内藤は1994年放送のドラマ『家なき子』(日本テレビ系)で、安達祐実演じる主人公・相沢すずの父親である悟志役を務めた。すずと敵対する悪役でありながら、このドラマで俳優としての知名度を上げたと言えるだろう。
内藤は「あれでCM全部ダメになったと思っていたの。違うの。あれで増えたんだよ。『家なき子』のあと1年で7社くらいやっていたんだよ。逆にああいうことが俳優の場合はOKなんですね」と話していた。悪役であっても『家なき子』で知名度が上がり、露出が増えたことでCMオファーが殺到したという。内藤は「今の言葉で言うと“バズる”大儲けですよ。それで」とかなりのお金を得たようだ。これにはナイツの塙宣之から「いまだに大儲けしてるじゃないですか」とツッコミを入れられていた。
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また、現在の内藤は刑事役を演じることが多い。そのため、一日警察署長の仕事を頼まれることも多く、そちらも収入源になっているようだ。『警視庁・捜査一課長』(テレビ朝日系)の決め台詞「必ずホシを挙げる!」を実際の警察官の前で求められ、披露する機会もあるという。
内藤は「警察官の方はあのドラマすごい好きで。あんまうまくいかないわけ。1時間2時間で(事件は)解決しない」とし、そのネタを挨拶のテッパンの“つかみ”として取り入れているとも裏話を明かしていた。
これには、ネット上で「ソニーのビデオカメラのCMが印象に残っています。ビデオカメラ片手に歌いながら踊る内藤さんの姿はインパクト大でした」「内藤さん昔みたいに、悪役や重要なサブキャラとかもしてほしい」といった声が聞かれた。