報道をまとめると、天海は6日午後2時の公演中から、いつもより汗が出るなど体調の異変を感じ、舞台終了後、極度な体のだるさを訴え、マネージャーとともに都内の病院に向かったところ、「軽度の心筋梗塞で、1週間から10日の安静治療が必要」と診断され、そのまま入院。幸い手術の必要がなく、安静にして順調に回復すれば、一定の治療期間後、仕事に復帰できる状態だったというが、初日から1カ月が過ぎた同舞台は12日が千秋楽のため天海は舞台の続投を強く希望。しかし、無理をすれば、すぐに再発の恐れもあるため、所属事務所は8日にマスコミ各社に送ったファクスでで「主治医と協議した結果、今回はしっかりと静養をし、1日も早く皆さまに元気な姿をお見せすることを最優先に考え、降板の決断をさせていただきました」と説明したという。
天海の降板を受け、9日夜の公演から、宮沢りえの代役で上演再開が決まったと報じられているが、9日の午前中に更新された上演している東京・池袋の東京芸術劇場の公式サイトによると、同日の夜公演は中止が決定。10日の19時の回より公演を再開するべく、キャスト・スタッフ一同が準備を進めており、公演の実施の可否については9日の午後8時頃に、再度主催者の公式HPなどで告知するという。
さすがのりえでも、このタイミングでの代役起用はあまりにも厳しかったようだが、天海はとうとう長年フル稼働したツケが回ってきたようだ。
「天海といえば、宝塚時代からこれまで26年間の芸能生活で病による休養はなく、定期的に人間ドッグを受けるなど健康には人一倍気をつかいコンディションを維持してきた。しかし、年齢を重ねるにつれ、仕事量がいっこうに落ちないのにこれまでと同じペースで生活していたところ、ついに体が悲鳴を上げてしまったようだ。入院したことにより、少しは仕事のペースを抑えることになりそう」(テレビ関係者)
とはいえ、天海はCM8本を抱え、昨年は2クールでドラマに主演。ほかに映画や舞台もこなすなど所属する大手芸能プロの稼ぎ頭となってしまっただけに、オファーが減ることはなさそうだ。