明日27日、東京・北の丸公園の日本武道館で営まれる安倍元総理の国葬。岸田文雄総理の判断で実施を閣議決定してから約2か月が経過した。ここまで時間が掛かった理由としては番組によれば、まず会場探しに難航したためだったという。
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さらに同番組では、国葬に対する各社の世論調査を発表。すると、7月から8月にかけての調査と9月の調査では、各社ともに「反対」が上回ってしまっていることが判明。日本経済新聞では反対47%から60%と跳ね上がっている。
この背景について、政治ジャーナリストの田崎史郎氏は「旧統一教会の問題がどんどん脚光、スポットライトを浴びるようになって、それで『国葬いかがなものか』と。『安倍さんを国葬にするのはどうなの?』という声が膨らんできてしまった。時間の経過に耐えられなかったんだろうなと思います」と分析した。
そこで意見を求められたのが、山口氏。「安倍さんというのは間違いなく最長の政権で、功罪はありながら、色んなことをなさった方」と評価。
続けて、「その議論があまりされずに旧統一教会の問題だけが取り沙汰されて、3代前からずっと安倍さんの負の側面だけをクローズアップした中で(国葬を)送られるというのは、なんかちょっといたたまれないところもありますけどね」と元総理を擁護する形でコメントした。
これに、この日出演していた国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔氏は「色んなことをきちんと示さないまま進めようとしたからこそ、反対が高まったんだと思いますよね」と指摘。「そもそも、どうしても国葬でなければいけなかったのかというのは、一回冷静に考えておくべきだと思う」と主張していた。
ネットでは、山口氏に対する私見について「功は言うほどない」「国民にとって負しかない」「安倍って長いだけで何もやってない」「その罪が大問題」と疑問を唱える声もある一方、「国葬と統一教会問題って何の関係もないのにな マスゴミの責任は大きいよ」「国葬前日なんだからちゃんと安倍が日本を良くしたことでパネル作って2時間ぶち抜きでなって欲しい」と同氏の意見側に付く者もいた。