ミステリー
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ミステリー 2012年04月10日 15時30分
犬に犬の霊が写る!? 可愛い霊は幸運の印か
空中に浮かんだ半透明の顔、消える腕や下半身、一面に舞うオーブ…テレビや雑誌で取り上げられ、視聴者や読者を恐怖におとしいれる心霊写真。 オカルト研究家である山口敏太郎の事務所には、こういった心霊写真と思しき奇妙な写真の鑑定を求めて、画像や写真を持ち込む人が時折現れる。 当然ながら、その殆どは二重露光や光の加減、残像や見間違いと言った科学的な解説がついてしまうものが大半なのだが、それでも時々説明のつかない奇妙な写真が現れるのだ。 今回は、そんな心霊写真の中でも変わり種? のものを紹介したい。 まずは、記事に添えられた写真を見て頂きたい。 これは、ある人物が山口敏太郎氏の愛犬(シーズー♀、名前を「anちゃん」という)を携帯のカメラ機能で撮影したものである。この犬の耳の部分に注目してもらいたい。 黒い耳の部分に、うっすらとではあるが白抜きでもう一匹の犬の姿が映っているのが分かるだろうか。この犬も白くて顔も体もふわふわした毛に覆われた、耳の大きいもの。撮影者は「まるでもう一匹のシーズーがいるように見えた」と語った。 人を撮影して、亡くなった人の霊が写り込む心霊写真はよくあるが、犬に犬の霊が移り込むケースは珍しい。 この犬の影は果たして何なのだろうか? この写真を撮影したのはプロレスラーの刃駈氏。氏は、この度中部でプロレス団体「プロレスリング侍志團」を旗揚げ、7月8日には目出度く旗揚げ興行を行う予定となっている。 犬の妖怪も何種類かいるが「白い犬」となると、有名な物にヤマトタケルが東征の際に道案内をしたという白い狼の伝説がある。こちらは狼であるが、犬は狼が人に飼われるようになり、家畜化するようになったもの。とすれば、この白い犬も新しい道を進んでいこうとする刃駈氏を導くために現れたものなのだろうか?プロレスリング侍志團の詳細はこちらhttp://ameblo.jp/jishidan/(山口敏太郎事務所/写真は、刃駈氏提供によるもの)
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ミステリー 2012年04月07日 17時59分
天から何かが降ってくる…「妖星・虎尾星(とらおぼし)」
最近、北朝鮮による長距離弾道ミサイル発射実験のため、落下するミサイルの破片で日本本土や沖縄などに人的被害が出る恐れがあると大問題になっている。昨年秋には、人工衛星の破片が空から降ってきて、世界の誰かに当たる確率が3200分の1であると「注意報」も出た。近年、空からカエルやオタマジャクシが降ってくる不思議な現象も頻繁に起こっている。その原因は竜巻のせいだとも言われているが、未だに原因は解明されていない。このようにいつの時代にも空から色々な物が降ってきて、人々はその度に恐怖する。江戸時代の文献には、石、ドジョウやアナゴ、さらに全裸の男までも空から落ちてきたと記されている。いずれにしても、これらの現象は、不思議な出来事と考えられた。 天保6(1835)年に小田切春江によって名古屋城下の出来事を日記の形態で描かれた絵本『名陽見聞図会』の記事には、天保7(1836)年7月6〜7日、愛知県名古屋市のあちらこちらに「毛のような物」が降ったとある。それは、馬のしっぽのような毛で、黒、茶、白と色は混ざっており、長さもバラバラであった。そして、多くの人が珍しがって拾っていた。 また、空から正体不明な物が降ってきたら、人々は恐れおののくに違いない。富永華陽が蒐集した仏教説話集『尾張霊異記』の記事では、寛政12(1800)年4月13日の昼頃、名古屋市中区橘の七面山に空から黒くて鞠のような物が落ちてきて、転がりながら「諏訪屋」という商家の庭に入っていった。その後、外に飛び出して煙となって消えた。人々は、不吉な事が起こる前兆かもしれないと神仏に祈ったという。 古来、天から降ってくる彗星や箒星も恐怖の対象であった。これらは細長い楕円軌道を描いて空を飛んでいた。この星は「妖星」として、忌み嫌われた星で、空に現れた時には兵乱が起こるとされた。例えば島原の乱の時にも現れたという。また、彗星は、虎の尾を踏むように恐怖にかられところから、別名「虎尾星」とも呼ばれた。 尾張藩士・高力種信によって明和9(1772)年〜文政4(1822)年まで書かれた日記『猿候庵日記の記事では、文化9(1811)年5月18日、北の空に珍しい星が現れた。これは妖星であって、疫病や災害をもたらすものと信じられており、妖星が現れた時に、「天地のみたまなりける此人に つく事なくて業をなす哉」とか、「人間は天下の神のみたま也 つく事ならず災いの神」など、人々は災い除けの歌を貼って、難を逃れたと記されている。(「虎尾星」イラスト:ナマハゲさん)(皆月 斜 山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年04月03日 15時30分
実物!! これが呪いの人形だ!
