人向けに発信して、それを継続できればいいなと思っています。光ママ親子でずっとやっていければいいなって。—— どんな人が今動画を見てくれているんですか?光ママ:圧倒的に女性が多いんですけど、18歳以下はなぜか男性の方が多いんです。子供たちが男の子中心に、親世代はお母さんが多いんです。インスタでの反響が毎日本当に楽しみです。—— テレビでの露出も増えていますが、今後はどんな展開を考えているんですか?光ママ:光ママを楽しみにしている人たちが見ているような番組、例えばグルメ番組や街ブラ、情報番組とかでたくさんのお母さんたちに光ママを見て欲しいです。お母さんたちが子供を送り出してふっと一息つけるようなタイミングでやっているような番組がいいなと思っています。—— お二人の動画を見ていると熊本弁がとてもいい味を出しているなと思います。光ママ:熊本弁で全国区になった人はあまりいないんです。ばってん荒川さんくらい。熊本弁のおもしろさをもっと知って欲しいです。—— 今回のカレンダーについても教えてください。光ママ:インスタグラムを見ている人は、そこでの名言から、そこにも載っていない名言とか様々な言葉に出会えて楽しめる内容になっていると思います。子育てに使える言葉、それから子供がそうだよなって納得できるような言葉ばかりです。これを見て毎日光ママを思い出して欲しいです。息子がいる人は息子の部屋に置いて欲しい。あと、大きく印字された言葉だけでなく、小さく印字されている言葉にも注目して欲しいです。その小さい言葉も時間をかけてチョイスしているんで、きっとその言葉に共感してもらえると思います。—— ヒロちゃんの言葉も入っています。ヒロちゃん:大人が見ても子供が見ても響くような言葉ばかり。これを見て、実家帰りたくなるとか、お母さんに会いたくなるような人が増えると自分も嬉しいです。光ママ:ヒロちゃんは本当に優しい子なんです。今回の本で光ママとヒロちゃんの魅力をもっと知ってもらえたら嬉しいです。【日めくり】まいにち光ママ!光ママ(しゃかりき・光)定価:1,000 円(税別)発売日:9 月 18 日発行:ワニブックスしゃかりき光のインスタグラムhttps://www.instagram.com/hikaru_shakariki(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ネタ 2019年09月16日 17時00分
トータルテンボス、吉本興業騒動の中でスキャンダルで“芸人史上初”? 今回の全国ツアーは『SUSHI★BOYS』企画も!
9月29日〜12月14日、トータルテンボス(大村朋宏、藤田憲右)が全国漫才ツアー『CHATSUMI』を開催する。 本業の漫才だけではなく、YouTubeチャンネル『SUSHI★BOYS』のFujiyama(藤田)とTempura(大村)としても人気を博している彼らが、毎年恒例にしている本ツアー。新潟県・新潟市民プラザを皮切りに全国行脚するのだが、完売公演が続出するほど、プラチナチケットとなっている。 今回、『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)決勝での好成績や、『爆笑オンエアバトル』(NHK)史上初の3年連続王者に輝くなど、実力派として知られる2人に話を聞いた。ツアーのことはもちろん、報道されたあの騒動についても語ってくれた。ーー全国ツアーが今年も開催されますね。大村:特に気持ち的な慣れとかもなく、毎回新鮮な気持ちがありますかね。毎年やってはいるんですけど、100点は出せていないですし、「今年こそは出すか」っていう感じです。藤田:毎年やれてはいるんですけど、当たり前だと思わないように、「今年もやらせてもらえるんだ」っていう気持ちです。ーー新鮮さや緊張感を持っておかないとうまくはいかないんですね。藤田:「(毎年)やれんだろ」って勘違いしている時もあったんですけど、よくよく考えたら決まってやらせてもらえるものでもないなと。大村:今年は2人で極楽とんぼの加藤(浩次)さんのところに行って、「当たり前じゃねーからな」をいただいてますからね。藤田:いや言われてねーよ?ーー(笑)。もちろん漫才中心になるとは思うんですけど、どんな内容になるのか教えてください!藤田:漫才とVTRはクオリティーの高いものをとは思っているんですけど、ちょっと側に力入れたいなって考えていて、今までにない試みをやるつもりです。