これまで、宗教勧誘のために訪れた宗教信者を面白おかしく撃退してきた「社会人ですけど何か?」。今回の騒動の発端となったのは、今月3日に投稿された「【釣りではありません。】メンバーが本当に宗教にハマったかもしれません…」という動画で、メンバーの1人・もっちゃんが音信不通になってしまったことをほかのメンバーが告白したこと。
もっちゃんは動画のネタづくりのため、宗教へ「潜入捜査」していたというが、ほかのメンバーによると、「何を間違えたのかもっちゃんは本当にそっちの方に行っちゃった」と本当に入信してしまったとのこと。2人は動画を通じ、もっちゃんに「戻ってきてほしい」と呼びかけていた。
その後、「社会人ですけど何か?」はもっちゃんが実際に宗教勧誘をしている様子を収めた動画などを複数アップ。ファンからは「本当に入信しちゃったの?」「洗脳されてるのかな」といった心配の声が相次いでいたが、一方、ネットからは「ドッキリっぽい…」「あれだけ馬鹿にしてたのに入信するなんてある?」という疑問の声を集めていた。
>>人気ユーチューバーの電話番号流出で着信鳴り止まず 「ドッキリの域超えてる」批判の中、本人は寛大な対応<<
そんな中、20日になって公開されたのが「皆様に真実を話します」という動画。もっちゃん1人が出演し、今回の騒動について、宗教団体に潜入したものの、正体がバレて「ネタにするのではないか」と尋問され、怖くなって本気で入信する振りをしたとのこと。また、監視や盗聴を恐れて連絡が取れなくなったと説明した。
さらに22日になり、3人揃って改めて謝罪動画をアップ。全員が謝罪しつつ、今後もまた撃退系の動画撮影を続けていくと明かしていた。
しかし、一連の動画に対し、その信ぴょう性を疑う声が集まっているほか、「そもそもどの宗教を信じるかは自由なんだから、わざわざ潜入してまでネタにするのはどうかと思う」「憲法で保障されてる信教の自由を否定するのは超えちゃいけないライン超えてる」「宗教差別に繋がりかねない」といった批判の声が集まっている。
これまでの動画でも、宗教勧誘の女性をわざわざ家に呼び出した上で撃退するという企画が多かった「社会人ですけど何か?」。ここに来てそのモラルを問う声が多く聞かれている。
記事内の引用について
社会人ですけど何か?公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UC1YI9PkfUYmY7FYbfuxcFKg