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芸能ニュース 2020年11月11日 07時00分
元エビ中メンバー宇野愛海、“暗い役”が多い中で新境地! 女優としてのスタイル、新作映画での挑戦明かす
回復期リハビリテーション病院を舞台に、新人理学療法士の宮下遥と、彼女を取り巻く人々との物語を描く短編映画『歩けない僕らは』(11月18日DVDリリース)が、メガホンを取った佐藤快磨監督の最新作『泣く子はいねぇが』(11月20日公開)の公開に合わせ11月18日DVDリリースされ、12月4日より長野の千石劇場、12月19日より名古屋のシアターカフェで上映される。ヒロイン遥を演じた宇野愛海に同作の見所や撮影の裏話を聞いて来た。 >>全ての画像を見る<<ーー今回の作品は回復期リハビリテーション病院を舞台にした、医療の現場の物語ですが、実際に施設に行って取材をされたと聞きました。 宇野:台本ができる前にまず監督と施設に行って、実際に一年目の理学療法士さんにお会いして、いろんな情報を教えていただいたりしました。仕事をする上でのやりがいから、大変なこと、葛藤まで、いろんな話を聞かせてもらいました。わたしは理学療法士という言葉すら知らなかったんです。全てが初めて知ることでした。難しい専門用語や、理学療法士さんの動きなどもベテランの理学療法士さんに撮影中付きっ切りで教えていただいたりして、施設の方々や関係者の方には本当にお世話になりました。ーー施設で働く人に接して、率直にどんな印象を持ちましたか。 宇野:明るい人が多いなって印象を持ちました。施設全体が温かい雰囲気で、患者さんと理学療法士さんの間にも信頼関係があるんです。すごく刺激をもらえました。わたしは人見知りなタイプ。遥と近いタイプなので、実際に働く自分を想像して大変だろうなと思ったりもしました。皆さんのコミュニケーション能力がすごく高い印象でした。ーー今回の作品は宇野さんにとっても、役者として成長する機会を与えてくれたいい映画になったのでは。 宇野:これまでは学生の役が多かったんです。初めてこうしてきっちりと職業のある役をやらせていただきました。自分が演じる役の幅が広がったなって思います。撮影の時は19歳。今21歳ですけど、これからは求められる役も変わっていくだろうなって。そういう意味でもいい経験になったと思っています。ーー宇野さんは女優として、どんなこだわりや将来像を抱いて仕事をしているのですか。 宇野:わたし、嘘をつくのが嫌なんです。例えば台本に泣くと書いてあって、泣けなくて泣くふりをするのが嫌で。こなすのではなく、気持ちでぶつかっていけるような女優さんになりたいなって思っています。泣くなら本当に泣く、笑いたい時は本当に笑う、そんな風にしたいなって。そこで本当に泣くために気持ちを作る。そういう役作りをしようと思っています。今回の撮影中も共演する落合モトキさんとは控室でも全く話をしなかったんです。落合さんは今回、左半身が不随になった患者さんの役。自分が演じる遥と、落合さんの演じる柘植の関係性を考えてそうしたんです。落合さんも自然と距離をとってくださいました。ーー宇野さんは元私立恵比寿中学のメンバー。アイドル時代からのファンも含め、宇野さんを応援してくれる人に、この作品を通じてどんな自分を見てもらいたいと思っていますか。 宇野:私は暗い役を頂くことが多く、泣いたりするシーンも多いんですけど、この作品は女の子が仕事に向き合う姿勢であったり、人間として成長する姿が描かれているんです。そういうところは今までの自分が演じて来た役とは少し違っていると思います。そういう部分に注目して見てもらいたいです。ーープライベートはどんな感じなんですか。 宇野:明るいです(笑)。意見もはっきり言うし。ーーこれまでの役者としてのキャリアの中で手応えを感じた作品はありますか。 宇野:『罪の余白』(2015年)だと思います。監督が厳しくて、撮影に入る前のリハーサルでだいぶしごかれて、そこで演技に対する向き合い方が変わりました。初めて気持ち先行で演じるようになって、女優としての意識も変わったんです。内野聖陽さんをはじめ、実力派の俳優さんもたくさんいた現場で、内野さんには特に刺激をもらいました。本当に役になりきられていて、それが怖い役だったので、わたし、「顔も見たくない」って思っていたくらいなんです(笑)。ーー同世代の役者さんから刺激をもらうことはありますか。 宇野:今回の作品だと堀春菜さんは同年代の女優さんで、会う前から、実力派で「堀春菜は(演技がうますぎて)怪物だから」って聞かされていたんです。一緒にやってみて、演技がナチュラルで、やっぱりうまいなって思わされました。わたし自身も今20代になって、ここからが勝負だなって思っているんです。コンスタントにいろんな現場に入って、共演者の人にいろんな刺激をもらいながら頑張っていきたいと思っています。ーー憧れの俳優さんはいますか。 宇野:憧れているのは草なぎ剛さんと仲野太賀さん。いつ見てもすごいなって。最近見た映画だと草彅剛さん主演の『ミッドナイトスワン』がすごく好きで、携帯の待受もそれにしているくらいなんです。ーープライベートのことを聞きたいのですが、普段はどんな趣味を持っていたりするのですか。 宇野:映画を見るのが趣味です。あと、カラオケで歌を歌うことも好きです。うまいというわけではないんですが(笑)。ーーどんな歌を歌うのですか。 宇野:昭和の歌とかが多いかもしれません。中森明菜さんとか。ーー中森明菜さん? 宇野:はい。今のアイドルにいないタイプという感じで、すごく好きなんです。陰な感じがあって、そこにも惹かれます。「少女A」とかよく歌います。山口百恵さんも好きです。かっこいいなって。エビ中も歌いますよ。あとラップも。Creepy Nutsさんとか、好きでよく聴くんです。ーー今回の作品を経て、来年は女優さんとしてさらに充実した一年になりそうですね。 宇野:「アイカツ!」シリーズの新プロジェクト『アイカツプラネット!』にも参加しているんです。いい年になればいいなと思っています。みなさん、ぜひ、注目してください。映画『歩けない僕らは』出演:宇野愛海 落合モトキ 板橋駿谷 堀春菜 細川岳 門田宗大 山中聡 佐々木すみ江監督・脚本・編集:佐藤快磨配給・宣伝:SPEAK OF THE DEVIL PICTURES11月18日DVDリリース公式サイト:aruboku.net(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2020年11月08日 07時00分
芸能界ピアノ女王なのに“音痴”で近所トラブル!? 山口めろん、動画には映っていない秘密も明かす【話題のYouTubeチャンネル“ここだけの話”】
キングコング・梶原裕太扮するカジサックの成功や、コロナ禍での自粛期間突入なども相まって、“芸能人YouTuber”が急増している。持ち前のキャラクターや企画力などを駆使して、YouTube界に飛び込んでいるタレントやモデルは、いま何を思うのか? ネットの世界に挑戦する彼ら・彼女らにスポットを当てる連載企画。 今回は、2018年、芸能人が自らの趣味や特技を披露し、その分野のNo.1を決める『芸能界特技王決定戦 TEPPEN』(フジテレビ系)の人気企画『ピアノ部門』で優勝を果たしたタレント・山口めろんをフィーチャーする。 >>まさかの先輩ゲスト登場あるか!? キンタロー。、YouTubeチャンネルを本格始動!【話題のYouTubeチャンネル“ここだけの話”】<< ピアノ歴25年以上で、音大(日本大学芸術学部音楽学科ピアノコース卒業)にも通い、絶対音感を持つ彼女。しかし、音楽家として“音痴”という致命的な弱点を持っている。主にピアノの弾き語りをしているYouTubeでは、その弱点を魅力に転換。美しい音色に乗せた彼女の独特な歌声が「クセになる」とネットで話題となっているのだ。紆余曲折を経て人気を獲得し続ける彼女に話を伺った。――『TEPPEN』優勝は、タレント活動するうえで大きな分岐点になりましたか? そうですね。初めてゴールデン帯に出させていただいた番組で、それから「ピアノ弾く子だ!」とか「番組観たよ」とか、声をかけていただくことも増えました。あと、初心者の方に向けてピアノの教則本『めろんと一緒にピアノをはじめろん』(シンコーミュージック)を出させていただいたのは嬉しかったです。 音大生の頃はそんなにピアノが上手な方じゃなくて、自信がなかったんですけど、番組に出させていただいたおかげで自信がつきました。芸能活動するうえで、引き出しのひとつくらいとしか思っていなかったピアノが、思いのほか反響があって驚いています。――そんな活動をする中で、YouTubeチャンネルを立ち上げた経緯を教えてください。 もともとSNSではピアノ動画を上げていたんですけど、YouTubeを始めるきっかけが自分のなかでなくて……。まとめて観られる場所があればいいなと思っていたら、ちょうどコロナ時期になり、おうち時間も増えたので始めました。――弾き語りの選曲はどうされているんですか? 基本、年齢を問わず、若い人にも年配の人にも分かるようなメジャーな曲や、最近流行っている話題の曲を選ぶようにしています。――自分の好きな曲を披露しようとは思わないんですか? まずは、いろんな人に観てもらうために誰でも知っている曲をやらせてもらって、将来的には、自分の好きな曲もやってみたいとは思っています。――どういう楽曲がお好きなんですか? じつはやってみたい曲などがあれば教えてください。 