実は、お客さんと一緒に東京を出発して、前日触れ合いをして当日ライブを観てもらうツアーを企画しています。大村:僕らはYouTubeをやっているんですけど、旅行会社さんからお話もいただきましたし、どんなツアーがいいかなって考えたところ、「僕らが副業でやっているトータルテンボスの全国ツアーをSUSHI★BOYSで回るのはどうだ?」って。藤田:二面性を見せつつね。大村:「ここでTempuraとFujiyamaは私用で抜けますが」……ってしょうもない茶番をやろうと思っています。ーー全国を回る楽しみって何かありますか?藤田:食がメインですね(笑)。大村:SUSHI★BOYSのジュニアたちを同行させているんですけど、「今日行く場所を決めておけよ」って宿題を出しているので、そいつらが持ち回りでリサーチかけています。藤田:その答え合わせが楽しみですね。旨くなかったらケチョンケチョンに言いますからね。ーージュニアの皆さんは、毎年地元の美味しいお店を探さなければならないんですね。藤田:もう何周もしているので、「ここに来たらここでしょ」っていう観光客向けのやつはダメなんです。もうドーピング。例えば、仙台で牛タンを選んだ時点でダメなんですよ。大村:そういうのはもう食べてきたもんね。去年は仙台でチーズフォンデュ食べましたし。ーートータルさんといえば、『M-1グランプリ2006』で審査員のダウンタウン・松本人志さんから「もっとウケても良かった」と言われていましたが、あの一言で大きく世間の印象が変わったように思います。藤田:やっていることはあんまり変わっていないんですけど、あれで後ろ盾もらったような感じです。「俺たち面白いんだ」って自信がつきました。大村:世間も変わるし僕らも変わるし運が良かったですね。他の審査員の方のコメントが影響力ないわけではないんですけど、特に松本さんのコメント力はデカイから、運があったんだろうなって思います。次の年に2位になりますけど、あの言葉がなければその順位にはなっていないでしょうね。ーー今は劇場が主戦場だと思います。賞レースがない今、そこに全精力をかけているんですね。藤田:一番難しいですね。審査方法が決まっていた方が対策を練られるんですけど、同じネタやってもスベる時もあれば受ける時もあるし……ルミネ(theよしもと)は比較的スベることはないんですけど、大阪の劇場に行くと、あの手この手を出してもダメなときがあるんで難しいなって。大村:劇場でもっと強くなりたいです。今でも「強い」って言ってくださるんですけど、やっぱりネタが限られてくるんですよ。受けないからやっていないネタもたくさんありますから。そういう経緯もあって今年は、例年に比べて老若男女に受けやすいネタを作っています。これからは、好き放題していると厳しくなってくるんじゃないかって思っていますね。ーー藤田さんにドッキリを仕掛けるYouTubeチャンネル「SUSHI★BOYS」としても活動されていますが、手応え的にはどうですか?大村:大きな手応えはないですね。ある一定の方達には響いている感じはしますけど、カジサック(キングコング・梶原雄太)やオリエンタルラジオ・中田(敦彦)とかとは、大きく差が開いていますから。藤田:まぁ無理してあそこにいくって感じでもないでしょ。大村:そうだね。いたずらもトークも漫才も俺たちが楽しいっていうのを大前提でやっているので、それで結果がついてきてくれると嬉しいですね。ーー藤田さんは自分のリアクションが面白がられるのは意外でしたか?藤田:そうですね。リアクションが面白いっていうのは良いことだと思うんですけど、それ以上に怒った時の人間的な部分が「面白い」って言ってくれると、ちゃんと観てくれているんだって思います。ーー大村さんは昔から藤田さんのリアクションが面白いとか、トラブルに遭いやすいというのは、気づいていたんですか?大村:「なんでコイツだけトラブルが降りかかるんだろうな」っていうのはよくありました。あと、同じことをしても面白いし、すぐキレるんだけど、キレても周りが不快にならないんですよ。ーー藤田さん自身は、いわゆる「持っている」っていう自覚はあったんですか?藤田:そうですね。ただ、「なんとかなる」が星の下だと思っていて、芸人になる前とかプライベートであぶねー橋を渡ったこともありましたけど、なんとかなる運命になっています。ーーこの間もタイ人女性とのツーショットを週刊誌に撮られるトラブルがありましたしね(笑)。