まさに、星くずのように消えてなくなった。
沢尻の所属事務所「スターダストプロモーション」の公式サイトには、29日までタレント一覧はもちろん、トップページにまで沢尻の笑顔があった。しかし、30日午後になって写真やプロフィールなど一切の情報は削除され、現在は閲覧不可能となってしまっている。
沢尻と「スターダストプロモーション」をめぐっては26日に解雇問題が発覚。事務所側は沢尻が過去に起こした数々のトラブルや素行不良を契約違反と判断し、解雇を決断。すでに最後通告となる内容証明郵便を送付していると見られ、沢尻との契約関係を完全に断ち切るもよう。
デビュー以来、沢尻のプッツンぶりは確かにすごかった。2007年9月の「別に」事件でミソをつけたのがお騒がせ史のはじまり。その後もゲイバーでのランチキ騒ぎが報道されたかと思えば、突如芸能活動を中断して、ロンドンへ語学留学をしたりと、やりたい放題。今年に入って事務所の了承も得ないまま、高城氏と結婚。さらに今夏、皆既日食鑑賞のため奄美大島に夫婦で滞在した際には公道で「フル電動自転車」を乗り回し、地元警察から事情聴取を受けている。
「自由奔放でマスコミとしてはネタに困らない逸材でしょうが、行動を管理する事務所は大変。今回の解雇でも、いまだに『麻薬使用疑惑』まで指摘されていて、沢尻で得られるメリットよりもデメリットの方が大きいとの判断でしょう。当然です」(芸能プロ関係者)
解雇問題に関して沢尻サイドは弁護士を立てて交渉中だが、当の本人はドイツに渡っているといわれる。現地で高城氏と合流し、今後の“作戦”を練っているという。
女性誌デスクは「高城氏のもとで独立事務所を立ち上げ、芸能界に復帰するのがベストだろうが、そのためには今の事務所をきれいにやめるのが必須条件。沢尻にいくら話題性と実力があってもこの難所を越えなければ次はない。今が正念場です」と指摘する。
自身のブログでは「see you at the next stage(次のステージで会いましょう)」という謎の言葉を残したままの沢尻。しかし、彼女が芸能界で次のステージを見つけるのはかなり難しいといえそうだ。