瀧容疑者は中村勘九郎演じる主人公・金栗四三にマラソン用の足袋を提供する実在の足袋職人「黒坂辛作」として出演しており、今後は足袋を作る以外にも、四三が黒坂の自宅に居候するなどストーリーの鍵を握る人物ゆえ、代役を立てて撮り直すことが必至とされてきた。
さて、気になるのは瀧容疑者の代役となる俳優である。
「個性派俳優」の代表格として引っ張りダコだった瀧容疑者だけに、その代役選びは難航しそうな様相だ。
「ピエール瀧さんは一度見たら忘れられない強面、また業界内に『電グル』ファンが多いこともあり、ドラマ・映画製作者の間では人気ナンバーワンの俳優になりました。単に雰囲気が似ている俳優ということで言えば、芸人のマキタスポーツさん、イラストレーターのリリー・フランキーさんなど、いわゆる『サブカル界隈』の名前が挙がっており、彼らは今後、ピエール瀧さんに代わってオファーが殺到するのではないかとされています。」(某週刊誌記者)
また、業界内では、こんな人物も瀧容疑者の代役として名前が挙がっているという。
「『オジサン俳優』に限定すると、古田新太や安田顕、遠藤憲一あたりも今後、オファーが増えると思います。単にオジサン俳優ということであればいくらでもいますが、名前と顔が一致するような役者はかなり限られています。あと、興味深いところでは、『いだてん』の脚本家の宮藤官九郎も『ポストピエール』役者として、名前が挙がっているようです。彼は俳優としてのキャリアも長いですし、もしかしたら『いだてん』で降板した瀧さんの代役はクドカンさんが務める……というメタな展開もあるかもしれませんね」(前述の某週刊誌記者)
今後のオジサン俳優事情に要注目か……?