藤田:あれはピンチじゃないですけどね(笑)。大村:タイに行って、風俗嬢の方にリークされる星の下ってなかなかないですよ。藤田:おそらく芸能人史上初ですね。大村:吉本がこんな時じゃなければ擦りもしないニュースなのに、「こんな時期に脇が甘いな」ってなっちゃうわけですから。そのあたりは持ってますね。ーー最後にツアーの見どころを教えてください。大村:44歳になる年齢でどんどんおっさんになっていくわけですけど、2人のキャッキャ感を観にきてほしいです。今後も、おっさんになればなるほど面白くなっていくと思います。藤田:今年は間に合いませんでしたが、本当はライブ会場に入った瞬間から違う世界にいるようなものを作りたいと思っているんですよ。追い追い変わっていくと思うので、今年はせめてネタの内容だけでも、「来て良かったな」って思ってもらえるような2時間にしたいです。トータルテンボス『CHATSUMI』詳細&チケットは『チケットよしもと』(http://yoshimoto.funity.jp/)まで!チケットよしもと予約問合わせダイヤル...0570-550-100(24時間受付 ※お問合わせは10:00〜19:00)LINEスタンプ『ハンパねぇスタンプ』【発売日】2019年9月29日(日)12:00リリース予定【コンテンツ概要】1セット24種【購入方法】「LINE」アプリ内「スタンプショップ」、または「LINE STORE」から購入[価格:120円(税込)または、50コイン]◆DVD「いきなりミックスベジタブル」発売日:2019年9月25日(水)価格:¥3,800(税抜)/¥4,104(税込)品番:YRBN-91309(取材・文:浜瀬将樹)
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芸能ネタ 2019年09月15日 08時00分
EXILEやイケメン俳優も出演! エハラマサヒロ・ミュージカルショー、多彩なゲストは自らオファー「家に友達を呼ぶ感覚」
エハラマサヒロが、9月20日(金)〜9月22日(日)の3日間、新宿FACEにて『The Musicalman』を開催する。 昨年、ピン芸人になって10周年を記念して開催したミュージカルライブ。ゲストにカンニング竹山、タカアンドトシ、徳井義実(チュートリアル)ら芸人に加えて、TERU(GLAY)、山崎まさよし、清水翔太らアーティストも参加した豪華な内容となっていた。そして今年、エハラの強い希望もあって再演が決定。秋山竜次(ロバート)、河本準一(次長課長)ら先輩芸人ほか、NESMITH(EXILE)、松本梨香ら新たなゲストも決定し、よりパワーアップした内容となっている。今回当サイトでは、主催のエハラにインタビューを実施。ショーのことをじっくりと語ってもらった。ーー昨年開催した10周年ライブがパワーアップして今年も行われることになりました。まずは心境をお聞かせください。11、12月にミュージカル『ファントム』に出演するんですけど、ちょうどライブがその稽古期間に入っている時期で、無理やり「ここまで(スケジュールを)押さえさせてくれないですか?」ってお願いしたんですよ。だから、決まった時は本当に嬉しかったです。ーーそれだけやりたい気持ちが強かったんですね。前回は大赤字で、最初から採算取れるとは思ってなかったんですけど、10周年やし、これくらい派手にやっていいだろうと思ってやっていたんですが、終わった時にまた次やりたくて仕方なかったんです。「舞台立っていて良かったな」って思うくらい自分で納得いけるものが出せたイメージでしたね。ーー初めて行く方に向けて、どんな公演内容になるのか教えてください。僕はエンターテインメントが大好きで、お笑いも音楽もダンスもヒューマンビートボックスもボイパもいろんなジャンルを観てきたんですよ。そういう各ジャンルのすごい人ばっかりを集めたメインディシュだけのフルコースを、自分のネタと絡めてお笑いベースのお芝居でやっていこうかなと思っています。ーー昨年の初開催では豪華なゲストがワンコーナーに出演されました。もともとお知り合いだったんですか?TERUさんや山崎まさよしさんは交流があったんですけど、清水翔太さんに関してはまったく面識なかったんですよ。Twitterで相互フォローになっていて、その状態で依頼をして受けてくださったんでビックリしました。