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『親バカ青春白書』、ミスコンシーンが無茶苦茶で「奇をてらいすぎ」? 今週もドラマファンから厳しい指摘

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永野芽郁

 日曜ドラマ『親バカ青春白書』(日本テレビ系)の第3話が16日に放送され、平均視聴率が8.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが各社で報じられている。第2話の8.5%からは0.4ポイントのダウンとなった。

 第3話は、学園祭で開催されるミスコンにお金の匂いを嗅ぎつけた美咲(小野花梨)が、グランプリの賞金目当てでさくら(永野芽郁)と寛子(今田美桜)を勝手にエントリーするというストーリー。それを知ったガタロー(ムロツヨシ)は娘が好奇の目にさらされることが受け入れられず大反対し――というストーリーが描かれた。

 ​>>『親バカ青春白書』、今田美桜がムロツヨシに「チューしよっか」視聴者ドン引き、拒否感も?<<​​​

 脚本統括・演出を福田雄一氏が務めているということもあり、“福田組”ファンからは人気が高い本作だが、一部ドラマファンからは「内輪ウケ」「ワンパターンで寒すぎる」といった厳しい声も上がっている。

 「終盤ではミスコン本番が描かれ、ファイナリストとなったさくらも出場しましたが、グランプリとして選ばれたのは別の女性。これにガタローが激怒し、ステージ上に乱入し、『うちの娘が一番に決まってるでしょうが!』『うちのさくらは世界一可愛いの!』と主張するというシーンがありました。結局、辟易したMCがさくらに特別賞を贈呈し、ガタローはグランプリではないことに文句を言いながらも一応は納得して引き下がっていましたが、この展開に視聴者からは『ある意味毒親』『こんな公開処刑みたいなことされたら学校行けなくなる』『どこまでも身内だけで回ってる世界』といった困惑の声が殺到。コメディとは言え、『奇をてらいすぎ』『ここまでくるとリアリティなさすぎて、もはやファンタジー』という声が寄せられていました」(ドラマライター)

 また、91年のドラマ『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)のパロディシーンも物議を醸したという。
 「ミスコン中、ガタローは優勝したさくらが女優となるという妄想を繰り広げるシーンがありましたが、その中でさくらは『カ~ンチ! セックスしよ!』という『東京ラブストーリー』の名セリフを発し、プロデューサーと親密な関係に。しかし、唐突かつ脈絡のないシーンだったということもあり、視聴者からは『永野芽郁がひたすら可哀想』『家族で観てたのに気まずい…』『唐突すぎて意味不明』といった声が噴出していました。さらに、若手俳優が多く出ていることから『東京ラブストーリー』を知らない視聴者も少なくなく、『今の何?』『ただのセクハラ』といった声も聞かれています」(同)

 徹底して身内ウケを優先している福田雄一作品。今週もドラマファンをドン引きさせてしまったようだ。

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