ミステリー
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ミステリー 2011年10月08日 17時59分
超常現象解析シリーズ3 霊能力という名のトリック
霊能力という力を駆使する人物を俗に“霊能者”と呼ぶ。そのパターンは様々であり、僧侶であったり、神主であったり、陰陽師であったりする。勿論、正式な免許のある方もおり、市民のために懸命に“心の救済”に当たっている場合もある。しかし、中には正式な僧侶や神主の免許を持っていないにも関わらず“大僧正”“大上人”と名乗ったり、安倍晴明家や加茂家と血縁関係も師弟関係もないにも関わらず、“晴明の末裔”“加茂系の系譜”を名乗ったりしている不届き者も実在する。結局、霊能力者という職業には試験制度や資格、届出義務が無く“名乗ったもん勝ち”という状態になっている。 そもそも、霊能者の役割というものがはっきりしない。疲れてしまった人間の心を慰めるのが役割なのか、“幽霊なる存在? に憑依された”人間を救うのが役割なのか。それとも、他人の意思を読み取ったり、彷徨う魂を成仏させるのが役割なのだろうか。これら全てが可能だと豪語する霊能者もいる。 その前に、“幽霊”“憑依”という定義付けが必要になってくるが、はっきり断言すると霊能者と名乗っている人物の90%以上がフェイクである。一割程度はトリックやこけおどしを使用せず、心の病をカウンセリングしているまっとう?な霊能者も存在しているが、大部分は派手なトリックを駆使した金儲けが目当てのインチキ霊能者と言って過言は無いだろう。 彼らが駆使するトリックのメインはホットリーディングとコールドリーディングである。この二つのテクニックを使って、さも対象者の脳内や魂を読んだふうに見せたり、憑依現象をデッチあげることに成功している。 まず、ホットリーディングだが、簡単な言葉で言うと「下調べ」である。予め霊視の対象となる人物の実家や近所の家に訪問販売を装った人間を派遣し、悩み事や近所での評判を聞き出したり、卒業アルバムなどから同級生を調べ上げ、学生時代に好きだった異性の名前や失敗体験を聞きだしたりする。 有名人の場合はもっと簡単で、大宅壮一文庫(過去の週刊誌や雑誌のバックナンバーが豊富にあり、有名人や事柄で過去記事を探し出し、コピーで入手できる)でその人物が過去に答えているインタビュー記事などから、細かい情報を抜き出し、さも今、リーディングしたかのように披露してみせるのだ。有名人になればなるほど、数年前のインタビューの内容など覚えてはいない。 次に使うコールドリーディングはもっと高度な技であり、その場のビジュアルや会話から情報をひっぱり出す手法である。やや歩かせて、膝や腰を庇うそぶりを見せたら、『貴方は膝が悪いですね』『貴方は腰痛に悩んでますね』と指摘するのだ。実は訓練を積んだ整体師やマッサージ師は、その人の顔色や姿勢、歩き方など外見から悪い箇所を言い当てることが可能である。 勿論、これは医学関係者の”見立て”であり、統計的な裏づけのあるものであり、決して霊能力ではない。熟練した足の裏のマッサージ師は、反射区の腫れや汚れ、固さからその人の病気のある箇所や弱っている場所を言い当てると言われており、その場に筆者は何度も立ち会っている。要するに人間の体の変調サインはあちこちに現れるようである。 また、会話から相手の口調がもつれるようであったりすると、『頭部に変調があるのかもしれません』と答えて見たり、相手の洋服のブランドなどから資産状況を判断したり、不明瞭な投げかけにより、相手の情報を相手の口から言わせたりする。 例えば、こんな感じである。『貴方のおじいさんがねえ…』『ええっ、おじいさんって死んじゃってますが…』『そう亡くなったおじいちゃんが貴方の守護霊なんです』。もし生きていてもこんな切り替えしが可能である。『貴方のおじいさんがねえ…』『ええっ、おじいさんって元気ですが…』『おじいちゃんが心配なんです。