オカルト研究家でもあり、作家でもある山口敏太郎は研究の一環として、不思議なものやいわくつきのものを集めている。 今までにもたびたび、呪いがかかっているという奇妙なデスマスクや、夜に笑うという“笑い面”などの奇妙なものが事務所に届けられた。 そして、今回もたまたまではあるが実際に使用されたという呪いの人形を入手した! 画像がその“呪いの人形”である。 大きさは15センチほど。やや黄色がかった茶色で、体のふくらみや目鼻を彫り込んである事から小さくも女性を精巧にかたどったものである事が分かる。そして、頭にはリンゴのへたのような木の枝が2センチほど飛び出ている。 素朴でありながらどこか不気味な印象を漂わせる、この小さな人形がかつて呪いに使われ、現在は丑の刻参りで五寸釘を打ち付けられるわら人形のルーツとなったものなのだ。 この人形の制作年代は平安末期と推測されている。空井戸に捨てられていたものがこの度出土され、山口敏太郎のもとに辿り着いたというわけだ。 山口敏太郎氏は「あくまで推測であるが」と付け加えた上で、「漆喰の中に髪や爪を入れて人形にし、空井戸に放置したのではないだろうか」と述べる。 井戸は異界、現世と地獄を繋ぐなどの言い伝えが残っている。このような所に放置する事で、呪詛をかけたい相手に確実に届くようにしたのではないだろうか。見る人によっては「今でも呪詛が残っている」と称するこの“呪いの人形”。あなたにはどのように見えるだろうか?(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年03月31日 17時59分
侍女の怨念が妖虫と化した「お菊虫」
寛政7(1795)年、彦根藩士・孕石氏の屋敷にある古井戸からジャコウアゲハの幼虫が大量に発生したことがあった。幼虫の容姿は、女が後手で縛られた様であったため、その井戸に身を投げたお菊という侍女の怨念が幼虫と化した虫とされ、「お菊虫」と呼ばれた。 お菊とは、孕石家の当主・備前守泰時の看病のために侍女として奉公に上がった足軽の娘であった。泰時が他界した後もその息子・政之進に仕えていた。政之進はまだ若く独身であったので、一つ屋根の下で暮らすうちに、二人は身分を越えて深く愛し合うようになった。しかし、政之進には、父が生前に結婚の約束を交わした婚約者がいた。父の死後、相手の家から結婚の催促が続いたが、政之進は結婚を断ることが出来ず、返事を延ばし延ばしにしていた。お菊は、政之進の結婚話が出る度に気が気でなかった。政之進は「お前以外に妻は娶らぬ」と宥めすかすが、お菊はますます不安になっていた。 孕石家には、将軍家から井伊家へ拝受した中国古来の白磁の皿が10枚一揃えで、家宝として代々伝わっている。この皿は、初代・孕石源右衛門が大阪夏の陣の時、井伊家の旗奉行として出陣し、功績を挙げ、壮絶な戦死をしたため、井伊家から2代目・泰時に500石の禄と共に拝領したものであった。お菊は、家宝の皿と自分かどちらが大切か政之進の本心を確かめようと、皿を1枚故意に割ってしまった。 お菊は心試しに故意に皿を割ったとを知った政之進は逆上し、刀の柄に手をかけた。だが、その瞬間に自分の煮えきらぬ態度がお菊をここまで追い込んでしまったこと悟り、刀を放り出して奥の間に篭ってしまった。一方、お菊は、愚かな事をしてしまったと悔い、自分は浅はかな女だったと知り、もはや政之進に合わす顔がないと、井戸にその身を投げ果てた。 その後、政之進は家宝の皿があったために愛しいお菊を死なせてしまったことを悔い、残りの皿を打ち砕いてしまい、出家し生涯供養の旅を続けた。そして、割られた皿は、お菊の母が拾い集め、滋賀県彦根市後三条の長久寺に供養のために奉納され、現在でも継ぎ合わされた皿が6枚のみ残っている。(写真:「姫路城内のお菊井戸」、「お菊虫『絵本百物語』より」)(皆月 斜 山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年03月27日 15時30分
明治時代にも“ゆるキャラ”がいた!? 『悪病除けの人獣絵』
