番組では、東京五輪の開閉会式でショーディレクターを務める小林賢太郎氏の解任について取り上げた。そこで濱家は「この件でボクが思ったのは、ボク自身もそうなんですけど、所詮芸人やなっていうのを改めて思わなアカンなって思いました。芸人をやりたくて(この世界に)入ってきて、芸人以外の仕事をもらい出した中で、自分の本質を見極めないと、勘違いしてしまう部分や見えなくなってしまうところもあるだろうなって」と述べた。
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こうしてニュースについては言葉を選びながら真面目に語る中、MCの東野幸治や、ゲストのロンドンブーツ1号2号・田村淳からは、“松本イジり”をされる一幕も。東野が「芸能界で松本さんの代役を考えたら濱家さんかなと」と話すと、淳も「でも、(代役は)納得できる」と返す。濱家は、先輩から何度もイジられるたびに的確にツッコミを入れて、笑いを誘った。
「淳や東野のフォローもありましたが、濱家は“芸人がワイドショーに出演する理由・意味”を理解した動きをしていましたね。真面目なニュースには、本音を述べて、笑いの部分はエンターテインメントに昇華する。これは視聴者にも伝わっているようで、Twitterでは『皆にイジられながらもコメントに濱家さんらしさが出ててよかった』『濱家さん上手い』と称賛の声が多くありました」(芸能ライター)
濱家は、今春から『ZIP!』(日本テレビ系)曜日パーソナリティーとして出演中。世の中の事件や騒動についてコメントしたり、ロケをすることもある。その中でも「ブレることなく芸人としての目線を持って取り組んでいる」と評判が高い。毎週のように「#ZIP濱家」がTwitterのトレンド入りをするほど人気もあるのだ。
「現在、37歳で妻子持ち。イケメン、爽やかさ、場を仕切る能力など、朝の番組にも適応できる濱家だからこそ、評判が良いのだと思います。『ZIP!』視聴者からも『真面目なコメントもできちゃう』、『濱家のコメント聞いててなかなかの安心感 頭の回転早い人だね』などの声もあるほどです」(同上)
『ZIP!』に参加して約4か月。そして『ワイドナショー』にも定期的にゲスト出演……。これから、経験と認知度をさらに上げていけば、言葉に重みや説得力も出てくることだろう。今後のさらなる活躍に期待したい。