なんか家族にも言えない悩みがあるようです』この場合、その人物がおじいさんに悩みを聞いて打ち明けてもらえなくても“家族にも言いたくない”という部分がいきてくるし、老人でなくとも人間には悩みのひとつぐらいはあるものだから、悩みがあったらあったで“やっぱり悩みがあった!”ということで的中となるわけだ。 他にも、各家や個人それぞれにありがちな事を言い当てる方法もある。『貴方の家の玄関にポスターのような、絵のようなものが貼ってある』、多くの家の玄関には家族写真やカレンダーが貼ってあるものだ。『学生時代、どこかに言って両親に買ってきたものがある』、子供時代親にお土産を買ったことがない大人はまずいない。修学旅行や卒業旅行を想起すれば当たり前であろう。『親戚の中に病気を煩っている人がいる』大概、親戚の一人ぐらいは煩っているものである。『若い頃、大きな失敗をしたことがある』それが青春というものである。自ら霊視を依頼してきた人物には『貴方、悩み事がありますな』そりゃそうだ。悩み事があるから来ているのだ。 また、相手の国籍や出身地でも民族性や県民性で指摘する場合もある。相手が日本人ならば『貴方はわがままですね』、大概の日本人はそう言われば『はい、わがままなところがありますね』と謙遜して答える。稀に日本人であっても『私はわがままではない』と言い張る人がいたら、『ほらそう言い張るところがわがままなんですよ』と切り返すのだ。他にもアメリカ人や中国人の場合は、『個人を優先する行動をしますよね。常に前に出るタイプでは?』と指摘する。稀に否定する人がいても『日本という違う国に来ている貴方は勇気のある前に出るタイプですよ』と切り返すのだ。 このように霊視のインチキトリックの例は無限に存在する。こんなトリックに騙されてはいけない。相手の使うコールドリーディング、ホットリーディングを見破れ、それぐらい冷静になると自分の悩み事も解決策が自ずとわかってくるはずだ。(山口敏太郎)
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ミステリー 2011年10月03日 15時30分
ミステリー紀行「金山ダムの心霊怪奇の噂とは?」
金山ダムは、千葉県の鴨川有料道路の脇道に存在する。金山川をせき止めて造ったアースダムで、昭和27年から、役14年の歳月をかけて完成した。そして、稲川淳二の「恐怖の現場」でもお馴染みの心霊スポットである。 幾多の不思議な噂がある金山ダムだが、鎌倉時代に栄えた地元の豪族・東條氏の居城(金山城)が、築かれていたという歴史がある。そして、ここは房総半島でも古いバス釣り場のひとつとしても有名で、多くの釣り人で賑わう。 山深いダムに向かう途中のトンネルは、車一台がやっと通れるほどで道幅が狭くて暗く実に不気味だ。実は、このトンネルにおいては女性の霊の目撃談が多数あり、車でトンネル内を走っていると、いつの間にか女性の霊が後部座席に乗っているという。 そして、いくつかの怪奇トンネルを抜けると、赤い吊り橋があらわれる。過去にカップルが投身自殺を図ったと噂され、男性の遺体は上がったものの女性の遺体だけなかなか見つからず、後に幽霊と化したなどという噂もある。 稲川氏の話によれば、この辺りはどうも女性の幽霊が多いらしい。実際に、赤い吊橋を渡ろうとした時、橋の向こう側に女性らしき赤い人影が見えたが橋を渡ったらもう誰もいなかった。 真夜中の鬱蒼と茂った森の奥からは、何者かの気配や視線を強く感じた。 ダムに向かう途中にある手彫りトンネルは、稲川淳二の「恐怖の現場」で「黄泉トンネル」として紹介した恐怖スポットである。正式名称は“斧落隧道”というが、名前からして曰くつきなのだろうと想像させられる。 ごつごつとした岩肌がむき出しになった暗いトンネル内では、赤子の鳴き声や、女性のすすり泣く声が響くと言われる。 赤い吊り橋で大きく写ったオーブは、さまよえる霊の姿なのだろうか…? (呪淋陀/山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2011年09月30日 11時45分
心霊写真 舞妓さんの背後に老人の霊が!? 霊にプライバシー保護を適応すべきか?