ーー今年もネスミスさんや松本さんなどすごいゲストがいらっしゃいますね。昔から知っている仲なので、面白くなる気がしてならんというか(笑)。家に友だちを呼んでいる感覚です。そもそも、僕が友だちになりたくなる人は、いろんな話を聞いたり、知りたいって興味を持つ方なんで、本当にスペシャリストが多いんですよ。ネスミスなんて半端じゃなく歌うまいですし、明るいですし、人としてもいいからコントチックになっても面白い。松本さんもすっごくテンション高くて面白いし、なんやったら芸人っぽい(笑)。楽しくなりそうな気がしますね。ーー10周年で開催はしたものの、ライフワークにしていきたい思いがあるんですか?「毎年やっていきたいな」とは思っています。もちろん、去年と今年では演者もやり方もちょこっと変わっていますし、新しいネタも増えていますし、毎年「いいネタ+世界観」が強いものになっていったらなとは考えていますね。ーーこの公演がミュージカルやお笑い、音楽ファンの架け橋になりそうですね。そういうことをしたくてやっているんですけど、どうしても敬遠される方がいらっしゃいますね。「生で観たらすごいやん」って出会えるものもあると思うので、ぜひ来ていただきたいです。ーーもともとエハラさんは大阪で活動されていましたが、芸風は東京っぽさを感じます。大阪ではバリバリ動く漫才をしていましたからね。東京出てきてピンになった時に、漫談をやっていたんですけど、大阪弁が強すぎてお客さんが引いちゃって、いま標準語と混ぜているんですよ。それで徐々に東京っぽいネタになったのかもしれないです。ーーなぜ大阪から東京へ出ようと思ったのでしょうか?年末の番組『オールザッツ漫才』(毎日放送)で、ナレーションしたりダンスの振り付けやったりいろいろ使われたことがあったんですよ。そこで、僕が加わっていないところで、天津の向(清太朗)さんと南海キャンディーズの山里(亮太)さんが「あいつ何でもできんな。なんで東京いかねーんだろうな」っておっしゃっていて、それがたまたま聞こえたんです。向さんはずっと「お前はピンで東京に行け」って言ってくれていましたし、山里さんが言うなら信用できるというか、「ほんまにいけるかもしれん」って思いまして、友だちもゼロ、頼れる先輩もゼロで出てきました。ーー東京で活動を始めた頃、すぐにチャンスがあったそうですね。上京して2年間はフリーターやっていて、人生どん底ですし「辞めようかな」って思っていたんですよ。何も始めてないのに気持ちだけ落ちていって、「無理や」って勝手に思っていたんですけど、ある芸能の方に出会って認めてくれて、「なんかやらなアカン」と思ったのが大きいです。知っている芸人に連絡して教えてもらったのが、よしもとの最下層のオーディションライブで、そこでボーンと受けたんです。そこからトントンと来て、2年経たずして『R-1ぐらんぷり』(フジテレビ系)で準優勝させてもらったので、確かに早かったのかもしれないです。ーーそんな歴史があったんですね……。最後に『The Musicalman』の意気込みや見どころを教えてください。愛に溢れた舞台だと思います。出演者全員好きな人で、「すごい」と思う人だけ集めさせていただきました。僕が観に行ってすごいと思ったものを全部切り取って、それをメインディッシュに並べていますので、お笑い好きな人も、ダンスが好きな人も、全員が楽しめる舞台です。ぜひ、来ていただきたいです。エハラマサヒロ『The Musicalman』開催日:9月20日(金)〜9月22日(日)開催場所:新宿FACE【出演】エハラマサヒロ/ミラクルひかる/えりなっち/伊藤愛真/黄帝心仙人/TATSUYA9/20公演【Special Guest】1部・2部:NESMITH(EXILE)、1部:秋山竜次(ロバート)、2部:相席スタート9/21公演【Special Guest】1部・2部:塚本高史、1部:インディアンス、2部:河本準一(次長課長)9/22公演【Special Guest】1部・2部:松本梨香、1部:ジェラードン、2部:原西孝幸(FUJIWARA)(取材・文:浜瀬将樹)
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芸能ネタ 2019年09月14日 19時00分
「事務所を通さなくていい」中居正広の助言でブレーク? 『パラデル漫画』、人気芸人とのコラボ作品も入ったDVD発売!
