この日は、コロナの陽性判定により欠席したオードリー若林正恭に代わり、板倉が“代役”として登場。この日のゲストである宮下草薙、また青森のアイドルグループ・りんご娘の王林とトークした。
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板倉は昨年12月に同番組に出た際、ザ・マミィの林田洋平に「いろんな夢を持って入ってきたと思うけど、芸能界にお前が求めてる物は一つもない」「大金って才能とか努力には払われない。知名度に払われるもの」など鋭い金言を授け、若林を大いに感心させた。またネットでも、その分析力が話題を呼んでいた。
そこで今回の代打起用となったのだが、板倉はやる気が空回りしたのか、故郷・青森への愛が強い王林に対し、会って数分もしないうちに「彼女は壊れるね」と指摘。春日俊彰を「早くないっすか診断が。もうちょっと検査しません?」と慌てさせた。だが、板倉は「『青森を愛してる』を言わないとヤバイっていう強迫観念にとらわれてる。青森を神みたいにして崇拝してないと自分じゃなくなる。殺されてしまう」と暴走気味。
また板倉は、宮下草薙の宮下兼史鷹にも「彼、壊れるね」とブッコミ。宮下は先輩の芸人たちが寿命を全うしない限り、自分たちの出番がないとすでに達観していると話していたのだが、板倉は強引に宮下が絶望していることにしたいようで、「壊れる、壊れる、壊れる」と連発。さらに「不安な奴ほどよく喋る」と、とにかくネガティブなトークに誘導させようとする板倉に、王林や宮下草薙が思わず苦笑いする場面も。
ネットでは、そんな板倉に「なんでも否定すんなよ」「壊したくてしょうがない板倉」「どうにかして壊れる方向を探してる」など反発が。さらには「なんかズレてる」「インパルス板倉、腐れ芸人で行こうとして外してる」とまで言われてしまった。
これまでは、若林がアシストすることでバランスが取れていたのだが、春日一人では背負いきれず、板倉だけ浮いてしまうことに。ディープな本音トークにもならず上滑りした今回に、「若林のいない地獄回」「ゲストがただただ可哀想な回だった」と番組のファンもガッカリだったようだ。