問題となっているのは、東京オリンピックについて取り上げている際の一幕。13日には選手村が開村したものの、セレモニーなどの式典もない、コロナ禍での異例なオリンピックとなる。
そんな中、谷原は東京オリンピックについて、「この4年、今回5年ですけど、それに向けてずっと準備してきたアスリートがやっと日の目を見ることができるんですよね」と感慨深そうにコメント。また、お笑いコンビ・3時のヒロインの福田麻貴もこれに賛同しつつ、「『中止してほしい』っていう言葉とかは選手の方に聞かせたくないなっていうか」と開催中止と求める声が選手の元に届いてほしくないと明かした。
>>谷原章介「車を盗まれるつらさは女性には伝わらない」発言で批判 永島アナが慌ててフォロー<<
福田は、日本トレンドリサーチ調べの、東京オリンピックについて「開催してほしい」が40.4%、「中止してほしい」が59.6%というアンケート結果について言及。「コロナのこともあって、こういうアンケートの答えになってることは分かるんですけど、もう開催決まってる以上は全力で応援してあげないと、(選手が)力を発揮できないと思うんですよ」としつつ、「やっぱり結局開催されたら『中止してほしい』って言ってた人たちも、選手たちから力もらったり勇気もらったり元気出たりすると思うんで、せっかく開催するなら盛り上げていきたいなと思います」と話していた。
これに対し、谷原は「本当ですね」とうなずき、「観客として、いわゆる競技場で僕ら応援することはできないですけど、せめてそういう“雑音”は耳に入れたくないですし」と発言。「メディアを通して選手たちの後押しをしていきたいなと思います」とコメントしていた。
しかし、東京オリンピック中止を求める声を“雑音”と表現したことに対し、ネット上からは「さすがにひどい」「安全を求める声を『雑音』はないんじゃない?」「人の意見を雑音呼ばわりはおかしい」という批判の声が集まっている。
発信力のある立場の谷原が、自身と反対の意見に対して“雑音”とネガティブな表現をしたことに対し、多くの抗議が集まってしまっていた。