『ひこにゃん』を筆頭に、ユニークかつ独特な“ゆる〜い”雰囲気をまとったキャラクター、ゆるキャラ。主に各地域の町おこしやキャンペーンで活躍する着ぐるみのご当地マスコットキャラ達に付けられたこの呼び名も定着して久しく、今ではゆるキャラ達の運動会『ゆるキャラカップ』や一番人気のゆるキャラを決める『ゆるキャラグランプリ』等のイベントが行われるまでになっている。 時には微妙にリアルな『メロン熊』や頭に段ボールを被っただけの『やなな』等のイレギュラーなキャラが混じる事もあるが、全体的に言えるのがなんともゆるく時にキモカワイイ系のデザインである事があるだろう。 近年になって注目され始めたこの“ゆるキャラ”。その元祖とも言える奇妙なUMAが江戸時代に存在していた!? という驚愕の報告例がある。 掲載された写真画像を見て戴きたい。『悪病除けの人獣絵』と題してあり、人の顔をした奇妙な動物を描いたものらしいのだが、この人獣が何とも言えずゆるい雰囲気を放っているのだ。うつろな目とやたら大きな鼻をしたリアルめの人の顔に反し、獣の体はぬいぐるみのような適当すぎる造形。絵師が途中でやる気を無くしたのだろうか。 こちらの絵は明治期に活躍したジャーナリスト、宮武外骨が著作内で紹介しているもの。江戸時代は文政年間に描かれた絵の写しで、当時富山の薬売りが「この4〜5年のうちに悪い病気が流行するが、この絵を描いて飾っておけば病気の害からは逃れられる」と触れ回っていたものだそうだ。 科学的知識や病気に対する明確な治療法がなかった昔は、魔除けの絵を飾って病気にならないように祈る、という対処法がよく取られた。はしかや疱瘡(天然痘)除けに金太郎や桃太郎、鍾馗様などを赤一色で描いたものや、災厄除けや魔除けに怪物の絵を描いて飾る、というものが多かった。特に魔除けの方は白澤や件といった人面牛身の瑞獣をモチーフにしたものが多かった。 この絵もその一つだと思われるのだが…恐らく下手な人や容姿をよく知らない人が描いたためにこのような結果になってしまったのだろうか。類似の『縁起の良い化け物を描いているはずなのに絵が微妙でゆるキャラ化してしまっている』ケースに『アマビエ』などの妖怪が報告されている。(山口敏太郎事務所/画像は宮武外骨 著作の挿絵より)
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ミステリー 2012年03月24日 17時59分
昭和の怪奇事件「殺した子供が枕元に立ち殺人を白状させる」
「殺した者の亡霊が枕元に立ち殺した者を苦しめる」 このようなシーンを映画や小説で見たことがある人も多いだろう。 心霊体験としてはかなりベタな場面であるが、今から30数年前、似たような事件が日本が起こっていたことは意外と知られていない。 先日、山口敏太郎事務所所属のライター、昭和ロマン探求家を自称する穂積昭雪氏から一枚の新聞記事が山口敏太郎事務所へと届けられた。それは1977年(昭和52年)3月2日朝日新聞夕刊のものでその記事の中央には『夢まくらで「マンマ、マンマ」ーうなされ続け長女殺しも自供ー』というタイトルが不気味に躍り出ていたものであった。 記事によると1977年1月23日に広島県の某所で母親が自分の長男(2歳)を浴槽に沈め殺害するという痛ましい事件が起こった。母親は後日、逮捕されたのだが、その直後、母親は警察の留置所内で夜な夜なうなされ続ける状態になってしまったという。 不審に思った刑務官が、前年の1976年に不審死を遂げた彼女の長女(当時1歳)についても言及したところ、母親は涙を流しながら長女も殺したことを告白したという。 記事によると毎晩、殺したふたりの子供が母親の枕元に現れ、長女は「マンマ、マンマ」と言いながら乳房に触れてくる、長男は「カアチャンツメタイヨウ」と泣き叫んでいたという。 彼女の見た息子の姿は亡霊的なものなのか、それとも罪悪感から現れた幻覚なのかは不明だが、なんとも不気味かつ興味的な事件である。(写真:1977年3月2日朝日新聞夕刊3版より)(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年03月20日 17時59分
尼僧に恋した人魚(♂)の末路
