この日の『イッテQ』は3時間スペシャルで、番組中盤にはいとうあさこ、おかずクラブ、ガンバレル―ヤ、森三中、椿鬼奴ら『イッテQ』に頻繁に登場する女芸人計11名が長野県に集結。彼女らは「一芸合宿」と称し、「スティールパン」と呼ばれるドラム缶を使った打楽器を全員で練習する事になった。
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物議を醸したのは、おかずクラブのゆいP、森三中の大島美幸、村上知子ら一部メンバーが立ち寄った草津温泉での一幕であった。
彼女らは草津温泉で名物の「湯もみ(熱い温泉に大きな板を入れて冷ます事)にチャレンジする事になった。施設の従業員から丁寧に教えて貰った後は、この日のメンバーの年長者・いとうの膝の痛みを治すため、「湯治」を行う事になり、その場にいる全員でお湯の温度を下げる事になった。
だが、芸人の性なのか、彼女らは真面目に湯を冷ます事をせず、大きな板を使い、いとうの顔面に熱々の源泉をぶっかけるなど、やりたい放題であった。最終的にいとうは湯がよほど熱かったのか、一言も喋らずに温泉から上がり、手を床に付けた奇妙なポーズ(出演者から「ターミネーターのポーズみたい」とヤジられていた)をしたまま硬直してしまっていた。
この模様はスタジオにいる内村光良らは大笑いだったようだが、ネットでは「かわいそう」「マジで熱そう」「火傷しそう」「これはさすがにひどすぎる」という同情の声も多く投稿された。
現に、草津温泉の源泉はとても熱く、いとうが手を入れて確認したところ、「50度か49度ある」と語っていたほどであり、いとうに湯をかけた後は辺り一面に湯気が立ち込めるなど、かなりの温度があった事が窺えた。
一歩間違えれば火傷を負っていた可能性もあっただけに、危険度の高いロケだったに違いない。