パラパラ漫画から絵が飛び出る立体的なオリジル動画「パラデル漫画」を生み出した若手芸人・魂の巾着の本多修のDVD『ようこそ! パラデル漫画へ』が発売中だ。 TwitterやYouTubeに投稿された作品は、時に100万回再生されるほどの人気ぶりで、巷を席巻。その話題性もあって、企業とのコラボや、『ワイドナショー』(フジテレビ系)、『なかい君の学スイッチ』(TBS系 ※現在は『中居くん決めて!』)といったテレビ番組にも数多く取り上げられている。 今回は、「パラデル漫画」について深く話を聞くため、本多にインタビューを実施。作品のことはもちろん、番組出演の裏話まで聞いた。ーー謹慎をきっかけに「パラデル漫画」をやり始めたそうですね。もともと漫才出番で寝坊をして3か月謹慎になったんですけど、その時は「パラデル漫画」は、まったく頭になかったものでした。最初はTwitterでリツイートを増やすにはどうしたらいいか考えていたくらいで……。もともと絵が好きでしたし、パラパラ漫画だったら僕の発想も生かせるし、いけるかなって思って始めました。当時は、パラパラ漫画でキャラクターを踊らせていたんですけど、紙の中では物足りなくなって、「飛び出すと面白いな」ってやり始めたら反応も良くて、そこを伸ばした感じです。ーー今回のDVDは「パラデル漫画」の作品集とのことですが、夢が現実になったような形ですか?ひとつの作品になるっていうのは、すごくいいことだし、僕的に「DVDを出す」っていうのが、すごいことやってる感が増すというか……。ーー作品によって違うとは思うのですが、1話作るのにどれくらいかかるものなんですか?最初は何も分からずゼロから作っていたので、1か月くらいはかかっていました。DVDに収録されているものだと、「松本人志の作り方」は、技術的に早くなっていたんですけど、アイデアを出すのに結構時間がかかりましたね。ーーそれだけ時間がかかるものだと、かなり大変ですね。以前は「これを見せたらみんなどんな反応するんだろう?」って思いながら作っていたんですけど、今は推しているキャラクターの「ぱらお」と「ぱらみ」と遊んでいるような感覚です。だから、大変っていうイメージがないですね。ーーネタと同じで、起承転結や個性も必要になってくると思います。話を作る上でこだわっている部分は?例えば、ぱらおとぱらみが転んじゃうとかクルッて回るとか、なくてもいい無駄なものを入れると、よりリアリティーが出て無駄が無駄じゃなくなるんです。割とその無駄な部分に時間がかかっちゃうこともあるんですけど、そういうところは絶対に入れようとしますね。ーー先日は「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'18/ 第24回AMD Award」の新人賞にあたる江並直美賞を受賞されましたね。狙おうと思って獲れたものではないですが、すぐに親には言いました(笑)。芸人を10年以上中途半端にやってきた負い目もあったので、賞を頂いたり、テレビとか出させてもらったりする中で、「自慢していいからね」って言えるようになったのは大きかったですね。ーー『ワイドナショー』では、ダウンタウンの松本人志さんの「松本人志の作り方」を発表しました。どんな方でしたか?とにかく優しかったですね。『遺書』(松本の著書)とかも読ませてもらっていたので、すごく怖いイメージがあって「パラデル漫画」も突っぱねられるイメージがあったんですけど、しっかり話を聞いてくれたり、松本さんがTwitterでリツイートしてくれたり……。収録が終わった後も「先生ありがとなー」って言葉をかけてくださってすごく優しい人でした。ーー『なかい君の学スイッチ』では「中居君の作り方」を中居正広さんにお見せしたそうですね。作品を見せた時に「すごーい」って拍手してくださって、「ファンの人に伝えたい」って言ってくださったんです。僕の中では『世界に一つだけの花』とリンクするように作っていて、ファンの方が喜んでくれたら……と思っていましたし、Twitterで「中居くんがあんなこと言うの珍しい」とか、「イラストだけでもダンスしている姿が見られて嬉しかったです」って声があったりして嬉しかったです。ーーそれから様々な仕事につながったんですね。