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今後が気になる〝電通発言〟が無傷では済まなかったテレ朝・玉川氏

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 テレビ朝日は4日に行われた篠塚浩社長の定例会見にて、朝の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」でコメンテーターを務める同社の玉川徹氏に、同日付で謹慎処分(出勤停止10日間)を下したことを発表したことを、各メディアが報じた。

 玉川氏は9月28日の同番組に出演した際、菅義偉前首相が同27日の安倍晋三元首相の国葬で読んだ弔辞について、「電通が入ってますからね」などと発言。翌日の番組で「事実ではありませんでした」と謝罪していた。

 ​>>玉川徹氏に「適当な事しゃべるな!」批判殺到 大谷翔平選手に無責任発案、野球ファンが不快感<<​​​

 「以前は電通の名前を出したり、イジったりするのはテレビ界ではタブー中のタブーだった。ところが、インターネット広告の普及で電通の力が落ち始め、トドメは東京五輪をめぐる汚職事件で電通の元役員が逮捕された事件で世間の評判が地に落ちてしまった。そんな状況に付け込んで飛び出したのが、玉川氏の根拠のない発言だった」(放送担当記者)

 篠塚社長は会見で、「事実に基づかない発言を行い、番組および会社の信用を傷つけ損害を与えたことによる処分。誠に遺憾と思う。再発防止に向けて徹底する。あらためてお詫び申し上げます」と謝罪。電通に対しても「謝罪をいたしました」と明かした。同社長は、玉川氏については謹慎期間を終えた後は番組に復帰する予定だとした。

 「同番組は同時間帯で他局を引き離しトップの座を守り続けているが、その一因となっているのが玉川氏の奔放な発言。しかし、処分を受けたことによって慎重に言葉を選んで発言するようになってしまっては〝毒〟がなくなり、視聴者の〝支持率〟も下がり、それが視聴率をダウンさせる結果になるのでは」(芸能記者)

 とはいえ、日がたつにつれて批判の声が増えることになってしまっただけに、テレ朝も〝電通発言〟をこのまま無傷で済ませておくことはできなかったようだ。

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