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夏ドラマ、どれがいつ放送スタート? 横浜流星主演作はどうなる? 放送開始が絶望的な作品も

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横浜流星

 新型コロナウイルス感染拡大などの影響で、春ドラマに引き続き、夏ドラマにも混乱が見られる。
 本来、春ドラマは4月~6月まで放送。夏ドラマは7月~9月まで放送というスケジュールとなっているが、感染拡大防止の観点からドラマの撮影がストップし、春のゴールデン帯ドラマで、ほぼスケジュール通り放送できたのは、『美食探偵明智五郎』(日本テレビ系)のみ。多くの春ドラマは、6月~7月にかけて放送開始となっており、その影響で、本来ならば夏に放送される予定だったドラマも、スケジュール変更が余儀なくされている。

 >>撮影の密度に局から注意も?『半沢直樹』、前作超えが厳しくなってきた理由<<

 そんな中、放送が危ぶまれているドラマもある。
 「もはや放送が絶望的と言われているのが、9月スタート予定だった火曜ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)。松岡茉優主演のラブコメですが、メインキャストとして出演予定だった俳優の三浦春馬さんが18日に急逝したことで、現在は撮影休止となっています。現時点ではお蔵入りか、代役を立てるかは調整中と報じられていますが、出演者のメンタルケアを考えても、代役でラブコメを撮影し直すのは現実的に厳しく、お蔵入りが適切な対応ではと言われています。

 また、水曜ドラマ『私たちはどうかしている』(日本テレビ系)についても、8月12日放送開始予定でしたが、今月21日に主演の横浜流星が新型コロナウイルスに感染していることが判明。ダブル主演の浜辺美波やメインキャストの観月ありさは、現在PCR検査の結果待ちとのことですが、ほかのキャストやスタッフに感染が広がっている可能性は否定できず、横浜の回復を待ってからとなると、撮影開始の遅れは避けられないかもしれません」(ドラマライター)

 このため、予定通り放送されそうなプライム帯ドラマは、さほど多くはないという。
 「実は、現時点で初回放送日が確定している作品はわずか。8月2日スタートの『親バカ青春白書』(日本テレビ系)、8月5日スタートの『刑事7人』(テレビ朝日系)、8月6日スタートの『未解決の女警視庁文書捜査官』(テレビ朝日系)。また、放送日は確定していないものの、『DIVER-特殊潜入班-』(フジテレビ系)は全5話で9月スタート、『キワドい2人-K2- 池袋署刑事課神崎・黒木』(TBS系)も9月のスタートが予告されています。とは言え、スタート時期のズレで、通常ならば全10話前後になるはずが、8話前後で終わってしまう作品も多く、仕方のないこととは言え、ドラマファンにとっては苦い夏になってしまいそうです」(同)

 いまだ感染は広がり続けているが、これ以上ドラマに影響がないことを願う。

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