松本さんと中居さんが同じこと言ってくれたんですよ。中居さんは「事務所を通さなくていいから、パラデル漫画広めな」って言ってくださいましたし、松本さんも「すごいことしてるんやから、ちゃんとお金取りや」って。お二人が「パラデル漫画」自体に背中を押してくれたところはありますね。ーー最後に本作のおすすめポイントを教えてください。アメリカへ行ってロケをしたんですけど、「ぱらお」と「ぱらみ」の面白さが存分に出ています。僕が芸人やっている時より面白くて笑わせてくれるので(笑)、ぜひ観てほしいです。『ようこそ! パラデル漫画へ』価格:1,944円(税込)品番:YRBN-91327POS:4571487580560(取材・文:浜瀬将樹)
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芸能ネタ 2019年08月26日 23時30分
「あるある探検隊」をやり続けるしかなかった? レギュラー、ブレーク時の苦悩と介護をはじめた理由を語る
「あるある探検隊」ネタなどで知られるお笑いコンビのレギュラー(松本康太、西川晃啓)が著書「介護のこと知ってはります?」(竹書房)を出版した。2人はお笑い芸人として活動する傍ら、「介護職員初任者研修」や「レクリエーション介護士」の資格を取得。最近は介護施設を積極的に回って、高齢者を対象としたレクリエーション活動に力を入れている。本書を出版したきっかけや、介護を通じたお笑い活動の展望などについて改めて話を聞いてきた。—— レギュラーが介護に興味を持つようになったきっかけを教えてください。松本:ちょうど「あるある探検隊」で僕らがテレビとかによく出させてもらっていた時期に、うちのおばあちゃんの物忘れがすごくひどくなったんです。おかんがおばあちゃんの面倒を見ていたんですけど、そのおばあちゃんが亡くなって、僕に少し時間のゆとりができた時に、そういえば介護って大変やなって、介護のことについて考えるようになったんです。—— ご自身のおばあちゃんがきっかけなんですね。松本:そうです。タイミングよく、先輩の河本準一さんが毎月、岡山の高齢者施設へボランティアに行くようになっていて、僕らもそこにお手伝いでついていくようになったんですけど、施設の利用者さんに「あるある探検隊」のネタがすごく好評で。手拍子を一緒にしてくれたりする高齢者の人たちの姿を見て、こういう場所で「あるある探検隊」のネタはすごく向いているんやなって。河本さんも「君ら、介護のこと一度勉強して見たら」って言ってくれて、僕らからしたら言われたものの、何を勉強していいか最初はわからなかったんですけど、年配の人に介護のことを知らずに迷惑かけないようにって、まずは「介護職員初任者研修」を勉強しにいって、その後も「レクリエーション介護士」の資格を取ったんです。これで施設に行って改めてお笑いしようって。その辺の経緯は今回の本にも詳しく書いています。—— 著書「介護のこと知ってはります?」は具体的にどんな内容のことが書かれているんでしょうか?西川:専門的なことも書いているんですけど、まずはほんまに入門のような本をって、これから介護に取りかかろうとする人たちの道しるべになるような内容にしました。松本:僕らが介護の入口に立ってみて気がついたこと、介護って意外とこうなんですよっていうようなことをできるだけわかりやすくまとめたんです。あとは万が一自分のお父さん、おじいちゃんが物忘れがひどくなってきたら、どうしたらいいんやろうってなった時に、こういう人に相談してこういう施設に相談したらいいですよって言うようなことも書いています。そんなに難しい書き方はしていないし、僕たちが書いた本ということで、誰にでも手に取りやすい、やさしい内容になっていると思います。介助の仕方なんかもユーモアを交えて説明していて、きっと学びながら楽しんでもらえると思います。—— 介護施設を回る時はお二人の考案した「レギュラー介護体操」を高齢者を相手に披露するそうですが、施設を回る際に工夫していることはありますか?松本:できるだけ利用者さんにしゃべってもらうようにしています。デリケートな分野でもありますが、それを笑いに変えて何かができるとすれば、それをできるのは芸人だけだと自分たちは思っているんです。