「すでに報道でご存じの方もいらっしゃると思いますが、夫の入院時に安心材料のためにと病院に泊まり込んでいる合間を縫い人間ドックを受けました」という南は、「その中で、精密検査の必要ありとの診断で再検査を重ねた結果、乳癌ステージ1という最終診断がでました」と経緯を説明。
「『まさか、私が』これがその時の正直な気持ちです」と診断された時の心境を明かしたが、「人間ドックを偶然受ける機会があった私は幸運なんだ、見つけて頂いた事が奇跡なんだと自分に言い聞かせドラマの収録を終えた後、病院に速やかに体制を取って頂き3月11日に手術を受けました」とすぐに手術に踏み切ったという。
乳がんについて「まだまだ乳癌という現実を受け入れるのには時間が必要です。当然、頭では分かっているはずなのに『命には限りがある』ということを、身をもって知る機会にもなりました。皆さんもご自身で機会を作り検診を是非受けてください、大切な人を悲しませないためにも。このことは私なりに、これからも発信し続けたいと思っています」とブログでコメント。
また、先日人間ドックによって、がんを早期発見ができ、すぐに手術し、今では舞台復帰している俳優で夫の渡辺謙へも、「私の助言から人間ドックを受けたことで謙の命を救ったのではなく、私の方こそ謙の病から救われた命です。精神的に辛い局面も『果歩の全てを一生愛す』その言葉が支えになりました」と感謝の気持ちを伝えている。
「今は、4月から始まる舞台『パーマ屋スミレ』の稽古開始までに、心も身体も快復させることに専念したいと思っています。家族や友人達が差し伸べてくれている温かい手に素直に感謝し神様が決めた寿命まで、ピンクリボンを胸に、命燃やして熱く生きたいと心から思っています」とつづっている。