この報道受け斉藤は、自身の公式X(旧ツイッター)アカウントに謝罪文を投稿。2017年に結婚した、タレントの瀬戸サオリも自身のインスタグラムアカウントに投稿し、騒動を謝罪した上で「しっかり叱責し夫も反省しております。夫の遊びは覚悟の上で結婚しました」と、度量の大きさを見せていた。
夫の浮気癖を匂わせた瀬戸だが、結婚後の斉藤は愛妻家、家族思いの父親のイメージが強く、この報道にはSNSにもショックの声が相次いだ。イメージダウンは避けられないだろうが、斉藤のSNSには反省し今後に生かすよう励ましのコメントも寄せられており、好意的なファンも少なくないようだ。
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同じく愛妻家、世間から好印象を持たれていたが、不倫報道により今もイメージ回復が難しい芸人と言えば、お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建が筆頭だろう。
渡部の不倫報道から謝罪会見まで、世間を大きく騒がせていたことは記憶にも新しい。まず報道前から異例の事態で、2020年6月10日ニュースサイト「文春オンライン」により不倫が発覚するが、その前日に全ての出演番組の出演自粛を自ら申し入れた。所属事務所が“この内容は普通じゃない”と判断し全ての活動を報道前にキャンセルしたようだが、報道が出るまでの間は様々な憶測が飛び交っていた。
渡部は数々の芸能人と浮名を流してきたが、2017年4月に女優・佐々木希と結婚。同年8月『24時間テレビ』(日本テレビ系)で夫婦初共演するなど仲睦まじい姿を見せており、芸人と超絶美女との結婚は度々共演者にイジられ、本人も照れながらネタにすることが多かった。その渡部が、複数の女性と六本木ヒルズの多目的トイレなどで性行為に及んでいた、というショッキングなニュースには「なぜあんな美人の奥さんがいて」「女性を雑に扱っている」と、そのゲスすぎる内容に大きなバッシングが集まった。
更に、この騒動の記者会見を行ったのは約半年後の12月3日となったことにも批判が殺到。会見で渡部は「『週刊文春』でインタビューのオファーがあって、それにお答えすることで収束するのではないかと。要は記者会見をしなくて済むんじゃないかという思いがありました」と、会見が遅くなった理由を明かしている。
この会見では、特に女性芸能リポーターから“フルボッコ”にされた渡部だが、それでも同情を買うことはできず、芸能活動を再開できたのは2022年2月。コンビの冠番組『白黒アンジャッシュ』(チバテレビ)に出演したが、まだ世間の反応は冷たいものだった。その後もネット配信番組やYouTubeチャンネルへの出演はしているが、地上波で見かけることは現在でもほとんどない。しかし、企業向けの講演会・セミナーを中心に活躍しており、独自の会話術などをまとめた書籍『超一流の会話力』(きずな出版)を2022年11月に出版、有吉弘行が自身のラジオ番組で「普通にめっちゃ稼いでる」とバラしたこともあった。
斉藤の報道が出る直前、15日に奇しくも渡部は「再ブレイク!?」と、ニュースサイト「スポニチアネックス」に報じられている。同記事によると、お笑いタレント・東野幸治の公式YouTubeチャンネルにゲスト出演した渡部は、結婚披露宴のスピーチ、司会、サプライズゲスト、VTRなどのオファーが殺到していることを明かしたという。
3年という時間を要し、以前の形ではないが着実に本格復帰に近づいてきた渡部。斉藤も学ぶことが多いだろう。
記事内の引用について
瀬戸サオリの公式インスタグラムアカウントより
https://www.instagram.com/seto_saori/