滋賀県東近江市川合町にある願成寺は聖徳太子によって開かれたという曹洞宗の寺院である。本尊の聖観世音菩薩立像は、聖徳太子の母の姿を映したものと伝えられており、33年に1度開扉される。また、観音堂には、人魚のミイラ(非公開)が現在でも保存されている。 昔、願成寺の末庵に目を見はる程の美しい尼僧が住んでいた。いつの頃からか、可愛らしい小姓が、尼僧に身の回りの世話をするために寺へ毎日通うようになった。小姓は、寺にいる時も、外へ出掛ける時も、片時も尼僧の側を離れず、寄り添っていた。だが、この小姓は、どのような素性の者で、何処から来ているのか、村人は誰も知らなかった。また、不思議なことに夕暮れになると、小姓は寺からいつの間にか姿が見えなくなるのであった。初めのうちは、村人達も尼僧と小姓の姿を微笑ましく見守っていたが、次第に羨ましく思うようになってきた。 ある日のこと、村人が数人集まって本堂の影で、小姓のことを噂していると、庫裏から、小姓が出てきたのが見えた。何処へ帰るのか、確かめてみようと、村人達はこっそりと後をつけてみた。佐久良川の堤まで来た時には、すっかり日も暮れて、辺りは薄暗くなってきた。葦が欝蒼と茂った河原には行きかう人の姿は無く、このまま進むと、淵があるだけだった。その時、前方を進む小姓は佐久良川の淵で、すっと消えてしまった。怖くなった村人は逃げ出した。 小姓の噂で村中持ちきりになると、あれほど律儀に寺に通っていた小姓は姿を見せなくなり、尼層は寺に篭りきりになった。 暫くすると、村は日照りになり、川遊びをしていた子どもが神隠しにあったり、火災が増えたり、災厄が続いた。「これは佐久良川に棲む魔物の仕業に違いない」と、皆が言い出すので、修験者に占ってもらうことにした。「佐久良川に棲む人魚の仕業である。直ぐに退治しなさい」と、占いに出た。 村人は佐久良川を取り囲み、人魚が逃げないように、上流と下流に投網を仕掛け、追い詰めて捕獲した。何と、捕まえた人魚の正体はあの小姓だったのだ。「動物の身でありながら尼僧に近づいたとは、けしからん」と、村人は怒り、人魚はミイラにして、見せ物にした。その後、気の毒に思った人達の手によって、今は亡き尼僧の眠る願成寺の観音堂に安置された。(写真:「願成寺」願成寺(東近江市川合町)、人魚のミイラ(こちらは主に中部、関西地方で見られるもの)(皆月 斜 山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年03月17日 17時59分
「墓の幽霊」 幽霊にあやかって商売繁盛!?
まずは、こちらの絵を見ていただきたい。墨で書かれているのは、何とも貧相で髪を振り乱した人物。着物には手形のような汚れもついている。むしろ、何より 目をひくのはこの人物の前に浮かんでいる大きな墓石だろう。手が描かれていないので抱えているわけではなさそうだ。ちゃんと榊が供えられたこの墓、なんと 普通なら「南無阿弥陀仏」とでも彫られているであろう箇所に大きく「商売繁盛」と書いてある。 何ともミスマッチな墓石と人、そして文字の取り合わせだ。墓石とセットという事は幽霊なのかも知れないが、この人物には足がある。さて、この人物は何なのか? 実はこれ、江戸時代のパフォーマーでありサンドイッチマン(広告マン)だったようなのだ。江戸時代でも珍しいタイプのパフォーマーだったらしく、『絵本風俗往来』や明治〜昭和期のジャーナリスト・宮武外骨が自身のエッセイにて書き記している。 この墓は高さ2尺あまり(約60センチほど)で紙張り子でできており、非常に軽いもの。これを自身の腰にくくりつけて上半身を隠すようにし、自分の顔をわ ざと青白く塗って幽霊に扮する。そして、往来に出て子どもなどが大勢遊んでいるような所へ行って後ろからそっと近づいていき、背後から「恨めしや〜…」 と行って子どもを驚かすのだ。 当然、子ども達は驚いたりかえっていたずらしてきたりするのだが、そこで人が集まってきた所で宣伝をしたり、商売繁盛祈願をして日銭を得ていたのだという。 今でもよく知られた百物語の作法などは江戸時代に成立したものだ。これをはじめ、江戸時代はこういった魑魅魍魎の類を恐れつつも一部でマスコットのように 考えていた事が分かる。ミスマッチな「商売繁盛幽霊」が今で言う一発屋芸人のようなジョークキャラとして受け入れられるほど、昔の日本では狐狸妖怪は身近 な存在だったと言えるのではないだろうか。(山口敏太郎事務所/画像は宮武外骨の著作より)
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ミステリー 2012年03月13日 15時30分
漫画の神様もあの文豪もUFOを目撃した!
