1998年11月、2人はわずか交際3カ月で電撃婚を発表した。双方ともに、人気絶頂のお笑い芸人と女優だったこともあり、大々的に報道された。
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石橋は、1988年に元モデルの女性と結婚し、89年7月には女優の石橋穂乃香が誕生。しかしながら、98年10月に離婚した。一方の鈴木は、1994年にF1モナコGPのTV中継にゲスト出演した際、F1解説者の川井一仁氏と知り合い、交際に発展。同年、結婚に至ったものの、夫婦のすれ違いを理由に97年に離婚している。
「結婚当時、石橋が37歳で鈴木は32歳。石橋は売れっ子のあまり多忙を極めていた。レギュラー冠番組やドラマ、映画、アーティスト活動などマルチな才能を開花。一方の鈴木も、主演クラスの人気女優として活躍し、ドラマや映画、CMなどに引っ張りだこ状態でした。2人の電撃発表に世間は驚がくしましたが、連日にわたって報道されたのは“ビッグカップル”の誕生以外に理由があったからです」(芸能ライター)
石橋と鈴木の出会いは、同年放送の『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)での共演だという。その年、偶然にもレストランで2人は再会を果たし、交際に発展したが、このとき2人はそれぞれに家庭があったといわれた。
「鈴木は川井氏との離婚の詳細を発表していません。2021年1月に配信された『週刊女性プライム』では、すでに川井氏との離婚が成立していた1997年10月、鈴木はF1世界選手権『日本グランプリ』の開催日に川井氏の留守を狙って、鈴木の借りた新居に荷物を移動させたと報じられました。円満な離婚でなかったことがうかがわれます。それから1年後に前妻と突如離婚した石橋とのスピード再婚に“不倫略奪”などとバッシングが起きたのです」(前出・同)
川井氏への裏切りが離婚理由と噂されていた鈴木だが、今回の石橋との離婚の原因は前回と異なるようだ。
鈴木は1999年5月に長女、00年に次女、02年に三女を出産し、子育てが一段落した11年から石橋が代表を務める事務所に籍を置き、本格的に女優復帰。順風満帆な結婚生活を送っているかと思いきや、20年9月に鈴木が都内の一等地に3億円ほどの高級マンションを現金で一括購入したことが『女性セブン』(小学館)に報じられ、石橋との別居、もしくは離婚に向けて準備を進めていると伝えられた。その理由はどうやら、石橋の過度な束縛によるものだという。
「発端は、2018年に鈴木が出演したドラマ『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)のよう。鈴木と俳優・織田裕二は1991年の大ヒットドラマ『東京ラブストーリー』(同)で恋人役として共演しており、これに石橋が嫉妬したのだとか。石橋は、鈴木に共演者との会話はあいさつのみ、打ち上げなどのお付き合いはテッペン超えを禁止していたといいます。近年、仕事が増えつつある鈴木にとってははた迷惑な制限に限界を感じたのでしょう。それに比べ、活動の場をYouTubeに移行した石橋は、以前よりも自宅にいることが増えたといいます。鈴木は2020年2月発売の『婦人公論』(中央公論新社)の対談で、自宅に自室がないことを明かしていましたが、石橋の過度な監視にうんざりしていたのかもしれません」(芸能関係者)
現状、鈴木にも石橋にも不倫の噂は立っておらず、夫の束縛に嫌気がさした鈴木が、三行半を突きつけたようだ。離婚理由はそれぞれ違ったが、2人の夫を“見捨てた”という共通点もあるかもしれない。石橋の制約から解放された鈴木に再ブレイクの波は来るのだろうか。