エジプトのアブ・シャラビ村で、29歳の女が5歳の息子を殺害し、息子の頭部を食べた。動機について、永遠に一緒にいてほしかったからなどと供述している。海外ニュースサイト『Mirror』と『Daily Mail Online』などが5月2日までに報じた。
報道によると、女は息子の頭を少なくとも4回殴って殺害し、その後バスルームで息子の遺体を解体したという。女は頭部と他の身体の一部を、ストーブで熱した湯の中に入れゆでて、頭部の一部を食べた。なお女は夫と約4年前に離婚しており、息子と2人で暮らしていた。殺害前に女が息子に対して怒りを感じていたといった情報はなく、息子は何が起こるのか知らなかったと伝えられている。
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その後、息子のおじがたまたま女の家を訪れたが、おじはそこでバケツに入った息子の遺体の一部を発見。警察に通報し、女は逮捕された。調べに対し女は、殺害を認めつつ動機について「息子に永遠に一緒にいてほしかったから」と供述した。さらに女は「精神疾患を患っている」「息子を殺すつもりはなかった」などと主張した。
一方、元夫は地元メディアの取材に対し、女は精神疾患を患っていないと発言。そして「離婚後、私は定期的に息子と会っていて息子に服や物を与えていた」と語った。しかし最近は無事を確認するために女の家族とはコミュニケーションを図ろうとしていたものの「最近、彼女(女)は私から息子を遠ざけ、私に対する憎しみの心を息子に植え付けていた。私が息子と会わないように仕向けていた」と語った。
一方、女は元夫の主張を受け「彼(元夫)は何度も家にやってきて息子を連れて行こうとしていた。私は自分と息子を彼から解放させたかった」と語ったという。
警察は女について、精神疾患を患っていない可能性があると声明を発表しているが、女は今後、精神鑑定を受けるようだ。
このニュースが世界に広がると、海外のネットユーザーからは「このニュースは信じられないほど私の気分を悪くした」「衝撃的なニュース」「殺害するのもおかしいけど頭を食べるなんてあり得ない」「女は頭がおかしい。狂っている」「元夫が不憫」といった声が上がっていた。
女は精神鑑定を受けるとのことだが、どんな結果であろうと女のしたことは許されない。罪のない息子が犠牲になったことは重く受け止められるべきである。
記事内の引用について
「Mum accused of hacking son, 5, to death with machete before eating his head」(Mirror)より
https://www.mirror.co.uk/news/world-news/mum-accused-hacking-son-5-29867869
「Mother 'hacks her five-year-old son to death with a machete before boiling and eating part of his head': Shocked uncle finds body parts in buckets」(Daily Mail Online)より
https://www.dailymail.co.uk/news/article-12036709/Mother-hacks-five-year-old-son-death-machete-boiling-eating-head.html