この世には「UFOを目撃しやすい人」というのがいるという。 それは動体視力が高い人、感性が鋭い人、単純に目の良い人などが挙げられるが、それらを一気に備えた職業の人といえば、やはり絵を描く漫画家か文章を書く作家という事になるだろう。 『漫画の神様』と呼ばれる漫画家、手塚治虫は昭和31年(1956年)にUFOを目撃している。 1987年1月1日に放送されたスペシャルラジオ番組『手塚治虫のオールナイトニッポン』では手塚治虫がUFOを目撃した話が放送され、手塚漫画ファン、UFOファンを驚愕させたと言われている。 手塚治虫は東京から大阪までの飛行機の窓から地面スレスレに飛んでいる空飛ぶ円盤を目撃したという。その円盤は銀色に光りとてもきれいなもので、手塚治虫はその未知との接触を「とても不思議な体験だった」と語っている。 手塚治虫の話では全く同じ形の円盤を作家の三島由紀夫も目撃しており、三島由紀夫は銀座で新橋1丁目へ車道を渡って(しかも左側を)移動する、日本の交通ルールを熟知しているUFOを目撃しているという。 しかし目撃した時期は手塚治虫のほうが若干速く、手塚は三島にそのことを自慢げに語っていたといわれている。 ちなみに、手塚治虫は代表作である『ブラックジャック』で2008年6月14日に起きた東北の震災を予言したという逸話も残っており、三島由紀夫も後年、自らの割腹自殺を示唆させるような場面を映画『憂国』で演じるなどしているため、手塚治虫と三島由紀夫には優れたクリエイタ−として予知能力に近い力が備わっていたのではと見る向きもある。 二人にそれらの力を与えたのは同時期に目撃した同形のUFOが関係している…とするのは考えすぎだろうか?(写真:手塚治虫 (おもしろくてやくにたつ子どもの伝記)ポプラ社刊)(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年03月10日 17時59分
日本有数の不思議スポット『皆神山』
長野県長野市松代にある溶岩ドーム「皆神山」は実に不思議な場所である。 家が並ぶ平地に、もっこりと盛られたその山は、まるでオーストラリアのストーンヘンジか、エジプトのピラミッドを連想してしまう。現に、皆神山は「日本の ピラミッド」とも呼ばれており、人工的に作られたという説もある。その奇妙さは見た目だけでは無くその内部、山中にもあふれている。 険しい山道を頂上まで登るとそこにあるのは皆神神社。その隣には深さ10メートルと噂のある底なし沼がある。山の頂上に底なし沼とはいささか奇妙だが、さらにこの沼はクロサンショウウオの産卵地でもあるというのだ。本来、クロサンショウウオはきれいな水でないとふ化できないはず。いったい、なぜこんな不思議な沼が山の中に現れたのか。一説によるとここで修行をした僧が生活水を溜め込んだものが原点といわれている。クロサンショウウオがふ化できたのは僧たちのパワーがいまも残っているからなのだろうか? この沼はさらに頂上にある底なしの井戸にも繋がっているという。この井戸は空気穴として池の水を調整しているらしいのだが、ここに来ると何故か磁石が狂うといった現象がおこるという。 この皆神山の周辺はUFOおよび発行物体が多く目撃されている場所であり、現に何枚もUFOらしき物体が撮影されている。 不思議が不思議を呼ぶ日本のピラミッド『皆神山』。この山には今も謎が渦巻いている。 (山口敏太郎事務所/写真提供:穂積昭雪)
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