同作は、夏の海を舞台に、今夏一番ドキドキ・ワクワクする恋模様を詰め込んだオリジナル脚本の男女8人の恋愛群像劇。通常なら交わるはずのない、住む世界の異なる男女が真夏の海で運命的に出会い、複雑に交錯した感情や本音をぶつけ合いながら成長していく、というストーリーだ。
※以下、ネタバレ含む。
>>お騒がせ俳優集結の新月9、比較される『SUMMER NUDE』より「しょぼい」の声も<<
4話では、台風の被害にあった夏海の父が経営するサップスクール&食堂の修理をしている蒼井夏海(森七菜)のもとに、水島健人(間宮祥太朗)らが集まり手伝いをすることに。そこには幼なじみで夏海を振ったばかりの牧野匠(神尾楓珠)の姿も。匠は、夏海を振った後も突然キスをしたり、台風の中「夏海が心配」といち早く駆け付けたり、視聴者から行動に疑問が集まる人物。今回は、夏海と健人が関わるたびにイラついたような顔を見せ、その度に視聴者をイラつかせたようだ。
ラストシーンでは、健人と匠が対峙。匠から「夏海のこと、ほんとに好きなのか。もし好きじゃないんなら、これ以上夏海に近づくな!」とすごまれた健人。すると間髪入れず「好きだよ。だから、君に渡したくない。…好きじゃないなら、君こそ近づくな」と返し、「俺は、夏海のこと好きだから」と、ハッキリした宣戦布告が描かれた。
この展開に、匠へ苛立ちを感じていた視聴者から「間宮それな! よく言った!!」「清々しいカウンター!! 一撃だぁ!!」「お前がふらふらしている間に夏海と健人はそこそこいい感じになってんだよ、バーーーカ!」「うおおおおお宣戦布告!バチバチなのいいね!」「たくみは妹分のなつみとられるのいやなだけな気がする。自分のテリトリーおかされるのが嫌なだけ」など、興奮気味のコメントがSNSに寄せられていた。
また、ラストシーンの二人のバトルシーンではBGMも話題に。「この2人対立する度タンゴみたいな音楽流れんのほんとおもろい」「匠のトンチンカン言動に追い打ちをかける絶対今じゃない劇伴(劇中で流れる音楽)が余計おもろいねんw」「なんだこのBGM」「この曲あからさまで笑う」「間宮祥太朗×神尾楓珠のシーンで『青春アミーゴ』みたいな音楽流れるのおもろい」「劇伴トレンディに変わったw」「なに情熱的なBGMw」と、ツッコミが殺到していた。
低視聴率がフィーチャーされがちな同作だが、友達に嫌味発言ばかりする人物や、お人よし過ぎて夏海に迷惑をかける父親など、個性的なキャラクターが多数登場。視聴者は、ツッコミどころを見つけながら楽しんでいるようだ。