手相はもちろん、タロット、四柱推命、占星術、風水など、さまざまな占いに精通し、テレビや雑誌、さらには自身のSNSなどで発表する占いが「当たる!」と評判のLove Me Doに、今回インタビューを行った。新刊の内容はもちろん、占いとの出会いや夢に至るまで大いに語ってもらった。
ーー本を発売して2週間ほど経ちますが、反響はいかがですか?
タレントの方の飲み会に呼ばれることが多くなりました。「原稿を書かなきゃいけないんです」って断っても「顔だけ出してくれ」って言われます。
ーーやはり、芸能人と一般の方との手相には違いがあるのでしょうか?
一般の方より芸能人の方が「嫌な顔をせずに嫌な仕事ができる」という能力に優れているかもしれません。それが感情線に現れているんですよ。一流になればなるほど、感情線が二重になっている人も多いので、そこが違うのかなと。ただ、一般の方でも心が満足している人たちは線も強いです。だから手相というのは「この線があるから成功する」というわけではなく、心の満足度なのかもしれません。
ーー本書のコンセプトを教えてください。
手相は一番最初に身に付けた占いなので、温めた情報がたくさんあるんですよ。だから「世にある占い本には載っていない知識を披露したい」というのが始まりです。
ーー「3秒でわかる」というのは具体的にどういったものなのでしょうか?
例えば、手を組んだ瞬間にその人が常識人なのか、変人なのかがわかるとか、手の出し方でガードが固いのか、オープンマインドなのかがわかる……とかですね。
ーー手相以外のことも載っているんですね。
そもそも、手のひらの線だけが手相だと思われていることが間違いなんです。
ーーえっ!
「手の相」なので全部なんですよ。昔は腕を見て人を判断していたくらいですから。そこが手相でも失われている部分というか……線を暗記するのではなく「他の部分にも重要な意味があるんだよ」というのを伝えたいなあと思ったんです。ただ、ページ数の関係で説明を割愛した部分もあるので、そのあたりはライブでお答えしようかなと(笑)。もしくは2冊目で!
ーーでは、この本を読めば個人的にも手相が見られるということでしょうか?
受験勉強もそうですが、日本人の良くないところは、暗記に走るところなんです。まずは、その線がどういう意味で成り立っているのかを知ってほしいですね。手のひらには丘があり、丘から丘へと線が走っているので、丘の意味を知れば、線の意味を知らなくても読んでいける……「理論的なプロセスがありますよ」と伝えたいというのが裏テーマです。
ーー「こんな人におすすめ」というものはありますか?
自己表現できなくて困っている人、自分が主役になりたい人、あとは飲み会でモテたい人におすすめです。本に載っていることを身に付けられたら飲み会で盛り上がると思います。
ーーそもそも占いとの出会いは?
先輩のネタを見た時に「これは無理だな」って思ったんです。そこで芸能界を辞めようと考えていた時に、社員さんから「占いだったら可能性あるんじゃない?」と言われたことがきっかけですね。実際、幼少期の頃からタロットカードを買ったり金縛りに遭ったりしていて不思議な世界が好きだったんです。だから「向いているかも」と思って、やってみるとどハマりしました。
ーーLove Me Doさんはサッカーも得意で、JFA公認指導者ライセンスC級コーチも取得されていますよね。
私の夢なんですけど、「サッカーチームを占いで強くしたい!」というのがあるんです。
ーー面白そうですね!
日本代表を見ると前線の選手が双子座ばかりなので、まず自分のチームで伸び悩んでいる双子座の子がいたらフォワードにしようとか。そういうふうにポジションと星座の関係性を合わせたら伸びるんじゃないかなって……そういう漫画を出したい(笑)。もしくは『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で「弱小の小学校チームを、星座の適性に沿ってポジションを配置すれば強くなるのか?」という説をやりたいですね。
ーーそういった占いもあるんですね。
例えば、今回の平昌五輪でも、メダルを獲っている人たちは双子座と射手座ばかりでしたし、ロシアW杯で活躍した乾貴士選手、本田圭佑選手、柴崎岳選手は双子座だったんです。だから今は「双子座と射手座の人を使ったらうまくいくんじゃない?」とかアドバイスができるわけです。
ーー最後に、読者へ一言お願いします!
この本を読めば相手のことが3秒でわかる部分もあるので、そのあたりを身に付けてもらい、コミュニケーションツールとして楽しんでいただけたら人生が開かれるのではないかと思います。ぜひ活用してみてください!
(インタビュー終わり)
8月9日(木)には、ブックファースト新宿店で本書を購入した人限定の発売記念トークショーが開催される予定。先着50名までなのでお早めに!