2022年1月下旬、テレビ朝日は平日月~水の夜11時15分から夜0時45分に「スーパーバラバラ大作戦」と称するバラエティゾーンを設置する事を発表した。
これは、今まで「ネオバラエティ」として設定されてきた夜11時15分からの1時間枠と0時15分からの30分枠「ネオバラエティ2」が合体し、30分番組を3連続で放送するという編成となる。
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この「スーパーバラバラ大作戦」で最も変化が著しいのが、月曜に放送されているオードリー若林正恭司会の『激レアさんを連れてきた。』と火曜日のロンドンブーツ1号2号司会の『ロンドンハーツ』である。この2番組はこれまで60分枠だったものが半分の30分枠に短縮されることが決定。番組ファンに衝撃を与えた。
特に『ロンドンハーツ』は1999年の放送開始以来、放送時間や曜日は変わろうとも20年以上に渡り60分枠として放送されてきた。それだけに、ネットでは「え!ロンハーが30分に!?」「これは残念」「30分で内容まとまるの?」といった声が相次でいる。
だが、その一方「30分枠は妥当ではないか」という覚めた声も存在するという。
『ロンハー』は、かつては10代~20代の若い世代を中心に大きな人気を集めたが、近年は人気企画である「格付けしあうシリーズ」や「ドッキリシリーズ」「芸能人アンケート」などが固定化されつつあり、「マンネリ気味では?」「最近、同じような企画しかやってない」「正直ワンパターン」といった声もある。
「マンネリ」や「ネタ切れ」を指摘する声は、同じく30分枠になる『激レアさん』も同様である。放送開始当初は、これまでメディアにあまり露出していない珍しい体験を持つ一般人を紹介する番組だったが、しばらくして芸能人の激レアさんが登場し始め、最近では大きなインパクトを残せる激レアさんも少なくなったのか、1時間枠の中で3人の激レアさんを紹介するケースも増えており、「ネタ切れ終了は時間の問題では?」といった声も囁かれている。
『激レアさん』『ロンハー』ともに既に全盛期のパワーは残っていない。このタイミングでの「30分番組化」は果たして吉と出るか凶と出るか……。