今はポップスが多いですけど、3歳からクラシックを聴いていたので、マイナーなクラシックの曲を弾けたらいいなと思います。――独特な歌声の弾き語りが話題ですが、歌おうと思ったきっかけは何だったんですか? 私、歌が下手だなんて最近まで気づいていなかったんですよ。自分が弾き語りをしているときは、世界一歌がうまいアーティストだと思っていたので、それをYouTubeに上げて、みんなに聴いてもらおうって。でも、いざ上げると『面白いですね』『笑いました』『元気が出ました』というコメントばかりで……。全然笑わせるつもりはないのに、自分の意図しないものばかりだったので、“私おかしいのかな?”って思うようになりました(笑)。でも、皆さんあたたかいコメントばかりなので続けたいと思っています。――最近の動画を観ていると、カメラのアングルにもこだわっているように思います。 最初の頃、定点カメラ1個で全然こだわりはなかったんですけど、私のYouTubeを観て、協力してくれるマネージャーさんやスタッフさんが増えて、今はカメラを5台くらい使って、私の技術ではできないカメラワークとか、いろんなやり方でフォローしてくださっています。最近では「音をよくしたい」ってスタッフさんが専用マイクを持ってきてくれました。――撮影中に起こった中で、印象的な出来事はございますか? 基本お家で撮るんですけど、カメラが映るところは絶対に綺麗にしなきゃいけないじゃないですか。家にモノが多くて隠してはいるんですけど、詰めが甘くて、脱ぎっぱなしの服が見えたり、ホコリが見えたりしています。スタッフさんがわざわざ消してくれるので、本当に申し訳ないです(笑)。――大きな反響のあった動画を教えてください。 以前、あいみょんさんの『裸の心』を上げたんですけど、それは自宅ではなくてスタジオを借りて『THE FIRST TAKE』(アーティストがリハーサルなしの一発本番で歌を披露するYouTubeチャンネル)風にパクッ……オマージュしたんですけど(笑)、スタッフさんがこだわってくれて、コメントもたくさんきました。――では、ご自身でお気に入りの動画は? 一番最初に上げた『Let It Go~ありのままで~』は全部自分でやったので、思い出深いです。今観ると、画角もあっていないし、画面も暗いんですけど、消さずに置いています。たまに見返すと、今より歌が上手で驚くんですよ(笑)。どうやら、弾き語りをすればするほど、自信だけついているようで……。前より声が大きくなって、音程がめちゃくちゃになっています。“このまま続けていいんだろうか”って思いますね(笑)。――絶対音感をお持ちだそうですが、“歌”は関係ないんですか? そう思うじゃないですか。以前、大学の先生に「耳がいいのと歌うのは別なんですか?」って聞いたら「基本、耳がいい人は音程も取れて歌えるんだけど、君みたいな人は初めてだよ」って言われて(笑)。でも、それが自信になりました。普通のピアノ動画だとプロには勝てないのは分かっていたので、こういうものは“私にしかできないこと”と信じています。――過去にはアイドルもされていたそうですが、その時は影響なかったんですか? ユニットアイドルを組んでいたことがあって「めろんちゃんは歌わなくていいよ」って私だけダミーマイクだったんですよ。でも当時は気づかなくて“私だけマイク軽いな”って思いながら歌っていました(笑)。――今後YouTubeでやってみたいことはありますか? コロナになる前は、ストリートピアノが流行っていたじゃないですか。東京都庁に行って弾き語りをしてみたかったんですけど、今はできないので、世の中が平和になったらやってみたいです。――めろんさんのチャンネルの魅力は、どんなところにあると思いますか? ピアノ動画をアップしている人はたくさんいるし、“弾いてみた”や“歌ってみた”動画もめちゃくちゃ多いじゃないですか。ただ、私にしかできない弾き語りがあるので、1回ハマってくれると、ずっと観てくれるんじゃないかなって思います。最初は不快になる人もたくさんいると思うんですけど(笑)、聴いていくうちに謎の中毒性があるとは言われます。――現在、YouTubeにアップされているのは一人暮らしのご自宅。ピアノは実家から持ってこられたんですか? 東京に来て中古で買いました。ローンを5年くらいかけて小刻みに払いましたね(笑)。――引っ越しが大変なのでは? ピアノって運ぶのが大変なので、引っ越すハードルがめちゃくちゃ上がるんですよ。今3階に住んでいるんですけど、階段で持っていけなかったので、クレーンで運んでもらいました。ピアノって運ぶのにお金がかかりますし、階によって値段も上がっていくので、私が引っ越しをしたときは10万円くらいかかっちゃいました。――隣人さんとトラブル中だとお聞きしました。 そうなんですよ(笑)。私が住んでいるところは楽器OKなんですけど、防音ではなくて……。YouTubeを始めるようになってから、特にお家で弾くことも増えたので、私が音痴すぎてトラブルを起こしちゃっていますね(笑)。――(笑)。最後に読者へPRをお願いします。 最初は騙されたと思って、私の動画を観てほしいです。よろしくお願いマスクメロン!(取材・文:浜瀬将樹)YouTube 山口めろんちゃんねるhttps://www.youtube.com/channel/UCbjgleVuLMXqVCkb_xg_icA
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芸能ニュース 2020年11月07日 07時00分
3時のヒロイン福田の天才ぶりに驚愕!? “同居人”つぼみ大革命、シングル売り上げ躍進の陰につんく ♂あり!
つんく ♂が、作詞・作曲、ジャケットデザイン、衣装、振付、MVなど全面プロデュースしたつぼみ大革命の7thシングル『逆襲のYEAH!』が絶賛発売中。オリコンウィークリーチャート5位にランクインした同曲は、つんく ♂節がちりばめられたアイドルソングで、“コロナ禍で元気のない日本を盛り上げる一曲”として話題を集めている。 >>全ての画像を見る<< そんなつんく ♂のプロデュースを受けたつぼみ大革命は、杉山優華、松下千紘、吉岡久美子、しより、樋口みどりこ、恵梨華、水森依音、糸原沙也加、岡本りんの9名からなるアイドルグループ。彼女たちの特徴は、歌だけでなくコントをする点。『THE W 2019』(日本テレビ系)の決勝にも進出し、その実力は折り紙つき。同大会で優勝を果たした3時のヒロイン・福田麻貴が、彼女たちのライブを構成しているのは有名な話である。 今回、シングル発売を記念して3人3組に分かれて話を伺った。こちらでは、リーダーの杉山、樋口、恵梨華のインタビューをお届けする。ーーつんく ♂さんから受けたアドバイスの中で、印象的だった出来事、または勉強になったことなどを教えてください。 杉山「(レッスンの時)つんく ♂さんからもらったダメ出しを、自分らなりに解釈して踊っていたんですけど、『振り付けられた時のまんまクセなしで踊って』『最初に戻して』ってアドバイスされたんですよ。そこで、“つぼみって知らず知らずのうちにダンスを変えてしまっていたんやな”って思って。『逆襲のYEAH!』はもちろんですけど、今後、別の曲でも振り付けをいただいたときは、プレーンに分かりやすく踊っていこうって思いましたね」 樋口「歌詞こそが、つんく ♂さんからの私たちへのメッセージだと思っていまして、すごく鼓舞されました。歌詞の中に『夢でも見なきゃやってられない!』ってあるんですけど、その通りやなって思いながら、噛み締めながら歌っています」 恵梨華「ダンスのご指摘で、エイトカウントをしっかりとるっていう(ことを学んだ)。練習のときに、ただ踊るんじゃなくて『1曲丸ごと“ワン、ツ、スリー、フォー……”を口に出しながら踊ってみてください』っておっしゃられて。“エイト”のところでしっかりポーズを決めたり、アクセントをとるっていう練習なんですけど、ほかのレッスンでも使えるなって勉強になりました」ーー恵梨華さんは、先日行われたオンラインライブで、つんく ♂さんへの想いをぶつけ、涙ぐむ一幕がありましたよね。 恵梨華「小さい頃からモーニング娘。さんが好きで、“つんく ♂さんにプロデュースしていただきたい”ってずっと思っていたので、まさか夢が叶うなんて思っていなかったし、遠回りしたけどプロデュースしてもらえて嬉しいなって。つんく ♂さんはTwitterのリプで『頑張ろな』とか返してくれるんですけど、いつも“本人から!?”って驚きます(笑)」ーー今まではセルフプロデュースが多かったですが、今回、つんく ♂さんの目線が入ることで、つぼみ大革命として変化があったのでは? 杉山「めちゃくちゃありました。衣装もこれまでは各自担当カラーを取り入れたものにしていたんですけど、お任せしたら赤に統一されて。しかも一人ひとり形が違って、“この子は短パンで、この子はタイトな服なんや”とか、それぞれ合っていると思ったし、アー写(アーティスト写真)もバランスを見て並びを決めてくださったんですよ。やったことのない並びだったので、見たことがない写真が出来上がりました」 恵梨華「今までつぼみのジャケットって笑顔が多かったんですけど、今回クールなジャケットになっていて。逆に難しかったです。(カメラマンから)『もうちょっとだけ笑わないでください』とか……。そういう表情を作る勉強にもなりました」ーー盟友の福田さんが『いつキスすんねん』を作詞。メンバーの杉山さん、恵梨華さん、糸原さんが一緒に住まれているそうですが、彼女の作詞を見てどんなことを思いましたか? 