「チュパカブラ」は別名を「ゴーストサッカー」ともいい、家畜や人間を襲い生き血を吸い尽くす怪物として世界で圧倒的な知名度を持つUMAである。
これまでにもチュパカブラとされる死体や写真は見つかっていたものの、このように展示目的で剥製されてしまうUMAは珍しいと言える。作成されたのは本場(?)アメリカとされており、ガバッと大きく開けた口、ギラリと鋭い牙が目を惹く。目は防腐加工の影響か白濁しておりまるで死んだ魚のように迫力がある。
この剥製はよく知られているチュパカブラとはだいぶイメージが違うが、生きている動物に襲い掛かり血を吸い取るというダイナミックな生体を持つチュパカブラのものとしては非常に説得力がある。
さて、チュパカブラといえば鋭い爪を持ち、素早い動きを得意とする獰猛なUMAとして知られている。そんな化物を人間の手で捕まることなどありえたのだろうか。
これは、あくまで都市伝説のような話であるのだが「チュパカブラの死体発見か?」と大々的な新聞報道があったとしても、しかるべく研究所へ鑑定に出されないのは「アメリカ政府がチュパカブラの存在を隠ぺいしているのでは?」という「政府陰謀説」まで存在しているほど、チュパカブラにまつわるミステリーは深く渦巻いている。
となると、この頭蓋骨は研究機関が極秘に作成したチュパカブラの剥製なのだろうか。
山口敏太郎はこの剥製については北米産のイヌ科の動物コヨーテを加工して作られたものではないかと考えている。
つまり日本の見世物小屋のように、人を驚かせるのが目的で作られた加工された剥製の可能性が高いということだ。とは言うものの、この剥製が何の動物だったのかは未だ持って不明である。
この「チュパカブラの剥製」は現在、お台場の「山口敏太郎の妖怪博物館」に常設で展示されている。
噂によると、このチュパカブラの剥製を写真に撮ると「仕事運」や「情熱運」アップに効果があるとされている。気になる方は是非、お台場まで「チュパカブラの剥製」を見に来ていただきたい。
山口敏太郎の妖怪博物館
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(山口敏太郎事務所)