—— お笑いで多忙な中、介護のことを勉強するのは大変じゃなかったですか?松本:我々はキャラ芸人。「あるある探検隊」でブレイクはしましたけど、世間的には一発屋芸人の扱いなんです(笑)一発屋は売れている間はいいんですけど、ブームが去った後は「空白の2、3年」のような、仕事がほとんどなくなってしまう時期が来るんです。リーマンショックに例えると、景気がぶわって上がって、一気に手を引いたら、家も売れない段階で借金だけ増えてしまっている、そういう感じの時期です。僕らにもその時期があったんです。過去にも名だたる一発屋芸人さんたちがその状態に陥っていったんですけど、その時期に何をするってなると、たいていの芸人はじっとしていることが不安になりますから、この期間に何かほかのことを勉強したいって考えるようになるんです。例えば髭男爵のひぐち君やったらワインエキスパートとか、ムーディ勝山さんや木村卓寛さんだったらロケバスの資格の勉強だったり。不安だから何かしたいとという気持ちに駆られるのは一発屋あるあるでしょうね。僕らの場合はそれが介護の勉強だったんです。西川:じっとできないっていうか、何かしないとっていう心境だったんです。それで介護の勉強をしようって。—— ネタが売れて、その後、ブームが去る時ってそろそろだなって気付くものなんですか?西川:本人たちはだいぶ前からわかります(笑)松本:正直、僕らでいくと、「あるある探検隊」でCMの依頼が来た時点で足ぶるぶるでしたね。そろそろやなって。それ以前にダンディ坂野さんのものすごい死に方というものを目の当たりにしていましたし、テツandトモさんの神隠しにあったんですかっていうくらいの消え方も見てきたんです。自分たちの番が来たと思うと恐かったですね。—— ブームが去る前に次のネタを流行らせるというのはできなかったんですか?松本:僕らはリズムっぽいので行ったので、いろんな人に「それだけやっていたらあかんよ」って忠告はされていたんです。で、僕らは「わかってます」って言っていたんですけど、テレビ局の人に「今日はあるある探検隊のネタ以外をやりたい」って言ってもブームの最中はなかなか相手にされないんです。「じゃあ、いりません」っていうことになってしまうんで。「あるある探検隊」だから出て欲しいっていうのがテレビ局側の言い分。だから結局、新しい次のネタを披露することもできず、やり続けるしかない(笑)—— でも一発屋といっても、ダンディさんもテツandトモさんも、ブームが去った後また何年かして、華麗に復活して活躍されています。西川:そうなんです。それも一発屋あるあるなんです(笑)松本:僕らも先輩から、「(一度消えても)5年後や10年後にはまた絶対出て来れる」って言われました。「お前らはフレッシュな野菜やったんやと。でも、野菜って足早いけど、それをぬかどころにしたら、いい出汁が出て、また違う商品になれるんやって。だからその出汁が出るまでは、いろんな武器を身につけて食いつなげ」って。—— 次の自分たちのキャリアを考えた中で、介護に目を付けて、それをお笑いと融合させてやっていこうという試みはすごく面白いし、期待が持てます。西川:介護と笑いをどういうふうに活かせていけるのか、僕らも勉強しながら考えていきたいです。この本もいろんな人に手に取って欲しい。それこそ老老介護というのが広がっているんです。若い方にもこの本を読んでもらって、少しでも介護のこと知ってもらえたら嬉しいです。松本:誰でも手に取っていいし、介護士さんに、こういう分野でのお笑いの混ぜ方というのをこの本を通じて勉強してもらうのも楽しいと思います。これを読むみなさんもぜひ、僕たちの本を手に取ってみてください。【書籍情報】『レギュラーの介護のこと知ってはります?』著:レギュラー・松本康太、西川晃啓単行本: 159ページ出版社: 竹書房(取材・文:名鹿祥史)
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2023年09月13日 18時00分
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2023年09月10日 17時00分