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ヴィクトリアM ジョリーダンス 渾身の仕上げ

 「第3回ヴィクトリアマイル」(JpnI 東京芝1600m 18日)の最終追い切りが今朝、美浦トレセンで行われ、ジョリーダンスが躍動感あふれる動きを披露した。1週前もハードな調教を施され、ここは陣営も力が入る一戦。7歳馬だからといって軽視しては痛い目に遭う。

 メンバー中、唯一の7歳馬ジョリーダンスが、初のGI奪取に向けて超本気モードだ。
 陣営の力の入りようは1週前追い切りが証明している。直線、ビッシリ追われ、Wコースで5F64秒4→50秒4→36秒2→12秒5の好時計。併せたマイネルハイアップ(古馬500万)を1秒以上ちぎるという、堀厩舎にしては珍しい“スパルタ調教”を課せられた。これほど意欲的な調教過程をたどれたのは、馬が充実していることの裏返しでもある。
 堀師は言う。
 「デキに関していえば、昨年よりもいいんじゃないかな。7歳とはいえ、衰えはまったく感じない。とにかく、今回は強いケイコを施して、(状態を)もっと上のレベルにもっていきたい」
 指揮官が燃えるのも無理はない。2走前・東京新聞杯は幾度も前が詰まり6着、前走・阪神牝馬Sは終始、内に閉じ込められ5着と、ともに不完全燃焼。さらに、昨年のヴィクトリアMもメンバー最速の上がりをマークしながら、0秒3差5着に惜敗。ここまで勝ちに見放されたなら、“ソフト調教”から“ハード調教”に切り替えたことに納得がいく。
 「近走はこの馬の力をまったく出し切っていないからね。今回こそもっている力を爆発させてほしい」
 衰えなしの7歳馬とはいえ、残された時間は少ない。ここは千載一遇のビッグチャンスが到来だ。

 【最終追いVTR】Wコースでプロセッション(古馬1000万)と併せ馬。5F標で4馬身追いかけ、3Fで合体。直線に入って仕掛けられると鋭く反応し、一気に相手を3馬身突き放した。絶好調。

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