恵梨華「ワードセンスがすごいなと。例えば(歌詞に出てくる)『レモンサワー』は、どの飲み物でもいいのに、レモンサワーを選ぶことで情景がすぐに浮かぶし、麻貴さん曰く、実体験ではなくて、いろんな人に聞いたり、恋愛のあるあるをまとめたりしたらしいので、麻貴さんってスゲーなって思いました」 杉山「こんな“つぼみっぽくない、でもつぼみを感じられる曲”を書いてくれたんやって驚きましたね」――福田さんから受けたアドバイスで印象に残っていることはありますか? 樋口「(『いつキスすんねん』の)レコーディング中に、歌の指導もしてくださったんですよ。『母音は強く歌わないで』とか、『ここはこういうメッセージがあるから、それを想いながら歌ってくれたら、すごく気持ちが乗ると思う』とか、細かく教えてくださって……。もうすごすぎて“この人に出来ないことって何があるんやろ?”って思いました(笑)」ーーつぼみ大革命の皆さんのことを初めて知る方もいらっしゃると思うので、メンバーからみた3人の魅力を教えていただきたいです。まずは恵梨華さんの魅力からお願いします。 樋口「彼女は“1人つぼみ”をやってくれていて、明るい、面白い、かわいいが凝縮された子だなって。恵梨華が一人でいることで、パッと明るくなる。恵梨華がいると心強いし、ヒマワリみたいな子だなって思います」 杉山「つぼみの笑いの部分を担ってくれている人で、“普通は振り切れんやろ”ってところまでやってくれるので、恵梨華のおかげでつぼみらしさが出ます。罰ゲームとか、みんないきたくない時も『私いきます!』って行ってくれて、ほんまに助かっていますね(笑)。あと、浮き沈みがないので“アイドルやな”って思います。ずっとポジティブで明るくて、家でも変わらないので、メンバーとして頼もしいし、憧れるし、スーパーマンだと思います」ーーでは杉山さんはいかがでしょうか? 恵梨華「リーダーということで、メンバーを守ってくれるのはもちろんなんですけど、私たちが苦しくなったときに、最後に守ってくれるのは優華さん。でも、私が一番すごいと思っているのは、優華さんのツッコミなんですよ」 杉山「もうええってそれ! いっつも言うやん!」 樋口「(笑)。歌もダンスもトップレベルですし、リーダーということもあって、メンバーを一人ひとり見てくれているんですよ。そして何より、リーダーはつぼみのファン。みんなのことを愛してくれているのが、ひしひしと伝わるし、それがファンの方にもバレている。本当に愛のある人で、優華さんがリーダーで良かったって思うことは多々あります」 杉山「(聞いていたら)めっちゃウルさいつぼみ好きな人やん」ーー最後に樋口さんについてお願いします。 恵梨華「みどりこさんはミステリアス。“もっと知りたい”って思う人です。私生活も全部気になるのに、追いかけてもみどりこさんに届かない。ムカつくくらい非の打ちどころがない。ファンの方も、みどりこさんを崇拝しているくらい魅力的で、一番芸能人って感じです」 杉山「一番つぼみの中で変なんです。メンバーの中で常識人っぽく振る舞っているけど、一番ぶっ飛んでいて、突拍子もないことを言うんですよ。でも、その意見はみんなが思いつかないようなことで“めっちゃいいやん!”ってなるっていう。あと、つぼみのことを一番見守ってくれているなって思います。私たちがキャッキャしているところを一歩下がって冷静に笑顔で見てくれていて、つぼみの母みたいな存在です」ーー中止になった全国ツアーのファイナル公演が11月8日に決定しました。オンラインでもやるライブですが、意気込みをお願いします。 恵梨華「(6回公演予定が)2回しか行われなかった伝説のライブというか(笑)。つぼみはいつもこうで、何かドーンってしたいことがあっても、いつも壁ができちゃうんです。でも、こういうことは何度も乗り越えてきたんで、何も怖くないというか。(コロナになっても)“いつかできる。そのために今は蓄える時間や”ってみんなポジティブに考えていたので、この時期でダンスや歌のレベルが下がっているって思われるかもしれないですけど、むしろツアーでやろうとしていた何倍ものパワーでお届けしようと思っています。絶対に観てほしいです」 杉山「コロナの期間に麻貴ちゃんがテレビに出て、つぼみのことも言ってくれていたので『つぼみのファンになりました』って言ってくれる若い子も増えました。初めてワンマンを観る方にも楽しんでもらえるようなライブを作りたいと思っていますし、7枚目のシングルを出したので、最強の曲を組み込んで、最強のファイナルをやりたいと思っています。安心して観にきていただきたいです」 樋口「本来だったら行きたかった場所もあるんですけど、逆にこういう時期になったからこそ配信が武器になると思っています。会場で盛り上がれるのは幸せなことなんですけど、観にこられない方も、おうちで楽しめるので、もっとたくさんの人をつぼみファミリーに取り込めたらいいなと思っています」(取材・文:浜瀬将樹)『逆襲のYEAH!』絶賛発売中!▼「つぼみ大革命初全国ツアー〜バーンといってガーンと突破〜FINAL」【日程】2020年11月8日(日)【場所】YES THEATER(大阪)【時間】<1部>開場14:00 開演 15:00 <2部>開場18:00 開演 19:00【料金】前売¥3,000 当日¥3,500 配信¥1,500※劇場観覧用チケットは完売!現状配信チケットのみ販売「オンラインチケットよしもと」から発売中https://online-ticket.yoshimoto.co.jp/(24時間の見逃し視聴サービスあり)▼「ツボミ―ティング」【日程】2020年11月12日(木)【場所】よしもと有楽町シアター (東京)【時間】開場19:00 開演 20:00 終演 21:30予定【チケット料金】前売¥2,300 当日¥2,800 配信¥1,000「チケットよしもと」にて10/17(土)10:00~一般発売開始https://yoshimoto.funity.jp/配信チケットは「オンラインチケットよしもと」から発売中https://online-ticket.yoshimoto.co.jp/(24時間の見逃し視聴サービスあり)
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芸能ニュース 2020年11月03日 07時00分
念願のつんく♂プロデュース楽曲、レコーディング秘話も 「喝が入った」つぼみ大革命、“面白い”だけじゃなく“歌もダンスも最強”に!
つんく♂が、作詞・作曲、ジャケットデザイン、衣装、振り付け、MVなど全面プロデュースしたつぼみ大革命の7thシングル『逆襲のYEAH!』が絶賛発売中。同曲は、つんく♂節が散りばめられたアイドルソングとして話題に。オリコンウィークリーチャートでは、5位にランクインした。 >>全ての画像を見る<< そんな今、波に乗るつぼみ大革命は、杉山優華、松下千紘、吉岡久美子、しより、樋口みどりこ、恵梨華、水森依音、糸原沙也加、岡本りんの9名からなるアイドルグループ。彼女たちの特徴は、歌だけでなくコントもできる点。『女芸人No.1決定戦 THE W 2019』(日本テレビ系)の決勝にも進出し、その実力は折り紙つき。同大会で優勝を果たした元メンバーの3時のヒロイン・福田麻貴が、ライブの構成やコント台本を手がけているのは有名な話だ。 今回、シングル発売を記念して3人3組に分かれて話を伺った。こちらでは、水森、吉岡、糸原のインタビューをお届けする。ーーグループを結成して10周年の記念すべきシングルが、つんく♂さんのプロデュース。常々「つんく♂さんにプロデュースしてほしい」と言ってきていたそうですが、実際に受けることになったと聞いて、どんなことを思いましたか? 水森「まさか自分の人生にこんなサプライズがあるとは思っていなくて、単純にうれしかったです。グループとして10年やってきて、自分の中で全力でやっているつもりなんですけど、どこに向かっていけばいいのか分からなくなったときに、この話を受けたので、本当に喝が入ったというか、いい意味でプレッシャーをいただいたので感謝しています」 吉岡「まず、“夢って叶うんや”って思ったのと、“言い続ければ届くんや”っていううれしさがありました。その日に『逆襲のYEAH!』ってタイトルも教えてもらって“これはほんまに逆襲できるかもしれへん!”って思いました」 糸原「私はアイドルになりたくて、なんやかんやあって吉本に所属になったんですけど(笑)、アイドルをしているうちに、吉本とつんく♂さんっていう絶対交わらなさそうな2つが交わって、私たちのもとにお話をいただけたのが、奇跡やなと。吉本に入るとも思わなかったし、つんく♂さんにプロデュースしてもらう未来も1ミリも想像していなかったのに、そういうことが起こったんで、人生ってほんまに面白いし、予想外のことが起こるな、って身にしみて感じました」ーー様々なアイドルを育ててきたつんく♂さんのプロデュースということで、驚かれることも多かったのではないでしょうか? 吉岡「私たちの過去のライブを観てくださったみたいで、そこから興味を持っていただいて、いろいろ知ってくださって……。(『逆襲のYEAH!』は)私たちのことを“なんでここまで知ってくれているんやろ?”っていう歌詞になっています」 糸原「いつもだったら、レコーディングはみんな決まっている部分を歌って終わりなんですけど、今回は全員が1曲を歌って、それをつんく♂さんが聴いてくださって、“ここはこの子にしよう”と割り振ってくださいました。