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西日本豪雨被害、芸人たちが地元の支援呼びかけ バンビーノ石山は「水」、相方・藤田は「金」のルートを拡散

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バンビーノ・藤田裕樹、石山大輔

 お笑いコンビ・バンビーノの石山大輔が、自身のツイッターを通じて西日本豪雨災害の支援活動を積極的に行っている。バンビーノは“ダンソン”と称されるリズムネタで、一躍有名になったお笑いコンビである。

 石山は、愛媛県大洲市の出身。まさに今回被災した地域のひとつである。地元の親戚や友人からリアルな情報を得て、ツイッターで拡散している。被災者に対しては災害時に役立つサイトや支援を要請する方法などを紹介。支援者には、現地で不足しているものや支援物資の送り先などを具体的に発信している。

 そんな石山のもとには「粉ミルクや生理用品は足りていますか?」「できる限りお手伝いしたいので、何かあれば教えてください」「物資のためのトラックは必要ないですか?」など、支援に協力しようとする人からコメントが続々と寄せられている。

 これらのコメントに石山は「今現地で必要としているのは水だそうです!」「まずは知ってもらいたいので、情報の拡散をお願いします」「トラック探してました!ちなみに何トンですか?」などこまめに返信。個別に相談がある人には、ダイレクトメールを送るよう呼びかけている。

 さらに、現地の状況から、支援物資を松山市にいったん送り、そこから各地域に届けてもらう方法を考案。実際に、現地で支援活動を続ける団体「愛媛プロレス」と協力して“水だけを届けるルート”を作った。物資が届きすぎて保管できない地域もあるようだが、石山らは長期的に保存できるよう場所を確保しているという。現時点の送り先住所は「〒790-0012 愛媛県松山市湊町4丁目10-8 W studio RED」とのこと(12日現在)。ちなみにこのプロジェクトには、お笑いコンビ・和牛の水田信二(愛媛出身)も積極的に関わっているようだ。

 また、石山の相方・藤田裕樹は支援金を募るサービス「polca(ポルカ)」の専用ページを立ち上げた。ポルカとは、身近な友人同士で、企画を立て必要な金額を集められるファンディングアプリのこと。被災地で絶対的に必要とされている「水」や「お金」を集めることに注力しているのだろう。

 支援募集といえば、先日お笑いコンビ・千鳥のノブが、被災地となった地元・岡山の倉敷市への支援をツイッターで呼びかけたことで、一時騒動となった。というのも、支援物資を受け付けていないコンビニを「(支援物資の)受け入れ先です」と紹介してしまい、結果として現地に混乱を招いてしまったのだ。その後すぐにノブはツイッターで謝罪、すでに事態は収束している。ノブは災害発生当初からこまめに情報を発信しており、助けを求めるツイートをリツイートするなど積極的な姿勢を見せていた。

 今回の大きな災害を目の当たりにして、誰もが“何か力になりたい”という気持ちがあるのは同じなのだろう。地元が被災したとなればなおさらである。今後も、こうした発信が、被災者と支援者をつなげる場所として活用されることになりそうだ。

記事内の引用について

バンビーノ・石山大輔公式ツイッターより https://twitter.com/ishiyamantohihi
バンビーノ・藤田裕樹公式ツイッターより https://twitter.com/fujiboy0730
和牛・水田信二公式ツイッターより https://twitter.com/wagyunomizuta
千鳥・ノブ公式ツイッターより https://twitter.com/nobchidori

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