右の写真はカナダのバンクーバー島沖合に生息していると言われているUMAのキャディ(キャディー)の死骸とされる写真である。画像が白黒かつ不鮮明なため、わかりづらいが、キャディはウミヘビ型の未確認動物と言われており身長は5メートルから20メートルというやや小型のUMAである。
ウミヘビ型とは言ってもその形状は異様としか言いようが無く、馬によく似た頭部、細長い胴体、背中にコブのようなコイル状の突起があるとされている。また、特筆すべきはその目撃数で現在までに約150回以上も目撃されている。
さらにこのように死体とされる写真が残っているのも水棲UMAの中では珍しくこれもキャディの特徴といえる。上記に記した通り、キャディの目撃数はかなり多く1968年にはなんと幼生と思われる小さいサイズのキャディ捕獲の報告があり、写真のキャディが撮影される10年ほど前には 全身骨格とされる写真が撮られたこともある。
しかしながらこのキャディの骨格はシカゴの博物館へ空輸される途中で行方不明となってしまっており、その詳細は闇に葬られる結果となった。この骨格はアザラシのものとも言われているが、残されたスケッチからはキャディと共通点が多いことから一部の学者ではキャディと見られる向きがあるという。
詳細は不明ながらも多くの目撃数、貴重な写真が現存していることから、キャディは世界でもっとも発見に近いUMAとされており、今後の動きが期待されている。果たしてキャディは今も生きているのか…UMAミステリーのロマンは尽きない。
(山口敏太郎事務所)