これは初めてのやり方でしたね」 吉岡「つんく♂さんは前からそのやり方をされてきたみたいで、私たちメンバーが輝くように組み立ててくれました。だからこそ曲とめっちゃ向き合いましたね。これまでは自分の歌うところだけで、1曲を通して練習することは少なくて、(一つの作品として)1曲丸ごと大事にする大切さに気付かされましたね」 糸原「私にくれたワンフレーズだと思って、余計に大事にするようになりました」ーー『逆襲のYEAH!』に収録されている『いつキスすんねん』は、福田さんの初作詞。少しリアリティーを感じる内容ですが、この歌詞を聞いたときの感想を聞かせてください。 吉岡「タイトルは聞いていて、歌詞が届くまでは“どんな曲なんやろ?”って思っていました。先に曲を聴かせてもらったらミディアムバラードやったんで、歌詞を楽しみにしていたら、“きれいやけどサビ面白い、でも共感”みたいな。めちゃくちゃ感動しました」 水森「つぼみの楽曲ってライブで盛り上がる曲が多くて、普段聴いていてもライブ感を感じられる曲が多かったんですけど『いつキスすんねん』は日常で聴いたときに、日常に溶け込む。つぼみらしくはないんですけど、つぼみの新しい一面を見せられると思いました」ーーそんな記念シングルが、オリコンウィークリーチャート5位を獲得。結果が出たことで、今後さらに注目を集めることになりますが、グループとして、個人として今後やってみたいことはありますか? 水森「全国ツアーが(新型コロナウイルスの影響で)途中で終わってしまったので、ファンの皆さんに会いに行きたいです。あと、今まではライブメインで活動していたグループだったんですけど、つんく♂さんの楽曲を通して全国から注目してもらえるようになったので、ライブはもちろん電波も使って、どこにいても応援してもらえるアイドルになりたいです」 吉岡「つぼみは歌番組に出たことがないので、シンプルに歌番組に出たいと思いました。テレビがすべてじゃないけど、みんなが簡単に観られるところで、つぼみの元気を送りたいと思ったし、コロナの関係で(ライブの)配信ができるようにもなったので、まずは配信ライブを通して全国の方につぼみの“空気感”を知ってもらいたいです」 糸原「この前、久しぶりにお客さんと他のアイドルさんがいるライブに出たんですよ。ライブが終わった後、他のアイドルさんに『面白かったです~』って言われて(笑)」水森・吉岡「(笑)」 糸原「もちろんうれしいこと前提なんですけど、今の私たちって“面白い集団やけど、ダンスも歌もできるグループになっているな”と思ったので、逆に“歌もダンスも最強やのに、ちょっと面白い軍団”になりたいなと思いました。歌やダンスが先にほめられるようになったら、もっと良くなるのかなって」 吉岡「2019年に(『THE W』で)お笑いをグッと伸ばしたので、今年はアイドルをグッと上げて、いいバランスでやっていきたいですね(笑)」ーーつぼみ大革命の皆さんのことを初めて知る方もいらっしゃると思うので、メンバーから見た水森さんの魅力、吉岡さんの魅力、糸原さんの魅力を教えてください。まずは水森さんからお願いします。 吉岡「依音は、多彩なので沼なんです。知れば知るほど、もっと知らんことがあるみたいな。“派手な子”とか“メルヘンな子やな”とか、興味本位で近づいたら『もっとあるやん!』みたいな。全部知るのが難しいんですけど、全部知りたくなるというか。飽きない存在です」 糸原「一言で言うと『面白い』。依音さんはきれいやし、派手やし、ビジュアル担当なのかな?って知らない人は思うかもしれないですけど、発言が面白いんです。つぼみの中でも『ハイテンション面白い』とか『パワー系面白い』とかあるんですけど、依音さんは『ローテンション面白い』。ボソッという一言が面白いんです」ーー続いて、吉岡さんの魅力を教えてください。 水森「くーさんは頼りがいしかなくて、ビジュアルも最強、スタイル抜群で面白い。くーさんがおらん日のメンバーは、親鳥のいない“ひな”みたいで。MCもくーさんが全部回してくれるんですけど、くーさんが袖にドリンク飲みに行ったら、みんなソワソワしてしまいます(笑)」 糸原「『何かあったらくーさんに聞け』じゃないですけど、いろんなお仕事を代表してやってくださるんですよ。“やっている感”も出さず、もちろん言葉でも出さないんです。やっていることをやっていないようにすることって普通じゃないので、人として尊敬します。あと、ツッコミ担当なんですけど、ボケるのも好きで、手に負えないボケもよくやります。頼れる姉さんやのに、こっちがツッコまなきゃいけない難しさもありますね(笑)」ーー最後に糸原さんの魅力を教えてください。 水森「糸ちゃんは、小さくてフワフワしていて“カワイイ”と思って近づいたら、たまに『アイドルやと思うなよ!』みたいな尖りが出て面白いです(笑)。脳の作りが人とちょっと違うんです。考え方、捉え方、伝え方が人と違って面白いんで、そこが素敵やなと思います」 吉岡「確かに、発想が人と違うのが面白いって思います。糸ちゃんは、喋り方、ルックス、声とかすべてアイドルっぽいんですけど、急に『どした?』って言うことも多くて(笑)。あとは、つぼみには欠かせない“カワイイ”をやってくれている存在です。どうしてもみんな面白いに走ってしまうんですけど、それを良い意味で“カワイイ”に戻してくれる必要不可欠なメンバーです」ーー中止になった全国ツアーが、11月8日に「ファイナル」と銘打って、1日2回公演の開催が決定。二部公演目はオンライン配信もあるそうですね。意気込みをお願いします。 水森「できないと思っていたツアーのファイナルが現実にできるようになって、私自身ワクワクしています。(本来の)ツアーの最終日が4月だったんですけど、それから今までの間に、ファンの方が増えましたし、今回、オンライン配信もすることになったので、本来あるはずだったファイナルよりも、たくさんの人に観てもらえるライブになりました。かなり盛り上がるライブになると思うので、楽しみにしています」 吉岡「会場に来られるお客さんの中には、初めてつぼみのライブを観るという方もいると思うので、つぼみのワンマンライブの楽しさっていうのを久しぶりに見せられるなって思います。全国を回ることはできなくなったけど、オンライン配信で逆に47都道府県どこにいても観られるようになったので、たくさんの人に観てほしいです。コロナ期間中に生まれた曲もあるので、それも仲間に入れて、もっと強くなったつぼみをお見せできたらなって思います」 糸原「初めて生で観られる方も多いと思うので、『わー!』っていう想いに絶対させたいと思います。そのためには、シンプルにビジュアル、歌・ダンスもアップさせていきたいです。今まで観てきてくださったファンの方には、『そうそう。これがつぼみなのよ!』って安心感を得られる当日にしたいと思うので、皆さんお楽しみにしていてください」(取材・文:浜瀬将樹)つぼみ大革命7thシングル「逆襲のYEAH!」絶賛発売中!▼「つぼみ大革命初全国ツアー〜バーンといってガーンと突破〜FINAL」【日程】2020年11月8日(日)【場所】YES THEATER(大阪)【時間】<1部>開場14:00 開演 15:00 <2部>開場18:00 開演 19:00【料金】前売¥3,000 当日¥3,500 配信¥1,500※劇場観覧用チケットは完売!現状配信チケットのみ販売「オンラインチケットよしもと」から発売中https://online-ticket.yoshimoto.co.jp/(24時間の見逃し視聴サービスあり)▼「ツボミ―ティング」【日程】2020年11月12日(木)【場所】よしもと有楽町シアター (東京)【時間】開場19:00 開演 20:00 終演 21:30予定【チケット料金】前売¥2,300 当日¥2,800 配信¥1,000「チケットよしもと」にて10/17(土)10:00~一般発売開始https://yoshimoto.funity.jp/配信チケットは「オンラインチケットよしもと」から発売中https://online-ticket.yoshimoto.co.jp/(24時間の見逃し視聴サービスあり)
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芸能ニュース 2020年10月25日 07時00分
ダウンタウンとの伝説番組は「財産でもあるけど…」 ほんこん、衝撃的自著の第2弾でも「間違っていることは言うてない」
