主に1980年代を中心に活躍。女性としては低めの声質を生かし重宝されていた。そして山田といえば、「世界名作劇場シリーズ」の常連声優として有名であり、地上波で放送された23作品中全声優中最多となる10作品に出演し、その都度タイプの違うキャラクターを演じた。その中でも、1979年TVアニメ『赤毛のアン』、1987年『愛の若草物語』の2作品で主人公を担当。なお、前途の『赤毛のアン』アン・シャーリー役で声優デビューを果たしている。
1985年『小公女セーラ』では、主人公セーラのいじめ役・ラビニアを担当し話題を集め、それ以降小悪魔的な役柄も演じる様になる。また、デビュー当初は少女役が多かったが、1980年の『太陽の使者 鉄人28号』金田正太郎役をはじめ、少年役も増加した。1983年から放送された『キャプテン翼(昭和版)』での岬太郎役は、特に高評価を受け女性のファンも増えたという。
また、世界名作劇場シリーズへの多数の出演が知られる一方で、藤子不二雄作品にも出演しており、TVアニメ『忍者ハットリくん』影千代役、TVアニメ『ビリ犬』ガリ犬役などが有名である。
この様に、順調な芸能生活を送っていたが、1988年に出産・育児により短期間休業。『ビックリマン』のフッド役を途中降板している。またガリ犬役を担当していた『ビリ犬』では、休業中はガリ犬の出番を無くす対処がなされた。またその後活動を再開し、1990年代前半頃まで活発な活動を行っている。
2002年頃に青二プロダクションを退団し、現在はフリーで活動中。2009年放送開始された名作劇場の新作、『こんにちは アン 〜Before Green Gables』の放映開始前の番宣CMにも出演しており、相変わらず「世界名作劇場」とのつながりは深い。