高校時代に付き合っていた二人が8年ぶりに再会。実は高校当時から徐々に耳が聞こえにくくなる指定難病を患っていたことを知り、もう一度心を通わせていくというストーリーが描かれる本作。
第1話は、高校時代に交際していた佐倉想(目黒蓮)から、卒業後に一方的に別れを告げられた過去を持つ青羽紬(川口春奈)は、卒業から8年、想とも友人で中学からの幼馴染である戸川湊斗(鈴鹿央士)と交際中。しかし、そんなある日、駅で想の姿を偶然見かけ――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第1話では、終盤のあるシーンに、ネット上から賛否両論が集まっているという。
問題となっているのは、耳が聞こえなくなっている想と、それを知らない紬が偶然再会するシーン。とっさに逃げる想を追いかけながら紬は想の名前を呼んだり、「ちょっと話そうよ」と話しかけるも、想は反応せず。ようやく追いついたところで想は振り返り、葛藤しながらも「声で話しかけないで」と手話で伝える。
紬は「え?」と戸惑うも、その後も想は手話を続け、自身の耳が聞こえないことを告白。耳が聞こえなくなると分かり、好きだったこそ離れたかったことなどを泣きながら手話で捲し立てた。紬が筆談を提案しようとするも、想は「何言ってるか分からないだろ。俺たちもう話せないんだよ」と手話で告げ、その場を去るという展開が描かれた。
この展開にネット上からは「想、自分勝手過ぎない?」「めちゃくちゃ性格悪いやつにしか見えない」「自分が聞こえないこと知らない元カノに手話でブチギレなくても…」「ブチギレてるのに引いた」「ただただ嫌なやつ」といった、想への困惑の声が集まっている。
「好きだったこそ離れた元カノと再会し、8年間の想いと、無遠慮に話しかけてくる紬への気持ちが爆発してしまった想が描かれたこのシーン。しかし、そもそも紬は想が耳が聞こえないことを知らないため、困惑の声が殺到していました。一方、ネットからは『口で捲し立ててきた紬に対比する想の捲し立てる手話は秀逸なシーンだと思う』『伝えるためじゃなくて拒絶のための手話っていう分かりやすい表現』『想の想いが伝わってきてよかった』という称賛も集まっていました」(ドラマライター)
印象深いシーンなだけに、視聴者の反応も二分してしまったのかもしれない。