お笑い芸人のほんこんが著書『コロナと国防ーちょっと待て、こんな日本に誰がした!ー』(ワニブックス)を出版した。 ほんこんは関西ローカルの情報番組にレギュラー出演するようになってから、政治問題などに関する積極的な発言が話題を集めるようになっている。昨年も『日本のミカタ – ボク、この国のことを愛してるだけやで!』(ワニブックス)を出版。国内外の政治問題に鋭く切り込み注目を集めた。 >>全ての画像を見る<< お笑い芸人でありながら、政治的な発信をすることにリスクはないのか。ほんこんに本書に込めた思いや、政治の発言をするようになった経緯などを聞いてきた。ーー前回の『日本のミカタ』もそうですが、今回のような政治についての本を出すきっかけは何だったのですか。 ほんこん:ワニブックスさんからお誘いをいただいたんです。僕から出すと言うたんではないですよ。スタッフの方がYouTubeなんかで、レギュラー番組での僕の発言を聞いたりしていたみたいで、「言うてることが正論です」って。「売れるか?」って思ってたけど、1回目の本を出したら、増版してね。そろそろ第二弾をって話がきたんです。僕としてはやりがいは感じていますよ。間違っていることは言うてないし。ーー思想が合う、合わないはさておき、芸能人が政治的発言をすることにアレルギーを感じる層も一定層いますから、ほんこんさんのような実績のあるタレントがこういう内容の本を出すのは非常に勇気のある行動だなと思いました。 ほんこん:芸能人が政治に発言することは別にいいと思っていますよ。でも薄っぺらい内容だとダメだと思います。例えば政権批判とかは誰でもできるんです。批判だけでなく、ほめるところはほめろよとか、他の人の発言に対してそんなことを思うことはあります。僕が政治にモノを言うスタンスとかは、最近変わったとか、そういうこともないです。昔からおかしいことはおかしいと言っていましたし。テレビでタレントが政治にモノを言うことに対し、批判的に捉える風潮は、この国が成熟できていない証拠でしょうね。戦後教育が悪かったんちゃいます?(笑)テレビではスポンサーが嫌がるとかで、できにくい環境はありましたけど、今はネットがあって、それがテレビと対等な存在になっている。ネットなどを通じて発言していく人は今後もっと増えていくと思いますよ。ーー今の政治や世間の風潮に対し、怒りを投げるような内容のものが多い気がします。ほんこんさんは今の日本のどんな面に怒りを感じているのでしょう。 ほんこん:ニュースで報道されていることがすでにおかしいでしょ。それはちゃうやろって思うことが多いんですよ。ダブルスタンダードなことも多く、信用できない。だから違うことに対して違うと言うてるだけです。ーー自分の政治的な考えを述べることで、批判にさらされる局面もあると思います。タレントは人気商売ですから、それを怖く感じることはありますか。 ほんこん:ない。「お前なんかテレビ出てくんな」って言う人もおるけど、「俺、今全国ネット出てないやろ」って(笑)。発言することで右やろ左やろって騒ぐ人もいるけど、それはその人が勝手に決めてるだけ。俺は愛国心者やぞって。愛国心者が右って言われるのはこの国だけやぞって。自分が自分の考えをしっかり持っていたらええって、そう思っていますよ。ーータレントとしての今後10年に対しては、どんなふうにビジョンを思い描いているんですか。政治発言が目立つことで今後のほんこんさんの方向性も変わってきたりするのかなと思うのですが。 ほんこん:たまたま飲食店を自分でやっていたりするんですけど、老後のことを考えていますよ。そういう方向性とかビジョンに関しては受け入れ先があって初めて成立するんですよ。若い子も次から次へと出てくるし。これからのことは分からへんよ。ーーお笑いに関しては、若いお笑い世代とのアプローチの仕方の違い、ギャップなどを感じることはありますか。 ほんこん:僕らが小さい時に年配の人を見て拒絶していたように、今の子には今の子の価値観があると思いますよ。でも今の子は飛び抜けて面白い子がいるわけでないし、大丈夫かって思うところはあります。僕らの時はとんねるずさんやウッチャンナンチャンさん、ダウンタウンさんがいて、勝ちたいなって戦っていた。命がけで勝負していましたよ。今面白くてもお前ら10年後戦えるかって。俺は10年後もやってるよって。そういう思いはあります。第7世代とか言いますけど、みんな仲良しこよしでやっていて、お笑いの世界は一寸先は闇やぞって。俺らの頃は(ライバル意識から)殺伐としていた部分はあったけど、それがあったから面白かったと思っているんです。まあ、今の子は器用やなとは思いますけどね。ーーダウンタウンと『ごっつええ感じ』(フジテレビ系)をしていた頃は、他の芸人に対して常にライバル心を持っていた? ほんこん:ありましたよ。周りの芸人のネタ見て、これうち勝ってるわって。ダウンタウンさんと共演してコントやってたので、ダウンタウンさんが全国的人気になって嬉しいだけじゃなくて、自分たちまで認められたって気になってたんでしょうね。ーーほんこんさんとなじみの深い、そのダウンタウンさんにはどんな感情を持っていたんですか。 ほんこん:自分が素人の時にダウンタウンさんを見て、めっちゃおもろいなって。絶対売れるわって。たけしさん、さんまさん、タモリさんが既にテレビで人気でしたけど、その次の時代をつくっていくのやなと。ぶっちぎりだと思っていましたよ。ーー『ごっつええ感じ』でダウンタウンさんと当時、様々なコントに挑戦することで、ほんこんさんも全国区のタレントとして一気に知名度が上がりました。あの番組が終わった時はどんな気持ちだったんですか。 ほんこん:終わったのは困ったけど、悲観的な気持ちはなかったですよ。残念やけど、これから俺頑張らなって気になれましたし。あの番組は松本人志さんの番組。おんぶに抱っこしてもらってるところあったし「ここからやな、俺の勝負は」って思いました。楽させてもらってたんです。あの番組しかなかったところはあったから金入ってけえへん、どないしよって。そういうのは困りましたけどね(笑)。番組が終わって平成11年1月のギャラは忘れもせえへんわ。たった11万円ですよ(笑)。ーーその後はダウンタウンさんとではなく、ほんこんさんとして独り立ちしていった。その頃の心境はどんなものだったんですか。 ほんこん:若い頃にダウンタウンさんと一緒にさせてもらった。それは財産でもあるけど同時に借金にもなってしまったのかもね。それがあったから出遅れた部分もあったんちゃうかって。本来は自分らでやっていかないといけなかったんです。関わっていなかった人は、それはそれでキャリアを積んでいたわけですから、自分もそういうふうにやっていかないとって。もちろん、喪失感はありましたよ。だって、今でもあの頃のコント見て、面白いことやってたなって思いますもんね。ーー今回の本はダウンタウンさんに送ったんですか。 ほんこん:いや、誰にも送っていないです。今田(耕司)、東野(幸治)には渡しましたけど。板尾(創路)さん?板尾さんにも送っていないです。だって多分、板尾さん、こういうの興味ないやろうから(笑)(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2020年10月24日 18時00分
まさかの先輩ゲスト登場あるか!? キンタロー。、YouTubeチャンネルを本格始動!【話題のYouTubeチャンネル“ここだけの話”】
10月24日に39歳の誕生日を迎えるお笑い芸人のキンタロー。が、その誕生日を節目に、YouTubeでの活動を本格化させることを発表した。昨年から今年にかけ、これまでテレビや劇場を主戦場としてきたお笑い芸人のYouTube参戦が相次ぐが、キンタロー。もこの波に乗る。まだ、具体的なチャンネル名やチャンネル内容は発表されていないが、キンタロー。の新たな一面を見られる場として、今後の展開に期待が持てる。始動を前にキンタロー。を直撃。YouTube始動への思いなどを語ってもらった。 >>宮崎駿×カトパンがコラボ!?『ジブリ飯』完全再現と餅田コシヒカリの食べっぷりに注目!【話題のYouTubeチャンネル“ここだけの話”】<<ーーYouTubeを始めると聞いて驚きました。キンタロー。:はい。でも、以前から、そもそもアカウントそのものは持っていたんです。何にも上げずに放置して、草の生えたアカウントなんですけど(笑)。今、たくさんの人がYouTubeを始めるようになって、時の流れがそっちに行っているなということを実感するようになったので、これは自分も本腰を入れなきゃって。わたしもYouTubeでの活動を頑張ろうって気になったんです。ーーどんなチャンネルにしたいと考えているんですか。キンタロー。:わたしは関西外国語大学(短期大学部)を卒業していて、英語が得意なんです。完璧なスピーカーというわけではないですけど。でも、その英語の力を結局今の今まで生かしきれていないところがあって、ワールドワイドなYouTubeの世界でそれを生かせればいいなと思っています。例えば、英語で喋る人のモノマネをして、英語でYouTubeを上げるとか。具体的な内容はまだ決まっていないのですが、英語力を活かせる場になればいいなと思っています。ーーYouTubeの編集などは誰がするんですか。キンタロー。:前からお世話になっている方々に助けてもらわなきゃと思っているんですけど、コンスタントに動画を出さなきゃいけないので、自分もやらなきゃ回らないなって。編集も自分でやれればいいなと思っています。もちろん経験はないので、動画の編集を習ったりもしているんです。でも、難しいですね。やりながらいろいろ考えていければと思います。ーーブログはマメに更新していらっしゃいますので、YouTubeも習慣になればうまくやれるのでは。キンタロー。:ブログは以前からやっているので、呼吸をするようにできるんです。でも、YouTubeはまだ慣れがないので、最初は難しいだろうなって思っています。ーー英語はいつくらいから勉強していたんですか。キンタロー。:本格的に勉強し出したのは高校生くらいからです。高校のホームステイがきっかけだったんです。ホームステイが初海外だったんですけど、いざ英語が必要な現場に来て、それまで習っていた英語が全然通用しなくて、日本で習っていた発音とは全然スピードも違う。できないことに危機感を持って勉強したら、ようやく3か月くらいで聞き取れるようになりました。必死に勉強してその後は大学も英語の学校に行って、でもなぜかその後、社交ダンスの講師になってしまって。英語力を生かせる場を失ってしまっていたんですけど、YouTubeで改めてそういったこれまで見せていない自分の一面を見せれたらいいなと思っています。ーー普段よく見ているYouTubeチャンネルはありますか?