深田恭子と福原遥がW主演を務める本作は、夢に向かって歩きはじめた18歳の妊婦と、もうすぐ40歳で恋は後回しなアートスペシャリストの年の差を超えたシスターフッド(=女性同士の絆)を描く作品。
※以下、ネタバレ含む。
7話では、無事出産し子育てに奮闘する仲川有栖(福原)の元を、子どもの父親で有栖を残しカナダに留学した元カレの麻生康介(八木勇征/FANTASTICS from EXILE TRIBE)が訪ねてくる。康介が有栖の元を去ったのは、自身の母から「有栖は子どもを産まない」と別れを告げられたと感じたのが理由だったが、有栖が出産したことを知り、帰国。康介は有栖に謝罪、父親として一緒に育てたいと申し出るも有栖は拒否、その後康介の両親まで有栖を訪ねてきて――という展開に。
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有栖の父・市郎(安田顕)の涙ながらの静かな怒りや、康介の土下座、支えてくれた大学の先輩・黒澤祐馬(鈴鹿央士)からの告白など、波乱の多かった第7話。その中で、康介が帰国するきっかけとなった、有栖の友人・西村世奈(出口夏希)の行動に怒りと疑問の声が集まった。
康介は有栖と世奈の高校の先輩という関係で、有栖が出産したことを康介に電話で伝えたのは世奈。その理由を有栖に聞かれた世奈は、康介だけ赤ちゃんのことを知らないのはフェアじゃないから、と話した。康介はカナダから何度も世奈に連絡し有栖の様子をきき、その度に世奈は「元気だよ、変わりないよ」と嘘をついてきた。世奈は康介に好意を持っており、好きな人に嘘をつき続けるのが辛かったと涙ながらに打ち明け、その場を去る――というシーンが描かれた。
これにSNSには、「好きな人に嘘つくのつらいと言いながら、親友めっちゃ傷付けてる」「流石に笑ったんだが、自分勝手すぎて無理」「ああいう友達よりも恋愛選ぶ人はろくな奴じゃないから縁を切ることをお勧めします」「全く関係のない友達に謎に説教されて勝手に独断で関係かき乱されて怒って帰るとかそっちの方がフェアじゃなくて笑ってる」「理解できん。好きな人に嘘つきたくないから、出産したことや住所まで教える?」「世奈の役は難しいよね。ドラマとしても描写が足りない気がするし。ほぼ理解してあげられない」「世奈の気持ちが理解できない 苦しみながら頑張っている友達の個人情報を流しておきながら被害者面して恥ずかしくないの?」と、怒りと疑問の声が噴出。
理解できるという声はほぼ見当たらず、作中で友人の根本留依(長澤樹)も世奈に共感を求められ「ごめん、わかんない…」と答えており、これに共感の声が集まっていた。
留依は他の思いを秘めていそうだが、今後描かれることはあるだろうか。有栖と康介の行方と合わせて注目される。