この写真をよく見てもらいたい。最近、関西のとあるパーティー会場にゲストとして来ていた舞妓さんを撮影した写真だが、その背後にぴたりと寄り添う老人の姿がある。彼女のファンなのだろうか、かなり至近距離で明確に写り込んでいる。 この写真に関して、山口敏太郎事務所内部でも論議がなされたが、舞妓さんの背後に広がる簾の向こうに実在する老人が立っており、偶然写り込んだだけであり、心霊写真ではないという意見が大部分であった。 だが、写真を提供した人物に確認すると、撮影されたパーティーには老人に該当する人物は出席しておらず、簾の向こう側には人が立てるスペースはないというのだ。勿論老人のポスターや写真、或いは鏡のような物質が貼っていた形跡もないらしい。 となると、不可解この上ない一枚となり、よくわからない事と相成ってしまった。今回、舞妓さんの顔はプライバシー保護の見地から、完全に隠させてもらったが、この老人の顔にも目線を入れさせてもらった。 この写り込んだ老人が生きている人ならば当然、プライバシー保護の見地から目線処理は当然の事であろう。もし万が一、(死霊、生霊に関わらず)霊が写り込んだ写真だとしても、明らかに個人特定が可能なぐらい明確に写り込んでおり、残された家族への配慮から、目線処理は必要であると判断したのだ。 果たして、心霊写真の霊に「プライバシー保護」を適応すべきか、否か。これは議論の分かれるところであろう。少なくとも生きている人である可能性がある場合や、個人特定が可能なぐらい明確に写り込んでいる場合は、目線処理が必要かもしれない。(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2011年09月29日 15時30分
愛知県西三河地方のふしぎ話「ひび割れたお地蔵様の祟り」
昭和52年頃、愛知県豊田市花園町界隈では、原因不明の頭痛に悩ませられたり、奇妙な病気が流行したり、不慮の事故でケガをするなど不幸なことが次から次へと続いたことがあった。奇妙に思った人々は、その原因が何なのか調べることにした。さて、豊田市と愛知県知立市の分岐点に位置する小松原公園には、小さなお地蔵様が立っていた。ある町の人が、このお地蔵様の頭部にひび割れた大きな傷があるのを発見した。数年前、お地蔵様の側に立っていたモチの木が台風で倒れた時にお地蔵様の頭が傷つけられてしまったのだ。ところが、人々は、お地蔵様が傷付いたことなどすっかり忘れていたのであった。 「頭の欠けてしまったお地蔵様を何年も放置しておいたのが病気やケガの発生原因かもしれない」と人々は思い、「最近の不幸が続くのはお地蔵様の祟りかもしれない」「きちんとお祀りしなければいけない」という噂が町中に広まってしまった。 そこで、町内会は会議を開き、寄付金を集め、新しいお地蔵様を建立することにした。そしてすぐに新しいお地蔵様が建立され、昭和52年8月24日に地蔵祭りとお地蔵様の開眼供養も執り行われた。それ以後、町内では原因不明の病気にかかる者やケガをする者いなくなったという。 このお地蔵様は「小松原地蔵」といい、建立されたお地蔵様は、これで3代目となった。もともと、初代の小松原地蔵は、この地域でも有名だった造り酒屋の寺田伝兵衛の分家である寺田半兵衛という者が江戸時代頃に寄進したものであったと伝えられている。寺田家では代々、正月に鏡餅を供えて、小松原地蔵を大切にお祀りしてきた。 ある時、この地方で賭博・花札が大流行したことがあった。博打打ちはどうしても勝ちたい一心で縁起を担ぐものである。ある男が、このお地蔵様の欠片を巾着袋に入れて賭け事をしたところ、大変儲かった。そのことが博打打ちの間に口伝いに広まっていった。そして、多くの博打打ちがお地蔵様の身体を削って持っていったので、お地蔵様は次第に小さく、形が判らないほどになっていった。恐らく、かなりご利益があったのであろう。大正時代初期頃になると、小松原地蔵は原型をとどめない程に変わり果てた姿になってしまっていたという。 そのような姿を見かねて、町の有志は2代目の小松原地蔵に建て替えた。それ以後、2代目の小松原地蔵は、博打打ちに身を削り取られること無く、戦中、戦後と、この場所で世の中の移り変わりをジッとご覧になりながら、人々を見守ってきたのであった。(写真:「小松原地蔵」愛知県豊田市花園町) (皆月 斜 山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2011年09月29日 11時45分
