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新潟記念(GIII 新潟芝2000m 26日)本紙・橋本はマヤノグレイシーで大胆に勝負!

 有力馬がインフルエンザの犠牲になり、相次いで戦線離脱。風雲急を告げる事態になったが、他人の不幸は我が身の幸せといわれる勝負の世界である。
 どの陣営もチャンスに虎視眈々。その中でマヤノグレイシーに白羽の矢を立てた。8歳馬だが、度重なる休養(合計3年4カ月)でキャリアは<6326>と4歳馬並み。無理使いされていないから、心身とも若い。

 8歳のここまで辛抱強く使ってきたのを見ても、この馬にかける関係者の期待のほどがうかがえる。一時代を築いた名牝ビクトリアクラウンの近親という、血統的な裏づけもあり本来なら、とっくの昔に重賞の1つや2つ勝っていて不思議はない。
 果報は寝て待てというが、ついに千載一遇のチャンスが到来した。<2100>と群を抜く“鉄砲”実績に加えて、ハンデ54kgなど勝利のお膳立ては整っている。

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