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田中正直のウェブランニングクリニック 「第24回サプリメント」

 今回は、サプリメントについてです。

 いつものように全てのスポーツではなく、マラソン(長距離)のためのクリニックです。種目が違うと筋肉の質も量も違います。陸上競技でも、大きく分けて3つに分類できます。
 瞬発的にスピード出す短距離種目、パワーを発揮する投てき種目、長い時間出来るだけ速い速度を保つ長距離種目です。技術的な違いはもちろんですが、カラダ作りの段階から違います。トレーニング成果を効果的に結果に結びつけるためには、トレーニング、休養、栄養のバランスが重要になってきます。

 栄養で、1番重要なのは毎日の食事です。3食バランス良く食べて、栄養素や必要なエネルギーを摂取することが大切です。補えないものや、補いづらい栄養素はサプリメントを使う方法が良いでしょう。何度も言うのは、食事+サプリメントです。食事を疎かにして、サプリメントに頼りすぎることは絶対に止めましょう。

 サプリメントとは、アメリカ合衆国での食品の区分の一つであるダイエタリー・サプリメント (dietary supplement) の訳語です。日本では、栄養補助食品、健康補助食品とも呼ばれています。略称はサプリです。

 色々ある栄養素から今回は『アミノ酸』をクローズアップしたいと思います。
 私たちの体内では、たんぱく質を消化してアミノ酸にしてから吸収します。アミノ酸からできているたんぱく質は、筋肉や臓器などの構成成分や、酵素やペプチドホルモン、神経伝達物質などになります。カラダの構成に必要なアミノ酸は20種類あります。その20種類も非必須アミノ酸と必須アミノ酸に分けられます。

 20種類のアミノ酸のうち、9種類を必須アミノ酸と呼び、体内で合成できないか、できても小量な為に食事から必ず摂取しなくてはならないアミノ酸です。(バリン、ロイシン、イソロイシン、リジン、トリプトファン、フェニルアラニン、メチオニン、スレオニン、ヒスチジン)。この中のバリン、ロイシン、イソロイシンは、分岐鎖アミノ酸(BCAA)、筋肉中に多く含まれ、運動中に分解が促進されると言われている為、運動後に摂取することにより筋肉を修復する材料提供として効果的だと考えられます。

 たんぱく質は、毎食しっかりと摂取する必要があります。食事で充分摂取できない場合、食欲がない場合、内臓が疲れている場合などに利用すると良いでしょう。練習量が多いときやきついときなどは、供給が追いつきませんので、サプリメントを利用するのがお勧めです。30分以内の摂取が効果的です。

 私自身は、1袋3.6グラムのアミノ酸を、トレーニング後や食事後に摂取しています。激しいトレーニング後は、2袋飲んだりもします。飲むと個人の感想になりますが、次の日のダメージがかなり軽減されます。筋肉痛にもほとんどなりません。
 みなさんも是非、お試し下さい。

【Air Run TOKYO】ランニングクラブの練習会を体験してみたい方は、リアルライブ見たで無料体験できます。参加希望の方は、(airrun@pss1.jp)にメール下さい。
 詳細は、【Air Run TOKYO】公式サイト(http://airruntokyo.syncl.jp/)をご覧下さい。

 【Air Run TOKYO】監修・ランニングアカデミー
 第25回は、『サプリメント2』

写真:練習風景です

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