湖を見下ろす雲に乗った仙人!? GoogleEarthに現れた人の影
Googleの地図機能ソフト、Google EarthやそのStreet View機能で表示される画像に、また不可解な物が写り込んでいるとして話題になっている。 問題の箇所は、47.110579, 9.227568ないしは8877,Quarten,Schweizと座標に入力すると出て来る。この地点はスイスのヴァレン湖畔沿いを走る道路上なのだが、ストリートビューで後ろの方を向き、上を見上げるように視点変更すると、謎の物体が上空にあることを確認できるのだ。 曇天で、空一面の白い雲をバックに写り込んだ、ぼやけたような人? の姿。向かって左は黒くひょろ長い男性、右側は淡いピンク色のドレスを着て、膨らんだスカートをはいた女性にも見える。しかもこの連れ添っているような人影は空に映っている、または浮かんでいるにしても相当大きく、しかもストリートビューの機能で地点を移動しても、ある程度は追いかけてくるように上空に表示され続けている。また、操作の仕方によって は後方の空に浮かんでいたはずの人影が自分の前方に現れるのだ。 この箇所と空に浮かぶ謎の物体については海外でも有名になっているようで、ストリートビューで検索した模様の動画がYouTubeにアップされている。 海外では“God Sightings”と呼ばれ、日本でも「雲に乗った仙人」「空飛ぶ新婚夫婦」と呼ばれているこの画像。一説には撮影・処理ミスによる偶然の産物との見方もあるが、果たして正体は何なのだろうか。(黒松三太夫/山口敏太郎事務所)※画像はGoogle Street Viewの画面をキャプチャした物。関連動画:God Sightings in Google Maps - 47.110579, 9.227568http://www.youtube.com/watch?v=XeR1TOMnY7M&feature=player_embedded
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ミステリー 2011年09月28日 15時30分
心霊スポット探訪レポート「弁天橋」
千葉県花見川区に弁天橋という橋がある。噂によると、かつてこの橋で殺人事件が起きたという。当時中学生の少女が首とアキレス腱を切られて殺され、この橋に遺体が遺棄されたというのである。事件の犯人は、残念ながらまだ捕まっていないという。それ以来、この橋には殺された少女の幽霊が出ると囁かれるようになった。 訪問したのは晴れた某日曜日の午前中だった。国道16線から入った橋の道は裏道というイメージが強い。しかも弁天橋という橋は思った以上に小さな橋であった。花見川という川に掛かったその橋は、鉄製で赤い色をしていた。 橋の側には川に沿って歩道があり、散歩道として老人達が数名散歩をしていた。訪問したときにも数名の老人が散歩をしていて、のどかな雰囲気が漂っていた。 橋の長さは100メートルほどであり、橋から下の川までも同じような距離を感じた。この橋から心霊スポットというイメージは残念ながら感じることが出来なかった。 この橋は、以前は小さな橋だったそうだが、後に取り壊されて現在の橋に変わったという。特に幽霊が目撃されたのは、旧弁天橋であったそうだが、今は橋の基の部分しか残ってはいない。確かに橋の横には、古い橋の基礎部分が見えた。 裏道に掛かる橋ということもあって、人通りも多くはない。しかし、今回訪問した新しい橋には、残念ながらそのような心霊的な気配を感じることは出来なかった。 橋の上をジョギングする男性や、自転車で橋の上に佇む男性の姿も見られた弁天橋。心霊スポットも、日中にはむしろ市民の憩いの場所となっているように感じた。(藤原真)
