事の発端となったのは、「宝探しちゃんねる」が7日に投稿していた「秩父の熊倉城を金属探知機で宝探し!」という動画。埼玉県秩父市にある熊倉城に通ずる道を掘り起こして価値のあるものを探そうという企画で、「一発BIGトレジャーを狙います!」と古銭探しを行うと宣言していた。
その後、15日になり、埼玉県文化資源課公式ツイッターアカウントが「『宝探し』などの名目で、文化財として周知されている土地と思しき場所を掘削する動画が見受けられます」とし、「文化財保護法や文化財保護条例によって指定等された土地を、法令で定められた手続きを経ずに掘削等を行うと、法令に違反する恐れがあります」と注意喚起していた。
>>YouTuber、新宿御苑から昆虫を持ち帰り“殺し合い”させ炎上「モラルなさすぎる」謝罪も批判止まず<<
これを受け、「宝探しチャンネル」は19日に「熊倉城の件と今後活動について」という動画を公開し、ツイートを受け「僕たちも(事前に)エリアを確認しまして、その部分(城跡は)ダメやけど登山道だったら大丈夫だという認識だった」と明かした。
一方、行政側に連絡を取ったところ、「どこまでがグレー、アウトで、どこまでがセーフかと判断する場所があるわけではない」という回答を得たとのこと。一方、「掘る」という行為はやめてほしいと言われたそう。
「宝探しちゃんねる」は「こちらとしては、法律を破りたいとか迷惑を掛けたいとかいう感情は一切なくて、一応、できる限り法律を守った上で活動してるつもりでした」と説明。今後、「掘る」という行為をやめると明かし、騒動になったことを謝罪していた。
この動画のコメント欄には「これからの活動も応援します!」「次回からは許可確認してから頑張ってください」「許可を取りつつ、このロマンを追いかけ続けて下さい」というエールが集まることに。
一方、コメント欄には「許可ちゃん取ってるならまだしも取ってないとは…」「今まで許可すら取って無かったんだね」「できる限りじゃなくてちゃんと守って」という指摘も集まっていた。
記事内の引用について
宝探しちゃんねるATENALES公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/@TAKARA-SAGASI