志らくは、オリンピックについては「IOCがオリンピックやりたかったら、東京都のワクチンは全て(IOCが)保証しますとなれば別ですが、医療が崩壊しつつある中で開催というのはどうにも納得できない部分がある」と慎重な立場に付いたコメント。開催に絶対反対ではないが、対策が足りないのではと考えているようだ。そうしたスタンスから、政局を知る田崎氏に直球の質問が向けられて行った。
志らくは「こういうこと操作できるんですか。オリンピックをやるために、感染者数を減らそうとして、検査数を減らすなどは?」と田崎氏に質問を向けるも、「それはやったりしない。そういうことはやらない」ときっぱりと否定。
さらに、一部報道で出ている小池百合子東京都知事が、7月に行われる東京都議会選挙の公約として、「オリンピック中止」を掲げるのではという予測についても取り上げられた。志らくは「それはまだ(可能性は)残ってますかね」と問うと、田崎氏は「僕はその可能性は極めて低いだろうと見ています。小池さんは決断してくれるんじゃないかと言われている方は、小池さんを知らない人が言っている」「小池さんを知っている自民党の政治家に話を聞くと『ないだろう』と」とコメントしていた。
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このほか、菅義偉首相に対する「菅おろし」が生じる可能性ついても、志らくは「菅さんは秋でお終いなんですか?」と食い込んだ。こちらに関しては、田崎氏は「総選挙の結果次第」として、選挙の時期は「9月解散10月選挙」と予測。2009年の麻生太郎政権の末期に「麻生おろし」の動きが生じ、8月末の総選挙で大惨敗。この時、「自民党が分裂しているように取られてしまった」と過去の失敗例を田崎氏は出し、自民党は同じ過ちを繰り返さないのではと予想していた。
一連のやりとりに、ネット上では「今回は志らくはけっこう食いついていた印象がある」といった声や、「やっぱり田崎さんは政府をフォローするように立ち回っているように思う」といったさまざまな声が聞かれた。