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ミステリー 2011年09月27日 15時30分
「眠れぬ少女」 〜Wem Town Hall ghost Jane Churm〜
1995年11月19日、英シュロップシャー州ウェムで公会堂が全焼した。この時、地元のアマチュアカメラマンが撮影した写真の一枚が、世界中の人々の目に留まることになる。取り残された人はいない筈の現場、燃え盛る炎の中に白い服を着た少女が写っていたからだ。写真は直ちに王立写真協会会長のヴァーノン・ハリソン博士によって鑑定、トリックの可能性を否定するや、心霊写真として世界を駆け巡った。そして、300年前に実在した一人の少女が浮上する。 300年遡った1677年のウェムで、町の半分を焼き尽くす大火が起きた。妹の為、暖炉に火をくべようとしていた14歳の少女ジェーンが火元とされた。準備の為に灯した蝋燭の火が燃え移り町中へと広がる中、ジェーンは公会堂に逃げ込み焼死した。ところが、大火の原因はジェーンではなかったようだ。にもかかわらず、子供たちに火遊びをしないよう説くためのエピソードに仕立てられてしまった。写真の少女は大人たちの方便の犠牲になったジェーンではないかというのだ。 だが、写真に新たな展開が起きる。写真の少女そっくりの少女が写るポストカードが発見されたのだ。縮尺を合わせると、体の部位の位置や傾きが一致した。現在、件の写真は合成とする声が優勢である。 これでジェーンもようやく安らかに眠ることができるかに思えた矢先、再び愚かな大人が現れた。ある議員が写真を町の名誉遺産にすると発案したのだ。ほかの議員も概ね賛成した。 発案理由のように、この写真が有名になりその場所を見るために多くの人々が来訪したのは事実である。だが、ジェーンを静かに眠らせてあげたいと思う人は少数なのだろうか。七海かりん(山口敏太郎事務所)参考記事:Wem ghost predicts end of humanityMonday 28th February 2011, 11:29AM GMT.http://www.shropshirestar.com/news/2011/02/28/wem-ghost-predicts-end-of-humanity/#ixzz1Z23TjfbU
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ミステリー 2011年09月26日 15時30分
市川の民家の河童襲撃事件を考えてみる
これは2008年に筆者の身内の玄関先で起こった不思議な事件である。 2008年9月14日筆者の携帯がけたたましく鳴った。千葉県市川市に居住する筆者の身内宅の郵便ポストに河童らしき怪しい手形がついたというのだ。 翌日、弊社の社員たちと現場に急行し、現地調査を行った。確かに四ケ所の奇妙な手形が確認できたのだが、五本指の間に水掻きらしき痕跡が見てとれる。 「まるで、河童じゃないか」 その場にいた全員がそう言って苦笑した。不思議なことだが爪の跡がない。では狸や犬猫ではなく、猿なのか。いや猿には水掻きはないし、船橋や市川に野生の猿が生息しているとは思えない。少々困ってしまったのだが、結論として 『有力容疑者はハクビシンだ!!』 ということになった。ハクビシンは、最近首都圏で繁殖しており、木登りが得意で民家の天井裏に入り込んだりしている。市川市でも目撃が相次いでおり、指は五本指であり、水掻きらしき膜もある。民家の郵便ポストに手形をつけるなど朝飯前なのだ。 古来の人々は、このような野生生物の手形を見て河童伝説を作っていったのであろう。妖怪伝説の成立過程が伺える貴重な例である。(山口敏太郎)
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ミステリー 2011年09月24日 17時59分
心霊写真、踊る少女の顔が骸骨のように 和歌山県!!