キンタロー。:あります。「エミリンチャンネル」とか。大松絵美さんという方がやっているんですけど、YouTubeをやる前からTwitterで動画を上げたりしていて、すっごい再生回数を叩き出す人なんです。何百万再生も稼ぐのを見てすごいなって。その魅力は何だろうっていう興味で見るようになりました。彼女にあって、わたしにないところっていうのも分析してみたんですけど、一つ大きな発見がありました。それは“早口”ができるかできないかです。わたしは話すのがめちゃくちゃゆっくりで、「エミリンチャンネル」を見ていると、やばいなって思います(笑)。YouTube見る人は時間がない人が多いイメージで、ゆっくり喋ると見てもらえないんじゃないかって。早口で喋れるか不安です。ーーほかにはどんなチャンネルを見るのですか。キンタロー。:ミラクルひかるさんの「ミラクルひかるチャンネル」もよく見ます。めっちゃ面白くて。ミラクルさんワールドが炸裂していて、テレビではあんまりやらないようなこだわりのモノマネを披露していて面白いです。楽しいなって。高級寿司屋さんみたいな感じです。ミラクルさんの出したいネタがそこでは出てくるという。ーーYouTubeをやるにあたっての目標はありますか。キンタロー。:登録者数10万人は達成したいですね。100万人となるとかなり高い壁という感じですけど……(笑)。ーーゲストで呼びたい人はいますか。キンタロー。:できればですけど、TKOの木下(隆行)さん。憧れの先輩だったので。松竹芸能といえばTKO木下さんのイメージが私の中にはあったので、わたし自身、残念だなという気持ちがあるのでインタビューとかできればと思っています。わたしとしては半沢直樹じゃないですけど、木下さんを(松竹芸能に)連れ戻したい気持ちがあるんです。個人的には、木下さんの髪型を元に戻したいです。木下さんの親指のものまねネタが好きだったので今の髪型だとそれが出来ないので元に戻してくださいとお願いしにいく企画とかどうかなと考えてます(笑)。親指ものまねネタと鶴瓶師匠ものまねが今の髪型では出来ないので(笑)。ーーチャンネル始動は具体的にいつくらいからを考えているのですか。キンタロー。:自分の誕生日(10月24日)くらいから始めれればと思っています。子育てをやりながらの更新なので、最初はバタバタするかもしれませんが、頑張って挑戦していきたいと思います。みなさん、応援よろしくお願いします!(取材・文:名鹿祥史)キンタロー。公式YoutubeチャンネルKintalo TV https://youtube.com/channel/UC8WC43nV7AxRf80CplQY_mw
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芸能ニュース 2020年10月17日 07時00分
宮崎駿×カトパンがコラボ!?『ジブリ飯』完全再現と餅田コシヒカリの食べっぷりに注目!【話題のYouTubeチャンネル“ここだけの話”】
キングコング・梶原裕太扮するカジサックの成功や、コロナ禍での自粛期間突入なども相まって、“芸能人YouTuber”が急増している。持ち前のキャラクターや企画力などを駆使して、YouTube界に飛び込んでいるタレントやモデルは、いま何を思うのか? ネットの世界に挑戦する彼ら・彼女らにスポットを当てる連載企画。 >>全ての画像を見る<< 記念すべき第1回目は、2019年に放送された『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』(フジテレビ系)優勝、今年放送された『ぐるナイ!おもしろ荘SP』(日本テレビ系)出場で勢いに乗る男女お笑いコンビ・駆け抜けて軽トラ(餅田コシヒカリ、小野島徹)に話を伺った。個性的なコンビ名は、小野島が“田舎臭い感じ”を狙い、学生時代に聞いていた曲のタイトルから抜粋して名付けたという。インタビューなどでこたえている「餅田の小学生時代のあだ名」というのは後付けとのことだ。 フリーアナウンサー・加藤綾子のモノマネで人気の餅田と、スティールパン演奏やニュース検定2級など、様々な特技や趣味を持つ小野島が紡ぎ出す『駆け抜けて軽トラチャンネル』の魅力とはーー。ーーYouTube立ち上げの経緯を教えてください。 小野島「去年、せっかく結果が出て、これからだというところの失望感(コロナ)から始まりました(笑)。僕、結婚しているんですけど、うちの妻の実家がお米を作っていて、毎年ゴールデンウィークは田植えの手伝いしていたんです。今年は正直、ゴールデンウィークは営業で“帰れないだろうな”と思っていたら、まさかコロナで帰れないとは(笑)。お金も稼げてすごいぞと思っていたんですけどね……。そういった出来事を経験して開設に至りました」ーーお仕事は順調だったと。 小野島「3月の上旬までですね。あ、こういう風に上っていくんだって思っていたところでした。コロナ禍で家にいることが増えたので、何か自分たちで表現できないかと」ーーチャンネルでは、ジブリ映画に出てくるメニューを再現した『ジブリ飯』シリーズを多くアップされています。 小野島「コロナなんで、“髭を剃らなくてもいいや”って思って生やしていると、『宮崎駿監督に似ている』となりまして。YouTubeはものまねもいいって聞きましたし、やってみようかなと」ーーどんどん寄せていったんですね。 小野島「宮崎監督がインタビューにどう答えているのか、ドキュメンタリーを見たり、息子の吾朗さんとの関係性を調べたり、“何を考えているんだろう?”とか思いながらチェックしています。岡田斗司夫さんがYouTubeでジブリ特集をされていたので、それを観つつ“こういう考えの人なんだ”と研究している最中です」ーー小野島さんが作られているそうですが、料理はもともとされていたんですか? 小野島「そうですね。飲食店でマニュアル通り作っていたくらいです。プライベートで骨砕いてラーメン作ったりもしていましたし、料理に関してはそれなりにできました」 餅田「めっちゃ料理上手くて、ネタ合わせ終わりとか、腹減っているときに食べさせてもらっています」ーー料理が上手くてもジブリに出てくるメニューに似せるって難しくないですか? 小野島「揚げ物をそんなにやらないので、『コクリコ坂から』のアジフライを再現したときは大変でしたね。でもうまく作れてはいたので、一安心でした」 餅田「めちゃくちゃ美味しかったです。あんな美味しいアジフライ初めて食べました」ーー『細かすぎて~』で優勝したネタをアップした動画『昭和ポルノあるある集』も人気ですよね。どういう経緯で番組に出すことになったんですか? 小野島「昨年の『細かすぎて』のオーディションに、カトパンさんのネタを何個か持って行って、それ以外を1つだけ持っていこうと思って、人妻が下着を干してるところに男がやってくる『二人の約束事を破ってしまった間男とそれを優しく受け止める人妻』を見せたところ、『こっちだったらいいんじゃない?』っておっしゃっていただいて、これでいこうと」ーー番組はもちろん、動画でも披露されている『二人の約束事~』は、どのように思いつかれたんですか? 小野島「高校生か大学生くらいの時に、相撲部屋の女将さんの不倫騒動のニュースがあったんですけど、相撲部屋なので、白星を重ねるという意味もあって、白い下着をつけないといけないらしいんです。でも、ある日から『女将さんの干す下着が黒になった』って(笑)。“これすごくムードがあっていいな”と。それが頭に残って作りました」ーーそんなコンビのチャンネルでおすすめの動画はありますか? 小野島「餅田の部屋を片付ける『【閲覧注意】汚部屋系カトパン抜き打ち家宅捜索ルームツアー』ですね」ーー餅田さんは汚部屋の家主としても番組で取り上げられていますもんね。 小野島「周りの芸人さんからも反応はいいです」 餅田「そうとう部屋は汚いし、ツッコミどころが多いので、見ながらツッコめるし、それを体験している小野島さんの苦しみが画面からヒシヒシと伝わって、『かわいそうだけど面白い!』って言っていただけました(笑)」ーー今は、綺麗なまま継続しているんですか? 餅田「汚くなっちゃいました(笑)」 小野島「違う企画でもう1回部屋に入っていったら、掃除して10日くらいしか経っていないのにまた汚くなっていて」ーー餅田さんの考えられない行動ってほかにもあったりするんですか? 小野島「食事ですかね。おにぎり2つにエナジードリンク飲んだり」 餅田「合うんです。おにぎりとかコンビニで売っているチキンをレッドブルで流したいんです。喉越しが好きで」 小野島「あと、食べたものを全然覚えていないんですよ。この間、餅田が寝ている時に食べかけの唐揚げ弁当があったんですけど、そこにローソンの『からあげクン』を買ってきて、付け足しといたのに、なんの違和感も持たずに食べて」 餅田「むしろお腹いっぱいで食べられないなって」 小野島「『食細くなったんですよ!』って言いながら、追加分のからあげも平らげたよね」ーー(笑)。今後YouTubeでやってみたい企画はございますか? 小野島「遠出はしたいですけどね。いま動画で『料理しない系カトパンに酢豚頼んだら鶏肉買ってきた』が上がっていて、それは料理しない餅田に酢豚を作ってもらう企画なんですけど、それと同じで、餅田にキャンプとかバーベキューをやってもらったらどうなるのかな?って思います」ーーコンビのチャンネルの魅力を教えてください。 小野島「2人でいるところをテレビで出す場がなかったので、“こういうコンビなんだな”って思ってもらえるようになっています」ーー餅田さんはお一人でも動画チャンネル『餅田コシヒカリチャンネル』をお持ちです。