この一枚の写真を見てもらいたい。これは和歌山県某所で撮影されたものだが、一箇所不可解な部分があるのがわかるだろうか。とあるイベントのワンシーンを撮影したものであり、ステージではドレスに身をつつんだ女性たちがダンスを披露しているが、なかなかの熱演だったようで、髪の毛が躍動しているのが確認できる。 だが、『これは、おかしい!』と思える映像が部分的だが見てとれる。画面に向かって左から二人目の女性の顔が白っぽくなっているのだ。カメラのフラッシュとも解釈できるが不気味な印象はぬぐえない。 よくよくこの白っぽい顔を見てみると、まるで白骨化した顔面のようにも見えるし、ぺろりと舌を出した一つ目小僧のような表情にも見える。少々不気味ではあるが、考えようによっては、ユニークな写真ともいえる。 しかし、一つ目小僧といえば、和歌山県にはリンクする不思議な妖怪伝説が残されている。実は同県には「一本だたら」という一つ目、一本足の妖怪が古来より語り継がれていたのだ。和歌山県民は度々山中でこの妖怪に遭遇したと言われている。 また、2004年春には、和歌山県田辺市富田にて謎の足跡が発見され、田の中を1本足で駆け抜けたような足跡から、「富田のがしゃんぼ…これまた一本足の妖怪で一本だたらに近い妖怪」と呼ばれ騒動になった。 今回、女性の顔が一つ目小僧のように見えたのは、この「一本だたら」の仕掛けた悪戯でかもしれない。(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2011年09月23日 15時30分
山口敏太郎のオカルト現象解析シリーズ2 9月26日人類滅亡説は、根拠がない妄言である
『9月26日にエレニン彗星が飛来し、太陽・エレニン彗星・地球が一列に並び、大規模な天変地異が起こる』という妄言がネットや口コミで広がっている。中には『3月11日の東日本大震災も太陽・エレニン彗星・地球が一列になった惑星直列の日に起きているから、今回も危ない』というアメリカ在住の女性霊能者9Naniaの主張もあり、ヒートアップ気味である。 この『9月人類破滅説』には、例によって眠れる預言者・ジュセリーノの『9月日本地震説』も加わり、俄かにクローズアップされている。この『9月人類破滅説』により、夜も寝れない程、悩んでいる子供たちも出てきているらしく、オカルト=エンタメという概念をベースに据えても看過できない状況になりつつある。 はっきり断言すると、『9月人類破滅説』はまったく根拠の無い妄言に過ぎない。米国の霊能者・9Naniaの説も、ブラジルの預言者ジュセリーノの夢も合理的な論説、客観的なデータに基づいたものではない。あくまで、彼らの主観から生み出された個人の“感覚”“個人予想”に過ぎない。 さらに踏み込んで断言すると、オカルト的な情報を扱う雑誌や一部の霊能者・カルト教団の教祖が営利目的のために意図的に破滅論を流す事があるのだ。人々の恐怖心を煽ることで金を巻き上げる連中の扇動に乗ってはいけない。 本来オカルトとは、哲学的や民俗学的なものであったり、明らかに創りこまれた健全なエンタメの一種であるべきなのだ。故に筆者は、最初からネタという前提で明るくジョークとして、不思議事件を報道している東京スポーツのスタイルを高く評価している。 もはや、妄信者を育成し、集金システムの一環に組み込むような従来のやり方では通用しない時代になっているのだ。オカルトは、テレビショーやイベントとして創られたエンタメ、小説や漫画に使用されるモチーフのひとつとして笑って管理できるものにしなければならない。 むしろ心配なのは、この『9月人類破滅説』に踊らされた人々の中で軽挙妄動に出る人がいないかという点である。本当の意味での人類の危機とは、大量に流される情報に惑わされ、本当になすべきことをしないことにより訪れるのだ。根拠のない『9月人類破滅説』に頭を悩ます暇があったら、東日本大震災で疲弊した日本経済を立て直す秘策を練るべきなのだ。(山口敏太郎)
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