こちらを立ち上げたきっかけを教えてください。 餅田「コンビとは違う女性の視聴者向けですね。メイクとか、これからですけど、ダイエットのコンテンツも始めようかと思っています」ーー加藤綾子さん、田中みな実さん風メイク動画が人気ですね。 餅田「私、顔のつくりがカトパンさんっぽいので、あんまりものまねメイクにならなかったのが反省点です。ただデブがメイクしている動画になっちゃって」ーーでも、コメントでは「ふとした瞬間に田中みな実さんに見える」といった声もありましたよね。 餅田「ありがたかったですけど、もうちょっと頑張りたいです。メイクの勉強も面倒でそんなにしていないんで(笑)」ーーアップしたもので好きな動画はありますか? 餅田「『【総カロリー6925kcal】大食い系カトパン、モスバーガー全品喰らう』は最近見ていただくことが多いんですけど、結構きついっていうのもあって、素の自分がところどころ出てきていたり、全種類出ているので見どころはあると思います」ーー今後、『餅田コシヒカリチャンネル』でやってみたい企画は? 餅田「無人島に行きたいですね」 小野島「どうするんだよ!」 餅田「無人島でサバイバルチャレンジ企画をやってみたいです」 小野島「(餅田は)虫とか嫌いですから。すぐ暑がるし、どうなるんですかね?」ーー『餅田コシヒカリチャンネル』の魅力を教えてください。 餅田「あんまり取り繕ってなくて、なるべく自然体でやろうとしているので、普段見られない素の部分に注目してほしいです」ーーありがとうございました。最後にチャンネルのアピールをお願いします! 小野島「コンビのチャンネル動画『【デカ盛り】「絶対に完食させない宮崎駿VS絶対に完食する重量級カトパン」【アリエッティ】』で、『借りぐらしのアリエッティ』のモデルになったところに宮崎先生(の装いで)一人で聖地巡礼しているんですけど、あれは妻に撮ってもらっていまして。遠出だったので、デート感覚で撮影と撮影の合間に手をつなごうと思ったら、『私は宮崎駿監督とは手をつなげません』と払われてしまいました。そういった趣のある動画もありますので、ぜひ観てください」 餅田「いろんな企画にチャレンジしたいので、“こういう企画が見たい”というのがあれば、コメント欄に書いていただけると嬉しいです。チャンネル登録よろしくお願いします!」(取材・文:浜瀬将樹)『駆け抜けて軽トラチャンネル』https://www.youtube.com/channel/UCy7J7aB99PwLvDUPfJyWCbA/videos『餅田コシヒカリチャンネル』https://www.youtube.com/channel/UCeMmxzXKu_VlyFjsAMUC1dw/
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芸能ニュース 2020年10月16日 07時00分
「100点満点の映画ではない」笠松将&祷キララ、映画『ファンファーレが鳴り響く』で高校生役 衝撃的作品を語る
『されど青春の端くれ』で注目を集めた森田和樹監督にとって、初の商業映画『ファンファーレが鳴り響く』が10月17日から新宿のK’s cinemaで公開される。同作はイジメに遭い鬱屈した日々を過ごすある高校生が、才色兼備のクラスメートと出会い、触発され、思わぬ方向に暴走していくさまを衝撃的な展開で描く。主人公の明彦を演じる笠松将と、ヒロインの光莉を演じる祷キララに作品の見所や撮影の裏話などを聞いてきた。 >>全ての画像を見る<<ーーかなりショッキングな作品ではあると思いますが、演じられたお二人は本作についてどんな感想を持っているのですか。 祷:「スプラッター青春ロードムービー」という宣伝文句でいろいろな場所で紹介されているので、その言葉のイメージで見る人が多いと思うのですけど、わたしは完成されたものを観て、その言葉のイメージより、もっと自分に近い作品だなって思いました。でも、正直、観る方がこれを観てどんな気持ちになるかは分からないなって。宣伝文句に釣られず、自由な視点で観てもらって、いろんなことを感じてほしいです。みなさんが観てどう感じるかにすごく興味があります。わたし自身も最初に台本をもらった時の印象と、完成されたものを見た後の見え方が違っていた作品でした。 笠松:社会的にどう考えても、どういうふうに考えてもよくないだろう、人を殺すという世界観を、見る視点をすぼめて自分の世界の中だけの価値観で見た時に、この主人公はたぶん、このヒロインに連れられて、世間から見た時に圧倒的によくない殺しに手を染めてはいるけど、でも、それをやっている時間だけが自分が自分として存在できた時間だったんだろうなと思います。生まれてきた意味を見いだしていく主人公の過程を見て、それでいいんだって。そう思える映画になっていると思います。ーーこれまで出演してきた作品で、祷さんは結構衝撃的な役柄を演じていることが多い印象です。今回の作品もかなり衝撃的な役柄ですが、それについて感じることはありますか。 祷:自分とかけ離れた役を求められることが多いんですけど、世間が自分に求めているイメージがそうなんだろうって。今回もそうですけど、でも、人を殺す役はこの作品が初めてです。これまで演じた役と共通する部分もあるけど、自分としては全く新しいイメージで演じていました。観る人にも新しい自分として観てもらえる作品になっていると思います。ーーセンセーショナルな内容だけに、オファーをもらった時も感じるものは大きかったのではないですか。 祷:台本を読んで、これをどこまで直接的な表現として描写するのだろうって思いました。でも、監督とかスタッフの方とお話しして、変に視覚的なイメージに頼ろうとしているんじゃなくて、その場の空気感とか言葉の力とか、役者としてのわたしたちの力を信頼してくれているのが伝わってきたので、行くまでは構えていたけど、現場に入ってからは迷いがなかったです。監督に委ねようって自分の中では割り切れていました。ショッキングなシーンもわたしがやることじゃなく、役がやることであって、物語としての展開で、自分の中で理解できる部分も見つかりました。それがあれば大丈夫だって。ーー共演し、現場で互いに感じた印象を教えてください。 祷:笠松さんはもともと出演していた作品を見ていたので、知っていて、共演したいとひそかに思っていたんです。この作品のキャストは最初にわたしが決まっていたんですけど、わたしが道連れにするこの明彦という役を、どんな方がどんなふうに演じるかでわたしの演じ方も変わっていくなって思っていました。2人が合わさった時の色が作品の色になるような作品だと考えていたので、誰が演じるんだろうって。それが笠松さんに決まったと聞いてホッとしたのを覚えています。わたし自身も笠松さんから出てくる表現で、何か、わたしの中から想像していなかったようなわたしが出てくるんじゃないかと思ってドキドキしました。ーー実際会ってみてどうでしたか。 祷:変な方だなって(笑)。でも、今までいろんな方と共演してきて、その中で誰にも似ていない。尖っているけど、愛がある方だなって。ひょうひょうとしているように見えて、作品のこととか、役のこととか、すごく信じて演じている方だなって。 笠松:もっと言って(笑)。ーー逆に笠松さんは祷さんを見て、どんな印象を持ったんですか? 笠松:一緒に逃避行するというか、時間を過ごす役。共演していて、祷さんは目の前のことにすごく一生懸命になれる人だなって。目の前で全力で演じる祷さんがいるのは見ていて役者としても興味深いし、刺激がありました。初めて会った時の印象もよかったんです。いい子だろうなって(笑)ーー高校生の生活を描きますが、お二人の高校時代はどんな感じだったのですか。 祷:地元が大阪で、普通の高校生だったと思います。部活でバレーボールをやっていて、楽しい高校生活でした。でも受験の時はつらかったです。自分の進路を決める時は自分が何をしたいか分からなくて。なので浮き沈みのある高校生活だったかもしれません。 笠松:器用な方だったと思います。自分に対して根拠のない自信を持っていたところもありましたけど。友達も多かったし、先生にも信頼されていて、僕も楽しい高校生活だったと思います。この映画の明彦とはかけ離れていたかもしれません。ーー観る人に作品がどんなふうに届けばいいなと思いますか。 笠松:100点満点の映画ではないと思うんです。でも主人公のラストの表情が良くて、それしかないという表情を見せます。自分が生まれる意味を見いだすことで人に優しくもできる。この物語を通じて、そういう部分をぜひ見てほしいです。 祷:衝撃的な内容ではあるけど、決して遠い世界ではない。この映画のストーリーを一つの例として見ればいろんな人に当てはまる作品だと思います。ちょっと苦しいなとか、迷いがある人が観て、救いの部分、救いの存在になればわたしはうれしいです。祷キララヘアメイク:榎本愛子ジャケット、パンツ:LEINWANDE、シューズ:UNTISHOLD、リング、バングル、イヤーカフ:Fauvirame『ファンファーレが鳴り響く』出演者 笠松将、祷キララ、黒沢あすか、川瀬陽太、日高七海、上西雄大、大西信満、木下ほうか、他10月17日(土)より新宿K’s cinemaほか全国順次公開(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2020年10月06日 07時00分
恋愛リアリティーショーで婚約、吉田龍一主演映画が公開! 小籔千豊から鋭い指摘をされるも「わからなかった」?
10月9日(金)、東京・アップリンク渋谷にて映画『メカニカル・テレパシー』が公開される(大阪、兵庫でも公開予定)。 >>全ての画像を見る<< 本作は、映像制作者の人材発掘を行うシネアスト・オーガニゼーション大阪(CO2)の第13回助成作品。大学の研究室で「心を可視化する機械」の開発が行われていたが、実験中に事故が起こり、開発者・三島草一(申芳夫)が目覚めなくなる。共同研究者で妻の碧(白河奈々未)は開発を続けていたものの、成果を出さない碧を疎ましく思う大学側は、機械の調査という名目で真崎トオル(吉田龍一)を送り込むが……というあらすじだ。監督は、映画美学校出身の五十嵐皓子。日本、アメリカ、イスラエルなど国内外問わず各地の映画祭に出品されている。 今回、主演・真崎を演じた吉田にインタビューを実施。作品のことはもちろん、長く付き合ったカップルが7日間のメキシコの旅に出て結婚をするのか別れを選ぶのかを選択する恋愛リアリティーショー『さよならプロポーズ2』(AbemaTV/テレビ朝日)出演時の話などを伺った。ーー実はこの作品が制作されたのは4年前。改めて公開できる喜びの声を聞かせてください。 今までは国内外問わず映画祭でたくさんの方々に観ていただいていたんですけど、より近い、僕たちを応援してくださっている方たちに観ていただけるのは素直に嬉しいですね。ーー本作に出演するにあたって台本を見た時、どんなことを思いましたか? 普通は台本があってキャスティングという順番だと思うんですけど、先に主役確定で台本をもらったので、“何をやるんだろう?”って思っていました。ワクワクしながら台本を受け取った時、正直“分からん!”って(笑)。だから、めちゃくちゃ読み込みましたね。ーーそんな難解と感じた作品が、映像として完成。率直にご覧になったときの感想を聞かせてください。 今回のインタビューを受けるにあたって作品を見返した時に、4年前に感じていたことと、いま感じることがまったく違ったんでびっくりしましたね。自分の作品ですけど、“めっちゃええやん!”って。自分が出させてもらっている映画の中で、恥ずかしくて“これは見られたくない”っていう作品も正直あるんですよ。でもこれは、ぜひ観ていただきたいですね。物語以上に、いろんな本質的なものが込められている作品だと思います。ーー五十嵐監督はどんな印象ですか? おだやかで優しい方でありながら、意志が強くて頑固な部分もあるんですけど、その監督の人間性が作品に込められているなって印象です。現場でも監督が背中で見せてくれたこともあって、どれだけ撮影が大変でも、キャストも頑張ろうって思えたんじゃないですかね。ーー大学から送り込まれる真崎という役と、どのように向き合いましたか? 意識していないようで意識したのは、この作品って、ある命(めい)があって真崎が研究室に送り込まれ、無自覚な部分で碧に惹かれるところから物語は進んでいくと思うんですけど、その無意識って“表現”の部分で難しいところで……。意識しちゃうと、そこで“意識”していることになるじゃないですか。そこは気をつけていましたね。 分かりやすく言えば、そういう感情を無視していました。惹かれていくところであったり、心に刺さるところであったり、役と対峙したときに感じるものはあるけど、それを感じて出しちゃうと難しいところがあるというか。ーー碧に惹かれていく真崎に対して共感する部分がありましたら教えてください。 碧さんの容姿でも、碧さんが何かをしてくれたわけでもない。真崎は違う部分で惹かれているなって思っていて。第三者に圧力をかけられても、碧は一途にその人(意識不明の夫・草一)を愛し続けているわけじゃないですか。そういうところに(真崎は)惹かれていったと思うんですね。それって言葉じゃなくて心の意識的なもの。そういうところに惹かれる真崎を僕も好きって思いました(笑)。ーー現在、私生活では婚約中だそうですが、惹かれた箇所が似ているなと感じたりしますか? ありますね。すごいですね……そこ繋がっている意識がなかったです(笑)。ーーそんなフィアンセは『さよならプロポーズ2』にも出演されたユカリさん。婚約生活はいかがですか? 恥ずかしいですね(笑)。楽しくさせていただいています。ーーブログでは、2人で歩いていると、番組ファンの方から声をかけられたと書かれていましたね。 恋愛リアリティーショーのコアなファンの方がたくさんいらっしゃって、一気に認知度が高まったのはありがたかったですね。食中毒になったりして、けっこう過酷だったので、旅の記憶がほとんどなかったんですよ。だから、僕たちがあの番組に出たっていうことをたまに忘れる時があって……。声をかけられた時も「何のことやろ? あーそういうことか!」と思ったくらいで(笑)。_ーー番組MCの小籔千豊さん、辻希美さんがおっしゃっていたことで心に残った言葉はございますか? 一番残っているのは、小籔さんが僕の名前“リュウイチ”を動詞にしてくださったことですね。「“リュウイチってる”ところってみんなあるよね」っておっしゃっていたんですけど、最初何を指しているのか分からなくて(笑)。意味は“僕が誰かのためにやっていることが、本当は回り回って自分のためになっている”ってことなんですけど、“そんな変な気持ちちゃうけどな”って思っていました。完全に無意識ですね(笑)。ーー最後に本作の見どころを教えてください。 1回では理解しづらい映画だと思うんですね。2、3回と観た時に僕自身、クライマックスを通して“人だな”とか“人生だな”ってすごく感じて涙をしたので、それに気づいた時に自分自身の人生観が広がるんじゃないかと思います。取材・文:浜瀬将樹『メカニカル・テレパシー』監督・脚本:五十嵐皓子出演:吉田龍一、白河奈々未、申芳夫、伊吹葵、青山雪菜、石田清志郎、時光陸、松井綾香、長尾理世、竹中博文、古内啓子(声の出演)ほか公開日:10月9日からアップリンク渋谷ほかにてロードショー公式サイト:https://mechatelemovie.wixsite.com/mechatele
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芸能ニュース 2020年09月26日 07時00分
『恋つづ』でも話題の瀧内公美「作家に求められる女優でありたい」新作映画は売れない女優役
中川龍太郎、穐山茉由、安川有果、渡辺紘文という日本映画界の若手実力派監督が集結。それぞれが各自の手法で、売れない女優マチ子のまなざしを通して、“女”であること、“女優”であることで、女性が人格をうまく使い分けることが求められる社会への皮肉を、周囲の人々との交わりを介在しながらコミカルに描く映画『蒲田前奏曲』が9月25日からヒューマントラストシネマ渋谷、キネカ大森ほかで全国公開される。 >>全ての画像を見る<< それぞれの監督のメガホンのもと、4部構成となった同作の第3番「行き止まりの人々」(安川監督)で黒川瑞季を演じるのは『火口のふたり』などで注目を集めた実力派女優の瀧内公美だ。瀧内に本作の見所などを聞いてきた。ーー作品のオファーをもらった時はどんな心境でしたか。 瀧内:テーマが難しそうな題材だなって。自分が出演しているもの以外の台本を読んでいなかったのでどういう形になるんだろう、と。短編形式で話テーマが4つあって、通常の形式とは違った作品だけど、撮影が始まってからはいつもと変わらず演じました。オーディションの場が舞台となりますけど、自分ではあんな険悪な雰囲気のオーディションは経験がない。クランクイン前に同じくオーディションを受ける女優・マチ子役の松林うららさんとリハーサルをした上で、オーディションを開催する制作側の役者さんも入って撮影するという感じでしたが、いろいろ想像しながらの撮影でした。セリフはあるけど、受け答えの仕方などはその場の展開によって変わってくる。その場で起きたことに対して瞬時に反応していく形で作り上げていきました。ーー完成されたものを見てどんな印象を持ちましたか。 瀧内:マチ子のいろんな表情が見れる作品になっていると思います。4人の作家がそれぞれのテーマを持って作っているので、一本の長編作品ではあるけれど、ボリューム感があり、見応えのある作品に仕上がっていました。こういう作品に携われて自分自身も新たな発見がたくさんありましたね。ーー瀧内さんは映画『火口のふたり』や、最近でもドラマ『凪のお暇(いとま)』『恋はつづくよどこまでも』と話題作にもたくさん出演されています。女優として今後どんな役に挑戦していきたいと考えていますか。 瀧内:その時その時、課題のようなものが自分の中にあって、それを考えながら作品を選んでいます。『火口のふたり』はふたり芝居であること、荒井晴彦さんの脚本であること、共演した柄本佑さんは以前からご一緒してみたい俳優さんではありましたので、挑戦させてもらいました。テレビドラマは過去にあまり経験がなかったので、去年から挑戦しています。経験を積んでいかないと、カメラの前に立つことにいつまで経っても慣れないでいる怖さがある。あと、自分が面白いと思った作品には積極的に参加しようと思っています。魅力のある作家さんと仕事がしたいと思っています。ーー将来的にはどんな女優さんになろうと思っているのですか。 瀧内:どんな女優さんになりたいというより、きちんとした人間でありたいとは思っています。役者の世界はどうしても特殊な世界。でも、作品で描くのは大抵普通の人たち。一般的な感覚、日々の営みや社会との関わりは大切にしたいな、と。あと、作家に求められる女優でありたいという思いはありますね。ーー本作でも女優を演じていますが、瀧内さん自身はどんな女優さんに憧れを持っていますか。 瀧内:好きな女優さんでいいますと藤山直美さんです。かっこいいですよね。日常の匂いもきちんとあり、藤山さんのエッセイを読ませていただいてさらに好きになりました。基本的にかっこいい女優さんが好きです。ーー最近はドラマなどの役柄で強い女を演じることが多いと思うのですが、世間の評判などが気になったりというのはありますか。 瀧内:わたし、SNSとかあまり見ないので、周囲の反響はよく分かっていないんです。届けて終わりみたいなところがあります。表現して終わりというスタンスでやっているので、あまり世間樣のことは気にはしていません(笑)。ーーリアリティのある役、作品が多い中、女優をしていて、撮影中、役をプライベートでも引きずってしまうことはありますか。 瀧内:そういうのはないです。普段からフラットでいるようにしています。そうでなければ、表現という感じではなくなってしまう。役との距離感はいつも大切にしています。ーー今年はコロナの問題など、特別な一年となりました。自粛期間はどんなことをしていましたか。 瀧内:自粛期間、映画館に一度も行きませんでした。わたし、映画館で作品を観るのが好きなので。どうしても何か見たくなって、配信系のサイトで映画をよく見ていました。新作はあまり見ないです。名画座にはよく行きますね。あと、ドキュメンタリーも好きです。女優として、好きな作家さんがたくさんいるんです。そういった方たちとご一緒できるよう、これからも一作品一作品、大切にやっていきたいと思っています。(取材・文:名鹿祥史)取材場所協力:ENBUゼミナールメイクアップアーティスト:藤原玲子ヘアスタイリスト:YAMA衣装協力:Ray BEAMS『蒲田前奏曲』︎出演 : 伊藤沙莉 瀧内公美 福田麻由子 古川琴音 松林うらら 近藤芳正 須藤蓮 大西信満 和田光沙 吉村界人 川添野愛 山本剛史二ノ宮隆太郎 葉月あさひ 久次璃子 渡辺紘文 監督・脚本 : 中川龍太郎穐山茉由安川有果渡辺紘文企画 : うらら企画製作 : 「蒲田前奏曲」フィルムパートナーズ (和エンタテインメント ENBUゼミナール MOTION GALLERY STUDIO TBSグロウディア)特別協賛: ブロードマインド株式会社 日本工学院配給: 和エンタテインメント、MOTION GALLERY STUDIO2020年 / 日本 / 日本語 / 117分 / カラー&モノクロ / Stereo『蒲田前奏曲』︎ ©2020 Kamata Prelude Film Partners9月25日(金) よりヒューマントラストシネマ渋谷・キネカ大森にて他全国順次公開
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